特殊詐欺にご注意を!!
急増中!新しい詐欺の手口とは?(別ウインドウで開きます)
被害発生件数・被害額
- 被害件数 28件(前年同期比-51件)
- 被害額 約1億2,000万円(前年同期比-約7,000万円)
認知件数
その電話の相手、本当に息子?オレオレ詐欺
息子や孫などになりすまして電話を掛け、会社でのトラブル、損金の補填、借金返済名目などでお金を要求したり、警察官や弁護士、金融機関職員などを名乗り、示談金名目やカード不正使用の確認名目などでお金やキャッシュカードを要求してだまし取る手口です。
「大事な書類が入ったカバンをなくした」「株で失敗した」などと電話があり、その後、「今日中にお金が必要だから用意してほしい」などと金銭を要求してきます。また、これまでの息子や孫を騙った詐欺に加えて、甥などを騙る手口もあります。
- 注意ポイント
「携帯電話の番号が変わった」「急にお金が必要になった」「キャッシュカードを預かる」など
市役所・税務署職員を装いATMを操作させる!還付金詐欺
市役所や税務署、年金事務所などの職員を名乗り、医療費や税金などの還付金があるかのように装って電話を掛け、還付手続きを装いATMの操作を指示して犯人の口座へお金を振り込ませてだまし取る手口です。
還付金詐欺(特殊詐欺)に注意
- 注意ポイント
「以前に書類を送ってある」「医療費・税金の還付」「年金の未払い」「近くのATMで手続きを」など
預貯金詐欺・キャッシュカード詐欺盗
百貨店職員、銀行協会職員や警察官などを名乗り、「あなたのカードが不正に使用されている。いまのカードを止めて新しいカードを作る手続きが必要なので預かります。」などと言ってキャッシュカードを受け取り、同時に手続きのため暗証番号が必要などとして暗証番号を聞き出して、カードと暗証番号を使って現金を引き出してだまし取る手口が発生しています。
最近では、警察官を名乗り「不正利用されたカードは、証拠品になるため封筒にいれ保管しておいてください。」等と言い、目の前で封筒に入れ印鑑を取りにいかせている間に、事前に用意した同じ封筒とすり替え、カードを持ち出す手口もあります。
ワンクリックや身に覚えのない高額請求!?架空料金請求詐欺
有料サイトの利用料、延滞料、訴訟関係費用などと、架空の支払義務を口実としてお金を請求する文書やメールを送付するなどして、お金を振り込ませたりしてだまし取る手口です。
最近はコンビニエンスストアなどで購入できるギフトカードを利用した詐欺も多く発生しています。
民事訴訟最終通達書
(市民から提供された実際の葉書)
ハガキと共に送られてくる情報保護シール
- 信憑性を持たせるため、上記の葉書に、目隠しシールを貼って送りつける手口や「重要」とスタンプされた封筒に入れて送りつける手口も出現しています。
- 「総合消費料金」に関する架空請求はがきは無視してください!
- 注意ポイント
「有料動画の閲覧履歴」「未納料金・延滞料が発生」「本日中に連絡をしないと訴訟に」など
その他の手口
少しでも「おかしいな」と感じたら、すぐに一人で行動をするのではなく、必ず、家族や友人、市役所、警察などに確認してください。
確認する際は、相手が言った電話番号ではなく、元の電話番号(息子や孫の電話番号としてこれまで使われていた番号)や官公庁の代表電話(電話帳に掲載されている番号)に電話して確認しましょう。
また、身に覚えがない請求メールを受けた場合も、料金を支払う前に、消費生活センター、市役所や警察などに相談をしてください。
特殊詐欺対策電話機や録音機を設置しましょう!
被害にあわない最も有効な手段は「相手と会話しないこと」です。「在宅中でも」常に留守番電話にしたり、特殊詐欺対策電話機や録音機などの設置が効果的です。
対象:65歳以上の方
特殊詐欺(振り込め詐欺等)対策電話機等購入等補助金
対象:80歳以上の方
特殊詐欺(振り込め詐欺等)撃退録音機の無料取付
あなたの注意が誰かを助けられる!
