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平成31年春季柏市火災予防運動
平成31年春季柏市火災予防運動
この運動は、火災が発生しやすい時季に当たり、火災予防思想の一層の普及を図り、もって火災の発生を防止し、高齢者を中心とする死者の発生を減少をさせるとともに、財産の損失を防ぐことを目的としています。
実施期間
平成31年3月1日(金曜日)から3月7日(木曜日)までの7日間
イベント情報
火災予防児童画展
- 日時 平成31年3月1日(金曜日)から3月7日(木曜日)営業時間内
- 場所 セブンパークアリオ柏2階中央エントランス
市内各小学校4・5年生から応募いただいた火災予防画の優秀作品を展示し、火災予防の啓発を図るものです。
小学生の力作を是非ご覧ください。
柏市消防音楽隊40周年記念コンサート
- 日時 平成31年3月2日(土曜日)13時開場、13時30分開演
- 場所 アミュゼ柏クリスタルホール
柏市消防音楽隊創立40周年を迎えるにあたり、記念コンサートを実施いたします。
座席数に限りがごさいますので、先着400名にチケット配付を行いました。チケットにつきましては、配付終了となっております。
当日は、チケットを持参された方のみ、入場可能となっておりますので来場の際は忘れずにお持ちください。
ご来場を心よりお待ちしております。
平成31年1月から2月までの火災発生状況
平成31年1月から2月までに柏市内で発生した火災発生件数は、22件でした。
火災種別ごとにみると、建物火災は8件、車両火災は0件、その他の火災は14件でした。
火災による死者は1人でした。
前年と比べ火災件数で7件増加、死者は1人減少しました。
住宅用火災警報器を設置しましょう
住宅用火災警報器は、あなたや、大切な家族を守ります。詳しくは、下記のサイトをご覧ください。
住宅用火災警報器は、取り付けただけではダメ!万が一のために、警報が鳴った時の正しい対処法を知っておきましょう。
火災の時
警報音が鳴動(ピーピーピー火事です)するので、次のような対処をしましょう。
周りに大声で知らせる。避難する。119番通報する。可能なら初期消火。
火災でない時
警報音停止ボタンを押すか、室内の換気をすると警報音は止まります。
火災でない時に鳴動した場合、次の原因が考えられます。
ホコリや小さな虫。燻煙式殺虫剤。調理時に発生する大量の煙や湯気。
電池切れの場合
ピィ電池切れです。と鳴動します。新しいものに交換してください。
電池寿命が10年タイプは機器交換をしましょう。
機器の異常の場合
「ピィピィピィ」と一定の間隔で鳴る場合は、機器の異常です。
新しいものに交換してください。
点検
定期的に作動確認を行い、正常に作動するか確認しましょう。
ボタンを押す、又はひもを引いて作動を確認する。
定期的に家族で火災時の警報音を聞いてみましょう。
音が鳴らない場合、電池はきちんとセットされているかご確認ください。
それでも鳴らない場合、「電池切れ」か「機器本体の故障」が考えられますので取扱説明書をご覧ください。
汚れが付着した場合は、家庭用中性洗剤を浸して十分に絞った布で軽く拭き取ってください。
ベンジンやシンナーなどの有機溶剤の使用や、水洗いは絶対にしないでください。
放火されにくい環境をつくりましょう
放火及び放火の疑いによる火災は、毎年全国の出火原因のトップをしめています。
放火火災の傾向は、冬から春先にかけて、夜8時から朝6時にかけて多く発生しています。
放火予防のために特に次の点に注意し放火されない環境をつくりましょう。
建物への放火防止対策
建物外周部、倉庫、物置、共同住宅の玄関ホールや階段室等の共用部分など、侵入されやすい場所や人気のない暗がりに放火されるケースが目立ちます。
照明器具の設置などにより暗がりをなくし、放火されない環境づくりに努めましょう。
また、建物の周囲には燃えやすい物を放置せず、きちんと片付けましょう。
夜間無人となる工事現場や空家なども放火されやすい場所です。
同様の対策を講ずるとともに敷地内への侵入を防ぐ囲いなどの設置や電源の遮断、ガスの供給の停止などを行いましょう。
たばこ・ストーブ・こんろによる火災を防ぎましょう
死者が発生した住宅火災において、出火原因が判明した火災の中で、たばこ・ストーブ・こんろを原因とした火災が多く発生しています。
次の点にご注意ください。
寝たばこは絶対やめる
「寝たばこ」、「火種の残ったたばこの吸殻の入った灰皿をゴミ箱やゴミ袋等へ捨てる等の不始末」、「喫煙時の火源落下」等が出火原因のほとんどを占めており、適切な方法で喫煙をしていれば火災にならなかったケースがほとんどです。また、たばこ火災による死者は高齢者男性が比較的多く、出火時に就寝中や泥酔状態で死亡する場合が目立ちます。喫煙習慣がある自力避難が困難な方は、「寝たばこは絶対にしない」ことを徹底し、シーツやまくらカバー、布団カバー等を防炎品の使用をお勧めします。
ストーブは燃やすいものから離れた位置で使用する!
ストーブ火災は、ストーブに可燃物が接触することにより多く発生しています。就寝中の寝返りなどにより寝具が使用中のストーブに触れて着火するケースや、ストーブで洗濯物の乾燥や調理をするなどの暖房以外の目的で使用したことが原因で火災が発生しています。
また、近くに置いてあったエアーゾール缶スプレーが高温になり、内圧が高まって破裂して火災が起きています。ストーブの周りには、衣類や寝具類、紙等の可燃物やエアーゾール缶等を置かないようにしましょう。
ガスこんろなどのそばを離れるときは、必ず火を消す!
住宅火災の発生原因で毎年多く発生しているのは、調理器具の火災です。
調理器具による火災は、ガスこんろなどで調理中に火をつけたままその場を離れてしまい、周囲の可燃物に着火したり、過熱防止装置のついていないこんろでは、油が過熱して出火しています。
最近ではIHクッキングヒーターを使用する家庭も増えてきていますが、IH調理器具に適さない鍋を使用して火災に至ったケースや、揚げ物調理で少量の油しか使用しなかったため、温度センサーの感知が不十分で油が過熱し発火するケースや、卓上カセットこんろを、調理のためでなく暖をとるために使用したり、バーベキュー用の鉄板を直接載せての使用などの不適切な使用による火災が発生しています。
また、高齢者を中心に、調理中の着衣に着火して死傷してしまう事案も発生しています。着衣着火の事案は、袖口への着火やこんろの奥の物を取ろうと腕を伸ばした際に着火したり、こんろを背にして冷蔵庫のに物を取り出す際背中に着火したケースがあります。着衣着火を防止するため防炎品の使用をおすすめします。
住宅で発生する火災を防ぐために、以下の4つの対策を行いましょう。
- 逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器等を設置する。
- 寝具や衣類及びカーテンからの火災を防ぐために、防炎品を使用する。
- 火災を小さいうちに消すために、住宅用消火器等を設置する。
- お年寄りや身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制をつくる。
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