文化財防火デーに防災訓練を実施～笑顔と学びが織りなす防災訓練！～

沼南消防署では、歴史的価値のある文化財産を後世に残していくため、1月26日の文化財防火デーに合わせ「福寿学園沼南幼稚園」と協力して防災訓練を実施しました。

この訓練を通して、園児たちに地震や火災が発生した時の命の守り方を学んでもらい、地域コミュニティ全体で文化財を守り、次の世代につなげる気持ちを育みます。

福寿院観音堂（市指定文化財）

参考：福寿院観音堂 

消防職員による立入検査

茅葺き屋根で作られている三間半四方のお堂には、消火器と自動火災報知設備が設置されており、適切に管理されているかをチェックしました。「消防法令上、適切に管理されています！」

• 福寿院観音堂の消防査察

 

沼南幼稚園の園児たちへの防災教育

幼い頃から防災訓練を行うことで、子供たちが災害時に冷静に行動し、自分自身や周囲の人々を守るための基本的な知識や技能を身につけることができます。

文化財防火デーに合わせて行うことで、文化財や歴史的建造物などの貴重な遺産を守るための意識を育み、将来的にも地域の文化財や歴史的建造物を守るためのリーダーシップや責任感を持った市民が育成され、柏市の安全・安心につながります。

• 女性消防分団によるパネルシアター（消防紙芝居）

• 避難訓練（煙の中を通り園庭に避難）

 

沼南幼稚園の保育士による初期消火訓練

 

福寿院観音堂への一斉放水

ようちえんのみんなが、がんばったから「にじ」がでたよ(^^)/

 

最後はみんなで記念撮影

今後も消防局、消防団そして民間団体が協力し合いながら、地域コミュニティの防災力を高め「自助・共助」の重要性を伝えてまいります。