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「認知症にやさしいまち柏」を目指して(はじめに)
認知症は、誰にでもかかる可能性のある身近な病気です。柏市では、認知症になっても住み慣れた地域で安心して生活できる「認知症にやさしいまち柏」を目指し、様々な取り組みを行っています。
認知症について詳しく知りたい
認知症サポーター養成講座
年間をとおして各所で認知症についての正しい知識や対応の仕方を理解するための講座を実施しています。
かしわ認知症対応ガイドブック
認知症の病態に応じた対応方法や適切な医療・介護サービスを受けるための一助となるガイドブックを作成しています。
認知症のかたとご家族を支援したい(ボランティア活動)
かしわオレンジフレンズ
柏市では、認知症サポーター養成講座を受けた後、地域の認知症に関する活動にボランティアとして協力していただけるかたを「かしわオレンジフレンズ」と呼んでいます。
オレンジフレンズのかたには、お住まいの近くの地域包括支援センターに登録していただき、ボランティア活動に従事していただきます。
かしわオレンジフレンズ活動の手引き(PDF:8,310KB)(別ウインドウで開きます)
認知症のかたとそのご家族にやさしいお店や事業所
認知症についての正しい知識や対応方法を理解する「認知症サポーター」がいるお店や事業所で、目印として「カシワニオレンジステッカー」を掲示しています。
地域での取り組み
かしわオレンジ介護者交流会・ホッとカフェ
- 介護者交流会
介護者同士で情報交換をしたり、悩みや日頃の気持ちを共感し合う交流会の場です。 - ホッとカフェ
認知症や介護者のかたが、リラックスした雰囲気の中で、交流や気分転換をしたり、安心してくつろげるような場所を提供しています。
認知症初期集中支援チーム
専門医や専門職からなる「認知症初期集中支援チーム」が、早期診断・早期対応のため、認知症の方やその家族を支援します。
かしわオレンジSOSネットワーク
柏市及び柏警察署、その他関係機関・団体が一体となり、行方不明になった認知症のかたを早期に発見し生命・身体の安全を確保し、必要な援助につなげていくものです。
オレンジベンチ
「認知症の人もそうでない人も、誰でも座れる地域交流の場を作ろう」をテーマに、国の認知症施策「認知症サポーターキャラバン」のシンボルカラーとなっているオレンジ色に塗られたベンチを市内で広める取り組みを行っています。
かしわケアラーカード
要介護者の介護を行うかたにむけて、介護中であることが分かる名札「かしわケアラーカード」を配布しています。
世界アルツハイマーデー・月間
1994年「国際アルツハイマー病協会」(ADI)は、世界保健機関(WHO)と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定し、この日を中心に認知症の啓蒙を実施しています。また、2012年からは9月を「世界アルツハイマー月間」と定め、様々な取り組みを行っています。
柏市でも、毎年9月は各地で認知症啓発に関する様々なイベントを開催しています。
認知症を予防したい
認知症での「予防」とは、認知症にならないという意味ではなく、認知症になるのを遅らせる・認知症の進行を緩やかにするという意味です。
認知症の予防については、様々な研究が行われていますが、バランスの良い食事を心掛けたり、定期的な運動習慣を身に付けたりと、普段からの生活管理が認知症の予防につながると考えられています。
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