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更新日令和7(2025)年11月12日
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前回のブログ記事から季節は夏を通り越し、もう年末が見えてきています。時間が経つのはあっという間、子供達もぐんぐん成長しています。
4月に中学生になった長男は、昨年まで小学生だったことが信じられません。長男は毎日、部活に明け暮れ、次男は小学生になることを心待ちにしています。相変わらず私は、そんな子供たちを見て「そんなに早く成長しないでよ〜」と感じている毎日です。

モスグリーンとネイビーの2択で悩みに悩みました!
さて、次男は幼稚園最後の行事が次々と訪れては終わっていきます。幼稚園最後の遠足、運動会・・・。12月のクリスマス発表会が終わるといよいよ卒園が近づいてきます。2人兄弟の我が家にとって、これで幼稚園生活というものが終了なので今からとても寂しいです。
小学校への準備も始まり、やっとランドセルを買いに行きました。長男の時は張り切って5月に買いに行きましたが、2人目あるあるなのか、こちらはだいぶ出遅れ、10月に。長男はあまり興味を示さなかったのですが、次男はノリノリ!ランドセルを背負ってみては鏡でポーズをとり、最終的に悩んだ2色を外に持って出て見比べて、悩むこと40分!やっと決めました。私と主人が良いな、と思うのとは違う色を選択しましたが、ここは本人の意見を尊重して、自分が決めたカラーに決定。次男の体には大きすぎるように見えるランドセルも、6年たてば小さく感じるかもしれないんだよな、なんてしみじみ思いました。


今年のハロウィン(左)と昨年のハロウィン(右)
ランドセル選び1つとってもそうですが、まだ6歳とはいえ、自分の考えや思いがあります。なので、私たちは何事も本人の意見を尊重するようにしてます。
先日のハロウィンの仮装も、親がしてほしい仮装を着せるのではなく、本人の「○○になりたい」を優先!昨年はウーバーイーツの配達のお兄さん、今年はコウモリ、それも細かくこうしたいを伝えてくるので、なるべく叶えてあげられるように頑張りました。(ほとんど100均のもので作成)
何か選択をしなくてはいけない時も、自分に余裕がなくても本人の意見をしっかり聞くようにします。何が食べたいか、とか、どの洋服にするか、とか。どんな些細なことでもです。

家事の手を止めて遊びタイムは日常です(笑)
6歳男子、常に何か話しかけてきてくれたり、何かを見せてきたり、一緒に遊びたがったりします。それが大体、朝の忙しい時間や、夕飯時など、働いているママにとっては貴重な家事時間だったり、急いで色々やらなければいけないタイミングです。つい「ちょっと待ってね」とか「あとでね」と言いたくなりますが、私はその言葉をグッと飲み込むようにしています。
息子にとっては「今話したい」「今やりたい」こと。しかも、そこでちょっと待たせたりしたところで、私にその余裕がいつ訪れるかもわからない。部屋が多少散らかっていようが、夕飯が遅れたり手抜きになってしまおうが、大したことではない、ならば、グッと飲み込んで、息子に付き合ってみるのです。同じ目線にして、話を聞いたり一緒にゲームをしたり。家事や自分のことを後回しにして、息子の「ねえねえママ」に、とことん付き合ってみる。
日々のルーティーンより、今しかない子供の一瞬に寄り添うことは、子供にとっても、小さいことの我慢の積み重ねにならないと思うのです。毎回「ちょっと待ってて〜」の言葉を心の中でグッと飲み込んでいます。そしてその時間は、実はとても愛おしい時間になることが多いのです。

パパも長男もたくさん褒めます。
そして我が家は、私も主人も最近では長男も、気づいたらとにかく次男のことを褒めまくっています。
「できないこと」に目を向けるのではなく「できたこと」に目を向けます。できないことは気にしない、まだ幼稚園児なのだからできなくて当たり前、いつかできるようになればいい。それよりもどんな小さいことでもできたことにフォーカスします。
次男はとにかくトイレトレーニングが誰よりも遅かったのですが(もしかしたら園で1番遅かったかもしれません)、何度トイレに失敗してもやみくもに怒らないようにしていました。本人だって失敗したくて失敗しているわけではないし、出来ないことに対してママやパパが悲しんだり怒ったりしたら、悪いことをしているような気持ちになってしまいどんどん萎縮してしまうと思ったからです。トイレに失敗することは決して悪いことではありません。何歳になるのに!とか、他の子と比べて「出来ない」ことを責めない、怒らない、は我が家では鉄則です!子供にとってプラスになることは一つもないとも思っています。そのかわり、出来たことに対してはものすごく褒めるようにしています。
次男はとても偏食であまりいろんなものを食べてくれません。でもそれに対して例えば「ピーマンを残さないで食べなさい」「栄養あるんだから全部食べなさい」とは言いません。私だってピーマン苦手で食べたくない日もあるし、まずは食べることに興味を持って欲しいので、6歳児に対して、栄養がどうだとか細かいことは説明はしません。そして、全部ピカピカに完食した時には、拍手して「すごーい、えらーい!!」とみんなで声をかけます。そうすると誇らしげにピカピカになったお茶碗を両手で掲げるのです。その誇らしげな顔といったら笑えちゃいます。

気づいたら顔じゅう落書き…!?
子供のわがままや願いを全部受け入れるのではなく、日常を子供目線で過ごしてみる、といった感じでしょうか。大人の都合に合わせたり、大人の理想に近づけたり、他の子の成長を比べるのではなく、「我が家」という絶対に安心できる場所で、のびのび育ててあげたいなと考えています。
いくら小さくても、立派な感情はあります、小さなプライドだってあると思います。一生懸命考えた意見を尊重する、大人の目線で怒らない、子供の感情を押さえつけない、我慢をさせない・・・その行動や失敗は全く悪意のあるものではないのですから。 大きな怪我や人に迷惑さえかけなければいい。ご飯を食べないとかトイレ失敗しちゃうとか、壁に落書きしちゃったとか、全て悪いことしようとしているわけではなく、頑張っている過程だったり、子供なりに色々考えているのかもしれないのです。
うちの次男も何でそうなってしまったのかわかりませんが、お風呂でうんちをしてしまったことが最近もありました。心の中で「おいおい・・・」とは思いましたが、長男と当の次男はゲラゲラ笑っているので、それに対して怒るでも理由を問い詰めるでもなく、私も一緒になって「こんなことってある??」とゲラゲラ笑いながら3人でお風呂場を掃除しました。これも大人になったら絶対にないアクシデント、いわばエンターテインメントだなと。 そう考えると、子供の出来ないや言うこと聞かないにイラっとすることも無くなります。
全てはエンターテインメント!そう感じてドタバタな今日を楽しんでいきましょう!! 私も皆さんも、毎日、本当にお疲れさまです!笑
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