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合流式下水道緊急改善事業は平成14年度に創設されました。合流式下水道を採用している都市において、一定期間(5年間)に合流式下水道の改善対策を緊急的かつ集中的に実施することを目的とした制度です。
平成15年の下水道法施行令の改正により、雨天時に下水を公共用水域に放流する吐き口からの放流水量を減少させること、雨水の影響が大きい時の放流水の水質を分流式下水道の雨水水質と同程度の水質にすること等が規定され、原則、平成25年度までに対策を完了することが義務付けられました。
柏市における合流式下水道緊急改善事業は、平成16年度に緊急改善計画を策定し、平成21年度に計画の見直しを行いました。
柏市の合流式下水道整備区域は、最終的に完全分流化を図り流域下水道へ接続する計画となっていますが、分流化が完全に完了するまでは時間がかかります。
そのため、それまでの間の改善目標を設定した上で対策を講じ、平成24年度に貯留施設の完成をもって事業を完了しました。
合流式下水道の改善目標は次の3つです。「合流式下水道改善対策指針と解説」や「効率的な合流式下水道緊急改善計画策定の手引き(案)」に示されている改善項目に対し設定しています。
計画期間終了後に実施した、事後評価は次の資料のとおりです。
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