ATMなどで高齢のかたが、「携帯電話を使用しながら操作している、メモを見ながら操作している、焦った様子である」などの場面に遭遇したら、「詐欺」という言葉を使わずに、「どうしましたか、何の手続きですか」などと声をかけて操作を一旦止めてもらい、可能な範囲で状況を聞きながら周囲のかたに協力を求めるなどして警察等に通報するようお願いいたします。
だまされポイント~思い込みが落とし穴~
急に、息子や孫を名乗る者などから、
「今日中にお金を支払わないと会社をクビになる」
「上司にもお金を用意してもらったから何とかならないか」
などと焦ってしまうようなことを伝えられると、少しおかしい(「声が違う気がする」「急に携帯電話番号が変わったなんて」「そんなに大金が必要なのか」など)と感じても、ショックな出来事を何とか防ぐことを優先して考えてしまい、判断を誤り犯人のシナリオに乗せられてしまうものです。
そのほかにも
- 最近まで入院していたこともあり「還付金」と言われ本当に支払われると思った
- 息子や孫が運転免許を取ったばかりのときに「交通事故の示談金」と言われて本当に事故を起こしたと思った
- 孤独を感じているときに「お金を貸してくれないか」と言われ息子や孫の役に立ちたいと思った
など、思い込みが落とし穴となることがあります。
みなさんに呼びかけています
- 令和5年10月14日柏駅東口ダブルデッキ上(サンサン広場)にて、柏警察署、柏市少年補導委員連絡協議会、市共催で「安全安心まちづくりキャンペーン」を行い、関係団体協力のもと特殊詐欺被害防止を呼びかけました。
- 令和4年10月15日柏モディ前の広場にて、千葉県立柏中央高等学校、あいおいニッセイ同和損保、柏市防犯協会、柏警察署、市で連携し、「安全安心まちづくりキャンペーン」を行いました。
【千葉県立柏中央高等学校放送部の制作動画を上映】
【あいおいニッセイ同和損保によるVR体験やこども運転免許証の作成等ができるブース】
- 令和元年12月13日柏駅の各出口(東口、西口、南口)及び駅周辺にて、JR柏駅、千葉県立柏中央高等学校、KTCおおぞら高等学院柏キャンパス、クラーク記念国際高等学校柏キャンパス、柏市防犯協会、柏警察署、市で連携し、年金支給日に合わせた特殊詐欺被害防止キャンペーンを行いました。
【被害防止を呼び掛ける高校生】
特殊詐欺被害防止のチラシ・ポスターの作成
市では、特殊詐欺被害防止の啓発用チラシや防犯ポスターを作成し、防犯キャンペーン等にて配布しています。
電話de詐欺抑止対策動画(柏警察署作成)
柏警察署が、合言葉は、「か」・「し」・「わ」を題材にした歌とアニメーションの啓発動画を作成しました。この動画は、電話de詐欺の被害が少しでも減ればという思いを込め、柏警察署の署員が作詞作曲し動画を作成しました。柏市から1件でも被害をださないように、御協力をお願いします。
若者がアルバイト感覚で特殊詐欺に関わってしますケースがあります。
千葉県立柏中央高校放送部が、特殊詐欺の加害者となることを防止するため同年代に呼びかけたメッセージ動画を制作しました。
【柏駅東口LEDビジョンにて上映中】
「大切なあなたを守りたい」柏中央高校生による市民へのメッセージ
「私たちの大切な家族・柏市のみなさんを守りたい!」「高校生の私たちにできることをやろう!」
その思いで、県立柏中央高校の生徒が動画を制作しました。
特に詐欺被害に遭いやすい高齢者層に呼びかけたメッセージです。
サポカーでも呼びかけています!
市では市民安全パトロール支援車(通称サポカー)による呼びかけや柏駅前での音声広報、防災行政無線やかしわメール配信サービス等でも特殊詐欺への注意をみなさんに呼びかけています。
市内高校の卒業生であり、美少女戦士セーラームーンの主人公・月野うさぎなど数々のヒットアニメで活躍している声優・三石琴乃(みついしことの)さんや、放送コンクールの全国大会にも出場している千葉県立柏中央高等学校放送部にも広報音声の吹き込みをしていただきました。
令和2年より、特殊詐欺の最新の手口に合わせた音声広報を千葉県立柏中央高等学校放送部の皆さんに作成していただき、運用開始しました。
それでも被害にあってしまった時には、まずは警察に連絡しましょう。「振り込み詐欺救済法」が適用された場合は返金してもらえる可能性があります。(問い合わせ先柏市消費生活センター)
振り込め詐欺の被害者に返金の可能性があります(外部サイトへリンク)(金融庁ホームページ)