更新日令和6(2024)年4月15日

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柏市任意おたふくかぜ予防接種費用助成

目次

  1. おたふくかぜ(ムンプス)
  2. おたふくかぜ予防接種
  3. 標準的な接種時期を過ぎた場合
  4. 柏市予防接種指定医療機関以外で接種を受ける場合
  5. 副反応
  6. 健康被害救済

1.おたふくかぜ(ムンプス)

おたふくかぜは、「流行性耳下腺炎」あるいは「ムンプス」とも呼ばれています。感染者のせきやくしゃみにより空気中に飛んだ、ムンプスウイルスを吸い込むことにより感染が起こります。潜伏期間は2~3週間です。症状の出始めは耳の下(耳下腺)の腫れや痛み、発熱などが生じ、あご周りまで腫れが広がることもあります。人に感染する可能性がある期間は、腫れの症状が出る数日前から、腫れが出始めて5日を経過し、かつ全身状態が良好になるまで、と考えられています。合併症として、100人に1人程度無菌性髄膜炎を発症し、またおたふくかぜによる難聴が600人に1人程度出現するとされています。

2.おたふくかぜ予防接種

対象者

接日時点に柏市に住民票がある方で、次の1から3すべてにあてはまる方

  1. 1歳から小学校就学前(幼稚園年長相当年齢)までの方
  2. おたふくかぜの既往歴のない方
  3. おたふくかぜ予防接種を受けていない、または一度しか受けていない方

接種場所

柏市予防接種指定医療機関

(補足)柏市予防接種指定医療機関で予防接種を実施した場合、医療機関窓口で助成費用(最大2,500円)分が減額された状態で請求されるため、申請手続き等は必要ありません。
(補足)柏市予防接種指定医療機関以外で予防接種を実施した場合、医療機関窓口で予防接種費用全額を支払った後に、償還払いの手続きが必要です。「柏市予防接種指定医療機関以外で接種を受ける場合」をご確認ください。

助成内容

2,500円を上限として、1人2回まで(助成は1年度で1回まで)

(注意)上記の対象とならない方は、全額自己負担となります。また、上限額(2,500円)を超える分は自己負担となります。

接種対象期間

令和6年4月1日(月曜日)から令和7年3月31日(月曜日)まで

標準的な接種時期

おたふくかぜ予防接種は、日本小児科学会より2回の接種が推奨されています。

  • 1回目 12か月~24か月未満
  • 2回目 小学校就学前(幼稚園年長相当年齢の4月1日~3月31日の期間)

3.標準的な接種時期を過ぎた場合

2歳~小学校就学2年前(年中)までの方

【これまでにおたふくかぜの予防接種を受けていない方】

1回目・2回目ともに助成を用いて接種を受けることが可能です。
1回目はできるだけ早めに接種してください。
2回目は小学校就学前の1年間(4月1日~3月31日)までの接種となります。
(補足)1回目から1年以上の間隔があいていること

【これまでにおたふくかぜの予防接種を1回接種済みの方】

助成を用いて接種を受けることが可能です。
2回目は小学校就学前(4月1日~3月31日)までの接種となります。
(補足)1回目から1年以上の間隔があいていること

小学校就学前年(年長)の方

【これまでにおたふくかぜの予防接種を受けていない方】

1回目のみ助成が可能です。任意接種として、4~5年後に2回目の接種が推奨されています。

【これまでにおたふくかぜの予防接種を1回接種済みの方】

1回目から1年以上の間隔があいている場合、助成を用いて2回目の接種が可能です。2回目は、小学校就学前の1年間(4月1日~3月31日)までの接種となります。

4.柏市予防接種指定医療機関以外で接種を受ける場合

柏市指定医療機関以外で接種を受ける場合は、医療機関窓口で予防接種費用全額を支払った後に、以下の必要書類をご準備の上、健康増進課(ウェルネス柏3階)に持参または郵送してください。

必要書類

1.柏市任意予防接種助成金交付申請書兼実績報告書兼請求書(おたふくかぜ)(PDF:105KB)

1.柏市任意予防接種助成金交付申請書兼実績報告書兼請求書(おたふくかぜ)(ワード:22KB)

2.ワクチン種別のわかる書類の写し(予診票・予防接種済証・母子健康手帳など)

3.領収書、領収書にワクチン種別の記載がない場合は明細書も添付

4.通帳やキャッシュカードの写し(口座番号がわかるもの)

5.印鑑(窓口で申請する場合)

6.委任状(同一世帯以外の方、または振込口座名義が申請者と異なる方が申請する場合)

(注意)1の申請書は、1人につき1枚必要になります。また、書き間違い等が発生した場合はお手数ですが再度作成の上、ご提出ください。

助成費用

2,500円を上限として助成
(注意)上記の対象とならない方は、全額自己負担となります。また、上限金額(2,500円)を超える分は自己負担となります。

提出期限

令和6年4月1日(月曜日)から令和7年3月31日(月曜日)まで
(補足)郵送の場合は、令和7年3月31日(月曜日)当日消印有効です。
(注意)期限を超過した場合は全額自己負担となりますので、令和7年3月に予防接種を実施する場合は、ご注意ください。

支払い

審査した後、妥当と認められた場合は、柏市で定めている上限額(2,500円)を申請日の翌月末に指定の口座へ振り込みます。

5.副反応

接種後は、発熱、耳下腺の腫れ、接種箇所の腫れ、せき、鼻汁等の症状が現れることがあります。これらの症状は通常数日で消失します。また重い副反応としては、無菌性髄膜炎などが1,000~10,000人に1人の頻度で報告されています。ただし、無菌性髄膜炎の発生確率は自然感染よりもずっと低く、重症にもなりにくいといわれています。

6.健康被害救済

  • おたふくかぜ予防接種は、予防接種法に基づかない接種(任意接種)となりますが、柏市予防接種指定医療機関で実施した場合、専門家の審査会で審議し、認定された場合に千葉県市町村事務組合の救済の対象となります。
  • 柏市予防接種指定医療機関以外で接種した場合、千葉県市町村事務組合の救済の対象とはならず、独立行政法人医療機器総合機構法に基づく救済の対象となります。

お問い合わせ先

所属課室:健康医療部健康増進課 予防接種担当

柏市柏下65番地1(ウェルネス柏3階)

電話番号:

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