ホーム > 介護・福祉・障害者 > フレイル予防に取り組むまち 柏 > フレイルとは > フレイルってなんだろう?
更新日2023年2月14日
ページID1314
ここから本文です。
「フレイル※」とは、健康な状態と要介護状態のちょうどまん中の状態のことです。年をとって筋力や認知機能など心身の活力が低下した状態で、
“お茶や汁物でむせることがある”
“固いものが食べにくくなった”
“エスカレーターにうまく乗れない”
“疲れやすくなった”
などに思い当たることがあったら、フレイルかもしれません。
※「frailty(虚弱)」という英語から作られた言葉です。
より詳しくは、次の5項目のうち、3つ以上に当てはまる場合はフレイル、1~2つに当てはまる場合はプレフレイルとされます。
多くの人が健康な状態からこのフレイルの段階を経て、要介護状態になると考えられています。
特に、病気になったり、ひとり暮らしになったりなどで外出するのがおっくうになり、社会のつながりを失うことがフレイルになる最初の入口と言われています。
関節など運動器の障害で移動が困難になったり(ロコモティブシンドローム)、筋肉が衰えたり(サルコペニア)が代表的な例です。何もしないと、加齢とともに筋肉量や筋力、身体機能は低下していきます。
年をとり、定年退職や、パートナーを失ったりすることで引き起こされる、うつ状態や軽度の認知症の状態などを指します。
高齢になり、社会とのつながりを失うことで生じる、ひとり暮らしや経済的に困窮している状態です。社会とのつながりを失うと生活範囲も狭まり、日常生活に様々な悪影響を及ぼします。
フレイルの状態をそのままにしておくと、自立機能が低下してしまい、寝たきりなどの要介護状態に陥ってしまいますが、一方で、適切な行動(予防活動)により、元の健康な状態に戻ることもできる状態であることが知られています。フレイルの進行を抑え、健康な状態を取り戻すには、早い段階で適切に対応することが大切です。
今後、平均寿命が延びるとともに、健康な期間だけではなく、不健康な期間も延びることが予想されます。当然のことながら、健康な期間の長い方が、より良い暮らしができます。思い当たることがある人は、フレイル予防に取り組みましょう。
柏市では、フレイル予防についての理解を深めてもらうため、フレイル予防をわかりやすく解説した動画を公開しています。
お子さんでも分かりやすい内容となっているので、ご家族でご覧ください。
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
そのほかの
メニュー