トップ > 子育て・教育 > こどもをはぐくむ柏市子育てサイト はぐはぐ柏 > お楽しみコーナー > Memeさんは、ばぁば一年生 > vol.1 ~準備編~コロナ禍で娘がママになる!
更新日令和3(2021)年5月17日
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子育てが始まったばかりの新米ママ・パパへ。
あなたたちが子育て初心者マークの時期は、ばあばとじいじも祖父母初心者マークなの。
でも、応援したい気持ちはあるのよ。ホントに。
子育て期を卒業し、気ままな夫婦二人の生活を送る私たちにうれしいニュースが届いた。
<コロナ禍で娘がママになる!>
うっ、うれしい。
でも漠然と心配…。
コロナめ。でも、やっぱりうれしい。
自分が産まずして直系の家族が増えるなんて、アンビリーバボー。
ばあばという響きは、全くもって気に入らないが、いろいろな「初めて」が待っていそうだ。ワクワク。
産後は体がシンドイ時期だから、うちの場合は里帰りをしてほしいな。
娘が一人しかいない私にとって、里帰りの受け入れは、最初で最後のチャンスかもしれない。
共働きといえども、このチャンスを逃すまい!
働きながらでもできることはある…ような気がする。
子育て経験者の私こそ、娘のよきサポーターになれるはずだ。
と、思ってみたものの、あれ?自分の子育て1年生の頃の記憶が定かではない。むむっ。
遠~い昔、自分の時は、産後8週直後に職場復帰し、何だかとてもバタバタと慌ただしい毎日だったような…。
その日々は、ばあばや友人、職場のよき理解者などに支えられていた。
子育て経験アリといっても、細かな記憶は断片的で、新生児にどのような組み合わせで服を着せるのか、季節に合った布団はどんなものか、紙オムツはどのようにつけるのか、さっぱり覚えていないことばかり。
記憶があったところで、令和のそれとは違うのかもしれない。
<子ども夫婦がママ・パパになる時、どうしてた?>
友人など先をゆく先輩たちの話しを聞くと、
里帰りを選択しない子ども夫婦の家に可能な範囲で通いでサポートに行った人、
フルタイムで働きながら里帰りを迎え入れた人、
更年期や病気治療で思うようにサポートの機会に恵まれなかった人、
距離的に顔を合わせることが簡単ではない人…三者三様、スタンスも十人十色だ。
ママ・パパの状況が多様であるように、ばあば・じいじの状況も多様であることをご理解いただきたい。
いずれにしても、子ども夫婦は、ばあば・じいじだけでなく、子育て中の友人や職場のかたと情報交換したり、民官問わず子育て支援サービスの選択肢を探したり、役立ちそうなアプリを入れたり、いろいろなサポーターを少しずつ準備しているようにみえる。
更なる予習により、たくさんの情報で頭でっかちになっていくプレばあば。
出しゃばり過ぎると新米パパの親育ちを阻害する恐れがあるとか、
マタニティブルーズは周りが気づきましょう。
でも、過干渉はNGとか、
祖父母のよかれと思っているサポートが子ども夫婦の望むものと一致しているとは限らないとか…。
自然とよい距離感を見出していけるといいんだけど、たまに己を省みなければいけなさそうだ。
さて、未知のイベント里帰り。
…を、受け入れる側。
親育ちを邪魔しないサポートとは、どんなものだろう。
正解はわからない。
夫婦ごとに個性や考えが異なるため、どこかの成功例をそのまま持ってきたとしても、上手くいかないことだってあるんじゃないかな。
若かりし時には、ばあばたちは、何であんなに張り切って子育てを助けてくれたのか、ありがたくも、時に煩わしい気さえしたが、今となっては分かる気がする。
かつて、自分が中心になって子育てをしてきた人が、子育ての脇役に徹するには、経験や想いが熱すぎるのだろう。
それは、それぞれが子育てで、何らかの苦い思いや失敗などを経験したことがあるからだろう。多分。
大人になって巣立っていった子どもが我が家に帰ってきたようで久しぶりにお母さんをやりたくなってしまう気分もあるが、子どもは今や自立した大人であり、様々なことを夫婦で決め、乗り越えていくはずだ。
ばあばは、自身の満足のために、2人の間に割り込んでしまわないように気をつけたいと念じてみたりする。
そうだ、里帰り中にパパさんが来た時には、ママ・パパ・ベビーの3人だけでゆっくりと過ごすことも選択できるように、子ども夫婦用の個室もスタンバイしてみようっと。
結局、盛り上がってしまう、ばあば。
私の場合は、サポートに注力しやすい状況だったら、ちょっとうっとおしい存在になりかねない気がしてきた。
よかったよ。仕事をしてて。
とにかく、まずはベビーが過ごすスペースを確保するために家の中の片付けからはじめよう。
しかし、数々の片付けを先送りにしてきたツケを抱えていた我が家。残念なことに月日は早いスピードで流れ、家の片付けがコンプリートしないまま、娘とベビーは退院の日を迎えるのであった。
でも、応援したい気持ちはあるのよ。ホントに。
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