トップ > 子育て・教育 > こどもをはぐくむ柏市子育てサイト はぐはぐ柏 > お楽しみコーナー > Memeさんは、ばぁば一年生 > vol.14 べべちゃん、「料理」と「お世話」にハマる
更新日令和5(2023)年2月22日
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べべちゃんは、今、料理にハマっている。
お料理『ごっこ』ではあるが...
おもちゃを手早く調理(?)すると、べべちゃんは、
「はい、どうぞ♪」
と、ばあばに食事を提供してくれる。
「わぁ、いただきます。もぐもぐ。おいしい~。ごちそうさまでした!」
おもちゃのお皿を返却するばあば。
返却したとたんに、
「ごはん作ろう~」
とべべちゃん。
この遊びのループが、休憩なしに何回、何十回と続く。
<ばあばは、もうおなか一杯です。いろんな意味で>
まぁ、楽しいですけどね。
べべちゃん(2歳、男の子)の遊びには、ジェンダーも国境もない。
保育園での、多様なお友だちとの、多様な関わりが、遊びの幅を広げてくれているようだ。
皆で楽しむごっこ遊びから、想定外の使い方でおもちゃを堪能する1人遊びまで、大人にはマネできないハイレベル(?)な遊びが日々、展開される。
子どもが家族以外とのつながりを持つことは、子どもの育ちにプラスだなぁ...
とありがたく思う。
ばあばの家に遊びに来ると、べべちゃんの元気な動きや声をものともせずに、
第2子のベビーちゃん(0歳)は、にぎやかな部屋でスヤスヤとよく眠る。
…強い、強くいてくれてありがとう。
第1子のときは、「眠ったから静かにしよう」と、初孫に細やかな対応をしていたが、今やそんな静けさは提供できやしない…。
べべちゃんのブームは、もう1つ。
それは、「お世話」したいブーム。
イヤイヤ期のべべちゃんの「お世話の申し出」を断ろうものなら、「イヤイヤ~!」となる。
たくさんのことを「やってみたい」お年頃だ。
大人のお皿を台所に今すぐ片付けたい(→いや、まだ食べ終わってません…)
ベビーちゃんのおむつ替えを手伝いたい(→キミ自身のおむつもそろそろ替えないとね)
大きなぬいぐるみを抱えながら階段をのぼりたい(→手ぶらでも危ないレベルだけど、本気かい?)etc.
都度、心の中でツッコミを入れつつ、
「じゃあ、お手伝いお願いします~。このソースをママに運んでください~」
と、使うあてのない危なくない物を運んでもらうなど、
別の「お世話」を依頼することで、べべちゃんのやる気を応援している。
イヤイヤ期は、「成長の過程」、「一時的なもの」…といっても、
毎日の出来事にママ・パパには休息も必要だなぁ と、ふと思う。
ときには、子どもを預けてちょっぴりリフレッシュするのもいいんじゃないかな。
子どもたちの預かり…それは身内以外にも助け合える仕組みがあるそうだ。
「ファミサポ」という制度を、われら祖父母世代も知っておきたい。
ファミサポは、子育てを「応援してほしい人」と「応援したい人」をつなぐ制度で、
市民同士が子育てを支え合うシステムだ。
預かり手になる際には、無料で基礎研修を受講できるというから心強い。
大人だって家族以外とつながる機会があることを、みんなに知らせたい~と、ばあばは思う。
さて、またべべちゃんを預かることになった日も、お料理ブームは続いている。
ばあばは、はりきって幼児用のエプロンをプレゼントすることに。
しかし、べべちゃんが喜んで着用したのも束の間…
「いや!脱ぐ!」
たちまち却下された。
<エプロンはお気に召さないのね。了解デス…>
WIN-WINな場合が多い孫と祖父母だが、こんなふうに片思いに終わるときもある。
(…そして、小さなかわいいエプロンは、しばし、家の片隅で眠りにつくことになった)
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