更新日令和5(2023)年3月15日

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vol.17 続・絵本が繋いでくれた絆~柏で繋がる絵本の世界~

お気に入りの絵本が増えました!

この春に年少さんになる次男は相変わらず絵本が好きで、寝る前には必ず1冊読んでいます。以前、長男と次男の絵本による絆についてや柏市のブックスタート事業について書かせていただきましたが、あの頃からまた成長して、今では自分でページをめくりながら読むようになりました。と言ってもまだ文字は読めないので、読み聞かせで覚えた通りに読む感じです(これが割と完璧に読むのです!)。

あと、以前までは私が選んだ本を読んでいましたが、今は自分の好きなジャンルがあり、それを自ら選びます。ちなみに次男のお気に入りは電車の絵本です。まだ小さい時は「でんしゃくるかな」が大好きで全部覚えて読んでいました。今は「しんかんせん」シリーズや「せんろはつづく」シリーズが好きです。

子育てサロンで絵本に触れる

世の中ある大量にある絵本をどのように選んで良いかわからなかったとき、私は、個人で子育てサロンをしている「子育てサロンyohaku(外部サイトへリンク)」にいきました。

はぐはぐフォーラムにも参加していた、絵本のことならなんでも知っている、hoobaru主宰のあかねさんにいろんな絵本を実際に見せていただき教えてもらって、次男のお気に入りを見つけました。今はネットでなんでも調べられる時代だけど、こうして実際に手に触れて読んでみて知っていく大切さを知り、ここに行ったのをきっかけにさらに息子との絵本の時間が楽しくなりました。

柏市にはこども図書館がある!!

そして嬉しいあまりにどんどん絵本を買ってしまい、気づけばものすごい量の絵本に!

本を読むペースも早くなっていたので次々と買っていたのでは間に合わなくなっていました。

そこでようやく、図書館の存在に改めて気づいたのです。

図書館と聞くと小学生くらいから利用するものだと思っていたので、絵本がたくさんあるイメージがなかったのですが、柏市には「こども図書館(外部サイトへリンク)」があったのです!

自宅からは少し遠いのでなかなか行かなかったのですが先日、次男と一緒に行ってきました。

なんて素敵な空間なのでしょう!2時間ほど滞在していろんな絵本を読みました。施設の一部は床暖房がついているので足元はとても暖かく快適です。絵本の種類も乳幼児から小学校低学年の子が読む本がたくさんあり、またその世代の親が読む育児本のようなものも揃っています。

私たちが行ったのは週末の午後でしたが比較的空いていました。平日と休日の午後はそこまで混雑はしないそうです(幼児のお昼寝時間は特に空いています)。定期的に開催されている「おはなし会」はとても人気でおすすめなので、まだ行ったことない方はぜひ行ってみてください。

次男から「この本おうちで読みたーい」とお決まりの文句が飛び出しましたが大丈夫!図書館なら本を借りて帰ることができます。早速、柏市立図書館共通の利用カードを作りました。
1人10冊まで借りられるので、2人なら最大20冊まで借りられます。カードを作ったその日から借りることができますが、本人がいないと図書館利用カードは作れないのでご注意ください(0歳の赤ちゃんでも本人がいれば作れます)。本屋さんで購入するとなると、1冊を厳選しなくてはいけませんが、図書館だったので、次男は読みたい本を全部借りて帰りました。

電子図書館サービスも利用!

そしてとても便利なサービスが始まったことを知りました!電子図書館サービスです。

携帯電話やタブレットを使って24時間電子書籍の貸し出しや返却ができます。市内在住で柏市立図書館の利用カードがあれば登録できると聞いたので早速こちらも登録!(カードを作ってから中2日かかります)。

しかも児童書の数は千葉県最大規模なのでありとあらゆるジャンルがあります。おでかけの時は絵本を何冊も持って歩けないので、この電子書籍は助かります。あと本の試し読みもできると思い、家族全員分の図書館利用カードを作って登録しようと考えています。ちなみに電子図書館では1人2冊まで借りられます。

kamonかしわインフォメーションセンターで本と触れ合う

絵本の好きな子供たちが大好きな場所をもう一つ紹介!

柏駅南口を出てすぐ、柏駅前行政サービスセンターの隣にあるkamonかしわインフォメーションセンター(外部サイトへリンク)の「であえる絵本箱」コーナーです。

本の持ち帰りはできませんが、ちょこっと立ち寄って絵本を読んだり、新しい絵本に出会える場所です。不要になった本を持ちこみ、他の方が持ち込んだ本と交換できるという「シェアする本棚」というサービスも行われています。

これだったら、我が家の大切だけどもう読まなくなった絵本を必要な人にまた届けることができるな、と感じました。絵本は人気らしいのでまめにチェックして欲しい絵本があったら交換するのも良いですね。

絵本を通じてママの小さな罪悪感も減ります

柏市内は、こども図書館、民間や個人の方が作った絵本を楽しめる場所、そして電子図書サービスまで充実しています。文字が読めても読めなくても、言葉はしっかり喋れても喋れなくても、絵本を見て感じることはできます。私たち親と息子たち、そして我が家の7歳差兄弟同士は年齢が上がっていっても親子・兄弟の絆を絵本で繋いでいます。

そして何より、寝る前の5分だけでもいい、子供に読み聞かせするとママの心が穏やかになります。

いつも仕事などで忙しくあまりかまってあげられないことに罪悪感を感じたりしてしまうことがあるのですが、たった1冊だけでも息子と絵本を通じて向き合うことでその罪悪感が少し消えるのです。

あぁ今日もあまりかまってあげられなかったな、なんて感じているママやパパがいるならば、ぜひ、1冊でいいのでじっくり向き合って読んであげてみてください。なんかね、心がスッと軽くなりますよ。

【冒頭で紹介した絵本】

  • がたんごとん
    安西 水丸 作
    福音館書店
  • でんしゃくるかな
    きくち さき 作
    福音館書店
  • でんしゃがきました
    三浦 太郎 さく・え
    童心社

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