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屈折はしご付消防ポンプ自動車(MVF21)が導入されました!
関東以北では初!!車いすに乗せたままでも救助を可能にした最新型のはしご車!
「屈折はしご付消防ポンプ自動車」が沼南消防署へ配備されました。(令和4年4月23日運用開始)
フィンランドの「BRONTSKYLIFT」と「モリタ」がお互いの技術を活かして開発した21mのブームと最大400kgまで収容可能なバスケットを搭載しています。
最大の特徴
国内最大級の400kg収容バスケット
高所の活動だけではなく、収容面積の広いバスケットを搭載していることから、車いすを必要とされている方もそのまま救出することが可能です。
屈折ブーム+3段伸縮ブーム
4.3mの屈折ブームを用いて、高所の電線などの障害物も容易に回避できます。
また、地面から2m下までの地下救助も可能であり、水難救助など多様な場面でも活躍できます。
ポンプ車としても余裕の放水能力
少量の水で消火活動ができる※CAFS装置(圧縮空気泡消火装置)と900Lの水タンクを搭載しており、泡と水の同時放水も可能で、最大で毎分2500Lの放水能力を有しています。
※CAFS装置…水に少量の消火薬剤を加え、そこへ圧縮空気を送りこむことにより発泡させる装置
多様化する火災現場での消火・救助活動に対応できる多目的な消防ポンプ自動車です!
省スペースで活動可能
アウトリガーの張り出し幅が旧はしご車の半分程度で、6m幅の道路でも全面封鎖することなく活動することが可能です。
旧はしご車と何が変わったのか?
以前のはしご車から変更された部分はたくさんありますが、大きく変わったところは次のとおりです。
新はしご車 | 旧はしご車 | |
水タンク | あり(900L) | なし |
消防ポンプ | あり(A2級) | なし |
CAFS(泡消火装置) | あり | なし |
最大放水量 | 2500L/分 | 1180L/分 |
バスケット許容荷重 | 4人乗り(400kg) | 3人乗り(300kg) |
車いす対応バスケット | 可(車いすごと乗車) | 不可 |
バスケット首振り機能 | あり | なし |
アウトリガー最大張出 | 435mm | 1100mm |
隊員達の操作性もUPしました!
ブーム及び放水銃はリモートコントロールによる操作が可能になりました。
お問い合わせ先
所属課室:消防局沼南消防署
柏市大津ケ丘1-56-12
電話番号:
04-7191-4500