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更新日令和4(2022)年1月24日

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vol.8 「ありがとう」って大事。でも、そんなに恐縮しなくていい。

「名もなき家事」

炊事・掃除・洗濯などへの分類がはっきりしない日常のささいなコト、でも、家族の誰かがやらねばならない雑事のことだ。

  • 買い物から帰ってきて、買ったものを収納する。
  • トイレットペーパーを補充する。
  • 各所のタオルを交換する…etc.

挙げ出したらきりがないそれらを、ばあば業界ではそう呼ぶ人たちがいる。

 

そう呼ぶ人、あるいはその単語が理解できる人は、長年、家族の中で家事を中心的に担ってきた人なのかもしれない。
1つずつは些細な作業、それでいて、忙しいときには煩わしい数あるそれら。
やってもらっている側は気づきがたく、それは時々、家族内で火ダネになることもあるとかないとか…。

「せめてこっちがやっていることに気付いてほしいよね」とか
「感謝ぐらいしてほしいよ」とか
コロナ前、いろいろな女子会で時折、話題になっていた。

すでに育児を卒業&家事分担の進化により、のんきに暮らしているばあばは、この話題になると、忙しさの真っ只中にいる人たちの相づち役にまわる。

 

そして、いつも思う。

「ありがとう」と言わないトコロが火ダネだなぁと。

誰だって、外ではちゃんとありがとうと言っているハズなのに、なぜ大事な存在である家族には「ありがとう」を忘れてしまうのか。

…それは、ばあばたちも例外ではないけれど。

子育て期って忙しい。

振り返ると子育て期は、名もなき家事だけでなく、なぜかいろんなことが重なって気忙しかった記憶がある。

令和の時代のママ・パパはどうなんだろう。
…ママ(娘)たちを見ると、やっぱり毎日忙しそうだ。

例えば、離乳食の時期は、毎日ベビーと大人の2種類の食事の用意が必要で、日によっては食べさせるのも一苦労で、シンドイことに今も昔も変りはない。

 

食事の用意はじめ、家事は暮らしについてまわる当然のコトではあるが、家族でどう分担するか、どこを妥協するか、どの程度手を抜くか、そこには個々の認識や価値観に大きな開きがあるようだ。※ばあば調べ

 

子育てスタート期は、それをすり合わせざるを得ない時期に入るため、家族内でぶつかることもあるかもしれない。
もし、まわりにそんな時期にある人がいたら、
「あなただけではないですよ」とお伝えしたい。

 

そう。生活が変わったときに、家族内で新たなスタイルを築いていくには、試行錯誤やちょっとした衝突はつきものだ。
苦い気持ちになることもあるが、長い目で見れば、その試行錯誤はムダではない…と思いたい。
いろいろな思いをのみ込んで誰か1人だけががんばり過ぎませんようにと、ばあばは願う。

「保活」スタート。

さて、ママたちの育休ライフは、少し前に保活期に入った。

 

育児と仕事の両立のためには、
「認定こども園」「保育園」「小規模認可保育」「認可外保育施設」などにベビーをお願いする選択肢があり、さらにもう少し大きくなれば、「幼稚園+延長保育」という選択肢もあるそうだ。

保育に関する情報は、近くの近隣センターなどで配布している「かしわこそだてハンドブック」や、ホームページ「はぐはぐ柏」でばあばたちもゲットすることができる。

 

しかし、どこに保育をお願いするかは、「ママ・パパが選ぶ」ことが今後の納得感や安心感につながる気がする。
だとすれば、保活にばあばの出番はない。

 

ばあばの助言はただ一言。

<申請期限は厳守だよ~>

 

ママたちは、「ベビーが過ごしやすいか」「自宅から送迎可能か」の2点を確認しながら希望する施設を絞り、『教育・保育認定申請』という入園申込の手続きをした。
それと共に、入園の準備と復職の準備がはじまっている

 

座るのが苦手だったベビーは、なぜかつかまり立ちはスムーズで、ハイハイとつかまり立ちで活発に動き回り、ちょっと目を離すのも心配になるぐらいになった。

 

こんな危なっかしい状況で、保育園で安全に過ごせるのだろうか?
保育の素人としては、ちょっと気がかりだ。

 

「それより、家の中も危険がいっぱいだよ」とママ。
確かに、ベビーが頭をぶつけそうになったり、すき間に指を入れたり、成長による「ヒヤリハット」が、ばあばの家の中でも出はじめている。

お家のなかの「ヒヤリハット」

そんな訳で、じいじ・ばあばは保活ではなく、自分の家の中がベビーにとって安全な環境か「成長に応じたチェック」がテーマとなった。

 

改めてチェックしてみると。あった、あった。
動き回る時期に危険なところがいくつもあったのだ。

 

ばあばのウチの危険箇所は…

  • 机やテレビラックの角(頭をぶつけそう)
  • コンセントの穴(指を入れそう)
  • フローリングの床(すべる)
  • 台所(危険物多数)
  • お風呂場のタイル(転んだらかなり痛そう)
  • ドア(指をはさみそう)
  • そもそも床に物を置かない方がよい …等々

たくさん見つけてしまったが、じいじ・ばあばの家の安全対策は、がんばり過ぎずに少しずつ改善していきたい。

 

まずは、クッション性があるコーナーガードをつけてみた。
(おしゃれじゃない…)と思いつつ、茶色系の机にすぐに入手できた白いガードをつけたら、たちまちベビーにむしり取られてしまった!

ベビーの探求心をあなどることなかれ。

 

これから対策する予定の1年生じいじ・ばあばの皆様には、家具と同系色のガードをつけることをオススメします(汗)。

 

コンセントカバーなどは、100円均一のお店で入手できた。
少しずつ家の中が改善されつつある。

いいぞ~。私たち。(自分でほめるのがポイント)

 

ママは、ばあばたちのそういう工夫や、ちょっとしたサポートを目にするたび、いつも「ありがとう」と口にすることを忘れない。
それにベビーのことで手を借りる時、「ごめんね」とか「お願いします」という言葉もとても多い。

 

ばあばは、ちょっと苦しい気持ちになる。
<そんなに恐縮しなくていいんだよぉ>

 

子育ても、名もなき家事も、周囲への気遣いも、ママだけが担うことではないんだからね…。皆でやっていこうよ。(補足)パパもがんばってます

 

ふと気づけば、ばあば自身は、名もなき家事はもちろん、何かと「やってもらう側」になっていることが多々ある今日この頃。

 

<ママを見習って、気恥ずかしくてもきちんと家族や周りの人にありがとうを言えるオトナでいたいね>
たまにはちょっぴり反省してみたりして…。

 

ベビーが遊びに来る日、いそいそと家の中を動き回っていて足の小指をぶつけてしまった。

「ぎゃお!」

痛みに悶絶するばあば。

 

そうか、安全対策は人のためならず。
時々、家の中を見直すことは、年を重ねていく自分たちのためにもなりそうだ。

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