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更新日令和6(2024)年12月11日

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避難所の開設・運営(避難所開設・運営マニュアル)

平常時から行う避難所運営のための開設準備

発災時、円滑に避難所(学校等)を開設するには、地域と避難所となる施設管理者の連携が必要です。平常時から避難所運営方法について協議して、災害に備えることが重要です。

(1)避難所との連携

地域と避難所の施設管理者で、避難所開設の手順について確認します。
開設後の避難所運営をするのは避難者自身となるため、施設側、避難者側のそれぞれで対応すること等を確認しておきます。

(2)使用可能場所の確認

避難所は、全ての部屋が開放されるわけではありません。
使用できる場所の範囲内で、感染症対策も踏まえながら運営体制を構築していきます。

(例)感染症陽性者が避難してきた場合や、介護が必要な高齢者が避難してきた場合など。

(3)開設や運営に必要な備蓄品を確認

各避難所には、避難所開設や運営に必要な備品である避難所運営グッズ(感染症対策グッズ含む)が配備されていますので、保管場所と中身を確認の上、運営体制を構築します。

(4)発災時の初動対応

発災時には、建物の安全確認など初動対応が発生します。あらかじめ、わかりやすい手順書を作成しておき、避難所開設の初動対応をスムーズにできる準備をします。
また、平常時から発災時に対応ができるように、手順書は地域で共有します。

平常時確認用:避難所開設についてのアクションカード(PPT:79KB)

初動時の全体の流れ(PPT:55KB)

はじめにやることカード(PPT:856KB)

役割分担カード(PPT:61KB)

受付担当カード(PPT:85KB)

設営担当カード(PPT:84KB)

情報収集担当カード(PPT:59KB)

※添付したアクションカードはひな型です。各地域の特性を活かして作成してください。

(5)訓練(検証)の実施

作成した手順書を地域で共有し、実効性のあるものか検証します。一度作成した手順書でも、定期的に見直しを行います。

(6)避難者自身での避難所運営

避難所は、避難してきた避難者自身で運営するためには、災害対応未経験者など、誰が避難してきても運営できる体制を構築する必要があります。
また、避難所運営時には、快適な避難所生活を送るためのルール等を決める、避難所を運営するための組織(避難所運営組織)を作ることも考えていきます。

避難所開設・運営マニュアル

ペット避難

柏市では、全ての指定避難所で屋外避難、一部(42箇所)の避難所で屋内避難を可能としています。
詳細についてはこちらをご確認ください。
ペット避難について

ペット避難

感染症対策

避難所の運営において感染症拡大を防ぐために以下の対策を行います。

  • (1)避難者の健康状態の確認
    避難所到着時等に避難者の健康状態の確認を行い、必要であれば専用スペースへの案内や、関係機関等と連携した対応を行います。
  • (2)十分な換気の実施及びスペースの確保
    避難所内の窓等を開放して十分な換気を行います。また、なるべく密にならないように避難者の位置等を考慮してスペースの確保に努めます。
  • (3)避難所内の清掃による衛生環境の確保
    各避難所に消毒液を配置し、手洗いや咳エチケットの徹底を周知することで避難所内の衛生環境の確保に努めます。
  • (4)発熱等の症状が出た者のための専用スペースの確保
    パーテーション等を利用して、発熱等の症状が出た者のための専用スペースを確保して、避難所内の感染拡大を防止します。
  • (5)関係機関等との連携
    自宅療養中の軽症者の避難や、避難所内で新型コロナウイルスなど感染症が発症した場合には、関係機関等と連携して必要な対応を行います。

在宅・分散避難について

避難所での生活は、プライベート空間の確保が難しいことや冷暖房設備が完備されていないこと等からとても過酷なものになります。
そのため柏市では、災害の程度等によって在宅避難または分散避難を推奨しています。

在宅避難

自宅への被害が少なく安全が確保できた場合に、自宅で避難生活を送ることです。
日頃から自宅の耐震の確認や家具の転倒防止対策、食料品の備蓄などを進めて、在宅避難ができるよう準備をしましょう。

分散避難

安全な場所に住んでいる親戚・友人・知人宅やホテルなどで避難生活を送ることです。
いざという時に避難できるよう、親戚の方などと事前に分散避難について話し合っておきましょう。
発災直後は、電話やメールなどがつながりにくく、連絡が取りにくいことが予想されるため、事前に相談しておくことが大切です。

物資配布

避難所以外の場所で避難生活を送っている場合でも、柏市で備蓄している食料などを受け取ることができます。
備蓄品が不足する場合などは、お近くの避難所で物資を受け取りましょう。

避難イラスト

在宅避難等が難しい場合

在宅避難等が難しく、避難所に避難する場合には、次のような非常持出品を持参してください。

非常持出品

  • 携帯ラジオ
  • 救急医療品(常備薬、包帯等)
  • 貴重品(現金、預金通帳、健康保険証等)
  • 懐中電灯
  • 予備の電池
  • 非常食品
  • マスク(マスクの代わりとなるタオル類)
  • アルコール消毒液(除菌シート)
  • 体温計
  • その他必要な物品

(補足)避難所には災害用の備蓄品として非常食品等を用意していますが、数に限りがあり、場合によっては不足する可能性があるため極力持参をお願いします。

関連資料

厚労省 感染症対策チラシ(PDF:729KB)
知っておくべき5つのポイント(PDF:405KB)

関連する記事

厚生省新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)厚生労働省ホームページ(外部サイトへリンク)

お問い合わせ先

所属課室:危機管理部防災安全課

柏市柏5丁目10番1号(本庁舎3階)

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