更新日令和7(2025)年12月2日

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訓練で確認!土砂災害への備えと行動

10月7日、8日柏市消防局東部消防署では、土砂災害発生を想定した土砂災害対応訓練を実施しました。

この訓練は、大雨などにより土砂崩れが発生した場合に、迅速かつ的確に救助活動を行うことを目的として実施したものです。

【捜索技法】

土砂等に埋没した要救助者を捜索するための方法

隊員が一直線上に捜索(ラインヘイリング)を開始、要救助者の反応を確認した隊員付近を放射状に絞り込んで(サークルヘイリング)埋没要救助者の場所を徐々に特定していきます。

※ヘイリング・・・隊員による要救助者への呼びかけ

(ラインヘイリング)

ラインヘイリング

(サークルヘイリング)

サークルヘイリング

【土留め工法

土砂に埋没した要救助者の土圧を軽減するために行います。

※土圧・・・土砂が要救助者の体を押しつぶそうとする圧力

訓練では傾斜地における土留め工法として、斜面上方からの土圧を軽減する(一文字工法)、(V字工法)等を実施した。

(一文字工法)

一文字工法

(V字工法)

これ

【土砂搬出方法】

土留め工法や要救助者救出で排出された土砂を、活動の支障とならない場所に搬出します。

訓練では人力(バケツリレー)やベルトコンベアーを活用した搬送方法を実施しました。

人力

ベルトコンベア

【重機操縦】

重機が使用可能な現場であれば、救助作業の効率は飛躍的に向上します。

訓練では重機資格保持者による操縦技術訓練を実施しました。

さいごの写真

東部消防署管轄では市民の生命・財産を守るために、どのような災害にも対応できるよう、今後も様々な訓練に取り組んでいきます。

お問い合わせ先

所属課室:消防局東部消防署

柏市中央2-10-3

電話番号: