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更新日令和3(2021)年2月26日

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アルコール関連問題普及啓発週間

アルコール健康障害対策基本法

アルコール健康障害対策基本法とは、アルコール健康障害の発生、進行、再発の各段階に応じた予防対策を適切に実施することが基本理念であり、基本計画で取り組むべき重点課題の中に未成年、妊婦、若い世代への啓発が課題として挙げられています。

基本法では、11月10日から16日までをアルコール関連問題啓発週間と定めています。

STOP!!未成年の飲酒防止

未成年者の飲酒について

アルコールは、大人でも飲みすぎると健康障害に繋がりますが、成長期にある未成年者にはさらに大きなリスクを伴います。

未成年者の飲酒が法律で禁止されているのはそれだけの理由があります。

未成年者がお酒を飲んではいけない5つの理由

  • 20歳未満から飲酒を始めると、うつ状態になったり、学習能力や集中力、記憶力の低下等、脳の機能を低下させる。
  • 身体が成長段階にあるため、アルコールを分解する働きも未完成であり、大人に比べ短期間で肝臓をはじめとするさまざまな臓器に障害を起こしやすくなる。
  • 性ホルモンの分泌に異常が起き、男性はインポテンツになったり、女性は生理不順や無月経になる可能性がある。また思春期前から飲酒を始めると、二次性徴が遅くなる可能性がある。
  • アルコールには依存性があるため、飲み始める年齢が早いほどアルコール依存症になりやすくなる。15歳以下からお酒を飲み始めた場合、20歳以降から飲酒を始めた場合と比べると、アルコール依存症になる確率は3倍以上になる。
  • 未成年者の飲酒は「未成年者飲酒禁止法」で禁止されており、親権者や酒を販売した営業者に対し罰則が規定されている。

20歳未満の者がお酒を飲んではいけない5つの理由(国税庁)(外部サイトへリンク)

知っておこう!アルコール依存症とは

長期間大量にアルコールを飲み続けていると、次第にお酒を飲まずにいられなくなります。それがアルコール依存症です。特徴としては、アルコールがないと気分が落ち着かない「精神依存」、急にやめたときにイライラしたり手指の振えなどの離脱症状がでる「身体依存」、同じ飲酒量では酔えなくなる「耐性」があります。また、どうしてもお酒を飲もうとする行動をとるため、家庭や職場での問題行動が増え、人間関係のトラブルを引き起こし、社会的に孤立するようになります。

一度アルコール依存になると飲酒のコントロールは戻りませんが、回復はできます。回復には一滴も飲まない「断酒」が必要で、そのためには専門医療機関での治療や依存症者同士の集まりである自助グループへの参加が効果的といわれています。仲間と一緒にアルコールを必要としない生き方を目指しながら、回復を目指していきます。

アルコール健康障害対策事業

柏市保健所では、アルコール問題を抱えているご本人やご家族からの相談をお受けしております。またアルコールに関する相談や各種事業を実施しております。職員による相談は随時受付しておりますので、いつでもご相談ください。

お問い合わせ先

所属課室:健康医療部保健予防課 (保健所)

柏市柏下65番1号(ウェルネス柏3階)

電話番号:

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