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アルコール健康障害対策基本法とは、アルコール健康障害の発生、進行、再発の各段階に応じた予防対策を適切に実施することが基本理念であり、基本計画で取り組むべき重点課題の中に未成年、妊婦、若い世代への啓発が課題として挙げられています。
基本法では、11月10日から16日までをアルコール関連問題啓発週間と定めています。
アルコールは、大人でも飲みすぎると健康障害に繋がりますが、成長期にある未成年者にはさらに大きなリスクを伴います。
未成年者の飲酒が法律で禁止されているのはそれだけの理由があります。
20歳未満の者がお酒を飲んではいけない5つの理由(国税庁)(外部サイトへリンク)
長期間大量にアルコールを飲み続けていると、次第にお酒を飲まずにいられなくなります。それがアルコール依存症です。特徴としては、アルコールがないと気分が落ち着かない「精神依存」、急にやめたときにイライラしたり手指の振えなどの離脱症状がでる「身体依存」、同じ飲酒量では酔えなくなる「耐性」があります。また、どうしてもお酒を飲もうとする行動をとるため、家庭や職場での問題行動が増え、人間関係のトラブルを引き起こし、社会的に孤立するようになります。
一度アルコール依存になると飲酒のコントロールは戻りませんが、回復はできます。回復には一滴も飲まない「断酒」が必要で、そのためには専門医療機関での治療や依存症者同士の集まりである自助グループへの参加が効果的といわれています。仲間と一緒にアルコールを必要としない生き方を目指しながら、回復を目指していきます。
柏市保健所では、アルコール問題を抱えているご本人やご家族からの相談をお受けしております。またアルコールに関する相談や各種事業を実施しております。職員による相談は随時受付しておりますので、いつでもご相談ください。
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