更新日令和7(2025)年2月19日

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若年性認知症

認知症は、高齢者のかただけがなるものではありません。
65歳未満で発症する認知症のことを『若年性認知症』と呼んでいます。

うつ病などの他の精神疾患や、更年期障害、ストレスからくる疲労などと思われがちで、診断されるのが遅れてしまうことがあります。
社会や家庭の立場からも、高齢者の認知症とは違った問題が多く発生しますが、社会での理解もまだまだ少ないのが現状です。

若年性認知症の原因になる病気は?

主な原因疾患は、脳血管障害による血管性認知症や頭部外傷後遺症、脳が萎縮するアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症、アルコールによる認知症などがあります。

早めの気づきが大切です

早い気づきは、治療の上でも、その後の生活体制を整えるためにも非常に重要になります。

このようなこと、思い当たりませんか?(千葉県HPより引用)

下記の項目のいくつかに当てはまるようでしたら、まずはかかりつけ医に相談するか、専門の医療機関を受診しましょう。

  • 物の名前が出てこない
  • 置き忘れやしまい忘れが目立つ
  • 簡単な計算の間違いが多くなった
  • 仕事にミスが増える、約束を忘れてしまう、期限までに処理ができなくなる
  • 通勤経路や通い慣れた道でも迷ってしまうことがある
  • 些細なことで怒りっぽくなった
  • 仕事や家事など趣味に対する意欲が減退し、話しかけても生返事しか返ってこない
  • 季節に合った服装ができない
  • 普段使い慣れた電話機、コピー機、パソコン等の操作が、困難なことがある
  • ゴミ出し、レジの順番待ちなどの社会的ルールを守れなくなった
  • 会話がどこかかみ合わなくなり、的外れな答えが返ってくる
  • キャッシュコーナーや駅のきっぷ売り場などの操作の仕方がわからなくなった

若年性認知症について相談したい

以下の窓口では、診断の流れや病気の進行、日常生活のサポート方法など、幅広い相談に対応しています。どうぞお気軽にご利用ください。

医療機関に受診したい

認知症疾患医療センター

認知症に関する鑑別診断や専門医療相談を行い、地域の保健医療・介護関係者などと連携して支援する認知症の専門医療機関です。

認知症疾患医療センター(千葉県指定)一覧(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開きます)

認知症サポート医

認知症サポート医とは、認知症の診療に習熟し、認知症に関する研修を修了した医師です。
千葉県認知症サポート医(外部サイトへリンク)

柏市の認知症疾患医療センター及び認知症サポート医がいる医療機関は、「かしわ認知症対応ガイドブック」内の医療機関情報(P31-33)(PDF:822KB)に掲載しています。

若年性認知症と診断されたかたへ

診断が確定したら、今後に向けてなるべく早く備えていくこと大切です。
下記の制度が利用できますので、ご自身やご家族を守るために活用しましょう。

※制度の詳細については、相談機関にお問い合わせください。

柏市の若年性認知症支援

柏市では、認知症のご本人やそのご家族のために相談や交流、気分転換の場としてカフェ(ホッとカフェ)や介護者交流会、家族会などを実施しています。

かしわオレンジ介護者交流会&ホッとカフェ(認知症介護者交流会&認知症カフェ)

お問い合わせ先

所属課室:健康医療部地域包括支援課

柏市柏5丁目8番12号(教育福祉会館内)

電話番号:

お問い合わせフォーム

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