更新日令和3(2021)年2月26日

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「ママだいすきとママきらい。」(3歳5ヶ月、2016年7月)

どちらかと言うと甘えん坊の息子。1日に何度も「ママだいすき!」と言ってくれます。その素直でストレートな姿に毎日癒されているのですが、最近は少しひねくれた姿も見せるようになりました。


ママとのお出かけもだーいすき!

ある時、私が怒ったら、遠くの方から「ママきらい!」と聞こえたのです。それはとても衝撃的で、私も少し感情的になってしまい「もう知らない!」と言い放ってしまいました。するとみるみるうちに表情が変わり・・・走り寄ってきて、「ママごめんね」と号泣。ママに反抗してみた、けど、嫌われたくない、そんな感情の表れだったのでしょうか。

それ以降、「ママきらい」とは言ったことがありません。たった一度きりでした。私に少し突き放されたことが、よっぽど嫌だったのでしょう。私も言い過ぎたかな?と思いましたが、「きらい」なんて言葉を簡単に言う子にはなってほしくなかったので、あれでよかったと思っています。

そして、ママに褒めてもらいたい、というような行動が増えました。なんでも自分でやってみせて「ママ、てっちゃんえらい?」と聞いてきたり、お手伝いをしたあと、「じょうずって言ってよ」と言ってきたり。褒めてもらうことで愛情を再確認する意味もあるのかもしれません。また、話をちゃんと聞いてないと、「ママ、きいているの?」と怒られます。子どもには、真剣に向き合わないといけません。

眠くて、幼稚園になかなか行こうとしなかった朝には「せんせいが今日はおやすみって言ってたよ。」とバレバレの嘘をつくこともあります。3歳児の小さな嘘はとても微笑ましいのですが、いやいや、嘘をつく子どもになってはいけないと、その時はしっかり「ちがうよね」と否定します。

通っているスイミングの進級テストで、なかなか合格できなかった時には、「またカニさんワッペンもらえなかったよ」と悔し涙を流したこともありました。


スイミングの進級テストにやっと合格

今までは、ひとつずついろんなことができるようになっていくことが成長で、その小さな積み重ねが嬉しかった。でもだんだんと、親の顔色をうかがってみたり、小さな嘘をついてみたり、悔しいという感情が芽生えたりする姿を見て、新たな成長を感じます。

でも相変わらず、「ママだいすき」を繰り返す息子。こうやってストレートに全ての感情をぶつけてくれる日々が懐かしく思える日も来るのでしょう。だから今は、この瞬間を存分に楽しみたいと思います。

(2016年7月 フリーアナウンサー・岡田 亜紀)


穴があいていると必ず顔を出します。


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