ここから本文です。
ページ内リンク
【発令期間】
令和3年2月3日(水曜日)~2月9日(火曜日)までの7日間
【主な被害手口】
キャッシュカード手交型、キャッシュカード窃取型、現金手交型及びATM振込型
(警察官・銀行員・銀行協会員・柏市役所職員・財務省職員・息子・甥・上司がたり)
【被害発生地域】
根戸・明原・大井・柏・南柏・富里・豊四季・つくしが丘・酒井根
全国的に新型コロナウイルスに便乗した詐欺が横行しています。
【手口】
【対策】
【発生日】
令和2年2月中旬
【手口】
被疑者Aは、大手都市銀行東京本店の職員になりすまし、午前10時頃から複数回にわたり被害者(80歳代・女性)宅の固定電話に架電し、「システムが変わったのでキャッシュカードの交換をしなければなりません。」、「当行のB男が近くを回っていますので、直ぐ交換しに行かせます。」などと嘘を言い、キャッシュカードを新しいカードと交換すれば、新しいシステムに対応できるものと誤信させ、同日午前11時頃、被害者宅を訪れたB男に対し、被害者ら名義のキャッシュカード2枚を渡してしまったもの。
後日、預金残高約1,180万円全額が引き下ろされており、被害に気が付いたもの。
【対策】
金融機関では、キャッシュカードの交換等については、郵送または窓口で行っており、電話でお金やキャッシュ―カードの話は詐欺を疑い、一旦電話を切って家族や警察に相談する。
固定電話の留守番設定等の電話機対策を行う。
百貨店職員、銀行協会職員や警察官などを名乗り、「あなたのカードが不正に使用されている。いまのカードを止めて新しいカードを作る手続きが必要なので預かります。」などと言ってキャッシュカードを受け取り、同時に手続きのため暗証番号が必要などとして暗証番号を聞き出して、カードと暗証番号を使って現金を引き出してだまし取る手口が発生しています。
最近では、警察官を名乗り「不正利用されたカードは、証拠品になるため封筒にいれ保管しておいてください。」等と言い、目の前で封筒に入れ印鑑を取りにいかせている間に、事前に用意した同じ封筒とすり替え、カードを持ち出す手口もあります。
息子や孫などになりすまして電話を掛け、会社でのトラブル、損金の補填、借金返済名目などでお金を要求したり、警察官や弁護士、金融機関職員などを名乗り、示談金名目やカード不正使用の確認名目などでお金やキャッシュカードを要求してだまし取る手口です。
最近では、息子や孫のふりをして「明日、実家にミカン送るね。運送会社の人から電話あると思うからよろしくね。」と電話し、その後運送会社を名乗り「住所の確認をしたい」旨の電話がきます。しばらくしてから、同じ息子や孫から「会社のお金が入ったカバンを無くした。」等と、お金を要求してくる新たな手口が発生しています。
これは、1本目の「ミカン送るね。」という一見詐欺とは思えない会話で息子や孫と信用させた上で、2本目のオレオレ詐欺の電話でも本当の息子や孫からの相談だと思い込ませ、お金をだましとる巧妙な手口です。
市役所や税務署、年金事務所などの職員を名乗り、医療費や税金などの還付金があるかのように装って電話を掛け、還付手続きを装いATMの操作を指示して犯人の口座へお金を振り込ませてだまし取る手口です。
還付金詐欺(振り込め詐欺)に注意
有料サイトの利用料、延滞料、訴訟関係費用などと、架空の支払義務を口実としてお金を請求する文書やメールを送付するなどして、お金を振り込ませたりしてだまし取る手口です。
最近はコンビニエンスストアなどで購入できるギフトカードを利用した詐欺も多く発生しています。
民事訴訟最終通達書(市民から提供された実際の葉書) 左側
ハガキと共に送られてくる情報保護シール 右側
融資保証金詐欺
最大の予防策は確認です。
少しでも「おかしいな」と感じたら、すぐに一人で行動をするのではなく、必ず、家族や友人、市役所、警察などに確認してください。
