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分電盤の点検・交換の電話や訪問にご用心!
「電力会社の委託を受けたものですが、これから分電盤の点検にうかがいます」と電話がかかってきたこと、ありませんか?
- 点検してすぐ「古いからすぐ交換しないと漏電で火事になります!」と言われる
- 高額な工事契約を急がされる
- 「電力会社の委託」と言われたが、契約先の会社に確認すると関係なかった
などの相談が急増しています。
問題のポイント
- 電話や訪問で電力会社の委託を名乗り突然点検を持ち掛ける
- 「無料で点検」といって家に入り込む
- 点検後に不安をあおって分電盤交換工事を急がせる→本当に必要な工事契約なのか
- 分電盤交換は法律で決まっている、分電盤の漏電では火災保険が下りないなどともっともらしい説明をする(※火災保険の補償内容は保険会社によって異なる)
消費生活センターからのアドバイス
- 突然の電話や訪問には注意!
電話等で点検を持ち掛ける業者には安易に点検させないようにしましょう。
きっぱりと断り、訪問されても帰らないときは警察を呼びましょう。
留守番電話を活用することも有効です。 - 不安をあおる業者に流されない!
「すぐにやらないと危ない」「今日しかできない」は常套句。
その場では契約せず、落ち着いて他の専門業者にも意見を聞きましょう。 - 法定点検はこんな形です!
分電盤などの電気設備は電力会社が4年に1回、事前に書面で通知したうえで調査員証を持った調査員が点検に来ます。
その場で契約を迫ることはありません! - クーリング・オフ制度を知っておこう
工事の契約書面を受け取った日から8日以内であれば契約を解除できることもあります。
「あれ?」と思ったら迷わず相談!
消費生活センターは、契約トラブルの相談窓口です。
お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
消費者ホットライン:188(いやや!)
柏市消費生活センター相談専用:04-7164-4100
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