更新日令和8(2026)年3月11日

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令和7年度第2回柏市健康福祉審議会高齢者健康福祉専門分科会会議録

1.開催日時

令和8年2月5日(木曜日)午前10時~12時

2.開催場所

柏地域医療連携センター1階研修室

3.出席者

委員(敬称略)

飯島勝矢、宇佐見さくら、大塚昌孝、金田しおみ、工藤淑子、小宮裕明、齊藤志帆、寺田英史(以上8名)

事務局等

健康医療部理事(吉田みどり)

健康医療部次長兼健康増進課長(梅澤貴義)

健康医療部次長兼地域医療推進課長(岡村秀明)

福祉部次長兼福祉政策課長(渡邊浩司)

高齢者支援課長(島澤智宏)

健康政策課長(宗徳貴之)

地域包括支援課長(小出嘉則)

指導監査課長(杉森弘)

柏市社会福祉協議会事務局長(山下嘉人)

4.配布資料

事前配布資料

当日配布資料

5.議事(概要)

(工藤委員)

3ページ目(3)施設等への入所・入居の検討状況ということで結果が示されているが、なぜ検討していないか理由を尋ねる項目はあったのか教えて欲しい。

(事務局)

入らない理由に関する設問項目は設けていない。

(工藤委員)

経済的に難しいため検討していないのか、あるいは情報がわからない、例えば特養とはどんなところだろうと思っているから決断に至っていないのか、その辺りの情報提供のあり方は宇佐見委員の方でよくPRをしていただいてるが、そうした情報提供のあり方も含められるかと思った。

(宇佐見委員)

以前と比べて特養は空き状況がかなりある状態である。待機の人たちは、前は何百人などと言われていたが、30~40人ぐらいの待ちになっている。申し込みだけして自分の番が回ってきたら、まだ考えていないとか、あとは病院の方に入院しているので今のところ大丈夫といったことが結構多い。もう亡くなられているという場合もある。あとは医療行為が必要で、療養型に移るというようなことも多い。要介護3以上の方でも特養が遠くなったと実感しており、状態がかなり悪くなって家族が大変になった状態でようやく特養に入るので、正直特養にいる時間がすごく短くて、半年ないし1年で亡くなられたり、病院の方に移られたりということがある。

積極的に待機者を募るような形で地域のコミュニティに参加するなどアピールをしている。要介護3以上になったことでふるいにはかけられたかもしれないが、その分、社会福祉法人の経営は厳しくなってきていると感じている。

(飯島会長)

前は何百人と待機されていたが今は一桁減少している状況で、それと同時に空きが多い。30~40人しか待機がいないので入所してもらえればいいと思うが、そうしないのは、バランスを取りながらやる必要があるからということか。

(宇佐見委員)

すぐ入居できる方がその30~40名の中でもそんなにいない。今すぐは考えていないという方もいる。あと施設側も介護職員が足りていないところはすぐに利用者を入れることが難しいということもある。医療行為が多い方、夜間の喀痰吸引がある方をすぐに入居できるかというと、介護士の中にも喀痰吸引の資格を持っている方もいるが、持っていない方だと夜勤のときに何かあっても対応できないなど、様々な条件がある。

(金田委員)

人材確保の部分だが、柏市介護サービス事業所協議会と柏市とで大体年に1回、11月頃に柏の葉カンファレンスセンターで行われている福祉のしごと相談会に、障害と高齢の施設でブースを出して求人活動をしているが、実績としてそこから採用に繋がった件数が本当に少なく、年々来場者数自体は一定の数が来てくださるが、そこからなかなか採用に繋がっていないという実情がある。

人材を確保するために、結構紹介会社とかを通すのだが、その成功報酬といった紹介料が25~30%位となっている。年収400万円として想定すると、大体100万から120万ぐらいの経費がかかってしまう。これから国が処遇改善で職員の賃金の向上をしてくると思うが、人を増やすために使われる金額がものすごくかかってきている。

紹介会社が悪いという話ではないが、完全に足元を見られているなという気もする。真面目に働きたい、介護の仕事が好きだというような方と事業者とのマッチングみたいなところで、せっかく就職相談会をしているので、何とかうまく繋がっていかないかなというところがジレンマである。

(飯島会長)

給料面とか、今、何の気持ちで引っかかって働くことを辞めておこうとなってしまうのか。

(金田委員)

職員の中には一定数長く続く層と、流動している層がある。その流動している中からうまくマッチングして、長く続けてこられる方もいれば、長く続けてきたけれど、例えば定年退職でお辞めになって、自分の体がつらいからもう少しゆっくり働きたい、といった感じの方がうまく来られれば長く続く。

(宇佐見委員)

柏市は本当に頑張ってくれていて、仕事相談会にたくさんの人を連れてきてくれていて、毎年来場者数は更新しているが、毎年就職率は落ちていっている。去年は5名くらいだった。100人以上来てくれて就職に繋がったのが本当に一桁という形だった。

(齊藤委員)

この在宅介護実態調査は、WEB回答はできるのか。QRコードを私たちにいただいて一緒にやるといった方法があると回答が増えるきっかけになるのではと思った。

シャドーワークについて、実際はやらざるを得ないことという場合が多いと思うが、やらないケアマネは悪いケアマネ、という考えが皆さんに出ていて、私のケアマネは受診に行ってくれた、などといった、やってもらった自慢みたいなところもある。

あとは、ケアマネはお金が発生しないので、無料で何かやっていただける点でお願いしてきてしまうことが多いと実感している。

(飯島会長)

ケアマネジャーに過剰な負担がかかるのは良くないと純粋に思う。これを減らすためには、依頼する住民側のモラルが必要だと思う。おねだり感覚の人たちも多いし、どうすれば波風立てずに減らしていけるか。

(齊藤委員)

介護保険以外の各種申請は必要なことだと思うので、今までも恐らくずっとやってきて頂いている。私たちはこれにつらいと思っているわけでは恐らくないと思う。一番大変なのは受診の同行など。電球交換したいと電話が来ることもある。

(飯島会長)

ケアマネジャーが身近だから何でもお願いしてしまう悪い側面がある。利用者側の心理も二つある。わからないから今日も来てくれたケアマネジャーさんにお願いしてしまった、という人もいれば、本当はわかっているけど面倒だから、今日来たんだからお願い、みたいな人もいる。どう啓発をしていけばいいのか。

(齊藤委員)

支え合い会議とかいろいろとインフォーマルなサービスが出ているので、電球とかはそこにお願いするということはあると思うが、ケアマネの勉強不足でそのインフォーマルを知らない、うまくマッチングできていないというところで、結局自分でやっちゃうことはあるかもしれない。

(飯島会長)

今は忙しいから今日はごめんなさい、と言ったときに、ユーザーさんからの評価が悪くなるのは悲しい話である。それらもうまく対応したいところである。

(小宮委員)

8ページ、2番目の50.5%に「利用者以外の家族に対する支援」という項目がある。やはり介護がうまく進むかどうかは親子関係、認知になる前の健康な時に、親子の会話が進んでいるかどうかがポイントとなるような気がしている。そういう意味で対する支援というのはどんな内容か聞きたい。

それから、ゴミ出し代行や介護者代行など、いわゆる地域の助け合いグループがある。ポイントとなるのは地域包括支援センターだと思う。民生委員、そういう助け合い運動をやってる人、ケアマネさんヘルパーさんなどの声が集約されてくるのが包括である。包括が主体となって地域ケア会議、関係者が集まってグループワークをして、これを密にやっていくかどうかが一つポイントになることと、親子の関係をどう進めるか、健康体のうちにどういうふうに周知していくかということを柏市主体でやっていただきたい。

