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更新日令和4(2022)年4月25日

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屈折はしご付消防ポンプ自動車(MVF21)が導入されました!

関東以北では初!!車いすに乗せたままでも救助を可能にした最新型のはしご車!

「屈折はしご付消防ポンプ自動車」が沼南消防署へ配備されました。(令和4年4月23日運用開始)

全体伸梯時

フィンランドの「BRONTSKYLIFT」と「モリタ」がお互いの技術を活かして開発した21mのブーム最大400kgまで収容可能なバスケットを搭載しています。

最大の特徴

国内最大級の400kg収容バスケット

高所の活動だけではなく、収容面積の広いバスケットを搭載していることから、車いすを必要とされている方もそのまま救出することが可能です。

車いす

屈折ブーム+3段伸縮ブーム

4.3mの屈折ブームを用いて、高所の電線などの障害物も容易に回避できます。

また、地面から2m下までの地下救助も可能であり、水難救助など多様な場面でも活躍できます。

屈折

ポンプ車としても余裕の放水能力

少量の水で消火活動ができる※CAFS装置(圧縮空気泡消火装置)900Lの水タンクを搭載しており、泡と水の同時放水も可能で、最大で毎分2500Lの放水能力を有しています。

※CAFS装置…水に少量の消火薬剤を加え、そこへ圧縮空気を送りこむことにより発泡させる装置

放水

多様化する火災現場での消火・救助活動に対応できる多目的な消防ポンプ自動車です!

省スペースで活動可能

アウトリガーの張り出し幅が旧はしご車の半分程度で、6m幅の道路でも全面封鎖することなく活動することが可能です。

アウトリガー

旧はしご車と何が変わったのか?

以前のはしご車から変更された部分はたくさんありますが、大きく変わったところは次のとおりです。

  新はしご車 旧はしご車
水タンク あり(900L) なし
消防ポンプ あり(A2級) なし
CAFS(泡消火装置) あり なし
最大放水量 2500L/分 1180L/分
バスケット許容荷重 4人乗り(400kg) 3人乗り(300kg)
車いす対応バスケット 可(車いすごと乗車) 不可
バスケット首振り機能 あり なし
アウトリガー最大張出 435mm 1100mm

隊員達の操作性もUPしました!

ブーム及び放水銃はリモートコントロールによる操作が可能になりました。

リモート

お問い合わせ先

所属課室:消防局沼南消防署

柏市大津ケ丘1-56-12

電話番号: