インターネット「ウイルスに感染した」というニセ警告
相談事例
パソコンでインターネット閲覧中に、突然「ウイルスに感染した」という警告が表示された。さらに、警告音が鳴り出して止まらなくなった。驚いて画面にある電話番号に電話をしたら、片言の日本語で遠隔操作ソフトをインストールするよう指示された。その後、5万円のセキュリティソフトを勧められ、クレジットカードで決済してしまった。落ち着いて考えると不審である。
アドバイス
この現象はウイルス感染によるものではありません
ウェブサイトに広告が表示される仕組みを使っていると考えられます。利用者の不安をあおり、不要な契約をさせようとする悪質な手口です。
契約してしまったとき
- 事業者から契約内容に関するメールが届いていないか確認し、連絡先メールアドレスまたは問合せフォームから解約の意思を伝えましょう。
(補足)解約の意思を伝えずに、一方的にクレジットカードを止めたり、カード番号を変更するだけでは契約が続行しているとみなされ、事業者から引き続き請求が来る可能性があります。
「解約を自分でするときの参考ページ」(外部サイトへリンク)(CCJ)
- クレジットカード会社に連絡し、事情を説明して請求の停止等が可能か相談しましょう。
- 遠隔操作ソフトをインストールしてしまった場合、悪用されないよう、「システムの復元」をしましょう。
「システムの復元方法」(外部サイトへリンク)(IPA)
詳しくは、消費生活センターにご相談ください
まだ契約していないとき
- 表示されている連絡先には電話をしない。
- 警告画面を閉じるだけでよい。
- 警告画面が閉じられない場合は、「強制終了」する。
(補足)強制終了の方法は機種によって違いますが、電源ボタンを長押しして電源を落とす共通の方法もあります。
「警告画面が閉じられないときの参考ページ」(外部サイトへリンク)(IPA)
お困りのときはお住まいの自治体の消費生活センターにご相談ください。
柏市消費生活センター相談専用電話番号:04-7164-4100
お住まいの自治体の消費生活センターが分からないとき(外部サイトへリンク)