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柏市の下水道は昭和35年に整備が始まり、令和2年度末現在で、約1,330キロメートルの管路を有しています。一方で布設後50年を経過する管路も年々増えてきており、今後維持管理費用の増大が予想されます。このことから、将来的な維持管理費用の把握と適切な維持管理計画を立案する柏市 下水道ストックマネジメント計画(PDF:277KB)を策定し、平成28年11月に国土交通省関東地方整備局に提出しました。この計画は下水道管路施設のストックマネジメント実施計画(概要版)(PDF:7,324KB)を基に策定しています。
ストックマネジメントとは
下水道事業におけるストック(施設)マネジメントは、持続可能な下水道事業を実施するため、明確な目標を定め、膨大な施設の状況を客観的に把握、評価し、中長期的な施設の状態を予測しながら、下水道施設を計画的かつ効率的に管理する手段です。
平成28年11月に策定し下水道の老朽化対策を実施してきましたが、5年を経過した中でこの度ストックマネジメント計画を見直しを行いました。引き続き下水道事業の持続を目指し、計画的に下水道施設の維持管理を実施してまいります。
R2柏市下水道ストックマネジメント計画(PDF:355KB)
平成30年10月から令和4年9月30日までの「柏市公共下水道管路施設包括的予防保全型維持管理業務委託」でストックマネジメント計画の見直し業務を委託しておりました。
成果品の概要版が下記データとなります。
ストックマネジメント計画の見直し業務概要版(PDF:1,838KB)
第1期柏市公共下水道管路施設包括的予防保全型維持管理業務委託内調査業務の結果より、管路全体は当初見込んでいた劣化より健全であるが、経過年数が浅い管路にも劣化が見られました。また、同委託内結果により、改築すべき緊急度の高い管路も確認することができました。
この結果を踏まえ、ストックマネジメント計画第2回改定を実施いたしました。
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