(工藤委員)

4ページの介護者の就労状況と介護というところで、私自身ケアラーセンターの設立に関わっているが、そこに集まってくる皆さんは、包括支援センターをご存知ない方が大半で、40代50代の、今まさに親を介護している人たちがご存知ない。

(飯島会長)

地域包括支援センターの存在とその機能について、細かく機能を知っている必要はないが、困ったら1回相談してみようといった、身近な、駆け込み寺みたいに思えるかどうかが、これからの大きな鍵というか、そこから派生して繋がっていくはずで、そこが課題である。

(工藤委員)

前回の運営協議会で子育て世代に対しては、様々なSNSを使ってお知らせしているというお話があったが、子育てからちょっと外れた、40代・50代の方の周知は課題だと思う。

(事務局)

支え合い会議や、生活支援体制整備事業を行っている。これが高齢者に限らず障害者、子供が入ると重層的体制整備支援となるが、地域の中で実際に職能の方々がやられていることと、もう一方で地域の方が自分が得意とすること・できることをどれだけ自分のこととしながら、地域の中で生きていけるかというような仕組みと感度をどう作っていくかということを社協と一緒に行っている。

(飯島会長)

次世代の新しい方が職業に期待を持って希望してくるよううまくやれるといいと思う。

(小宮委員)

何でも一人で解決しようとする高齢者もいる。民生委員はデイサービスやヘルパーが入る等、1人のときを少なくするという工夫をする。今の最大の悩みは民生委員のなり手不足と感じている。

(飯島会長)

施設入所を検討されていないという方々が結構いるという現状と、3ページ(3)では申し込み済みが19%~25%の微増という中で、住民の方々は、どのように考えていけばいいのか。

(宇佐見委員)

今、特別養護老人ホームは要介護3からというルールがあるが、グループホームやサ高住、介護付きのマンションなど本当にいろいろ増えてきており、選択肢が増えたと思っている。特養の魅力は値段だが、ユニット型では高ければ20万円を超える。今は有料老人ホームでも月費用13万円から、入所入居金なしのところも多くなっているので、施設にはいつでも入れると考えているのではと思う。

80歳でも元気な方がとても多く、このアンケート結果は、介護施設に入ることに対して後ろ向きではなく、意外と前向きな捉え方で、いつでも入れるから、という感じで遠くなったのではと。もう少し頑張れるかなと、自分たちの自信にもなってきているのではないか。

家族や利用者以外の家族に対する支援にはどのようなものがあるかについては、ほとんど相談業務だと思う。医療方針や介護方針のご相談をする方が、50代くらいの娘や息子であることがとても増えた。今の50代、60代は地域にかかわってきていないので、相談するところがない。まして、引きこもり状態の息子しかいない場合、その方に母の医療方針や介護方針を聞いても、考えられない。ケアマネも、家に行ったときにお母さんの話を聞くより、息子や娘の話を聞く時間が長いことも多々ある。

(大塚委員)

10ページ目、(2)介護サービス従事者の働く上での悩みや不安・不満について、仕事の内容の割に賃金が低いとのことだが、みんなが働きやすい状態となる満足する価格とはどのくらいなのか。

(金田委員)

もらえればもらえるだけ皆さん欲しいと思う。ただ仕事の内容の割には社会的な評価が低いと思う。仕事の内容は医療職と同じぐらいの評価をもらっていいと思うことを、本当に手広く寄り添ってやっている割に、日本全体の仕事のランクがすごく低い。仕事として認められるポジションとなるべき。尊敬され頼りにされ、仕事を素晴らしいと言ってもらえる状況でなかったら、ずっと不満は募ると思う。

(飯島会長)

金額と認められてる仕事、ちょっとスポットライトが当たりやすい仕事というようなバランスが必要。金額だけ上げれば全てが解決する話でもない。お金のテコ入れだけではなく、スポットライトが当たるような感じで、国のトップが言っていくことが必要かと思う。

