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かしわリクルート-採用ブログvol.5-
人事課採用担当の栗原です。秋も深まり、日が昇る時間が遅くなるのに合わせて、かしわリクルートの更新も遅れ気味になっております(反省しています)。
採用担当では、9月採用試験も佳境に入り、一般事務(初級)や技師、専門職については最終個人面接も終え、合否決定及び通知の準備をしているところです。6月採用試験において、すでに採用予定候補者となっている方に加え、次年度も150名前後(!)の方が入庁予定となります。
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また、柏市役所への受験を考えている皆様の参考となるように、柏市役所の採用パンフレットである「カシワーク」の改訂(ver.3)も進めています。今回改訂は採用担当で進めていますが、次回改訂は、「若手プロジェクトチーム」を立ち上げて、2~3年に1度改訂をする、といった流れにすることも、ひとつの在り方かなと考えています。
市役所業務において、広報業務に関わる部署もあれば、本人の希望があっても、なかなか関われないことがあります。プロジェクトチームのような機会を生かして携わることができると、本人にとっても良い経験になるのではないかと考えています。実現するかはわかりませんが、チャレンジしたいと思っています!
【↓現在、改訂作業中のカシワーク(案)】
第5回目のテーマについて
このかしわリクルートでは、「柏市役所で働く」ということをよりリアルに、詳細にイメージが湧くようなお話しをできたらと考えております。第5回では、いくつかの「数値」について、紹介させていただきます。
また近日中に、「新規採用職員と指導担当者インタビュー」を掲載する予定です。現在インタビューさせていただくペア職員を選定中となりますので、いましばらくお待ちください。
職員にかかる数値あれこれ
令和5年10月1日時点で、柏市役所で働く正規職員数は約2,400名(消防局を除く)おります。会計年度任用職員(臨時職員)がまた別に3,000人ほどおり、その他窓口業務委託先の職員や派遣職員等、多くの職員で柏市を支えています。
特に近年は、団塊世代等の大量退職に伴う大量採用が続いていることもあり、職員全体の4分の1程度が、過去5年間で入庁した職員となります。試験区分によって年齢要件を変えていることから、社会人経験のある入庁者も多く、20代・30代の職員が多くいる(51.6%)のが柏市役所の特徴です。
なお、若手の職員が多く、早期から活躍ができることの裏返しとして、責任感や主体性を持って、自律的に業務に臨む姿勢が求められています。また自治体DX等、変化への対応が求められる社会状況においては、トレンドや新しい価値観への適応が高い若手職員から、ボトムアップ提案のしやすい環境づくりを、人事課でも進めていきたいと考えています。
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また職員の男女比(消防を除く)については、男性49.8%に対し女性が50.2%と、丁度半数程度になります。
なお、職種ごとに男女比率を見ると、事務職については63%程度が男性職員となりますが、「20代・事務職員」と限定すると、女性職員が53%となり、男性職員を上回っています。
技術職(土木、建築、電気、機械、化学技師)は、男性職員が91%、保健師や保育士については、それぞれ女性職員が96%程度となります。職員全体の平均値からは分かりませんが、職種によって、男女比率が大きく異なることがお分かりいただけるかと思います。(採用試験においては、すべての職種・試験区分において、性別による加点等は一切行っておりませんのでご安心ください。)
年次有給休暇にかかる数値あれこれ
有給休暇には種類があり、毎年付与される年次有給休暇や、その方の世帯状況等に応じて付与される特別休暇があります。年次有給休暇については、1年度あたり20日間が付与され、取得せずに余った日数は、翌年度にまで繰り越すことができます。そのため、最高で1年度において40日まで取得することができるものとなります。
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※年次有給休暇のよくある取得パターン
1年目4月に20日付与⇒年間で10日使用(20分の10)⇒10日を翌年度に繰越
2年目4月に20日付与⇒年間で10日使用(30分の10)⇒20日を翌年度に繰越
3年目4月に20日付与⇒年間で20日使用(40分の20)⇒20日を翌年度に繰越
4年目4月に20日付与⇒年間で20日使用…以降繰り返し
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年次有給休暇の取得単位は1日又は1時間のため、例えば午後2時15分~午後5後15分の3時間、年次有給休暇を取得すること等も可能です。時間取得の場合は、8時間の取得で、1日として計算します。
担当者の個人的な好みとしては、11時15分~17時15分までの5時間(昼休みを除く)の年次有給休暇を取得し、駅前でランチ等を食べて、帰宅してゆっくりする取り方が贅沢な感じがして好きです。
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年次有給休暇の取得日数について、総務省の実施した「令和3年度地方公共団体の勤務条件等に関する調査結果」において、令和3年度の実績を団体間比較しています。こちらの資料から一部を抜粋すると…
柏市の取得日数が、他団体と比較して多いことがわかります。なお、令和4年度においては、柏市の平均取得日数は15.6日と微増しています。
ただし、取得日数の「平均」であるため、職場によって取得日数に差があるのも事実です。職員の大半が年間20日程度取得できている職場と、平均10日程度の取得に収まる職場もあり、また繁忙期もそれぞれの職場で異なるのが実情です。
そこで、「取得のしやすさ」が伝わるような情報を、同調査の他の指標から確認をすると…
こちらは「取得日数が5日未満の職員の割合」になります。
所属ごとに取得日数に差があるとはしながらも、他市区町村や指定都市、都道府県と比較して、「取得日数が極端に少ない職員の割合」が低いことがわかります。
このことからも、私生活を充実させることで、仕事も頑張ることができる、そうしたワークライフバランスが取れている組織であると言えると思っています。仕事と私生活のメリハリがついた組織風土、そうしたひとりひとりの意識が醸成されているのが、柏市役所の強みのひとつになります。
参考:総務省|報道資料|地方公務員における働き方改革に係る状況 ―令和3年度地方公共団体の勤務条件等に関する調査結果の概要― (総務省HP内)
特別休暇について
特別休暇は有給休暇の一種であり、「国民としての権利の行使又は義務の遂行に係るもの」、「仕事と生活の調和の推進に係るもの」、「社会慣習上勤務しないことが相当である場合に係るもの」、「女子職員の健康又は母性の保護に係るもの」、「災害、交通機関等の事故により勤務することが困難な場合」に係るものがあります。
令和5年度10月1日時点の、いくつか代表的なものを挙げると以下のとおりになります。
夏季休暇【7月1日から10月31日までの間の任意の7日間】
こども休暇【1年度あたり5日(2人以上の場合は10日)】
結婚休暇【6日の範囲内】
出産サポート休暇【5日(もしくは10日)の範囲内】
産前・産後休暇【出産予定日の8週間前・出産日の翌日から8週間を経過する日まで】
その他、母体保護休暇、妊産婦の健康診断休暇、生理休暇、出産補助休暇など…
夏季休暇については、全職員が7日間完全取得をすることを目標に掲げており、令和4年度では平均6.5日の取得実績(令和3年度は6.4日)となりました。年次有給休暇の平均取得日数である15日と合わせると、年間で20日以上は有給休暇が取得できている計算となります。
基本的に休祝日はカレンダーどおりとなるため、お盆などはお休みではありません。そのため、夏季休暇をうまく活用し、混雑期を外して旅行等に行かれる方も多い印象を受けています。今回のブログのサムネイルも、7月初旬に夏季休暇を取得し旅行に行った際のものになります。なお、年末年始は12月29日~1月3日の期間がお休みとなります。
特別休暇のほか、「職場と家庭の両立のための職場環境の整備や、すべての職員のワーク・ライフ・バランスの実現」のために策定したプランや、その取り組み実績については、以下から確認ができます。こども休暇や出産補助休暇の取得率等も、以下に掲載されています。
参考:柏市特定事業主行動計画(もっと!子育て応援プラン)」(柏市役所HP内)
今後、上記の特別休暇に併せて、育児休業等を取得した職員等へのインタビューも今後掲載予定です。育児休業等にかかる実態については、またその際にご紹介させていただきます。
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年末の足音が近づいてきました。
新型コロナウイルス感染症の5類への移行に伴い、忘年会等の実施も元に戻りつつあるようです。
人事課でも今年、歓送迎会を3年ぶりに実施しました。そして11月に決起会(人事課はこれから繁忙期に突入していきます)、12月に忘年会を予定しています。
職場によって飲み会の規模や頻度、雰囲気等も大きく変わります。「〇〇課は人数が多いからホテルの宴会場でやるらしい」、「〇〇所は予約の取れないあの名店で!」「〇〇さんは飲むと泣くらしい」のような情報交換も、同期等との会話のネタのひとつとなります。飲酒や参加の強要は厳禁(ハラスメントにあたる可能性があります)ですが、全員が楽しめるような工夫、配慮ができると素敵ですよね。
今後の掲載予定について
- 若手職員(管理職も?)にインタビュー
- 育児と仕事について
- 勤務地と所属について
などのコンテンツを予定しております。
今年度、継続して情報発信をしていきますので、よろしくお願いします!
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