更新日令和3(2021)年2月26日

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第24回柏市下水道事業経営委員会会議録

1 開催日時

令和2年11月24日(火曜日)午後3時から午後4時30分

2 開催場所

柏市役所 本庁舎5階 第3委員会室

3 出席者

(委員)

落合委員、新井委員、石井委員、板倉委員、伊藤委員、佐藤委員、斉藤委員、椎名委員、鈴木委員、髙橋委員、谷委員、富田谷委員、沼澤委員、渡邉委員

(事務局)

星土木部長、内田土木部次長兼下水道整備課長、大作下水道維持管理課長、原下水道経営課長、浅野河川排水課長 他5名

(注意)委員氏名の記載は、順不同です。

4 議題

柏市下水道事業中長期経営計画の中間見直し及び下水道使用料について

5 議事(要旨)

委員の改選に伴い、柏市下水道事業経営委員会条例第4条第1項の規定に基づき、委員長には落合委員が、副委員長には谷委員が選出された。

柏市下水道事業中長期経営計画の中間見直し及び下水道使用料について(資料1、資料2、資料3、資料4)

事務局から柏市下水道事業中長期経営計画の中間見直し及び下水道使用料について説明を行い、この後これらについて質疑応答を行った。質疑内容は以下のとおりである。

(斉藤委員)資料1P.14の見出しについて、一般的には中期は5年、長期は10年程度だと思うが、長期的見通しの欄がR52となっており、あまりにも先の話ではないか。また、本計画期間→将来の見通し→長期的見通しではなく、本計画期間→長期的見通し→将来の見通しという順番で記載する方がいい。

(事務局)国の資料に、30年~50年後の見通しも載せるよう記載があること、また、水道部の資料にも50年後の見通しが掲載されていたことから、あくまでも参考として作ったものである。

(鈴木委員)下水道事業は長期的に考えていかなければならない。50年後の見通しが悪いのであれば、改善できるように中期計画を立てていくべきと考える。

(事務局)承知した。

(髙橋委員)資料2P.44について、若手職員が3年程度で異動してしまうのは勿体ない。下水道部署に留まるようにすることは出来ないのか。

(事務局)人材育成のため、若手職員は10年で3部署に配属される。しかし、御指摘のとおり、下水道はスペシャリストを育成していく必要があるので、最低でも5年程度は在籍させるよう、人事部門に要望を出している。

(佐藤委員)今の人事関係の話は、何らかの形で資料に入れられないのか。あと、素案と資料がどう対応しているのか、読み取りにくい部分がある。

(事務局)A:資料2P.44に記載している。承知した。

(落合委員)積み立てが50億円とのことだが、柏市の規模や他市町村と比べた時、これは妥当な金額なのか。また、この試算は長期的なものなのか。

(事務局)資料2P.50に積立目標を記載している。約15パーセントであり、他市と比べ積立割合が多いという訳ではない。当面の間に現金支出として支払う必要のある義務的経費として、流域下水道維持管理負担金、企業債元利償還金、災害復旧費の半年相当分等を考えて計算し、約50億円となった。長期で見ると足りなくなってしまう試算である。

(鈴木委員)50年後の見通しが悪いのであれば、今から手を打たないといけない。先送りにならないように、本来は10年計画の中に織り込んでいくべきだと思う。

(事務局)承知した。

(佐藤委員)長期的に効いてくるのは、管路の健全性である。現在、全国的に調査をやっているので、その結果に基づいて長期見通しを立てていくことになると思う。後期では、次の計画策定までに、管路の健全性をしっかり把握しておくことが重要だと考える。

(事務局)承知した。

(落合委員)資料2P.52第6章の「広域化の視点に立った取り組みについても積極的に進める必要が出てくるものと考えられます。」について、説明をお願いしたい。

(事務局)資料2P.55の収支モデルの主な推定条件にも記載しているが、広域化・共同化に関する事項は、現在、千葉県を中心として検討が始まったところであり、今後の進捗状況に応じて検討することとしている。

(事務局)広域化は、近隣市や県単位で処理場を統合し、効率化を図るもの。また、施設以外にも、経営管理部門の統合や維持管理業務の一括発注などがあり、様々な部分で効率化していくというものである。管路という意味では、柏市単独の処理場は県に統合されているため、既に効率化されている。

(落合委員)今回敢えて記載した意図があるのであれば聞きたい。この資料の書き方だと分かりにくいと感じる。

(事務局)例えば、維持管理業務や管路更新は柏市単体で予防保全型包括的委託をしているが、地域を広域化して発注していくという視点もある。表現を変更する。

(佐藤委員)柏市は広域化しなくてもいい部類と思われるので、落合委員のおっしゃる通り、何故わざわざ資料に書いたのかという意見も分かる。ただ、将来のことを考えると、近隣市との連携はある方がいいと思うので、多少は記載しておいてもいいのでは。

(事務局)承知した。

(沼澤委員)資料2P.52第6章について、「概ね50年後までを見据えた将来見通しについては、人口減少や節水機器の普及等に伴い水需要は約10パーセント減少」と書いてあるが、この見通しはどのようなものなのか。

(事務局)柏市水道事業ビジョンで算出した数値を使用している。

(斉藤委員)資料1P.14使用料収入の見込みについて、R2はコロナの関係もあり減少の見込みとのことだが、R1とR2の差はマイナス約1億円である。状況は悪くなっていくと考えられるが、この程度の見込みで大丈夫なのか。

(事務局)7月に内閣府が出した「中長期の経済財政の試算」中に、完全とまでは言えないが、2年程度で概ね戻るというグラフがあったので参考とした。ただ、実際にどうなるかは分からないので、3年かかると見込んで計算した。何を根拠とすべきか難しく、アバウトな数字になってしまっている。今後、緊急事態宣言が出れば、影響してきてしまう。

(板倉委員)資料2P34(1)4行目について、「1時間に50mmの降雨」とあるが、これまでは、50mm「を超える」とか「以上」という説明を受けていた。必要なら追記したほうがよい。

(事務局)追記する。

(板倉委員)資料2P50表3-1-4-1下欄の「令和2年度末数値」とある表記は正しいか。

(事務局)修正する。

(新井委員)資料2P.52の広域化の視点に立った取り組みに関する記載について意見が出たが、委員の意見も踏まえて、ここの記載を削除するとしたら、その代わりとして、広域化そのものの取り組みではないが、行政の効率化という観点で水道部との組織統合を踏まえた経費の合理化に関する取り組みを行っていく旨、追記してはどうか。「後期計画の事業、財政見通しと経営指標について」のP.11にはその旨が記載されており、事務局の説明内容も具体的なものであったため、現時点で記載できる範囲で構わないので、効率化に向けた取り組みの見通しとして、水道部との統合の件、追記してもらいたい。

(事務局)承知した。

雨水幹線整備事業、大雨の被害状況、水道部との組織統合について

事務局より、雨水幹線整備事業、大雨の被害状況、水道部との組織統合について報告を行った。質疑は特になし。

6 傍聴

傍聴 0人

7 次回開催日時(予定)

令和3年2月18日(木曜日)

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