更新日令和7(2025)年7月9日

ページID42912

ここから本文です。

消防士がやっている熱中症対策!

炎天下でも活動を続ける消防士たちが、日々の業務で取り入れている熱中症対策をご紹介します。過酷な環境でも倒れないための工夫やポイントを、ぜひご家庭や職場でも役立ててください。

搬送訓練の様子
30kgの人形を持ち搬送訓練中

 

東部消防署、逆井分署、光ケ丘分署では、暑さの中火災現場で活動する消防隊員が熱中症になるのを防ごうと5月から体を暑さに慣らすため、暑熱順化トレーニングを始めました!これから夏にかけてどんどん気温が高くなり、熱中症や脱水症になりやすくなります。消防隊員は火災の炎や煙などから身を守るため、防火衣、防火ヘルメット、空気呼吸器の装備を着装して現場へ出場します。これらの装備を身につけると、総重量約20kgになります。

20kgの装備でホースを両手に持つ様子

20kgの装備にあわせ、ホースも両手に持っています。

 

さらにより強い負荷をかけようと、20kgの装備を身につけランニングや腕立て伏せを行います。

20kgの装備を身に着けランニングするようす

20kgの装備を付けて腕立て伏せする様子

 

最近は、気温の高い日が続いており、日々訓練で鍛えている隊員でも現場で熱中症になる可能性が非常に高くなってきています。このような訓練を行い、徐々に身体を暑さに慣らしていく事ができ、真夏の火災現場でも熱中症になりにくい体力、忍耐力を培うことができます。

一般の人でもできる暑熱順化!

  • 軽い運動をして、汗をかきやすい身体を作りましょう。
  • 熱中症の初期症状を学び、自分の限界を理解しましょう。
  • 急激な日焼けを避けましょう。

暑熱順化は、消防職員だけではなく皆さんにも効果的と言われています。

日頃から適度な運動で暑さに慣れ、熱中症予防をし、楽しい夏にしましょう!

お問い合わせ先

所属課室:消防局東部消防署

柏市中央2-10-3

電話番号: