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沼南消防署・高柳分署・手賀分署の紹介
沼南消防署
昭和55年4月に沼南町沼南消防署として開署し、柏市と沼南町の合併により、平成17年3月に柏市沼南消防署として新たにスタートしました。
市の南部を管轄し、北側には手賀沼、西側には大津川が流れています。国道16号線近辺では大津ヶ丘団地など多くの住宅が立地し、東部に位置する手賀の杜地区には近年の区画整理事業により多くの住宅が建てられています。
車両の紹介
水槽付き消防ポンプ自動車(柏沼南水槽1)
沼南消防署にある水槽付き消防ポンプ自動車は、水を2,000リットル積載しています。
家庭のお風呂は約200リットル貯められるので、約10倍の量に当たります。
2,000リットルの水と聞くと、凄い量だと感じると思いますが、火災で使うときは約5分程度でなくなってしまいます。
火災の時は大型水槽車と連携して、長時間の消火活動に対応します。
救助工作車(柏沼南救助1)
令和5年3月に沼南消防署に配備された車両です。
オレンジ服が目印の特別救助隊(レスキュー隊)だけが乗ることを許された消防車です。
専門知識と救助技術を身に付けた人命救助の専門部隊です。火災で逃げ遅れてしまった人や、自動車や機械、エレベーターなどに閉じ込められた人を助け出すために必要な資機材を、約130種類積んでいます。
新たにクレーン装置、前後のウインチが装備され、市内はもちろん緊急消防援助隊として全国への応援にも出場します。
はしご車(柏沼南はしご1)
東日本初導入!
多様化する災害に対応した屈折はしご付消防ポンプ自動車です。
フィンランドの高所作業車を作る会社「ブロントスカイリフト」と日本の消防車メーカー「モリタ」が協力して作ったはしご車です。はしごは21mまで伸ばすことができ、ビルの7階まで届きます。はしごの先端にあるバスケットは大人4人まで乗せることができ、車いす利用者でもそのまま乗せることができる広さになっています。
この消防車1台で火を消したり、高いところに取り残された人を助けたりすることができます。
大型水槽車(柏沼南大型水槽1)
この消防車は水を5,000リットル積んでおり、消火栓などが少ない地域での消火活動で活躍します。
CBRNE(シーバーン)災害でも活躍し、汚染された人や資機材を温水シャワーで洗い流すことが出来ます。
※CBRNE災害とは、化学・生物・放射性物質・核・爆発物による災害の総称で、Chemical(化学)・Biological(生物)・Radiological(放射性物質)・Nuclear(核)・Explosive(爆発物)の頭文字を並べた言葉です。
救急車(柏沼南救急1)
傷病者を病院へ搬送する救急車(高規格救急自動車)です。
高規格救急自動車とは、心臓や呼吸が止まった傷病者に対して、医師の指示のもと、救急救命士が必要な救命処置を行うことができる資器材を積載した救急車です。
車内は隊員が立ったまま処置を行える高さがあり、傷病者の両側から処置が行える広さもあります。
指揮車(柏沼南指揮1)
令和5年1月に沼南消防署に配備された車両です。
災害現場で指揮をとる車両になります。情報を集め、効果的な対応を考えて、出場した車両に指示を出します。
また、水難事故のときは救助艇をボートトレーラーに載せ、けん引し出場します。
救助艇(柏沼南救助艇)
川や沼などで発生した災害での救助活動に使用します。
消防署から災害現場までは指揮車でけん引し、定員は6名です。
高柳分署
昭和61年4月に沼南町沼南消防署高柳分署として新設し、柏市と沼南町の合併により、平成17年3月に柏市沼南消防署高柳分署として新たにスタートしました。
管轄区域は市の南東部で、松戸市、鎌ケ谷市、白井市に接しています。区域の中央部には、大津川が流れており、南部に広大な敷地を有する海上自衛隊下総航空基地、北東部には工業用地が広がっています。
車両の紹介
消防ポンプ自動車(柏高柳ポンプ1)
コンパクトなボディが特徴で、狭い道路でも素早く活動できる消防車です。
またCAFS(キャフス)装置(「Compressed Air Foam System」の略)を搭載していて、水、空気、消火薬剤を混ぜて泡を作り、放水することができます。
泡は燃焼物に付着し、炎と空気を遮断することができるので、少ない水で消火することができます。
化学車(柏高柳化学1)
ガソリンなどの危険物による火災に対応するための車両です。
工場や危険物施設による火災など、水による消火が困難な場合、泡状の消火薬剤を放水することで消火を行います。
また、一般の防火服では耐えられない高熱環境のもとで着用する耐熱服を積載しています。
救急車(柏高柳救急1)
令和3年3月に配備された高規格救急自動車で、車内には救急救命士により高度な救命処置ができる機器や車の揺れを吸収する防振ベット、車外にLED照明を装備し、あらゆる救急現場に対応することができます。
手賀分署
平成24年4月に柏市沼南消防署手賀分署としてスタートしました。
管轄区域は市の東部で、我孫子市、白井市、印西市に接しています。区域の北部には手賀沼及び手賀川が流れており、自然が豊かな地域です。区域の中央部に広大な敷地を有する手賀の丘公園があります。
車両の紹介
水槽付きポンプ自動車(柏手賀水槽1)
この消防車には、水を2,000リットル積載しています。
また高柳分署のポンプ車と同様に、CAFS(キャフス)装置を搭載しています。
救急車(柏手賀救急1)
この救急車は、令和7年3月に配備された高規格救急自動車です。
広報車(柏手賀広報1)
水難事故の発生時、救助艇をボートトレーラーに載せ、けん引し出場します。
軽可搬ポンプ付積載車
この軽自動車には軽可搬消防ポンプが積載されていて、狭い場所の火災や初動対応に活躍します。
救助艇(柏手賀救助艇)
沼や川などで発生した水難事故に出動します。
照明器具などを積んでおり夜間でも活動できます。定員は4名です。
お問い合わせ先
所属課室:消防局沼南消防署
柏市大津ケ丘1-56-12
電話番号:
04-7191-4500