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かしわリクルート-採用ブログvol.21-
みなさんこんにちは。採用担当の金子です。
12月に入り、いよいよ冬本番の寒さになってきましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
このブログが配信される頃には、柏レイソルの最終順位が決まっているのでしょうか…。ここまで素晴らしい試合を駆け抜けてくださった選手にとって、いい結果となることを祈ってます!
人事課では、令和8年1月7日(水曜日)に実施する「柏市業務説明会(オープン・カンパニー)」に向けて準備を進めています。様々な部署の職員と直接話せる内容もありますので、ご興味がある方はぜひご参加ください!


詳しくは「柏市業務説明会(オープン・カンパニー)【冬の陣】」のページへ
さて、今回のテーマは市役所内での"連携"についてです。実際のプロジェクトチームの取り組みを通してご紹介します。
市役所内での”連携”とは?

市役所の業務は部署ごとに分かれており、柏市には22の部局、140を超える部署数があります。同じ部署内でも担当ごとに役割が細かく分かれているため、扱う業務の幅は非常に広く、課題も複雑です。そのため、市の課題は1つの部署だけで解決できるものばかりではありません。例えば、採用のイベントを実施する際には、多くの部署に協力を依頼し、様々な職種の職員に参加してもらいます。このように、部署同士で協働しながら業務を進めていくのが庁内連携の基本スタイルです。
さらに最近では、「やる気がある」「興味がある」「スキルを生かしたい」という職員が、担当部署を超えて集まって事業に取り組む、"新たなプロジェクトチーム"も生まれています。
新プロジェクトチームの誕生
令和6年度、DX推進課が「柏市の風土をより良いものに変え、働きやすい職場環境を整える!」というスローガンのもと、新たな企画型プロジェクトチームの募集を行いました。その中で、中心市街地整備課が提案したのが、地域活性化の街歩きイベント「まちあそび人生ゲームin柏」です。

このイベントは、令和7年3月29日、30日に柏市制施行70周年記念事業として開催されたもので、「もっと柏駅前を楽しんでもらいたい」「若い世代にまちに関心を持ってほしい」そんな思いから立ち上げられました。今回のブログでは、プロジェクトチームを立ち上げた中心市街地整備課の担当者、そして参加した職員にプロジェクトを通じて得られた"成長"や"気づき"を伺いました!
発足部署担当者より

中心市街地整備課の担当者(2年目で担当)
プロジェクトチーム発足の背景
「新しいアイデアが必要だった」
中心市街地整備課では、市民が柏のまちを歩く中で感じる"まちの魅力や課題"を把握するため、「まちを歩くイベント」の企画を進めていました。そこで、新しいアイデアをふんだんに盛り込んだ企画が必要であり、部署横断的な思考による取り組みが効果的だと思い、プロジェクトチームの活用を考えました。
若手を中心としたチームづくり
プロジェクトチームは中心市街地整備課の担当者2名に加え、庁内の各部署から7名の職員で構成し、チームメンバーは入庁1~6年目の職員としました。あえて若手職員のみで構成した理由は、
- 若手同士で率直に意見を交わせる場を作りたかった
- 斬新でユニークなアイデアが期待できると思った
の2点です。また、企画内容はメンバーが自由に提案できる形とし、立案から準備まで自分たちで行うことで、職員の"挑戦したい気持ち"を第一にする体制を整えました。
プロジェクトチームを運営する中で得られた学び

市民に近い視点を得られた
担当課だけでイベントを企画する場合、駅前の知識が豊富であるが故に、市民に伝わらない表現や言葉を使用してしまう可能性がありました。その点、他部署から参加したメンバーは、"市民により近い目線"で意見を発信してくれたので、担当課ではなかなか気づけない部分を補完できました。例えば、柏駅前の通りの名前に「ハウディモール」や「サンサン通り」などがありますが、名称を聞いただけでどの道かすぐ分かるのは、担当者だからかもしれません。細かな部分ではありますが、イベントに参加する側の目線を考える上で、このチームメンバーがいて本当に助かりました!
職員それぞれの経験が生きる
また、イベントの周知に際してプロモーション動画の撮影を急遽することになった際には、広報広聴課の経験があるメンバーの活躍もあり、段取りや当日の撮影準備など様々な調整が必要でしたが、なんとか無事に撮影を終えることができました。メンバーのそれぞれが持つ経験が自然と企画に生かされたこと、そして、それを間近に見ることができ、良い経験になりました。
第2回「まちあそび人生ゲームin柏」に向けて
前回多くの方から大好評をいただいたこのイベントが、令和8年2月15日(日曜日)に第2回を迎えます!
また、今回も新しいプロジェクトチームで企画を進めています。同時企画である「パンフェス」もメンバーから出た意見を取り入れたものです!
詳細は、第2回「まちあそび人生ゲームin柏」をご覧ください!
参加職員より

