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更新日2021年5月28日

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地域の緑を病害虫から守る~植物アドバイザーたち~(第2弾)

地域の庭の「コミュニティ植物医師の会」グループの各活動地(5箇所)を取材し、各団体のみなさまからお話を聞かせて頂きました。

第2弾は「酒井根コミュニティファーム」と「藤ヶ谷ハーブ薬草園」と「増尾圃場」をご紹介します。

―目次―

  1. 酒井根コミュニティファーム/柏市コミュニティ植物医師の会 酒井根CFチーム
  2. 藤ヶ谷ハーブ薬草園/柏市コミュニティ植物医師の会
  3. 増尾圃場/柏市コミュニティ植物医師の会 増尾菜園チーム

柏市コミュニティ植物医師の会とは?

「柏市コミュニティ植物医師の会」とは、主に植物病の抑止を目的に、2014年4月、日本植物医科学協会の下部組織として結成された市民団体のことです。

2011年、東京大学植物医科学研究室は、「植物の病気で悩む地域の人の相談に乗り、指導や助言ができる人材を育成する」という趣旨のもと、柏市民を対象にした市民講座を開催しました。この講座では、「植物の病気の種類」「診断・治療や予防の方法」「害虫・微生物や雑草による被害」など多岐にわたる内容について、専門家を中心とした講師から講義がありました。
受講した卒業生の一部は、その後いくつかの班に分かれ各々活動を続け、現在においてもカシニワ制度などを通じ、各活動地で活躍をしています。

 1.酒井根コミュニティファーム(取材日:2021年3月23日)

基本情報

1,000坪の広大な農地で植物病防除の実践を行いながら、野菜や花木の栽培活動を行うほか、併設の親子農園では子育て世帯に野菜栽培を学んでもらう食育活動を行っています。
我々の活動地は「特別養護老人ホーム輝陽園」の西側に位置しているのですが、この土地は土地所有者様のご好意によって、現在に至るまで無料で借りています。

上記の東京大学の市民講座の卒業生たちを中心としたメンバー(70代がメイン)で毎週火曜日と土曜日に活動していますが、親子農園を併設しているため、子どもたちやその保護者たちも集まる、賑わいのあるガーデンとして地域に注目されています。

親子農園について

「親子農園」は、2017年頃、子どもたちへ将来の農業に対する理解を深めることを目的に、柏市経済産業部農政課の協力により、実証実験的にはじめました。
当時から、近隣の小学校の子どもたちを中心に大盛況で、ガーデンには多世代の人々が自然と集まる「地域のたまり場」としての役割も担うようになったため、実験終了後においてもその活動を柏市から引き継ぎ、今日に至るまで存続してきました。

現在では12~13人の子どもたちが野菜を育てているほか、そのクチコミもあって、小学校の先生までもガーデンの見学に来て、今では一緒に活動する仲間になりました。(笑)

子どもたちは、種から丹精込めて育てた野菜たちを最後まで見届けることができるので、ガーデンに愛着が沸いているようです。

このガーデンが地域のつながりを感じられる「賑わいの場」であり続けるよう、今後も怪我や事故などに気を配りながら活動を継続していきます。

 2.藤ヶ谷ハーブ薬草園(取材日:2021年3月24日)

基本情報

藤ヶ谷ハーブ薬草園では、身近に薬用植物を観察し利用できる地域の庭を目指し、薬草・ハーブ・薬木などを200種類以上栽培しています。

「薬用植物の勉強をしたい!」など様々な志を持った会員たち(約20名)が毎週日曜日に集まって活動しており、定例的な活動以外にも、栽培した植物を使った茶摘みや草木染め、子どもたちを対象にした芋掘り体験会など、様々なイベントを開催しています。

元々は「植物コミュニティ医師養成講座」をきっかけに、その卒業生たちが中心となって、当時休耕地となっていた土地を地主から借り受け、カシニワに参加しました。登録後は、カシニワ制度助成金の基盤整備助成を利用し、活動地を大々的に整備したため、当時と比較すると、全景は見違えるように変化しました。

基盤整備前
(2015年11月撮影)

基盤整備中
(2017年2月撮影)

基盤整備後
(現在)

基盤整備後
(現在)

藤ヶ谷ハーブ薬草園の一年

4月

ギンヤンマの羽化

4月

ハーブと蝶

5月

茶摘み

5月

製茶体験

 

5月

カシニワ・フェスタ行事

5月

藍の絞り染め体験会

5月

染色結果

6月

花摘み

 

6月

アゲハ蝶の吸密

6月

蜂の吸密

 

7月

カールドン

 

7月

葉脈転写遊び

 

8月

親子で草木染め体験会

8月

親子で草木染め体験会

8月

トウゴマ

10月

芋掘り体験会

 

 

10月

芋掘り体験会

10月

草木染めのシャツ

11月

トウゴマ

12月

シモバシラと氷の花

 

1月

春を待つ香の里

2月

芽吹きと開花

3月

茶ノ木周り手入れ

3月

開花準備

 

 3.増尾圃場(取材日:2021年3月26日)

基本情報

増尾圃場は、住宅地の中のガーデンファームとして、年間を通じ、花や緑が畑に彩を添えています。

私たち、増尾菜園チームでは、植物病の予防を農薬だけに頼らないIPM(総合的病虫害・雑草管理)を試行して、健全でおいしい野菜を育て、近隣の皆様と収穫の魅力を楽しむ、地域密着型の活動を行っています。 
具体的に、春秋には収穫祭を開催し、近隣の皆様に根菜類の収穫体験の場を提供しているほか、東京大学での市民講座を経て得た知識を生かし、家庭菜園における植物病・害虫予防に関する相談にのったり、おいしい野菜づくりのノウハウについて知識を蓄積しています。

増尾圃場の花や緑

  • ジャーマンカモミール
  • ゴールドコイン
  • バラ
  • ペニーロイヤルミント

  • ルドベキア
  • キク科
  • ひまわり
  • とまと

  • さつまいも
  • 里芋

 

  • レタス

 

関連団体(マコモタケチーム)

柏市コミュニティ植物医師の会の「マコモタケチーム」では、柏市で食用マコモタケの栽培に取り組んでいます。

マコモタケとは、東南アジアに広く分布するイネ科マコモ属の多年草「マコモ」に黒穂菌(無害)が寄生し、株元が肥大した部分のことです。
中華料理の高級食材として有名で、中国や台湾などのアジア各国では食用・薬用として親しまれています。

日本には、野生種のマコモは多く自生していますが、どれも茎が肥大することはなく、マコモタケとして育つことはないので、中国から導入されたものを各県の農業試験所などで品種改良し栽培されており、市場には中々出回ることのない貴重な食材として扱われています。

そんなマコモタケを柏の新たな名物にしようと、チームで奮闘し、手賀沼遊歩道脇の圃場他で「千葉早生」「白皮」「一点紅」の3種のマコモタケを1200株ほど育てるほか、10月の収穫時期には、あけぼの山農業公園主催の農業祭への参加や現地圃場での収穫体験を開催し、地域の皆さまに魅力を伝えています。

リンク

柏市コミュニティ植物医師の会(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

各団体の個別ページ

 

取材にご協力くださった方々、ご丁寧にどうもありがとうございました。

 

 

お問い合わせ先

所属課室:都市部住環境再生課

柏市柏255番地-1(柏市役所分庁舎2-2階)

電話番号:04-7167-2528

ファックス番号:04-7167-7668

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