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道路は、都市の骨格として都市全体の経済・社会基盤を形成するもので、人や車が移動するための交通機能のほか、公共空間として、都市にうるおいを与える緑化や上下水道、電気、ガスなどの供給施設の収容、更に通風・採光等の機能を持っています。また、防災空間としても緊急災害時における避難、救援物資輸送等に欠かせない役割を持っています。
(補足)
柏市の都市計画決定一覧
葉山十余二線(柏の葉)
南柏逆井線(つくしが丘)
鉄道は、公共輸送機関の中でも多くの都市間を結び大量の人や物を高い定時性のもと目的地まで輸送するものです。
本市では、昭和60年に運輸政策審議会の答申のもとに、JR常磐線の混雑緩和と首都圏北東部における住宅・宅地の供給を目的に、東京都の秋葉原を起点として茨城県のつくば市間における常磐新線(平成13年2月に新名称を「つくばエクスプレス」に決定)が計画されたため、市内5.6キロメートルを平成11年3月末に決定しました。
常磐新線は、「大都市地域における宅地開発及び鉄道整備の一体的推進に関する特別措置法」(宅鉄法)により、鉄道整備を進めると同時に沿線の地域整備も行い、大量の住宅・宅地を供給させ、これまで行われてきた鉄道先行型の地域開発で生まれたさまざまなひずみや、課題を極力なくした整備を行います。
市内はすべて高架構造で、途中2つの駅(柏の葉キャンパス駅・柏たなか駅)が設置され、平成17年8月24日につくばエクスプレスが開業しました。
本市では、駅周辺の安全で円滑な交通を確保するため昭和53年7月、柏駅東口自転車駐車場の都市計画決定をはじめとして、自転車や自動車駐車場施設の整備を進めるとともに、自転車等放置防止条例の施行や駐車場整備地区の指定による民間・公共それぞれの役割分担による駐車場の積極的な整備も推進しています。
駐車場整備地区は、主に商業地域又は近隣商業地域内の路上駐車や駐車場不足などにより交通混雑が発生する地区において、円滑な道路交通を確保するために、積極的に駐車場を整備する地区です。
公共に施設整備推進の義務が生じ、一定規模の民間施設への各種助成を行います。
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駐車場整備地区
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市営駐車場
公園・緑地は、都市の緑とオープンスペースの基幹的な施設で、良好な生活環境を保全し、スポーツ、文化等の増進に寄与すると同時に、災害時における防火、避難等の防災拠点として大きな役割を持っています。
公園は、規模や目的などによりいくつかの種類に分かれており、市民が身近に利用することのできる街区公園をはじめとして、近隣市町に住む人々のレクリエーション需要に応えるための広域公園などがあります。
(補足)
柏市の都市計画決定一覧
北柏ふるさと公園
街区公園 |
主に街区内に居住する者の利用を目的とする公園。街区内居住者が容易に利用できるよう配置し、その面積は、0.25ヘクタールを標準とする。 |
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近隣公園 |
主に近隣に居住する者の利用を目的とする公園。近隣居住者が容易に利用できるよう配置し、その面積は、2ヘクタールを標準とする。 |
地区公園 |
主に徒歩圏内に居住する者の利用を目的とする公園。徒歩圏内居住者が容易に利用できるよう配置し、面積4ヘクタールを標準とする。 |
総合公園 |
都市住民全般の休息、鑑賞、遊戯、運動等総合的な利用に供することを目的とした公園。都市規模に応じ一箇所当たり面積10~50ヘクタールを標準として配置する。 |
運動公園 | 都市住民全般の主として運動の用に供することを目的とする公園。都市規模に応じ一箇所当たり面積15~75ヘクタールを標準として配置する。 |
特殊公園 |
風致公園、動植物公園、歴史公園など特殊な利用を目的とした公園。 |
広域公園 |
市町村の区域を超える広域の利用に供することを目的とする公園。一箇所当たり面積50ヘクタール以上を標準として配置する。 |
緑地 |
都市計画緑地は、公害や災害防止、更には自然環境の保全等を図ることを目的に安全、かつ快適な都市生活に寄与するものです。 |
都市内の緑地の適正な保全を図ることを目的に、良好な樹林地などの自然環境を有する緑地を都市計画で定めています。
南柏特別緑地保全地区
日常生活の中で出されるゴミ、し尿などを処理するためには、ゴミ焼却場や下水道などの施設が必要となります。これらの施設は、都市にとって必要不可欠なものですが周辺の環境に対する影響も無視できません。このため、都市全体の中で適正な位置として都市計画の決定を行います。
(補足)
柏市の都市計画決定一覧
公共下水道は、快適な生活環境を維持するとともに、河川、湖沼等の水質汚濁を防止するために整備を進めています。本市の公共下水道は、近隣の市や町の汚水を取りまとめて処理する手賀沼流域下水道及び江戸川左岸流域下水道の各区域に含まれます。
公共下水道の未整備地区等のし尿と浄化槽から出る汚泥を処理するための施設として汚物処理場を決定しています。
環境への負荷軽減をめざしたごみの排出抑制、資源循環システムを市民、事業者と一体となって進める中で、ごみを安全かつ衛生的に処理を行うための基幹的な施設としてごみ焼却場を決定しています。
市民の食生活における生鮮食料品等の安定供給を確保し、生活にうるおいを与える花卉の取引を行うために市場を決定しています。
一部事務組合を設置し運営しています。
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