(左:Aさん)1年目で参加(商工観光課)
(右:Bさん)5年目で参加(指導監査課)
参加する前の気持ち
(Aさん)
1年目で経験できることも少ない中、いろいろなことを経験できる楽しそうな企画だなと思って参加しました。
(Bさん)
柏駅前の再開発については以前から興味があり、携わる機会が持てて嬉しかったです。
プロジェクトチームでの活動内容

プロジェクトチームは、毎週木曜日の午後に集まり(計16回+α)企画の実現に向けて、主に以下の内容で活動しました。
- まずは店舗集めからスタート!数人のチームに分かれ、駅前にあるお店を片っ端から訪問
- 店舗の方に企画内容を説明。興味を持ってくださった店舗へ説明会への参加依頼(飲食店以外にも、ネイルサロンやジュエリーショップ、学生服店など多岐にわたる店舗へ訪問)
- イベント参加店舗との調整
- ボランティアスタッフの募集
- 各種説明会の運営(従事職員向け・店舗向け・ボランティア向け)
- イベント参加チラシ・ポスターの仕分け(市内小中学校へ配布)
ゼロから企画する大変さ
当初、訪問をする際に店舗リストがなく、訪問が重複してしまう場面もありました。また、イベントチラシは納品されたものに不具合があり、短期間で仕分けをすることになるなど予想できないこともありましたが、試行錯誤しながらチーム一丸となって進めました。
得られた学び
(Aさん)
これまで人前で話すことに苦手意識がありましたが、今回の企画でお店の方へ説明したり、当日のボランティアの方へ指示出しをしたり、多くの話す経験を積むことができました。この経験は、今の課の業務にも生かされていますし、自分の短所だと思っていたところを克服することができました。
また、庁内の横のつながりもでき、他の業務でも声をかけやすくなりました。Bさんは今年度、商工観光課に異動してきましたが、プロジェクトで一緒に活動していなかったら、こんなに気軽にお話しができなかったかもしれません(笑)
(Bさん)
これまで福祉分野で5年間、法律に基づく業務に携わってきましたが、今回の企画では自由な発想で動く場面が多く、仕事に対する考え方が大きく変わりました。市役所は縦割りのイメージがありますが、大きな事業を動かすとき、予算や時間の都合で部署内だけでは難しい場合に、他部署から協力してもらえる可能性があると知れたのは大きな気づきでした。
また、チームワークについてもこの企画で得た強みだと感じています。店舗集めなどは限られた時間で多くの店舗に行く必要がありました。柔軟に対応できるようにメンバー内で分担し、時にはサポートをするなど、協力しながらチームとして一丸となって取り組んでいました。
受験を考えている方へメッセージ

入庁後、どこの部署に配属されても、こうしたプロジェクトに参加できる機会はあります!
「やってみたい」という思いを実現できる可能性がありますので、ぜひ柏市に興味を持っていただけると嬉しいです。受験生の皆さん、頑張ってください!!
おわりに
今回のプロジェクトチームの活動を通して、"市役所は一人ではなく、部署を超えたチームで課題解決をしていく職場"だと改めて実感しました。若手職員でも企画の中心に立ったり、新しいアイデアを形にしたりする機会があります。「まちづくりに関わりたい」「人と協力しながら仕事をしたい」という方にとって、きっと大きなやりがいを感じられるはずです。
第2回まちあそび人生ゲームには、プロジェクトチームのメンバーだけでなく、当日の従事者として参加する職員もたくさんいます。オール柏でこのイベントを職員一同で盛り上げていきます!(私はゆるキャラの大集合がとても気になってます。)
インタビューにご協力いただきました職員の皆さま、ありがとうございました!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
次回の更新もお楽しみに~♪
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