ホーム > 教育委員会 > 教育委員会議 > 教育委員会議の会議録 > 令和3年分 > 柏市教育委員会令和3年第5回定例会会議録
更新日2021年6月28日
ページID24435
ここから本文です。
令和3年5月27日(木曜日)
沼南庁舎501会議室(沼南庁舎5階)
教育長 河嶌 貞
教育長職務代理者 牧田 謙太郎
委員 森 秀夫
委員 深田 恒子
委員 氏田 青津子
生涯学習部長 宮島 浩二
教育総務課長 新井 賢蔵
生涯学習課長 沖本 雅樹
中央公民館長 山岡 康宏
文化課長 田口 大
図書館長 五津 和則
学校教育部長 須藤 昌英
学校教育部理事 後藤 義明
教職員課長 三浦 邦彦
教職員課統括リーダー 桑原 市郎
学校施設課長 浅野 晃
指導課長 並木 孝樹
市立柏高等学校長 中村 淳一
教育総務課統括リーダー 浦上 義史
教育総務課副主幹 佐藤 香
教育総務課副主幹 澤畑 光伸
教育総務課主査 関谷 正行
河嶌教育長
傍聴の確認を行います。地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条第7項の規定により、会議は原則公開となっております。
本日は、傍聴希望者が2名いらっしゃいますので、柏市教育委員会会議傍聴規則第1条の2第2項の規定に基づき報告いたします。なお、傍聴の方は、受付時に御確認いただいた傍聴要領に従い、傍聴してくださるようお願いいたします。
河嶌教育長
ただいまから、教育委員会令和3年第5回定例会を開会いたします。
令和3年第4回定例会会議録について全委員異議なく承認した。
学校教育部長
今月の教育長報告は、1件でございます。
アの「令和4年度使用教科書の採択について」を、指導課長より御報告を申し上げます。
指導課長
今年度の教科書採択について御説明いたします。
教科用図書東葛飾東部採択地区協議会規約に基づき、東部採択地区協議会を設置して、協議を経て、柏市教育委員会が採択するものであります。
小学校の教科書については、令和3年度においては、基本的に令和2年度と同一の教科書を採択することになっております。
中学校の教科書については、令和3年度において、自由社の「新しい歴史教科書」について、令和2年度に検定を経て新たに発行されることとなったことから、採択替えを行うことも可能であることとなっております。
教科書展示会についてです。教科書の展示会は、学校の教職員や市民などの調査研究のため、毎年6月から7月までの一定期間、実施するものでございます。柏市では、教科書センター自体は沼南庁舎内にございますが、この時期の教科書展示会は市の中心部にございます柏市立図書館で実施しております。今年度は、6月11日金曜日から6月26日土曜日までの月曜日を除く16日間行います。
現在、柏市で使用している教科書を中心に、ほかの教科書会社の教科書なども展示してございます。なお、県内全地区のこの展示会についての予定につきまして、一覧表が届き次第、お知らせいたします。
なし
河嶌教育長
続いて、議事に入ります。
本日は9件の議案審議を予定しておりますが、このうち議案第6号から第9号までの4議案は、いずれも市議会令和3年第2回定例会に係る議案です。現在、市議会に提出する議案の作成段階にあるため、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条第7項ただし書の規定に基づき非公開で審議したいと思いますが、いかがでしょうか。
(全委員 了承)
それでは、議案第6号から議案第9号までは、本日の日程の最後に非公開で審議いたします。
生涯学習部長
議案第1号は、柏市社会教育委員の任期満了に伴い、新たに委員を委嘱しようとするものです。
議案の詳細につきましては、生涯学習課長から御説明を申し上げます。
生涯学習課長
柏市社会教育委員は、社会教育法及び柏市社会教育委員条例に基づく委員です。社会教育委員は、社会教育に関し教育委員会に助言するため、社会教育に関する諸計画を立案すること、定時又は臨時に会議を開き、教育委員会の諮問に対して意見を述べること、そのために必要な研究調査を行うことなどが、その主な職務とされています。
委員の数は15人以内で、学校教育及び社会教育の関係者、家庭教育の向上に資する活動を行う者、学識経験のある者及びその他教育委員会が必要と認める者の中から、教育委員会が委嘱することとなっています。
委員の氏名等につきましては、資料を御覧ください。
今回委嘱する委員12人のうち、学校教育の関係者は2人で、共に新任の委員となります。社会教育の関係者は7人で、再任が3人、新任が4人です。家庭教育の向上に資する活動を行う者として選出するのは1人で、新任の委員です。また、学識経験者は1人で、再任の委員となります。公募委員についても1人で、新任の委員です。
このたびは、学校、青少年健全育成推進連絡協議会、柏市ふるさと協議会、柏市PTAに関わる4団体に御推薦をいただいた方のほか、社会教育、家庭教育に係る職務等の経験者及び学識経験者を委嘱するものです。また、新たに公募で選ばれた方は、今回初めて柏市の附属機関の委員となる方です。
今回の社会教育委員会議においては、本会議の議案第2号「柏市公民館運営審議会委員の委嘱について」にて御審議いただく委員のうち、5人の方について兼任での委嘱を提案しております。これは、共に社会教育法を根拠に設置する、社会教育委員会議及び公民館運営審議会の両附属機関に関連する課題について、一体的な検討を行っていくこと、また、今後、両附属機関の効率的、効果的な運営の在り方について検討を進めていくことを目的としております。
兼任で委嘱する委員は、学校関係者2人のほか、社会教育関係者のうち柏市社会福祉協議会、柏市ふるさと協議会連合会、柏市PTA連絡協議会より選任する3人です。
任期につきましては、令和3年6月1日から令和5年5月31日までの2年間となります。
以上、御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
牧田委員
せっかくなので、社会教育委員の皆さんがどういう活動をされているかということを簡単に御紹介いただければと思います。
生涯学習課長
社会教育委員につきましては、社会教育に関して、教育委員会の助言ということがありますので、提言書を作ったりとか、あとはいろいろなこちらの方の課題につきまして、審議をしていっていただくということになっております。
全員賛成可決
生涯学習部長
議案第2号は、柏市公民館運営審議会委員の任期満了に伴い、新たに委員を委嘱しようとするものです。
議案の詳細につきましては、中央公民館長から御説明させていただきます。
中央公民館長
柏市公民館運営審議会は、社会教育法及び柏市公民館条例に基づく附属機関で、館長の諮問に応じ、公民館における各種の事業の企画実施につきまして、調査審議する機関となっております。
委員の定数は15人以内で、学校教育の関係者、社会教育の関係者、家庭教育の向上に資する活動を行う者、学識経験のある者及びその他教育委員会が必要と認める者の中から、教育委員会が委嘱することとされております。
委員の氏名等につきましては、資料を御覧ください。今回委嘱する委員12人のうち、学校教育の関係者は2人で、共に再任です。社会教育の関係者は6人で、再任が1人、新任が5人です。家庭教育の向上に資する活動を行う者は2人で、再任が1人、新任が1人です。学識経験者は1人で、新任です。公募委員は1人で、新任です。
このたびは、学校、PTA、ふるさと協議会に関わる3団体より御推薦いただいた方のほか、社会教育、家庭教育に係る職務等の経験者及び学識経験者を委嘱するものです。また、新たに公募で選ばれた方は、今回初めて柏市の附属機関の委員となる方です。
今回の柏市公民館運営審議会におきましては、本会議の議案第1号「柏市社会教育委員の委嘱について」にて御審議いただいた委員のうち、5人の方について兼任での委嘱を提案しております。これは、共に社会教育法を根拠に設置する、柏市公民館運営審議会及び柏市社会教育委員会議の両附属機関に関連する課題について、一体的な検討を行っていくこと及び今後、両附属機関の効率的、効果的な運営の在り方について検討を進めていくことを目的としております。
兼任で委嘱する委員は、学校関係者2人、社会教育の関係者のうち柏市社会福祉協議会、柏市ふるさと協議会連合会、柏市PTA連絡協議会より御推薦いただいた方3人の計5人です。
任期は、令和3年6月1日から令和5年5月31日までの2年間です。
以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
なし
全員賛成可決
生涯学習部長
議案第3号は、柏市文化振興審議会委員の任期満了に伴い、新たに委員を委嘱しようとするものでございます。
議案の詳細につきましては、文化課長から御説明させていただきます。
文化課長
柏市文化振興審議会は、柏市附属機関設置条例に基づく附属機関で、文化振興施策の総合的かつ効率的な推進について審議及び答申を行う機関です。
委員の数は15人以内で、文化団体の代表者、文化施設の代表者、学識経験者及びその他教育委員会が必要と認める者の中から、教育委員会が委嘱することとされております。
委員の氏名等につきましては、資料を御覧ください。今回委嘱する委員10人のうち、文化団体の代表者は6人で、全て再任の委員です。文化施設の代表者は1人で、再任の委員となります。その他としまして、デザイナーが1人、公募委員が2人で、全て新任の委員となってございます。
新任の委員3人につきまして、若干補足説明させていただきます。波木香里様につきましては、40歳、柏市出身で、デザイン制作会社でグラフィックデザイナーとして活躍された後に独立。現在、柏市を拠点として活動中です。柏まつりポスターを始めとして、柏市や教育委員会関係の事業にも関わっておられます。
