トップ > 防災・安全 > 消防・救急 > 消防トピックス > 令和5年度 > 紅龍山布施弁天東海寺で文化財防火デーに伴う防災訓練を実施

更新日令和6(2024)年2月5日

ページID37838

ここから本文です。

紅龍山布施弁天東海寺で文化財防火デーに伴う防災訓練を実施

文化財防火デーに伴う柏市消防局の取り組み

1月26日は、世界最古の木造建築である法隆寺金堂で火災が発生し、国宝の十二面壁画が焼損した日(昭和24年)に当たり、この日を「文化財防火デー」と定め、火災、震災その他の災害から文化財を守るため、全国的に「文化財防火運動」を展開されいます。

紅龍山布施弁天東海寺は、平成18年3月14日に千葉県指定有形文化財(建造物)として登録されていることから、地域の文化財を災害から守るため、「紅龍山布施弁天東海寺と柏市消防局が連携体制の構築を確認する防災訓練」を実施しました。

柏市消防局では、長い歴史の中で生まれ、先人が今日まで護り伝えてきた文化財を次世代に引き継ぐため、「文化財の火災予防」に取り組んでいます。

訓練風景

本堂への放水訓練

水槽車から本堂への放水訓練

文化財搬出訓練

文化財搬出訓練

梯子車から桜門への放水訓練

梯子車から桜門への放水訓練

 

鈴木副局長訓練を統括した鈴木副局長

2019年沖縄県那覇市の首里城跡、2024年岐阜県海津市の円満寺で起きた火災で貴重な文化財が焼失した件に触れ、当局でも対岸の火事と思わず、市民が安心して暮らせる災害に強いまちづくりの実現に向け、「防火・防災体制の強化」と「消防局・消防団の連携体制の構築」を本訓練で確認し、消防体制の充実・強化を推し進めていくとした。

 

住職2訓練に参加した東海寺住職

住職は、「東海寺では、ロウソクを灯す催事が多くあり、火災が発生するかもしれない。」と危惧していると語り、「文化財を護るためには、消防局、消防団の力添えが必要であると感じています。訓練を共に行い、消防局・消防団の一斉放水活動を見て、頼もしく感じた。」と語った。

 

分訓練を指揮した野口分署長

管轄となる消防団と連携し、迅速な出動と消火活動で文化財を守ることができると考えているが、本訓練ではその確認できたと自負している。

今後も、地域に愛されている紅龍山布施弁天東海寺を次世代引き継いでいくため、隊員らと訓練に励んでいくとした。

 

お問い合わせ先

所属課室:消防局西部消防署

柏市松葉町7丁目16番7

電話番号:

お問合せ先
 柏市消防局 西部消防署 富勢分署
 電話番号 : 04-7131-6751