(寺田委員)

人手がどうしても少なくなっているが、どうしても扶養の範囲内という事情で、逆に仕事をしなくなってしまう。

(飯島会長)

地域包括支援センターの存在と機能はもっと住民に身近に知っていただいて、早めの段階から相談いただきたいと考える。それは各自治体の努力も必要で、ベースアップ、ボトムアップなどコンビネーションしていくしかないと思う。

他市との比較

(高齢者支援課から、資料2「他市との比較」に沿って説明。)

(飯島会長)

高齢化率を見ると若干高い水準だが、調整済みの認定率が低いことについて事務局側でこれが効いているのではないか等、何か推測はあるか。

(事務局)

柏市は介護予防でフレイル予防の取り組みを10年続けた中で、一つ一つの積み重ねの結果が出ているのではないかと思う。給付費等々についてもフレイルチェックと言われるツールから、今年から健康アプリなどを使っているが、それらが様々な個々の活動を促すことにより、元気な高齢者が1人でも多く維持、創出されるよう行っている成果であると捉えている。

(飯島会長)

フレイルサポーターの発祥の地でもあり、住民主体の活動が日本のトップクラスなので、その辺りで出てくれているのではと期待している。

施設・居住系サービスの定員数が中核市と比較して少ない状況だったということで事務局側の捉え方はどうか。

(事務局)

基本的に柏市の住民意向、在宅での生活を継続したいご意向が強く、また、柏市がこれまで進めてきた在宅医療介護連携の中で、ある程度在宅での生活を継続することもあって、施設サービスの提供量としてある程度バランスが取れていると思っている。施設に入ってフルサービスを受けるほどではないが、例えば生活援助、見守り等を利用したい方が、サービス付き高齢者向け住宅や住宅型の有料老人ホームで有料サービスを使いながら生活できるということで、ある程度バランスが取れているのかなと考えている。

(飯島会長)

施設サービス定員が全国や中核市の平均を下回る状況であったが、今後の整備方針に関して、事務局から何か見解があるか。

(事務局)

柏市のこれからの施策整備として、これから75歳の方が80歳、85歳と年齢が上がっていく層が非常に多い状況であり、要介護3以上の重度の方々がこれから急速なスピードで増える可能性がある中で、ニーズに合った計画的な整備はまだ必要だと考えている。

(宇佐見委員)

施設を増やすときに、やはり必要なのは介護職員だと思う。周りにある施設に介護職員が取られてしまうなど、運営ができなくなってしまうことも懸念している。引き続き柏市と一緒に介護職員の増員、そして介護の魅力を発信できればと思っている。

柏市老人福祉センター条例および柏市老人福祉センター条例施行規則の改正案

(高齢者支援課から、資料3に沿って説明)

(金田委員)

市外の方は今後利用を認めるとのことだが、市外の方の身分証明などはどのようにお考えか。

(事務局)

現段階では、団体の方も個人の方も、まず利用登録を必要としており、その中で名前、住所、年齢を登録事項として入れさせていただいて確認をする。

(小宮委員)

高齢者の健康維持で使ってもらうスタイルを広めていかないと多分駄目で、60歳未満でも利用するのも一つの道かと思う。また、それから時間帯も家族型に合わせていくのが時代の流れかと考える。

(飯島会長)

今回の改正案で、施設利用の対象を60歳未満、市外に拡大していく。利用が減っているので増やす必要があることを踏まえ、多世代交流という形で施設が活用されることを推進できればいいと思う。

介護保険法施行令の一部を改正する政令の公布について

(高齢者支援課より、資料4、4-2に沿って説明。)

(委員より特に意見無し)

6.その他

なし

7.傍聴人数

1名

8.次回開催日程

未定

お問い合わせ先

所属課室:健康医療部高齢者支援課

柏市柏5丁目10番1号(本庁舎別館2階)

電話番号:

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