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柏市では、昭和(しょうわ)35年に下水道工事をはじめ、昭和45年に一部の地域で下水道が使(つか)えるようになりました。
その後も下水道の工事を進(すす)めていき、現在(げんざい)では柏市に住む90%以上(いじょう)のかたが、下水道を利用できます。
柏市には、汚水(おすい)をきれいな水に戻す終末処理場(しゅうまつしょりじょう)がありません。
そのため、柏市の汚水のほとんどは、我孫子市(あびこし)にある「手賀沼終末処理場(てがぬましゅうまつしょりじょう)」まで運(はこ)ばれ、きれいな水に戻(もど)したあと、利根川(とねがわ)に流(なが)されています。
※汚水:トイレ・おふろ・キッチンなどで使ったよごれた水
下水道管(げすいどうかん)の寿命(じゅみょう)は約50年と言われていますが、35年が経(た)つころから、ひび割(わ)れなどが起(お)こりはじめます。ひび割れなどをそのまま放置(ほうち)しておくと、道路(どうろ)に穴が開いたり、下水道管がつまってしまいます。
柏市では、このような事故(じこ)を防(ふせ)ぐために、「予防保全型(よぼうほぜんがた)」の維持管理(いじかんり)をしています。
昔つくった下水道管が古くなってきているため、現在は下水道管をつくる時代から、維持管理の時代になりました。
※予防保全型:定期的(ていきてき)に下水道管の点検(てんけん)をすることで、ひび割れなどの不具合(ふぐあい)を事故が起こる前に発見(はっけん)すること
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