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柏で働く(人事制度、人材育成、休暇・休業制度)
柏市役所で働くということ
市職員の使命
法律に基づいて整理をすると、市職員は「全体の奉仕者」として、「地域住民の福祉の増進」をはかることが使命となります。市民の生活の安全を守り、安心して安定的に生活ができるように、各種公共サービスを総合的に展開し「住みよい街」をつくることが、市職員の業務となります。
人事配置(ジョブローテーション制度)
柏市では、新規採用職員は入庁からの10年間の間で、職務内容が異なる3部署を経験することを基本としています。複数の部署を経験することで、自身の強みや適性を見極めるとともに、多様な経験を積むことで、全体最適の視点を持ったゼネラリストとして活躍できるような人員配置を行っています。
人事配置(スペシャリスト制度)
上記のジョブローテーションを基本としつつ、一定の職務経験を有する職員を対象に、関連する業務の部署に長期的な配属を行う「スペシャリスト育成制度」を令和7年度から開始します。
行政需要の多様化、広範囲化により、業務の専門性や難易度が上がっているなかで、市民サービスの質を維持・向上する必要があることから、本制度では以下の3つを目的としたものです。
- 専門性の高い業務の適正な遂行
- 関連部署間での知識の共有
- 職員の主体的なキャリア形成の実現
本制度では、DX、税務、滞納整理、会計の4つの人材コースを設けています。
自己申告制度
配属部署に関する意見や適性、異動先希望、配慮を希望すること等を把握し、今後の人事異動及び人材育成の参考とするため、毎年10月頃に「自己申告」を実施しております。職員のキャリア観と、組織戦略等をすり合わせて人員配置を決定するため、必ずしも希望が叶うわけではありませんが、自身の振り返りを行う機会として、申告をお願いしています。
昇格制度について
職員は、理事(9級)から主事補(1級)までの職層に分かれています。副主幹(5級)までは一般職、主幹(6級)からは管理職となります。主任(3級)から主査(4級)へ昇格する際、在級年数による昇格のほか、選考試験による昇格もあります。また管理職に昇格するにあたっては、選考試験に合格する必要があります。
なお、女性管理職の割合としては以下のとおりです。
船に乗る(オンボーディング)
新しく職員となったメンバーが早期に職場に馴染み、力を発揮できるようにするための取り組みを、オンボーディングと呼びます。
柏市では「柏市人材育成基本方針」を掲げ、求められる職員像や能力を明確にしたうえで、理論と実践の往還を基本とした人材育成を目指しています。
職場内研修(OJT)
職業人の成長は、7割が職場における経験、2割が上司等からのアドバイス、1割が研修や自己研鑽により為されると言われています。柏市においても、職場研修(OJT)が効果的に行われるように、各所属において、新規採用職員ごとに新規採用職員指導担当者を指名しています。
指導担当者がOJT指導者となり、新規採用職員が早期に職場に馴染み、組織の一員となるよう支援するとともに、実務経験を通して⼈材育成を⾏っています。
※令和5年度新規採用職員と、その指導担当者にインタビューを行いました!
下の画像をクリックし、ぜひご確認ください。
職場外研修(Off-JT)
人事課主催研修
- 集合座学型研修
- 議場見学
- 新規採用職員研修オリエンテーション
- 各職層(1級~9級)ごとに、共通して求められる資質能力を身に付けることができるように指名型の研修を実施しているほか、個々人のキャリアアップや、時勢に応じて求められる能力を身に付けることができるような、希望者を募り実施する研修も実施しています。
外部派遣研修
総務省自治大学校や、国土交通省国土交通大学校、市町村職員中央研修所、千葉県自治研修センターなど、各部局において求められる高度な専門性等を身に付けることを目的として、外部派遣研修を実施しています。
自己研鑽(SD)
夜間自己啓発講座として、関係各課が主催する勉強会への参加や、行政機関向けのe-ラーニングサービスの利用を通して、主体的な学びの機会を提供しています。
勤務条件について
勤務地等
- 勤務場所:柏市役所本庁舎、分庁舎、ウェルネス柏や市内各施設などで勤務します。他団体へ派される場合もあります。
- 勤務日数:1週間当たりの勤務日数は月曜日から金曜日までの5日間です。
- 勤務時間:午前8時30分から午後5時15分までの7時間45分です。職場によっては、勤務日及び勤務時間が異なることがあります。
- 職員のワークライフバランスの実現のため、30分単位で最大1時間まで、出退勤時間をずらすことのできる時差出勤制度を導入しています。
休暇・休業
原則、日曜日及び土曜日のほか、国民の祝日及び年末年始が休日です。年次有給休暇が1年に20日付与されます。結婚休暇、子供休暇、忌引、ボランティア休暇等の特別休暇や、介護休暇、育児休業、部分休業等の休業があります。
年度別の育児休業取得者数及び取得率については、以下のとおりです。
なお、女性職員の過去3年間(令和3~5年度)の育児休業取得率は100パーセントになります。
各種手当等
給料のほか、地域手当、扶養手当・住居手当・通勤手当、時間外勤務手当、期末手当、期末手当・勤勉手当等の各種手当もあります。
福利厚生
千葉県市町村職員共済組合に加入し、短期給付(医療保険)・長期給付(年金)を受けるほか、各種福祉・保健事業を利用することができます。人間ドック等は35歳以上で助成があり、県内のレジャー施設等の割引もあります。
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