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柏市消防局東部消防署は、管内に柏駅や繁華街を抱えており、管轄人口及び災害出場件数が各消防署管轄の中で最も多くなっています。
あらゆる災害に対応するため、署員一丸となって日々の訓練に取り組むとともに、火災予防啓発のための活動を進めています。
東部消防署に配置されている消防車について紹介します。
水槽付消防車は災害現場に到着するとすぐに放水できる車両で、水槽付消防ポンプ自動車・タンク車と呼ばれています。
東部消防署に配置されている消防ポンプ自動車は、CAFSと呼ばれる装置を搭載しており、少量の水で高い消火性能を有しています。このCAFS装置は「Compressed Air Foam System」の略で、水に少量の消火薬剤を加え、そこへ圧縮空気を送り込むことにより発泡させる装置で、水の表面積を広げることで効率よく消火することができます。
はしご車は、主に高所での消防活動を容易にするために製作された車両です。火災時など、ビルの高層階に取り残された人の救出や高所からの放水活動及び警戒活動を行います。
救助工作車は、ウインチ、クレーン、発電装置、昇降式照明装置等を装備し、各種救助資器材を積載している車両です。事故や災害における救助やCBRNE災害対応など、近年の消防救助に求められる活動に対応しています。
救急車は、救急救命士による高度な処置が行える資器材を積載した車両です。
指揮車は、災害現場において現場指揮や情報収集などを行う車両です。
東部消防署の一日をご紹介いたします。
1 大交替(8時30分)
前日に勤務した職員と交替し、業務の引継ぎをします。交替した職員は、翌日の午前8時30分まで24時間勤務します。
2 車両点検(8時35分)
消防車の点検を行います。
3 出場訓練(8時40分)
仮想の災害現場を設定し、現場までのルートや到着時の戦術を想定した出場訓練を行います。
4 資器材点検(8時45分)
各車両に積載されている資器材を点検します。災害現場ですぐ使えるように維持管理しています。
5 ミーティング(9時00分)
各担当ごとに一日の予定を確認し、業務上必要な指示を行います。
なお、柏市では、ゼロカーボンシティへの取り組みの一環として、軽装での執務を試行しています。
6 防火指導(10時00分)
防火・防災知識の普及啓発のため、防火指導を行っています。
7 昼食(12時00分)
8 地水利調査(13時00分)
火災やその他の災害に備えて、管轄する地理の調査及び消火栓・防火水槽の点検を行います。
9 訓練(15時30分)
現場活動に備えて、実践的な訓練を実施しています。
10 車両点検(17時00分)
11 夕食(18時00分)
消防職員は体が資本です。健康な体を維持するため、おいしい食事は欠かせません。
12 事務処理(19時00分)
各担当ごとに報告書の作成や、その他業務に関わる事務処理を行います。
13 体力錬成(21時00分)
強靭な体を作るため、日々体力トレーニングを実施しています。
14 仮眠(23時00分)
仮眠室で体を休めます。仮眠中でも出場指令があればただちに出場できるよう、活動服のまま仮眠をとります。
15 起床(5時00分)
16 清掃(5時30分)
17 車両点検(6時50分)
18 朝食(7時00分)
19 申し送り(8時00分)
各担当ごとに前日の業務内容について報告し、引継ぎを行います。
20 大交替(8時30分)
交替が終了し、24時間の勤務が終了です。
東部消防署に配置されているはしご車は、高さ約40メートルまで伸ばすことができます。地上40メートルからの風景をご覧ください。
04-7164-0119
04-7164-4212
お問い合わせ先
所属課室:消防局東部消防署
柏市中央2-10-3
電話番号:04-7164-0119
ファックス番号:04-7164-4212
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