塘恵里様につきましては、35歳、公募委員としての選出となります。現在、都内の保育園に勤務し、御自身も子育て中とのことです。子育て世代の目線からの御意見を期待してございます。
熊谷珠紀様につきましては、45歳、公募委員としての選出となります。介護施設の勤務の経験がございます。現在も、施設ではないですが、福祉、介護のボランティアの経験、福祉ボランティアを続けておられるということです。福祉分野に関わる若い世代の方の立場としての御意見を期待しているところでございます。
文化振興審議会につきましては、昨年度、第五次柏市芸術文化振興計画が策定されたことに伴いまして、この計画の着実な実施に向けて、それぞれ御専門の立場から御意見をいただくことを、今年度以降、期待しているところでございます。
いずれの委員の皆様も、任期につきましては、令和3年6月1日から令和5年5月31日までの2年間となってございます。
以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
森委員
先ほど、定員が15人以内ということで、今回の人数は10人ですが、男性委員については20パーセントとなっていまして、極力35パーセント未満にならないようにということになっていますが、これは増やすという方向は考えてはいただけなかったのでしょうか。
文化課長
御指摘の点ございまして、こちらとしましても男性委員の確保につきまして、各機関と調整をしたところでございますが、なかなか今回の選任に当たっては、ちょっと難しかったというのが結論でございます。また、公募委員につきましても、女性2人となってございますが、男性比率というよりは、今回、子育て分野、福祉分野という形で、第五次の計画にのっとった形での、その分野からの選任をこちらとしましては考慮しました結果、このような人選になりました。御指摘のように、男性比率の見直しにつきましては、今後とも、しっかりと考えてまいりたいと思っております。
氏田委員
再任の回数というのは、これは規定とか、そういうのはないのでしょうか、何回でも大丈夫だということなのでしょうか。
文化課長
再任につきましては、やはり3回以上長期の再任につきましては検討をするというのが、行政内部での申合せという形でございます。こちらにつきましても、各団体ごとに充て職等もございまして、それぞれの専門分野の中で選任している関係上、今回はやはり長期の方が残ってしまったというのが、現状となってございます。
こちらの点につきましても、今後、しっかりと新規の委員の選任ができるように、また2年後をめどに、しっかりとそちらの方は委員を見極めていきたいと考えてございます。
牧田委員
公募委員、2人いらっしゃいますけれども、全体で公募の方は何人ぐらいエントリーされたのでしょうか。
文化課長
申し訳ございません。実際、公募委員というのは、現在、柏市一括で行政課の方で公募委員の募集の取りまとめを行ってございまして、そちらの人数につきましては、ちょっと現在のところ、私の方では把握してございません。
牧田委員
そうしますと、本当にこちらから形だけの公募というのではなくて、普通に市で一括して公募されて、その中から選ばれたということでよろしいですか。
文化課長
それぞれの応募の際に、御希望の分野が幾つか選ばれてございまして、その中で、文化・教育に関わる部分という形で選ばせていただいたというのが現状でございます。
全員賛成可決
生涯学習部長
議案第4号は、柏市立図書館協議会委員の任期満了に伴い、新たに委員を任命しようとするものでございます。
議案の詳細につきましては、図書館長から御説明させていただきます。
図書館長
柏市立図書館協議会は、図書館法及び柏市立図書館条例に基づく附属機関で、図書館の運営に関し、館長の諮問に応じるとともに、図書館の行う図書館奉仕につき、館長に対して意見を述べることを職務とする機関でございます。
委員の数は15人以内で、学校教育の関係者、社会教育の関係者、家庭教育の向上に資する活動を行う者、学識経験のある者及びその他教育委員会が必要と認める者の中から、教育委員会が任命することとされております。
なお、この議案の件名のみが「任命」となっており、議案第1号、第2号及び第3号の件名では「委嘱」となっております。これは、それぞれの根拠となる法律又は条例でそのような用語が使用されているという理由によるもので、「任命」も「委嘱」も地方公共団体の任命権者が特定の人を当該地方公共団体の特定の職に就かせる行為のことをいい、法的にも実質的にも意味に違いはございません。
委員の氏名等につきましては、資料を御覧ください。今回、任命する委員12人のうち、学校教育の関係者は2人で、再任が1人、新任が1人です。社会教育の関係者は4人で、再任が2人、新任が2人です。家庭教育の向上に資する活動を行う者として選出するのは2人で、全て新任の委員でございます。学識経験者は3人で、再任が2人、新任が1人です。公募委員は1人で、新任の委員でございます。