家族、市役所や警察に電話をして確認する際は、相手が言った電話番号ではなく、元の電話番号(息子や孫の電話番号としてこれまで使われていた番号)や官公庁の代表電話(電話帳に掲載されている番号)に電話して確認しましょう。
また、身に覚えがない請求メールを受けた場合も、料金を支払う前に、消費生活センター、市役所や警察などに相談をしてください。
ATMなどで高齢のかたが、「携帯電話を使用しながら操作している、メモを見ながら操作している、焦った様子である」などの場面に遭遇したら、「詐欺」という言葉を使わずに、「どうしましたか、何の手続きですか」などと声をかけて操作を一旦止めてもらい、可能な範囲で状況を聞きながら周囲のかたに協力を求めるなどして警察等に通報するようお願いいたします。
広報かしわ平成31年4月1日号(外部サイトへリンク)では、振り込め詐欺の特集をしています。併せてご覧ください。
平成30年中に柏市で起きた振り込め詐欺事件の特徴として、被害者の80パーセントが女性であり、年代別では70歳代が最も多くなっています。女性の被害が多い理由として、男性に比べ家に居る時間が長く、電話に出やすいからと考えられます。
急に、息子や孫を名乗る者などから、
「今日中にお金を支払わないと会社をクビになる」
「上司にもお金を用意してもらったから何とかならないか」
などと焦ってしまうようなことを伝えられると、少しおかしい(「声が違う気がする」「急に携帯電話番号が変わったなんて」「そんなに大金が必要なのか」など)と感じても、ショックな出来事を何とか防ぐことを優先して考えてしまい、判断を誤り犯人のシナリオに乗せられてしまうものです。
そのほかにも
など、思い込みが落とし穴となることがあります。
(JPG:43KB)
【被害防止を呼び掛ける高校生】
(JPG:48KB)
(JPG:30KB)
(JPG:70KB)
市では、振り込め詐欺被害防止の啓発用チラシや防犯ポスターを作成し、防犯キャンペーン等にて配布しています。
(JPG:137KB)
(JPG:196KB)
(JPG:261KB)
柏警察署が、合言葉は、「か」・「し」・「わ」を題材にした歌とアニメーションの啓発動画を作成しました。
この動画は、電話de詐欺の被害が少しでも減ればという思いを込め、柏警察署の署員が作詞作曲し動画を作成しました。
柏市から1件でも被害をださないように、御協力をお願いします。
「私たちの大切な家族・柏市のみなさんを守りたい!」「高校生の私たちにできることをやろう!」
その思いで、県立柏中央高校の生徒が動画を制作しました。
特に詐欺被害に遭いやすい高齢者層に呼びかけたメッセージです。
平成30年6月20日柏市民をはじめ、市内の事業者など、あらゆる方に振り込め詐欺被害の撲滅にご協力いただけるよう、電話de詐欺被害撲滅緊急メッセージを発表しました。
柏市民は騙されない!!
柏市民の合言葉は、
「か」…簡単に
「し」…信じない
「わ」…渡さない
このメッセージは千葉県立柏中央高等学校放送部により制作されました。
市では市民安全パトロール支援車(通称 サポカー)による呼びかけや柏駅前での音声広報、防災行政無線やかしわメール配信サービス等でも振り込め詐欺への注意をみなさんに呼びかけています。
平成30年3月16日には、放送コンクールの全国大会にも出場している千葉県立柏中央高等学校放送部にも広報音声の吹き込みをしていただきました。
それでも被害にあってしまった時には、まずは警察に連絡しましょう。「振り込み詐欺救済法」が適用された場合は返金してもらえる可能性があります。(問い合わせ先 柏市消費生活センター)
振り込め詐欺の被害者に返金の可能性があります(外部サイトへリンク)(外部リンクで金融庁ホームページが開きます)
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
こちらのページも読まれています