更新日令和3(2021)年2月26日

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令和2年度第3回柏市交通政策審議会会議録

1 開催日時

令和2年11月25日(水曜日)午後1時30分から午後2時50分

2 場所

沼南庁舎5階 大会議室

3 出席者

委員(出席18名)

井出委員、伊東委員、上西委員、大田原委員、齋藤委員、塩ノ谷委員、高田委員、竹浪委員、中嶋委員、西川委員、根本委員、檜山委員、藤井委員(会長)、星委員(副会長)、松丸委員、武藤委員、矢島委員、吉﨑委員

事務局

坂齊交通政策課長他5名

4 傍聴者

9名

5 内容

(1)議題

第二次柏市総合交通計画について

(2)その他

令和2年度第2回地域公共交通部会について(報告)

6 議事要旨

(1)第二次柏市総合交通計画について

事務局から、第二次柏市総合交通計画について、資料3及び資料3補足資料に基づき説明し、事務局案について委員全員から承認された。

(2)令和2年度第2回地域公共交通部会について(報告)

事務局から、令和2年度第2回地域公共交通部会について、資料4に基づき報告した。

7 主な質疑応答等

第二次柏市総合交通計画について

(事務局)

指標に満足度や魅力度を入れているが、基準に対し5ポイント上乗せしている。この5ポイントは市民目線で見て感覚的に合うかお聞かせいただきたい。

(藤井会長)

そもそも満足度調査をどのように行っているかを説明いただきたい。

(事務局)

毎年柏市在住の18歳以上の市民を無作為抽出し4,000名を対象に実施していて、住みやすさやイメージ等を聞いている。50パーセントの回収率で「とても満足」「やや満足」を満足としている。

(藤井会長)

他の自治体でも基本的にやられている。交通そのものの調査ではなく、暮らしそのものがどうゆう状況にあるかを市民に問いかけて聞いている。その中でこのアウトカム指標は中々数値評価することが難しいので、私たちの暮らし中で交通がどう満足が得られているかを聞いている。

(上西委員)

この数字を上げることのメリットデメリットがあるか。目標は高い方が良いが、例えば目標を10%上げるのと20パーセント上げるのとでどう違うか。この差が分からない。

(事務局)

デメリットはないが、姿勢としてこのくらいやらなければならないと思っている。やった結果どのくらい評価していただけるかということで設定している。人の動きは急にイメージアップにはいかない思っていて、2037年までの計画に合わせてこの後17年間でどのくらい満足度が上がっていくかを見たとき5パーセントくらいが妥当かと思います。

(藤井会長)

5パーセントが妥当な評価なのか否かは、なかなか判断がつきにくい。例えば西口に高島屋ができた時などのような、特定の事業効果により魅力度は上がる傾向がある。行政担当者として、今より下げない現状維持のレベルで考えがちだが、そこをプラス思考で上乗せしようとした思いが5パーセントという数字だと思う。過去の5年10年と比較した時の伸びしろや期待値を込めた設定であると思う。

(事務局)

実際に過去の意識調査を見ると、インフラなどの動きに対してリアルに反応して満足度が上がったり下がったりするものではないので、難しい。

(藤井会長)

過去の推移を抑えておく必要があるのではないか。現状維持やマイナスにはしたくないので、プラスマイナスの変動がある中で事務局の想いとして、右上がりにしたと思ってもらった方がいい。

(吉﨑委員)

低公害車バスの導入率が16.8パーセント→48%とあるが、導入率をあげる為の補助をするとか、何か具体的な動きはないか。啓発のみか。

(事務局)

市としては購入補助はない。意識を持っていただくために普及啓発活動は行っていく。自動車メーカーも車種を増やしていて購入しやすい環境になるので、導入率は上がっていくと思う。

(藤井会長)

他市のゼロエミッションの環境計画で2050年にゼロにするとしている。環境部門でこれに類似した計画はやっていないのか。そこでの目標レベルや施策を確認いただくと良いのでは。単なる意思啓発だけでなく、市民も協力していただかないと達成できないものとして提示できると良いと思う。

(伊東委員)

48パーセントは切りが悪い数字になっているので気になった。欧米でも2050年にはゼロエミッションの車しか走らせない動きがあり、市民レベルでもそちらの方向には動いていくと思う。市としては啓発だけでなく、プラスアルファで詰めていく必要があるのではないか。導入率は、自治体だけなのか、公共交通なのか、市民も含めて柏市全体なのか、主語が必要ではないか。

(事務局)

48パーセント事務局の方で過去のトレンドから追いかけて37年にはこのくらいの数字になるのではないかと試算した数字である。

(藤井会長)

この数字は他の計画でも使われているのか。使われていると、単独で変更しにくいので。

(事務局)

市内の資料に導入率が何パーセントと記載された資料があったものでそちらを参考にしている。

(藤井会長)

もう一点の導入率の主語は、何を主体とした取組みとしているのか。

(事務局)

対象は行政や市民を含めた全体である。

(藤井会長)

その辺りが分かるようにしていただければと思う。

(伊東委員)

もう1点、前回第1次の計画でやり残している課題は何かあるのか。

(事務局)

前回は全体の数値目標は特に設定していない。参考1で施策ごとに効果と課題をまとめている。

(伊東委員)

P69でCの評価ものは、今回の2次でも入っているのか。

(事務局)

入っているものもあれば、見直しているものもある。

(伊東委員)

1次と2次での引継ぎをどうしているのかを分かりやすくしてはどうか。

(藤井会長)

継続しなかったものをハッチングするなど工夫をお願いしたい。

(事務局)

表現の仕方を工夫する。

(松丸委員)

低公害車の定義だが、プラグインハイブリッドから低公害車か、EVでないと低公害車ではないか。

P29にリーフと災害BOXの写真があるが、これは柏市内に2か所しかないので、インフラの整備が必要ではないか。

(事務局)

低公害車は、ハイブリッド、電気自動車、天然ガス自動車が対象である。

災害BOXは総務部の防災の部局が担当なので、そちらと調整する。

(藤井会長)

計画を前に進めて行くには、目標が大切で、その目標が適切に設定されているかはこの審議会の中で議論していかなければならない。どのような数値を設定すればよいかの正解がない中で、数値化できるもの、できないものを、いかにわかりやすく示していくかが大切である。その中には事務局の思いを表す部分もあるので、その部分も反映して欲しい。

この後パブリックコメントに向け、会議が終わった後でもご質問があれば事務局に上げていただいて、修正していければと思う。こちらの質問の受付期限はいつまでか。

(事務局)

12月9日(水曜日)を締切りとする。

令和2年度第2回地域公共交通部会について(報告)

質疑応答なし

8 次回開催予定

令和3年2月12日(金曜日)に開催予定

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