更新日令和6(2024)年8月22日

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屋根工事の点検商法(給湯器含む)

トラブル事例

  1. 自然災害後無料点検
    台風後「無料で屋根の点検をする」と、業者が家に来た。点検してもらうと「急いで修理をしないと大変だ」と不安をあおられ、言われるままに高額な工事の契約をしてしまった。後から心配になり解約を申し出たら、高額な解約料を請求された。
  2. 近所工事をしていると訪問
    「近所で屋根工事をしている。お宅の屋根も無料でみてあげる」と、業者が家に来た。屋根に上がった業者から「少し瓦がずれている。これ以上ひどくならないように調整が必要」と言われ契約した。工事終了後、他にも屋根の不良を指摘されて不安になり、次々に修理の契約を重ねてしまった。
  3. 保険金で修理ができると勧誘
    ・「屋根工事には保険金が使える。保険の手続きも代行する」と言われて契約したが、話と違って保険の対象外。全額自己負担になった。
    ・「保険金の範囲内で屋根や雨どいの修理ができる。保険の手続きもサポートする」と言われて契約した。後から工事の解約を申し出ると、保険金の50パーセントものサポート料を取られることがわかった。
  4. 身分を偽ったり、誤認させて訪問
    ・「市の委託を受けて電気温水器の点検している」と業者から電話があった。点検にきてもらったが、実際は市から委託を受けていなかった。
    ・「ガス器具の点検を行う。敷地内に立ち入るので在宅していてほしい」と電話があった。契約しているガス会社と思い承諾、契約した。契約書を見ると県外の知らない業者であった。後から契約中のガス会社に問い合わせると「関係のない業者だ」と言われ、再点検すると「交換の時期でなく、費用も高額だ」と言われた。

解説

  • 「無料で点検する」と、業者が突然自宅を訪れ、不安をあおって工事を勧める商法を「点検商法」と言います。一度工事を頼むと、次々と不必要な工事を勧められることもあります。
  • 訪問販売は、契約書面受領日から8日間クーリングオフ(無条件解除)ができます。
    期間内であれば、工事完了後でもクーリングオフができます。
    8日を過ぎていても解決できる場合があるので、できるだけ早く消費生活センターにご相談ください。
  • 近年は、「給湯器の点検商法」も増加しています。

注意事項

  • 突然訪問して契約を急かす業者には用心する
  • リフォーム工事の契約は高額なことが多いため、その場では契約しない
  • 即決せず、家族や専門家に相談する
  • 工事の必要がある場合、複数の業者から見積もりを取って比べる
  • 保険金の申請は、保険会社・代理店に連絡することで自分で簡単にできる
    うその理由で保険金を請求すると、保険契約が解除されたり、保険金の返金を求められることがある

  • 不意打ち的に電話や訪問してくる業者には安易に点検させない

  • その場で契約せず、十分に比較・検討しましょう

心配な時は、契約前にも相談できます

柏市消費生活センター相談専用電話番号:04-7164-4100

柏住宅リフォーム相談員協議会電話番号:04-7163-5531

住まいるダイヤル(公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター電話番号:0570-016-100

お困りのときは消費生活センターにご相談ください。

柏市消費生活センター相談専用電話番号:04-7164-4100

お問い合わせ先

所属課室:市民生活部消費生活センター

柏市柏下73番地(中央体育館管理棟1階)

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