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更新日2021年8月30日
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令和3年7月29日(木曜日)
沼南庁舎501会議室(沼南庁舎5階)
教育長 河嶌 貞
教育長職務代理者 牧田 謙太郎
委員 森 秀夫
委員 氏田 青津子
生涯学習部長 宮島 浩二
教育総務課長 新井 賢蔵
生涯学習課長 沖本 雅樹
学校教育部長 須藤 昌英
学校教育部理事 後藤 義明
学校財務室長 関根 江里子
教職員課長 三浦 邦彦
教職員課統括リーダー 桑原 市郎
学校施設課長 浅野 晃
学校保健課長 中村 泰幸
指導課長 並木 孝樹
教育総務課統括リーダー 浦上 義史
教育総務課副主幹 佐藤 香
教育総務課副主幹 澤畑 光伸
教育総務課主査 関谷 正行
河嶌教育長
傍聴の確認を行います。地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条第7項の規定により、会議は原則公開となっております。
本日は、傍聴希望者が3名いらっしゃいますので、柏市教育委員会会議傍聴規則第1条の2第2項の規定に基づき報告いたします。なお、傍聴の方は、受付時に御確認いただいた傍聴要領に従い、傍聴してくださるようお願いいたします。
河嶌教育長
ただいまから、教育委員会令和3年第7回定例会を開会いたします。
令和3年第6回定例会会議録について全委員異議なく承認した。
生涯学習部長
教育長報告は、全部で2件ございます。
まず初めに、アの「市議会令和3年第2回定例会について」を、私と学校教育部長から御報告申し上げます。
市議会令和3年第2回定例会は、令和3年6月4日に開会し、同月23日に閉会をいたしました。
私からは、市議会定例会における質疑並びに一般質問のうち、生涯学習部に関係する内容について御報告をさせていただきます。
当部所管事務につきまして市議会では、PTAについて2点御質問をいただいております。
1点目といたしまして、入退会の自由の確保、マンパワーの提供の義務化、活動内容の改善が図られていない等、PTAの課題について、どのように認識し、対応していくのかとの質問がございました。
これに対しまして、子育て観の変化や共働き家族の増加等により、保護者の考え方も多様化し、PTAの在り方や活動内容に対して、さまざまな意見があることは認識していること、既に一部のPTAでは、これらの課題について自主的に対応している団体もあると聞いていること、今後も柏市PTA連絡協議会と連携しながら、必要に応じて支援や助言を行っていくことを私から答弁させていただいております。
2点目として、入退会の任意性や個人情報の取得について、複数の学校で課題に挙がっていると聞いている。コミュニティ・スクールや地域学校協働活動が一体的に推進される中で、PTAの役割はますます重要になると考えるが、役員の担い手の確保と団体のコンプライアンスの確保を両立させるため、どのように支援していくのかとの質問がありました。
これに対しまして、PTAの運営や活動に対して、さまざまな意見があることは認識していること、これらの意見については、これまでも柏市PTA連絡協議会と協議し、必要な働き掛けを行っており、5月の定例校長会議では、PTAの運営に関する課題について共通の認識を図るため、市内公立小中学校長に対して説明を行ったところであること、PTAの活動が魅力的で充実したものとなり、時代に合った運営との両立を確保できるよう、関係者・関係機関と連携して支援していくことを私から答弁しております。
学校教育部長
続きまして、学校教育部に関する内容について、3点御報告いたします。
1点目は、生理の貧困についてです。
柏市内の学校トイレへの生理用品の設置を求めるとの質問に対し、女子トイレ個室への設置については、学校現場から、衛生面やいたずら等の懸念や、誰でも使えるようになると消費量が多くなり日常的な管理体制を整備する必要があるとの意見もあったため、当面は、「困った時」や「不足した時」に保健室を通じて配付し、様子を見ていく。また、女子トイレの個室に「保健室の先生になんでも相談できる」ことを明記したチラシを掲示し、保健室で話が聞けることを周知している。今後、取組状況を把握しながら適切な支援に努めるとともに、生理の貧困については社会的な問題になっているため、この動きも注視しながら進めていきたいと答弁しております。
2点目は、GIGAスクール構想についてです。
まず、学校間格差や学級間格差の現状が耳に入ってきているが、現在の進捗状況はとの質問に対し、現在、各小中学校では、小学1年生を除き、ほぼ全てのクラスで端末にログインし、柏市が設定するStep0からの日常的な活用が始まっているが、学校、学級で活用頻度の差が生じていることは認識している。各学校に配置しているIT教育支援アドバイザーやGIGAスクールサポーターによる支援の充実、指導主事による研修の充実、各学校の好事例の共有、さらにはチームで取り組む学校体制づくりの推進等、より一層必要な支援を充実していくと答弁しております。
また、自宅への持ち帰りのために、準備等は具体的に進めているかとの質問に対し、「主体的・対話的で深い学び」の実現のためにも、学校だけの学びにとどまらず、家庭での主体的な学びの充実に寄与するため、持ち帰りは必須であると考えている。夏季休業中に全校で持ち帰りを実施するため、6月末には一度端末を持ち帰り、各家庭での接続確認を行う予定である。そのため、接続方法マニュアルやQ&Aの提示・配付を行っている。また、全校での実施の前に、GIGAスクール研究校、小中4校で既に先行持ち帰りを実施しており、そこで行った情報モラルを含む事前指導、持ち帰りの方法、課題の出し方、トラブルへの対応事例等を取りまとめ、各小中学校に周知していく予定であると答弁しております。
最後に、学校給食将来構想についてです。
学校給食につきましては、第2回定例会でも多くの議員から質問を受けました。主な内容といたしましては、まず、市合併後からセンター方式化の方針決定までの流れ及び方針を変更した理由についての質問に対し、合併協議に基づき、自校方式とセンター方式を併用しているが、平成18年に小学校は自校方式、中学校はセンター方式を基本とし、旧柏地域の中学校は施設更新の時期に改めて検討するとした。しかし、コスト面等の課題から、将来構想の策定には至らなかった。一方で、風早南部小学校は移転の整備により平成22年に自校方式に変更したが、当時は小学校給食調理の民間委託化が優先課題であったため、完全委託化の見通しが立つまで検討は中断された。この間、給食施設の老朽化は進行し、平成21年に示された国の「学校給食衛生管理基準」をほとんどの施設が満たせず、衛生管理や作業面の負担が大きくなり、施設の大規模改修に合わせて改善に努めているが、施設や敷地の制約から十分な改善が図られず、また、工事期間中は給食が提供できない状況にあるため、平成30年度から、将来にわたって安全・安心な給食提供を第一に考えた「学校給食のあり方」を検討することとし、検討の結果、旧沼南地域では、引き続き給食センターを維持する必要があること、課題の多くは施設の狭さに起因するため、現在地以外の場所に施設を整備することなどから、センター方式が望ましいとの結論に至ったと答弁しております。
また、子どもたちにとって、センター化のメリットはあるのかとの質問に対し、一番の効果は、学校給食衛生管理基準に基づく安全な給食を安心して食べられること、施設の大規模改修や建替えによって給食が食べられない状況が無くなることである。学校給食は子どもの食のセーフティーネットとしての役割も果たすため、可能な限り止めたくないと答弁しております。
また、学校給食将来構想、これは沼南給食センターの整備を含めますけれども、工程を確認したいとの質問に対し、今年度から、給食センターの移転再整備の検討に着手する。現在の配送範囲を基本に近接する学校の老朽化の状況等を考慮しながら、施設の規模、建設場所を検討する。また、施設整備に係る前提条件、必要機能、事業手法等を定める整備計画を策定すると答弁しております。
生涯学習部長
続きまして、市議会令和3年第3回定例会の会期日程について御報告をいたします。
日程についてでございますが、招集日は9月3日の金曜日、議案等採決が9月24日金曜日の会期になっております。日程の詳細は、資料のとおりでございます。
次に、イの「令和4年柏市新成人のつどいの実施について」を、生涯学習課長から御報告させていただきます。
生涯学習課長
最初に、この件につきましては、後日報道発表する予定ですので、それまではこの場だけの話として御了承願えればと思っております。
さて、令和4年の成人式ですが、今年も新型コロナウイルスによりさまざまな市町村で成人式の開催方法を悩んでいるようです。私どもも、昨年度は感染者数の増加などによって、集合開催の実施を断念しました。
このため、今年度は昨年度実施できなかった分、何とか開催できないのか、新成人のつどい実行委員会と話し合った結果、1月9日と10日の2日間で5回に分けて、市民文化会館大ホールで実施することとしました。なお、お配りした資料に時間について記載をしてありますが、こちらは現在の予定となっております。また、昨年同様、当日の欠席者や新型コロナウイルス感染症への不安から来場されない方のために、あらかじめ用意した動画等の配信も実施する予定です。
次に、開催日における新型コロナウイルス対策についてですが、来場者全員のマスクの着用、検温、手指消毒を実施するほか、入場者数を定員の50パーセント以下に設定しておりまして、座席は1席置きとし、前後で互い違いに着席することとしております。また、1回1回の式の終了ごとに会場内の換気と座席等の消毒を実施するなどの対応を行っていきたいと考えております。
教育委員の皆様方も式典には参加していただくことになっておりますが、皆様の御負担にならないように回を分けての御出席など検討してまいりたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
生涯学習部長
教育長報告は、以上でございます。
河嶌教育長
まず初めに、アの「市議会令和3年第2回定例会について」に、御質問がありましたらお願いをします。
牧田委員
PTAについて幾つか質問させてください。
いろいろ教育委員会の方でもさまざまな問題もあるということを認識されていると思うのですが、まず、市内の学校について、PTA規約や入退会の運用などについて、実際に調査をしているかどうかということ、その中で、入退会の自由が定められていない規約であるとか、また、運用上問題のあるケースというのがあったかどうかということを、まず教えていただければと思います。
生涯学習課長
PTAについてですが、まず、各学校においてPTAの規約や入退会の定めがあるかどうかという点ですけど、規約につきましては、PTA自体がない柏の葉中学校はないですけれども、柏の葉中学校は除き、62校全校でそれぞれ独自のものを定めております。
この中で、入会の規定につきましては、規定と様式がある小学校は2校あります。あと、規定のみで様式がない小学校は2校となっております。また、中学校では、規定のみで様式がない学校は1校となっておりまして、これらを合わせて何らかの形で入会規定がある学校は、全部で5校となっております。
次に、退会ですが、小学校は規定と様式があるのが2校、規定のみが3校であるということです。また、中学校で規定のみの学校は2校ありまして、小学校と中学校合わせて、退会規定がある学校は7校となっております。これ以外は入退会の規定はございません。
次に、運用上の問題になります。運用上の問題ですが、入退会に関する規定が会則にない学校については、何人かの保護者の方からは会則の変更を求める動きがあることは承知をしております。
また、PTA側の話としまして、先日、私どもが柏市PTA連絡協議会会長研修会の方に出席をさせていただいたのですが、ここで各PTAの会長さんからは、さまざまな意見を聞いたところ、PTAからはもし入退会の規定などを会則変更するのであれば、そのままでは脱退者が出る可能性があるのでPTAの活動の在り方をより魅力的なものにするなどの見直しをすべきではないのかとの意見がありました。
牧田委員
ありがとうございます。それに加えて、活動を魅力的にするということももちろん大事なんですけれども、やはりほとんど規定がないというところが多いと伺いましたので、例えばそういう規約や入退会のルールであるとか、あるいは最近問題になっています個人情報の取扱いの方法とか、書式ですね。また、神奈川などでやっているようなガイドラインなどを1つそろえて、それを各PTAの方にお配りすると、そういう資料などはあるのでしょうか。
生涯学習課長
参考となる資料という話だと思うのですが、そういった資料につきましては、当課では大津市とか川西市など、PTAの運営について行政として検討している自治体とは情報交換は行っております。
次に、今、お話のありました各学校への配付という部分ですけれども、学校長宛てに5月25日にPTAの入退会手続等の改善についてと題しまして、Zoomで、現状の課題とか、あるべき姿、今後の取組に関するスケジュール感など、説明の方をしておりまして、PTAの在り方について周知を行ったところです。
現在は、単位PTAの方々もPTAの在り方自体を模索している段階であることから、市からは特段様式の方の配付などは行っておりませんけれども、この点につきましても、今後、柏市PTA連絡協議会と連携をしながら、どのようにすべきか話合いを行っていきたいと考えております。
牧田委員
ありがとうございます。実際に、PTA、私も経験があるのですけれども、一から全部自主的に作るというのは、かなり大変な作業にはなるかと思います。とはいえ、自主団体ですので、各PTAの方で最終的には総会等を開いて、規約等を作成するべきなんでしょうけれども、その参考の資料として、幾つかのモデルケースがあったり、モデル規約集があると非常に良いと思いますので、併せて御準備いただければなと思っております。
氏田委員
GIGAスクール構想について、お伺いしたいと思います。6月の勉強会のときに、活用状況等を教えていただきました。その中で、小学1年生から中学3年生までほぼ全ての子どもたちがログインしていること、これは本当にほかと比べることではないかとは思いますが、私は柏市の取組は随分きちんとしているなという認識をしています。
まず、環境整備をきちんとしている。それから、Step0とか、先生たちへのGIGAスクールプランという指導も段階的な取組、そういうところから計画、準備、あと、サポートがしっかりしていること。随分、子どもたちにとってはいい取組というか、4月からきちんとした取組ができているのかなと思っています。
先ほども説明がありましたけれども、今度、自宅への持ち帰り、夏休み期間42日間とありますけれども、1学期の約半分ぐらいは夏休み中に過ごすわけですので、夏休み中の取組は非常に重要になってくるかなと思いますので、夏休み中の取組は準備等が随分進められているようですけれども、今、実際、夏休みになっておりますので、その夏休み中の取組について教えていただきたいと思います。
指導課長
3点ございます。
1点目は、夏休みの取組としては、柏市GIGAスクールウェブに掲載している内容を参考にしていただき、各学校が児童生徒の実態に応じて取り組んでいます。例えば、オンラインドリル、それから作文、絵日記、読書感想文等が挙げられます。
2点目は、持ち帰りについて保護者へ周知するために動画を配信しております。内容は、GIGAスクールのポイントや夏休みの活用の仕方、家で使うときのルール等です。
3点目は、端末にはフィルタリングを設定しているので、見せたくないサイトにはアクセスできないようになっています。
先生方や保護者からは、端末配付によって意欲的にドリルに取り組んでいるとか、部活などは夏休みでもコミュニケーションを取れるという声とともに、端末を使ってばかりいる、時間設定できないか等の声も実際あります。御家庭でも、さまざまな捉え方があるようです。
氏田委員
ありがとうございます。ということは、柏市の小中学生の子どもたち全てが夏休み中に端末を持ち帰るということですか。
指導課長
そのとおりです。
氏田委員
ありがとうございます。ということは、今やっている夏休み中にやったことを子どもたち一人一人がどう取り組んで、どう評価していくかということがこれから大切になるかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
森委員
給食について、よろしいですか。パブリックコメントの目的は何だったのかとかいう質問があって、その理由としては、温かい給食、おいしい給食が自校方式の方が優位だという趣旨での意見があったようですが、私も自校式と、あとセンター方式の給食を実際に試食させていただく機会があったのですけれども、センター方式でも温かい給食でおいしい給食であったということも自分自身が試食させていただいて、認識しておりますので、多分、その部分が市民の皆様に十分に伝わっていない部分があるのかなと思いますので、その部分も丁寧に説明していくことも大切なのではないかなと思いますので、意見を述べさせていただきます。
河嶌教育長
続いて、イの「令和4年柏市新成人のつどいの実施について」に、御質問がありましたらお願いをします。
牧田委員
お分かりになればで結構なんですけれども、去年といいますか、今年ですね。実際に成人式を開いた自治体、あるいは柏市みたいにオンラインでやった自治体、さまざまあるかと思うのですが、実際に開いたところで、例えば成人式がきっかけでクラスターになったという、そういう情報はありましたでしょうか。
生涯学習課長
私もニュースでしか見ていないのですが、記憶の中にあるのは、たしか東大阪市が開いてクラスターが、その場でのクラスターじゃないですけど、それが終わってからの要は飲み会でクラスターが起きたというのは承知をしております。
牧田委員
やっぱり成人式、できれば開いてあげたいという気持ちもありまして、その後、飲み会でやっぱりかなり深刻なことになるよということで、成人式を開きつつ、感染拡大防止するということは、同時にアナウンスしていただければなと思いました。
河嶌教育長
それでは、これで教育長報告を終わります。
河嶌教育長
続いて、議事に入ります。
本日は、5件の議案審議を予定しておりますが、このうち、議案第2号、議案第3号及び議案第4号は、いずれも小中学校において使用する教科用図書の採択に関するものです。
これら教科用図書の採択は、義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律第12条及び第13条の規定による、我孫子市、鎌ケ谷市及び柏市の3市で構成する教科用図書東葛飾東部採択地区協議会における共同採択であること、また、適切な審議環境を確保する必要があることから、当該3議案につきましては非公開で審議したいと思いますが、いかがでしょうか。
(全委員了承)
それでは、議案第2号、議案第3号及び議案第4号については、本日の日程の最後に非公開で審議します。
学校教育部理事
議案第1号は、教育財産でございます、柏市立名戸ケ谷小学校及び土中学校の建物の一部を撤去するため、当該建物を用途廃止するため提案するものでございます。
詳細につきましては、学校施設課長より説明申し上げます。
学校施設課長
一覧のとおり、今回は2校の建物について用途廃止をします。名戸ケ谷小学校の倉庫、鉄骨造9、76平方メートル、土中学校の倉庫、木造16.47平方メートルとなります。
用途廃止の時期は、令和3年7月です。資料の配置図には、今回撤去する倉庫をお示ししております。
この2校につきましては、今年度、屋内運動場の長寿命化改良工事を実施しております。この設計を進める中で、敷地内の全ての建物の点検を実施した結果、これらの倉庫につきましては老朽化が著しいことなどから、補修が難しいため、解体撤去することといたしました。
私からの説明は以上になります。御審議のほど、よろしくお願いします。
なし
全員賛成可決
学校教育部長
議案第5号は、令和4年度使用柏市立柏高等学校教科用図書を採択したいので、提案をさせていただくものでございます。
詳細につきましては、教職員課長から御説明申し上げます。
教職員課長
令和4年度柏市立柏高等学校教科用図書について、資料の令和4年度使用高等学校選定教科書一覧のとおり採択することを提案するものでございます。
令和4年度から、高等学校では年次進行で1年生から新学習指導要領に移行いたします。そのため、今回、御審議いただく1年生用教科書は、全て新規採用となります。
一方、新2年生、3年生は、来年度大きな改定がないため、現在使用している教科書からの変更は考えておりません。
教科書の選定につきましては、まず、学校において教科会議を開き、審議いたします。その際は、生徒の学力、到達目標、記述内容等を総合的に判断し、慎重に協議を行います。続いて、教務部の教科書担当者が点検をし、さらに教頭が最終点検を行い、校長に議案説明をいたします。
このようにして、校長が決裁したものが今回提案させていただいているものでございます。
教科書選定作業は毎年行っており、特に問題がなければおおむね3年程度は継続して使用する予定です。
以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
河嶌教育長
私の方から1つ確認なのですが、教科用図書、市立柏高校の教科用図書なのですが、高校の場合に例えばスポーツ科学科とか、普通科とか、いろいろ科がありますけど、科によって選ぶ教科書も違うということでよろしいでしょうか。
教職員課長
さようでございます。
全員賛成可決
次回定例会予定
教育委員会令和3年第8回定例会
日時:令和3年8月26日木曜日
開会:午後2時00分
場所:沼南庁舎501会議室
河嶌教育長
続いて、来月の行事予定についてお願いをいたします。
生涯学習部長
生涯学習部からは、特に御紹介をさせていただく内容はございません。
学校教育部長
続きまして、学校教育部所管につきましては、8月24日の柏市英語発表会について、指導課長より御説明申し上げます。
指導課長
柏市中学校英語発表会は、8月24日火曜日に、アミュゼ柏クリスタルホールにて開催されます。例年は、暗唱部門、スピーチ部門、フリー部門と3部門で行われますが、今年度はスピーチ部門のみ実施となります。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、10月6日に予定されている千葉県中学校英語発表会において、スピーチ部門のみ実施されるため、柏市もそれに倣った形です。現在、25名程度の生徒が参加する予定と聞いております。
感染拡大防止の観点から、例年、保護者や各学校のALT等の参観がありますが、今年度はございません。また、開閉会式や表彰等は省略され、後日、審査結果等が通知されるとのことです。
河嶌教育長
月間行事予定について、何か御質問等はございますでしょうか。
そのほかに何かございますか。
河嶌教育長
それでは以上をもちまして、議案第2号、議案第3号及び議案第4号の審議を除く日程を終了いたします。
ここで一旦閉会します。
ありがとうございました。
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