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更新日令和3(2021)年7月29日

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柏市教育委員会令和3年第6回定例会会議録

1.日時

令和3年6月28日(月曜日)

  • 開会 午後2時00分
  • 閉会 午後2時39分

2.場所

沼南庁舎501会議室(沼南庁舎5階)

3.出席した教育長及び委員

教育長 河嶌 貞

教育長職務代理者 牧田 謙太郎

委員 森 秀夫

委員 氏田 青津子

4.教育長及び委員並びに傍聴人以外の出席者

生涯学習部

生涯学習部長 宮島 浩二

教育総務課長 新井 賢蔵

生涯学習課長 沖本 雅樹

文化課長 田口 大

学校教育部

学校教育部長 須藤 昌英

学校教育部理事 後藤 義明

学校教育課長 松澤 元

教職員課統括リーダー 桑原 市郎

学校施設課長 浅野 晃

児童生徒課長兼少年補導センター所長 藤崎 英明

市立柏高等学校長 中村 淳一

事務局

教育総務課統括リーダー 浦上 義史

教育総務課副主幹 佐藤 香

教育総務課副主幹 澤畑 光伸

教育総務課主査 関谷 正行

5.傍聴に関する説明

河嶌教育長

傍聴の確認を行います。地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条第7項の規定により、会議は原則公開となっております。
本日は、傍聴希望者が3名いらっしゃいますので、柏市教育委員会会議傍聴規則第1条の2第2項の規定に基づき報告いたします。なお、傍聴の方は、受付時に御確認いただいた傍聴要領に従い、傍聴してくださるようお願いいたします。

6.開会宣言

河嶌教育長

ただいまから、教育委員会令和3年第6回定例会を開会いたします。

7.前回会議録の承認

令和3年第5回定例会会議録について全委員異議なく承認した。

8.教育長報告

報告

学校教育部長

教育長報告は、全部で2件ございます。
まず初めに、アの「教育長による臨時代理について」を、学校施設課長から御報告申し上げます。

学校施設課長

(仮称)柏北部東地区新設小学校建設工事(体育館棟)建築工事の請負契約について、前回の会議で業者の決定に至っていない旨は御説明いたしましたが、6月1日に開札となり、落札者が決定され、8日に仮契約が締結されました。そこで、臨時代理書に記載のあるとおり、当該工事の契約締結の市長に対する申入れについて、柏市教育委員会行政組織規則第8条第1項の規定により、10日付けで臨時代理を行いましたので、同条第3項の規定により報告をいたします。
今回については、10日から市議会において質疑並びに一般質問が開始されましたので、教育委員会議を開催することは困難であり、臨時代理の要件を満たすものと考えております。
なお、契約金額と契約の相手方については、契約金額は10億2、850万円、契約の相手方については新日本建設株式会社となります。
工事の概要等は、資料を御確認ください。

学校教育部長

続きまして、イの「柏市の「いじめ」の調査結果(令和2年度)について」を、児童生徒課長から御報告申し上げます。

児童生徒課長

令和2年度の柏市いじめ状況調査の結果、いじめの認知件数は、令和3年3月時点で、小学校3、152件、中学校390件、合計3、542件でございました。令和元年度に比較して約1、000件減少しておりますが、これは昨年度初めのコロナ感染防止のための休校が影響していると考えられます。そのうち解消件数は、小学校1、994件、中学校273件、合計2、267件でございます。報告時点での未解消事案は、小学校1、158件、中学校117件、合計1、275件で、全体の解消率は64パーセントです。令和元年度が72.9パーセント、そして令和2年度が64パーセントと解消率が低下しておりますが、これは、国のいじめ防止等のための基本的な方針の改訂を受けまして、いじめの解消の定義に、3か月間はいじめが止まっていることが条件付けされたことに加え、令和2年度末に関しましては、3学期の段階での未解消案件は卒業生も含めた全ての案件を未解消として報告するように、教育委員会から各校に徹底したことによるものと考えられます。
また、児童生徒同士の人間関係は解消したものの、保護者の納得が得られず、こじれてしまうケースも見られました。もとより、いじめ案件については、件数や解消率といった数字を見るのではなく、1件1件の案件を正確に見立て、きめ細かな対応をすることが重要と考えております。現在、1学期末の調査をかけているところでございますので、昨年度末からの未解消事案も含め、児童生徒課の生徒指導チームによる学校訪問を実施し、管理職と情報共有するとともに、引き続き解消に向けて努めてまいります。
次に、いじめの傾向でございますが、学年別の傾向といたしましては、過去2年間は、小学校1年生が718件と最も多く、2年生も637件と低学年が多い傾向がございます。全国的にも同様の傾向が見られ、これは、冷やかしや悪ふざけといった比較的軽微な事例も報告されるようになったこと、また、学校に適応するための早期教育が盛んになることで、低学年児童のストレスが増えたことが要因とする見方もございます。
中学生については、1年生が248件と最も多く、学年が上がるにつれて減少しております。
次に、いじめの態様については、小中学校ともに「冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、いやなことを言われる」ことが最も多く、金品に関する事案については、直接お金に関することよりも、文房具等の持ち物や、オンラインゲームやSNS上でのアイテムをねだられる等の事案が多くなっております。
いじめの発見のきっかけは、小中学校ともに、アンケート調査等、学校の取組によるものや学級担任の発見した事案が多く、次いで本人からの訴えによるものとなっております。今後も、アンケート調査とその後の教育相談の充実等、組織的な対応が重要になると考えております。
次に、令和3年度のいじめ問題への取組でございますが、昨年度改訂されました「柏市いじめ防止基本方針」に基づき、引き続きいじめ防止対策に努めてまいります。5月24日に予定しておりましたいじめ問題対策連絡協議会でございますが、まん延防止等重点措置を受けまして、書面開催としました。現在、御意見を集約しているところでございます。第2回は、10月5日に予定しております。
また、児童生徒課の指導主事、スクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラー等が柏市問題行動対策支援チームとして、組織的に学校を支援してまいります。市立全中学生及び小学6年生に報告・相談アプリ「STOPit」を提供し、いじめの未然防止・早期対応に努めてまいります。
最後に、市立柏高校の状況については、令和2年10月15日に実施した学校生活アンケートについて、聴き取り調査を行った結果の報告を受けております。いじめ等に関する項目のほか、気になること、相談したいことという項目を含め70件の報告がございました。友人やクラスに係る悩み、部活動に係る悩み、自転車の盗難についての悩みが主なものでございました。
記述のあったもののうち、38件が1年生のもので、臨時休校が開けて高校生活がようやくスタートをしたものの、制限のある生活が続き、新しい人間関係を築くことに困難を感じている生徒が多かったものと思われます。学校の対応といたしましては、担任との面談後、結果を学年職員で共有し、校内のいじめ防止対策推進委員会においてアンケート結果を提示し、その後の見守りや対応について協議を行っております。

学校教育部長

教育長報告は、以上でございます。

質疑等

河嶌教育長

まず初めに、アの「教育長による臨時代理について」に、御質問がありましたらお願いをいたします。
続きまして、イの「柏市の「いじめ」の調査結果(令和2年度)について」に、御質問がありましたらお願いいたします。

氏田委員

3つほど質問をさせていただきます。
まず、先ほど説明の中にもありましたけれども、認知件数が減少しているということに関して、特に中学校の方でかなり減少しているというところで、どのように分析しているのかなというのを感じました。1つは、コロナ禍であったということ、それから、もう1つは、もしかしたらこういう取組が功を奏しているのかなということ、それから、もう1つは、もしかしたら見えなくなっているのではないかなという、学級がうまく機能していない場合等を通して、見えなくなっているんじゃないかなという懸念がありましたので、どのように分析なさっているのかということを1つお聞きしたいということです。
それから2つ目。ちょうど昨年の報告の中で、先ほどもありましたけども、1学期のいじめ認知件数が小学校は1、894件だったと記憶しております。その中で、まず、低学年が多いという報告を受けてますけれども、やっぱり学年、発達段階に応じた状況とか、それから発達段階に応じた対応をどのようになさっているのか、それをお聞きしたいと思います。
それから、3つ目。対応の中で、小学校の「パソコンや携帯電話等で、誹謗中傷やいやなことをされる」というのは、結構増えているな、40件と増えているなという感じを受けました。この背景とか、それから状況、それから対応等教えていただければと思います。

児童生徒課長

まず、1点目、件数が減少しているという部分でございますけれども、昨年度4月、5月が完全に休校となりまして、6月からは、段階的に分散登校等を始めておりました。その中で、中学校の場合、特に1年生の案件が多くなるわけですけれども、その1年生に対して、分散登校の中できめ細かく対応できたことが昨年度に関しては、案件が少なかったというふうに分析をしております。未然防止の意識が高まったというふうにも考えたい部分はございますが、これについてはまた慎重に来年度検証してまいりたいと思います。
それから、1学期のいじめ認知件数、小学校低学年が多いということ、これは全国的にも同じような傾向がございます。有識者の分析によると、小学校に上がる前の早期教育、これが非常に盛んに行われることで、小学校低学年でもストレスを多く抱えている児童が多いというような分析もあるようですが、それが柏市に当てはまるかどうかについては、私どもとしてもこれから慎重に分析してまいりたいと考えております。
 小学校で、パソコン、携帯電話のいじめの態様が増えているという部分でございますけれども、学警連の生活実態調査、これ抽出の調査でございますけれども、スマホの所有率が平成25年度、小学6年生で16パーセントだったものが、昨年、令和2年度には50パーセントに上がってきております。当然、所有率が上がればトラブルも増えてくるということで、これについては、保護者向けの啓発講演であったり、あるいは児童生徒に向けた啓発講演を、少年補導センターの方で指導主事を派遣して実施するようにしております。

氏田委員

ありがとうございます。やっぱり、今回この減少については、長い目で見ていかなくちゃいけないのかなというのと、それから、きめ細かな対応というふうにおっしゃっていましたけれども、本当に1件1件をどういうふうに分析して見ていくかというのが大切になるのではないかなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
それから、低学年の認知件数ですけれども、これは、発達段階なのか、それとも、周りの指導の仕方なのか、そこら辺を低学年のときに集団教育というのをきちんとやらないといけないのかなというのをすごく感じるところです。今、教職員の方も多分若い先生が多くなってきて、学級の方がうまく機能しない状態と、このいじめの関係というのは、もしかしたら関係するのかなというふうに、私の想像ですけれども、ですので、教職員の指導の方もよろしくお願いしたいなと思います。
それから、パソコンの方、やっぱりこの所有率は、これは、もう止められないことだと思いますし、それから、ますますこれからICT教育が盛んになってくれば、こういう問題というのは、当然出てくることだろうと思いますので、子どもたち、それから保護者、それから学校、一体となって指導というか発達を見守っていかなくてはいけないことかなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

河嶌教育長

ありがとうございます。柏市ですが、今年度から小学校の低学年支援教員という制度を始めまして、それが何校かもう入り始めていますから、その効果をこの後追っていきたいという気持ちがあります。やっぱり、低学年から子どもたちの面倒を見るのも大変になってきている部分があるので、少しでも人を入れようということで、それを始めています。

牧田委員

資料の「いじめの状況調査」の(3)のいじめの態様(複数回答可)というものなんですが、令和2年度は「その他」のところがそれぞれ小学校、中学校とゼロになっていますけれども、これは、極力具体的に他の区分に割り振ったということですか。また、過去の年度も「その他」というのがなかったことがあるのでしょうか。統計の取り方を教えてください。

児童生徒課長

できるだけカテゴリーに合うように報告を求めていますので、今回は、「その他」というところの報告がなかったというふうに捉えております。

牧田委員

「その他」というアンケートの枠自体は、質問自体はあったのですか。

児童生徒課長

はい。この項目に関しては、文部科学省が実施しております問題行動調査の項目と一致させております。

牧田委員

これ拝見しますと、おそらく小学校だと「いやなことや恥ずかしいこと」というのが令和元年から同2年にかけてもやっぱり増えていまして、そこに流れたのかなと思うのですが、この辺りいかがでしょうか。

児童生徒課長

はい、そういった部分もあるかと思いますけれども、先ほども申し上げましたが、いじめに関しては、この件数よりも1件1件を丁寧に見ていくことが重要だというふうに考えておりますので、今後も児童生徒課の支援チームを送りながら、未解消事案については、丁寧に対応していきたいと考えております。

学校教育部長

委員のおっしゃるように、「その他」の回答が来たときに、指導主事が折り返し学校の方に問い合わせをしまして、これはどこに入るかというのを細かく問い合わせをしたということでございます。

牧田委員

分かりました。ありがとうございます。

森委員

2点お願いしたいのですが、先ほど、御説明の中で、保護者間のこじれが問題になっているというような説明があったかと思うのですが、具体的にどのようなことがあったのか、差し支えない範囲で御説明いただければと思います。
もう一点、高校の方なのですが、小中と形式が違うということもあるのですが、ただ、解消したものとされてないものの区別というのは、やっぱり大切かなと思いますので、その点分かりましたら、御説明いただければと思います。

児童生徒課長

保護者間のトラブルでございますけれども、子どもたち同士はすっかりいわゆる仲直りをして、これも低学年に多いのですが、学校で普通に遊んだりお話をするようになっているのですが、保護者が御納得いただけなくて、学校の方に例えば、相手方の保護者の謝罪がないとか、あっても十分でないといったような形でこじれているケースが何件かございます。

市立柏高等学校長

解消をしていない件数については、友人やクラスの悩みの方で2件です。両方とも生徒同士のいわゆる人間関係トラブルと言いますか、悪口を言った、言わないのそういったところからで、特に1つは、小学校の頃からずっとそういうことを繰り返している人間関係で、これなかなか解消できないというような形になっています。高校生ですので、お互い、クラスも変えていますし、それでしょっちゅう何かあるわけではなくて、お互いにもう関わらないようにというようなことで言っていますけれども、解消されたというふうにはならないかなというふうに思っています。
それから、もう1つの方は、部活動での人間関係ということで、こちらの方もまだ謝ったりとか、これもやっぱり悪口を言った、言わないで、言った方が謝罪をしたのですけれども、本人の方が、まだ謝罪は受け入れるけども、まだ納得はいかないというようなところで、様子を見ているといったところです。
それから、盗難の方は、10件と書いてありますけど、このうちの2件は自転車の盗難、柏たなか駅と運河駅の方で自転車を盗まれてしまったということで、これは、もう今のところ出てきていないので、解消ができていないということと、それから、残りの8件は全て1件のことについてですけれども、外部から不審者が侵入しまして、放課後に部活で集まって荷物を置いていたところから現金が盗まれてしまうという事故がありました。それについて、その話を見たり聞いたりしたという生徒も含めると8人の生徒がそれについて書いてきているということで8件になっていますけども、全部1つの件ですので、これも警察にも届けておりますけれども、今のところ犯人は捕まっていないということで、未解消ということです。

森委員

分かりました。ただ、先ほど申しましたように、解消されている部分とされていないということについて、来年度以降、しっかり明記していただいた方が分かりやすい資料になると思いますので、よろしくお願いいたします。

市立柏高等学校長

分かりました。

河嶌教育長

それでは、これで教育長報告を終わります。

9.議事

  • 議案第1号 柏市史編さん委員会委員の委嘱について

生涯学習部長

議案第1号は、柏市史編さん委員会委員の任期満了に伴い、新たに委員を委嘱しようとするものでございます。
議案の詳細について、文化課長から御説明申し上げます。

文化課長

柏市史編さん委員会は、柏市史編さん委員会設置条例に基づき設置された附属機関であります。市史の編さんに関する基本方針を定め、必要な資料の収集と研究を行い、編さん業務に当たる機関です。
委員の数は10人以内で、学識経験者のうちから教育委員会が委嘱することとされています。
委嘱する委員の氏名等については、資料を御覧ください。
今回委嘱する委員は、8人でございます。このうち、再任が5人、新任が3人となっております。委嘱の考え方については、様々な時代からそれぞれ専門的な立場の御意見をいただくこと、また、審議会等の基準にあります女性比率のバランスを考慮した上で、選任を行いました。
まず、再任の委員については、現在編さん中の沼南通史の執筆者・編集者として実務ベースで業務管理に携わっておられる3人、また、再任回数が相対的に少ない2人、合わせて5人を再任として今回載せさせていただきました。
新任の委員でございますが、まず渡邉健二様は退任する委員と同じ考古分野の専門家であり、平野明夫様はこれまで不在が続いていた中世期の専門家でございます。また、浦久淳子様については、主に近現代期を中心に郷土史の研究・著作を多く発表されております。
これらのことから、市史編さんについて、御意見を伺う上で適任であると考えまして、今回委員の委嘱をするものでございます。
任期は、令和3年7月1日から令和5年6月30日までの2年間となります。
以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。

質疑等

森委員

前の会議でもあったかもしれませんが、再任の回数ですね。再任は何回までが基本的な規定になっているのでしょうか。

文化課長

前回もお答えしましたが、基本的には3期以上は一応検討するようにということが情報・業務改善課の方から指示がございます。ただ、市史編さん委員会については、やはり専門的な見地というところがかなり多分に影響している部分がございます。これまでも、かなり5期を超えて関わっておられる方が多かったのですが、前回令和元年度の改選から、順次8人の委員を段階的に3回かけて入れ替えるような形で今考えており、今回は第2段階として3人の方の入替えをお願いしました。次回以降も、長期の委員様については、見直しを積極的に進めていくところでございます。

採決結果

全員賛成可決

  • 議案第2号 柏市立柏高等学校第三次教育計画策定委員会委員の委嘱について

学校教育部長

議案第2号は、柏市立柏高等学校第三次教育計画策定委員会委員に欠員が生じたため、後任者として新たに委員を委嘱したいので提案するものでございます。
詳細については、教職員課より御説明申し上げます。

教職員課統括リーダー

柏市立柏高等学校第三次教育計画策定委員会は、柏市附属機関設置条例に基づく附属機関で、柏市立柏高等学校第三次教育計画の策定についての調査及び審議並びに答申に関する事務を行う機関です。
委員の数は15人以内で、学識経験者、柏市立柏高等学校の学校評議員及び生徒の保護者、教育長、企画部長、財政部長、生涯学習部長、学校教育部長、学校教育部理事、教育総務課長、柏市立の中学校の校長、柏市立柏高等学校長並びにその他教育委員会が必要と認める者のうちから教育委員会が委嘱し、又は指名することとされています。
委嘱する補欠委員の氏名等については、資料を御覧ください。
今回、補欠委員として委嘱する委員は、保護者が1人、中学校の校長が2人でございます。
まず、今井綾様について、令和3年度における市立柏高校の保護者会長です。
続きまして、中学校長として、富勢中学校の髙橋一夫校長は、令和3年度の柏市小中学校校長会の会長であり、また、手賀中学校の中村匡志校長は、令和3年度の進路連絡協議会の会長です。
これらのことから、御意見を伺う上で適任であり委員を委嘱するものです。
任期は前任者の残任期間で、令和3年7月1日から令和4年3月31日までとなります。
以上、御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。

質疑等

なし

採決結果

全員賛成可決

10.協議

次回教育委員会定例会の開催日程について

次回定例会予定

教育委員会令和3年第7回定例会

日時:令和3年7月29日木曜日

開会:午後2時00分

場所:沼南庁舎501会議室

11.その他

月間行事予定

河嶌教育長

続きまして、来月の行事予定についてお願いします。

生涯学習部長

それでは、生涯学習部の方から2件ほど御説明させていただきます。
1点目が7月25日の髙島野十郎展について、2点目が27日からの夏休み子ども教室についてでございます。それぞれ所管の課長の方から説明をさせますのでよろしくお願いいたします。

文化課長

今回、開催いたします髙島野十郎展については、昨年度新型コロナウイルスの関係で延期となっておりましたものが開催されるものでございます。
期日が、来る7月25日の日曜日から8月8日の日曜日までの15日間、柏市民ギャラリーにて開催いたします。
この展覧会は、全国5か所を回る巡回展の会場の1つとなっており、福岡県久留米市、奈良市、岡山県瀬戸内市の各美術館を経て、今回柏市にやってまいりました。柏市の後は、群馬県高崎市での開催が予定されてございます。
お手元のちらしにありますとおり、本展覧会では、代表作である表面の蝋燭、あと裏面にあります月はもちろんのこと、布施弁天の様子ですとか柏の風景を表したもの、また柏市が所蔵する作品を含め、約70点の作品を展示する予定でございます。
柏は、野十郎がアトリエを構えるために移住し、晩年を過ごしたゆかりの地ということもあり、その存在を知らない方や、若い世代に周知することを目的に、柏市独自に解説動画を製作し、画家の紹介や展覧会の見所等をホームページやツイッター、SNS等にて随時配信を行っております。
多くの市民の皆様に安心して鑑賞いただけますよう、会場では感染対策に十分配慮しながら、柏ゆかりの画家、髙島野十郎の印象的な作品を御堪能いただく機会になるよう準備を進めております。

生涯学習課長

夏休み子ども教室は、小学生の夏休み期間中に、公共施設等を利用し、子どもたちの知的好奇心を満たすことを目的に、体験学習を実施するもので、平成27年度から行っております。対象者については、市内在住の小学生です。また、協力者については、市内の高校生、団体、法人、民間企業、行政団体となっております。
期間及び会場については、令和3年7月27日月曜日から8月2日月曜日まで実施しておりまして、場所は青少年センター、中央公民館、図書館本館となっております。
講座としましては、今年度は全部で40講座が予定されております。なお、お配りしたプログラムには、41講座が掲載されておりますが、7月28日のボッチャの講座がコロナで中止となったことから全部で40講座となっております。
また、講座の内容としましては、科学実験やプログラミング講座、スポーツ体験、行政講座等を企業や大学、市役所の関係各課である中央公民館、文化課、図書館、消費生活センターと連携して実施しております。なお、全講座で541名を募集する予定です。

学校教育部長

学校教育部からは、特に御案内する行事はございません。

その他

河嶌教育長

それでは、そのほか何かございますでしょうか。

学校教育課長

お手元に配付しておりますカラー刷りの柏北部東地区新設小学校開校準備だより、こちらについて御紹介させていただきます。
こちらのちらしについては、新設小学校の学区に含まれます田中北小学校と田中小学校の保護者のほか、近隣の保育園であったり、幼稚園であったり、また町会、自治会を通じて、地域の住民の方にも配付又は回覧をさせていただいているものでございます。また、併せて柏たなか駅構内であったり、駅前周辺の大型スーパー等にも掲示をお願いして、広く周知を図っているところでございます。
今回、創刊号ということで、新設小学校の完成のイメージであったり、通学区域、また開校までのスケジュール等を掲載させていただいております。
令和5年4月の開校に向けて、今後も複数回こうしたものを発行して、工事の進捗状況であったり新しい学校の特色であったりというところを保護者の方々を中心に広くお知らせしてまいりたいと考えております。

河嶌教育長

そのほかに報告事項等ございますでしょうか。

12.閉会宣言

河嶌教育長

それでは以上をもちまして、全ての日程を終了といたします。
閉会とします。
ありがとうございました。

お問い合わせ先

所属課室:教育総務部教育総務課

柏市大島田48番地1(沼南庁舎3階)

電話番号:

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