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更新日令和3(2021)年3月31日
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令和2年度第6回柏市健康福祉審議会障害者健康福祉専門分科会会議録
1 開催日時
令和3年2月18日(木曜日)午後1時30分から午後3時10分
2 開催形態
ウェブ形式による開催
3 出席者
委員
松浦俊弥会長、小柴明人副会長、秋元学委員、小松幸子委員、鈴木美岐子委員、寺本妙子委員、細田智子委員、渡部利一委員、齋藤曉子委員、尼崎玲子委員
事務局等
保健福祉部次長兼障害福祉課長(小川正洋)
こども発達センター所長(渡辺清一)
その他関係職員
4 議題
パブリックコメントの実施結果について
次期ノーマライゼーションかしわプランについて
次期ノーマライゼーションかしわプラン概要版について
5 資料
配布資料
資料1 パブリックコメントの実施結果について(エクセル:21KB)
資料2-1 ノーマライゼーションかしわプラン2021の変更点について
(ワード:22KB)
資料2-2 ノーマライゼーションかしわプラン2021(案)(ワード:2,167KB)
資料3 次期ノーマライゼーションかしわプラン2021概要版(案)(ワード:1,685KB)
資料4-1 柏市青和園民営化受託法人の報告について(PPT:375KB)
資料4-2 社会福祉法人桐友学園パンフレット(PDF:7,382KB)
資料4-3 青和園を承継する事業所の選定について(PPT:56KB)
資料4-4 青和園民営化に関する考え方(案)(ワード:2,422KB)
6 会議録
(1) パブリックコメントの実施結果について
事務局より、資料1に沿って、パブリックコメントの実施結果について説明した。
(事務局)
次期ノーマライゼーションかしわプランの案について、昨年度の分科会後にパブリックコメントを実施した。閲覧・募集期間・閲覧場所は資料1、2のとおり。昨年の12月16日から今年の1月15日まで意見募集し、柏市障害福祉課、近隣センター、各所で閲覧可能という形で実施。結果は4名から7件の意見提出を受けた。意見は、各事業に関する個別具体の指摘とプラン全体の方向性・運用に大別される。No.5の意見について補足すると、重点施策に関する評価はあるが、その他の施策や事業の評価についても知りたいとの意見があった。パブリックコメントの回答としては、プラン本体への掲載が難しいが協議会や分科会の中で報告を実施し、ホームページで結果を掲載するとしているが、その後本文等のレイアウトと調整したところ、各柱についての評価・課題について掲載することができた。プラン本体(資料2-2)19ページに記載しているので後ほど確認いただきたい。パブリックコメントの実施結果について、市の回答に対する意見をお願いしたい。
(委員から意見なし)
(2) 次期ノーマライゼーションかしわプランについて
事務局より、資料2-1、2-2に沿って次期ノーマライゼーションかしわプランの最終案について、前回分科会からの変更点を中心に説明した。
(事務局)
パブリックコメントに伴う変更点について、本文の変更なしとなっているが、資料1で説明したようにページの構成を見直した結果、プラン本体(資料2-2)19ページに柱に関する評価・課題を記載することができた。
前回の自立支援協議会全体会における意見聴取に伴う変更点については、大きく3つある。いずれも追加の記載が必要ではないかという提案を受けたため、対応する内容を記載した。
前回の分科会での意見に伴う変更点については、新型コロナウイルスに関する対策・クラスター発生時の対応について76ページに追記した。
その他の変更点としては、さらに分かりやすい資料に改善するため、行間・図表の大きさを調整したところ、当初よりページ数が増えた。また、障害福祉計画の中に障害者グループホーム入居者家賃助成事業を追加した。これはもともと実施していた事業を記載したもので、新しい事業ではない。事業の位置付けを明確にし、事業の継続性をもたせるための変更である。
議題2についてはこれらの変更点を中心に、次期プランに関する意見を頂戴したい。
(委員からの意見なし)
(3) 次期ノーマライゼーションかしわプラン概要版について
事務局より、資料3を基に、次期ノーマライゼーションかしわプラン概要版案について説明した。
(事務局)
プラン本体が約200ページとなる予定のため、資料3のとおり16ページに要約した概要版を作成した。現行プランが12ページであり、4ページ増となった。変更点は大きく2点ある。
1点目の変更点は5ページを参照いただきたい。現行プランでは柱7つ、重点施策4つをそれぞれ別に記載していたが、今回はプラン本体を柱ごとにそれぞれの重点施策が対応するような構成にしたため、柱ごとに1ページにまとめた。
2点目の変更点は、10ページを参照いただきたい。障害福祉計画について、柱ごとに、関連する成果目標・活動指標・地域生活支援事業を紹介するよう内容を整理した。概要版に記載されていない事項についてはプラン本体で確認できる。概要版では、見やすさ、分かりやすさを重視した。
概要版の内容はプラン本体からの引用・要約のため、構成や表現等について意見を頂戴したい。
(委員から意見なし)
(4) 答申
はじめに事務局より、ウェブ形式での開催における答申の方法について説明した。(答申書案は事前配布としたため、当日は省略)
(事務局)
今回はウェブ形式の開催であるため、通常とは異なる点が3点ある。まず、本来であれば直前まで議論した内容を踏まえて答申案を作成し配布する流れとなるが、今回は前回会議の内容を踏まえ事前配布になった。また、本案から修正があった場合は、修正案の確認をZoomの画面共有機能にて行う。最後に、答申案の読み上げは会長に代わって事務局が行い、答申書の受け渡しも省略する。
(松浦会長)
配布された答申書案について説明する。次期ノーマライゼーションかしわプランについて、令和2年6月26日に開催された令和2年度第1回分科会にて柏市健康福祉審議会に対しての諮問が行われた。これまで計5回の分科会にて本プランの審議を重ねた。答申書の別添としてプラン本体が添付される。修正に関する意見が出なかったため、答申書案のとおりでよいか。
(委員から意見なし)
次期ノーマライゼーションかしわプランの策定について、事務局が答申書を代読した。(答申書の受け渡しは省略)
(5) その他-青和園の運営方針について(報告)
事務局より、資料4-1、4-2、4-3、4-4に基づいて、青和園の運営方針について報告した。
(事務局)
青和園の運営方針について、受託する法人が決定されたことについて報告する。
柏市立青和園の民営化について、今年度8月の分科会にて妥当であると答申された。資料4-1のとおり、平成23年からは指定管理者制度を導入し、社会福祉法人桐友学園によって現在まで10年間運営が行われている。事業所の課題は、施設の老朽化、障害者の高齢化、指定管理者制度による経営の伸び悩みの大きく3つに分けられる。そこで、当事業を民営化することで課題を打破し、利用者のニーズに合った施設としてリニューアルしていく結論に至った。
なお、詳細は資料4-4を参照していただきたい。
青和園を引き継ぐ法人の選定について資料4-3に沿って説明する。事業所の選定について、競争にした場合と現指定管理者である桐友学園にした場合について比較すると、環境変化、サービスの継続性に関しては、桐友学園に承継することが適正であるが、財政面については、競争した方が有利な条件を引き出せる可能性がある。ただ、民営化をするだけでも市は年間1,000万円程度の支出抑制効果があることが試算された。そのため、財政的側面を追求する必要性は大きくないとの結論に至り、民営化の手続きにおいて競争性を有する要素はないと判断したことから、桐友学園を承継先の前提とし民営化することを検討すると市が決断した。
なお、法人「桐友学園」の概要については資料4-2を参照いただきたい。
法人の財務分析について市が分析を委託した公認会計士からは、事業の承継について財務分析上は問題ないと回答を受けた。本日直接説明いただく。
財務分析について、公認会計士より説明を行った。
(公認会計士)
桐友学園の財務について過去5年間、青和園単体について過去5年間の実績と今後10年間の将来性について分析したところ、過去の財務分析においては、総合点5点満点で財務分析上問題はないとされる平均的な3点となった。
また、社会福祉法人桐友学園が今後独自に青和園を運営するにあたり重要な財務的問題が生じるとは推測されないが、青和園単体では10年間で収益を見込むことは難しい。
公認会計士の説明について、事務局より補足説明を行った。
(事務局)
公認会計士から指摘のあった青和園の収益、投資の回収について桐友学園と意見交換したところ、青和園の定員を増やすことは、市の施策にも合致しており、利用者が増える見込みもあると評価できる。
また、国の補助金を利用するなど、イニシャルコストを軽減させ、健全かつ恒久的な運営が実現するよう、今後市と桐友学園が綿密な連携を図っていく。
つづいて、資料4-1のスライド7、8に沿って、今後のスケジュールと新施設に内包される設備やサービスについて説明する。現在提供されているサービスである就労継続支援B型、生活介護に加えて短期入所、相談支援サービスの創設について桐友学園と協議する。併せて、主たる施設として十分な広さを有する訓練室、プライバシーに配慮した相談室、短期入所用の居室、感染症対策の設備、バリアフリー化を要求する予定である。これにより、障害者の重度化、高齢化に対応する施設となり、地域生活支援拠点に近い機能をもたせることができる。柏市の障害福祉政策において重要な施設にしていきたい。
(委員から意見なし)
(事務局)
次年度の分科会は3回の実施を予定している。第1回は7月の予定。時期が近づいたら次年度の委員に連絡する。
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