このたび任命しようとする学校教育関係者については、学校における図書館教育において、指導的立場を担っております。また、社会教育関係者及び家庭教育の向上に資する活動を行う者については、それぞれさまざまな団体に所属し、さまざまな活動をされておりますが、共通して地域活動や地域交流等、地域を活動テーマにされています。学識経験者については、それぞれ社会教育を専門とされております。
これらのことから、御意見を伺う上で適任であることから、委員を任命するものでございます。
公募委員につきましては、現在学生で国際交流イベントの主催や、高校生向けのフリーペーパーの発行を経験するなど、さまざまな活動に主体的に参加されており、新しい視点で積極的に参加していただけると考え、委員を任命するものでございます。なお、今回、初めて柏市の附属機関の委員となる方でございます。
任期は、令和3年6月1日から令和5年5月31日までの2年間です。
以上、御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
なし
全員賛成可決
学校教育部長
議案第5号は、柏市立高等学校管理規則第22条の規定に基づき、令和4年度柏市立高等学校第1年次入学者選抜要項を制定したいので提案するものです。
詳細につきましては、教職員課より御説明申し上げます。
教職員課統括リーダー
例年、市立高校の入学者選抜要項は、県の入学者選抜要項を準用する形となっております。令和3年度の入学者選抜には、選抜の回数が1回になる、1日で行っていた学力検査を2日に分け、また、英語の検査時間を60分とするなど、実施方法に幾つか大きな変更がございました。
来年度の実施要項は、市立高校が定める期待する生徒像において、若干の文言の修正を行いましたが、それ以外に、昨年度のような大きな変更はございません。基本的に、前回と同様に実施するという提案となります。
なお、選抜方法ですが、中学校が作成する調査書における評定の全学年の合計値及びその他の記載事項、学力検査の結果、学校設定検査の結果等を資料とし、総合的に判定して行います。
詳細な選抜評価方法については、10月19日以降、市立高校のホームページで公表する予定です。
入学者選抜の概要については、以上となります。御審議よろしくお願いいたします。
氏田委員
スポーツ科学科に入学したものの、けがや病気などで、期待する、ここに書かれている期待する生徒像に沿えなくなったような場合、学科の変更というのは、途中でも可能なことなのでしょうか。
また、これまでにそのような事例があったら、教えていただきたいと思います。
教職員課統括リーダー
今、御指摘いただいた点につきましては、確かに、けがや病気等で、自分が入学時にプレーしていたスポーツを実際にプレーヤーとして継続することは難しくなったというケースは、確かにございました。ただ、学科の変更、転科につきましては、実際上、かなり厳しいというか、不可能なところがございます。
その主な理由は、カリキュラムの違いです。カリキュラム、つまり学校で勉強する授業が、普通科とスポーツ科学科では大きく異なる部分があります。スポーツ科学科の方は、スポーツの専門性を高めるような授業がありましたり、また、例えば、理科の方ですと、普通科に比べて、やや基礎的な科目が設定されていたりということで、1年生のときから科目構成が異なります。そのようなところから、実際に転科することは難しいということがあります。
とはいえ、けが等でその種目ができなくなったからといって、その子がスポ科での学びを諦めないように、学校としてもしっかりサポートしていると聞いていますし、また、スポ科には課題研究という、自分が選んだ種目についてしっかり研究して、発表するという、普通科にはない学びもあります。
そういったところから、スポーツ科学科での学びを継続して、卒業していってもらえるように、学校としても全力を挙げて支えたいと思っております。
氏田委員
やっぱり途中で、スポーツをやるようなお子さんの場合、そのまま全ての子どもが行けるとは思いませんので、生徒の将来が明るいものであってほしいなというふうに切に願います。よろしくお願いしたいと思います。
全員賛成可決
次回定例会予定
教育委員会令和3年第6回定例会
日時:令和3年6月28日月曜日
開会:午後2時00分
場所:沼南庁舎501会議室
河嶌教育長
続いて、来月の行事予定については、両部とも紹介行事なしでよろしいでしょうか。
生涯学習部長
はい。
学校教育部長
はい。
河嶌教育長
それでは以上をもちまして、議案第6号から議案第9号までの審議を除く日程を終了いたします。
ここで一旦閉会します。
ありがとうございました。
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください