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更新日令和7(2025)年4月1日
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フレイルってなんだろう?
フレイルとは「心身の活力が低下した状態」のこと
「フレイル※」とは、年をとって心身の活力が低下した要介護手前の状態をいいます。
“体重が減ってきた”
“お茶や汁物でむせることがある”
“固いものが食べにくくなった”
“疲れやすくなった”
などに思い当たることがあったら、フレイルかもしれません。
※「frailty(虚弱)」という英語から作られた言葉です。
<カシワニくんが教えるフレイルってなぁに?>(動画紹介)
あなたはフレイル?それともフレイルの手前?
次の5項目のうち、3つ以上に当てはまる場合はフレイル、1~2つに当てはまる場合はプレフレイル(フレイルの手前の状態)とされます。
- 体重減少(5%)
- 筋力の低下(握力の低下)
- 疲労感
- 身体機能の減弱(歩行速度低下)
- 身体活動の低下
多くの人が健康な状態からこのフレイルの段階を経て、要介護状態になると考えられています。
フレイルの入り口は「社会とのつながり」
特に、病気になったり、ひとり暮らしになったりなどで外出するのがおっくうになり、社会のつながりを失うことがフレイルになる最初の入口と言われています。
フレイルには種類がある
フレイルは大きく、下記の3種類に分けられます。
1.身体的フレイル
関節など運動器の障害で移動が困難になったり(ロコモティブシンドローム)、筋肉が衰えたり(サルコペニア)が代表的な例です。何もしないと、加齢とともに筋肉量や筋力、身体機能は低下していきます。
2.精神・心理的フレイル
年をとり、定年退職や、パートナーを失ったりすることで引き起こされる、うつ状態や軽度の認知症の状態などを指します。
3.社会的フレイル(ソーシャルフレイル)
高齢になり、社会とのつながりを失うことで生じる、ひとり暮らしや経済的に困窮している状態です。社会とのつながりを失うと生活範囲も狭まり、日常生活に様々な悪影響を及ぼします。
今の自分の状態を知る「フレイルチェック」
柏市では、自分の健康状態を知り、その後の健康な生活を送るために、定期的なフレイルチェックを開催しています。
フレイル予防をはじめよう
フレイルの状態をそのままにしておくと、自立機能が低下してしまい、寝たきりなどの要介護状態に陥ってしまいますが、一方で、適切な行動(予防活動)により、元の健康な状態に戻ることもできる状態であることが知られています。フレイルの進行を抑え、健康な状態を取り戻すには、早い段階で適切に対応することが大切です。
フレイル予防でポイントを貯めよう
柏市では、市民の皆さんがいつまでもいきいきと自分らしく過ごせるために「フレイル予防の推進」に力を入れています。
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