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「柏市母子保健計画」は、妊娠・出産・子育て関する現状及び課題に即した母子保健施策の位置づけや方向性を示し、子どもを健やかに産み育てる柏市を目指すために推進していくものです。
平成28年度から平成37年度の10年間
母子保健の水準 |
周産期死亡率、乳児死亡率、新生児死亡率は国の水準とほぼ同じで平均的 |
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少子化の進行 |
年齢別出生率で一生の間に生む子どもの数に相当する「合計特殊出生率」 が全国や千葉県よりも低く、減少傾向にある |
晩婚化、晩産化の傾向 |
多くの女性が30代で、妊娠・出産・子育てをしている |
子育ての不安や負担の増加 |
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課題 | 課題のポイント |
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安定した周産期・⼩児救急・⼩児在宅医療体制の整備及び連携の強化 | 維持向上されていくことが望ましい |
⺟⼦保健関連事業間の連携体制の強化 |
安心して妊娠・出産できるための支援が必要 |
⼦どもの健やかな成⻑と育児を⽀える地域の⽀援体制の充実 | 切れ目のない妊娠・出産への支援が重要 地域における子育てへの支援が重要 |
積極的な思春期保健対策の更なる充実 |
次世代を産み育てる世代がを対象とした思春期教育が重要(健康の大切さや自分及び他者を大切にすることを学ぶ) |
⺟⼦保健施策による育てにくさを感じる親に寄り添う⽀援の強化 | 妊娠期からの支援が重要 |
虐待の可能性のスクリーニング等、児童虐待防⽌対策の更なる充実 | 配慮が必要な子ども及び子育て家庭への支援が重要 |
基本理念「親子がともに健やかに育つまち柏」とは、切れ目のない支援や有機的な連携により、安心した妊娠・出産・子育てが可能となり、本来の家族機能が発揮され、親子が共に育まれるまちです。
地域全体で妊娠・出産・子育てを支え合い、産官民が一体となって親子を支え、親子の健やかな成長を見守ることが大切です。
子育て家庭のみではなく、地域や職域等全体で取り組み、親子の健やかな育ちが、地域全体の生活の質をも向上させることを目指していければと考えます。
親子がともに健やかに育つまち柏を基本理念として、3つの目標に沿った取り組みを進めていきます。
計画を効果的に推進するために全38の指標を掲げ効果的に推進していきます。(以下、指標抜粋)
項目 | ベースライン値 | 最終評価目標(10年後) |
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妊娠・出産について満足している者の割合 |
「とても満足している」 「満足している」 91.1パーセント |
95.0パーセント |
むし歯のない3歳児の割合 | 82.7% | 90.0パーセント |
妊娠中の妊婦の喫煙率 | 2.6パーセント | 0パーセント |
地域の人からの声かけ状況 | 3~6か月児 77.7パーセント 1歳6か月児 88.8パーセント 3歳児 83.3パーセント |
3~6か月児 90.0パーセント 1歳6か月児 93.0パーセント 3歳児 90.0パーセント |
妊娠届出時の保健師等による面談率 | 41.4パーセント | 100パーセント |
新生児訪問の実施率 | 51.9パーセント | 95.0パーセント |
朝食を欠食する小中学生の割合 | 小学5年生 8.5パーセント 中学2年生 10.9パーセント |
小学5年生 3.0パーセント 中学2年生 5.0パーセント |
母が育てにくさを感じている割合 | 「いつも感じる」 「時々感じる」 3~6か月児 21.4パーセント 1歳6か月児 24.6パーセント 3歳児 33.0パーセント |
3~6か月児 10.0パーセント
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本市では、平成28年3月に策定された「柏市母子保健計画」に基づいて、母子保健対策の総合的な推進に取り組んでまいりました。本計画の中間評価では、「健やか親子21(第2次)」の中間評価を参考に見直しを行いました。
詳しくは、「柏市母子保健計画 中間評価とその結果に基づく計画の見直し(PDF:3,022KB)」及び、
「柏市母子保健計画 中間評価とその結果に基づく計画の見直し(概要版)」(PDF:1,147KB)をご覧ください。
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