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更新日令和7(2025)年11月5日

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柏市教育委員会令和7年第9回定例会会議録

1.日時

令和7年9月25日(木曜日)

  • 開会 午後2時00分
  • 閉会 午後2時35分

2.場所

沼南庁舎501会議室(沼南庁舎5階)

3.出席した教育長及び委員

  • 教育長 田牧 徹
  • 教育長職務代理者 氏田 青津子
  • 委員 森 秀夫
  • 委員 渡部 麻有
  • 委員 原 康樹

4.教育長及び委員並びに傍聴人以外の出席者

教育総務部

  • 教育総務部次長兼教育政策課長 松澤 元
  • 教育総務課長 髙橋 千代美
  • 教育施設課副参事 飯塚 深雪
  • 学校給食課長 染谷 和広
  • 学校給食センター所長 北川 美穂
  • 学校財務課統括リーダー 長谷部 美里

生涯学習部

  • 生涯学習部長 宮本 さなえ
  • 生涯学習部上席技監 依田 紀彦
  • 生涯学習課長 田中 義通
  • 中央公民館長 村山 勝利
  • アフタースクール課長 田所 英樹 
  • 文化課長 吉田 敬
  • 図書館長 森川 暁生

学校教育部

  • 学校教育部長 平野 秀樹
  • 学校教育部次長兼学校教育課長 原 竜太郎
  • 教職員課長 福田 裕司
  • 指導課長 麻生 織江
  • 児童生徒課長兼少年補導センター所長 滝 恒真
  • 市立柏高等学校長 遠藤 英宏
  • 教育研究所長 堀内 厚子

事務局

  • 教育総務課副参事 渡辺 延宏
  • 教育総務課統括リーダー 佐藤 香
  • 教育総務課主査 岡﨑 香織
  • 教育総務課主任 清水 美咲
  • 教育総務課主事 程田 祐輔

5.傍聴に関する説明

田牧教育長

傍聴の確認を行います。地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条第7項の規定により、会議は原則公開となっております。

本日は、傍聴希望者がいらっしゃいませんので、柏市教育委員会会議傍聴規則第1条の2第2項の規定に基づき報告いたします。

なお、会議中に傍聴の希望があった場合は、随時入室していただくこととしたいと思いますが、よろしいでしょうか。

(全委員了承)

田牧教育長

それでは、随時入室していただくことにいたします。

6.開会宣言

田牧教育長

ただいまから教育委員会令和7年第9回定例会を開会いたします。

7.前回会議録の承認

令和7年第8回定例会会議録について全委員異議なく承認した。

8.教育長報告

報告

生涯学習部長

教育長報告は4件でございます。

まず初めに、アの「令和7年度夏休み子ども教室について」を生涯学習課長から御報告申し上げます。


生涯学習課長

令和7年度夏休み子ども教室について御報告申し上げます。

資料1ページを御覧ください。

夏休み子ども教室は、子どもたちの知的好奇心を引き出すことを目的に、市内小学生を対象として夏休み期間中に体験講座を開催するものです。令和7年度は7月28日月曜日から8月21日木曜日までの平日13日間で73講座を開催し、延べ1、152名の小学生に御参加いただきました。

応募者数は4、092名であったことから講座定員の1、600人で割り返すと、平均当選倍率は2.56倍となります。講座数を増やしたことなどにより倍率は下がりましたが、講座の人気は相変わらず高いことから引き続き多くの方が参加できるよう検討してまいります。

次に、講座内容についてですが、今年度は防災について学ぶ講座や毎年人気のあるものづくりや化学実験の講座、また人生設計や料理教室の講座等では新たな講師をお迎えし、多様な学びの機会になったのではないかと考えております。

また、例年と同様に市内高校の生徒が講師となり、化学実験や書道作品づくり、楽器演奏などの講座を実施して、日頃から高校生が部活動や日常の活動で学んだことを小学生に体験していただいたところです。

講座の満足度につきましては、参加した子どもや保護者にアンケートを実施しておりまして、子どもは92パーセントが楽しかった、保護者も89パーセントが満足と回答しております。

以上となります。

学校教育部長

次に、イの「令和7年度中学校総合体育大会の結果について」を指導課長から御報告申し上げます。

指導課長

令和7年度中学校総合体育大会の結果について御報告申し上げます。

資料3ページを御覧ください。

令和7年5月10日から開催いたしました第46回柏市中学校総合体育大会は第79回千葉県中学校総合体育大会の予選を兼ねて実施いたしました。今年度は生徒が存分に力を発揮できるよう開始時間を早めるなど熱中症対策を強化し、開催いたしました。関東大会以上には陸上競技、バレーボール、相撲、サッカー、柔道、水泳の種目が出場いたしました。柏市総合体育大会の団体種目及び上位大会の主な成績につきましては、資料4ページ及び5ページのとおりでございます。

 以上になります。

学校教育部長

次に、ウの「柏市の「いじめ」の状況について(令和7年度1学期)」及びエの「令和7年度匿名相談・報告アプリ「STANDBY」の中間報告について」を児童生徒課長から御報告申し上げます。

児童生徒課長

令和7年度市立小中高等学校における1学期いじめ状況調査の集計結果について報告いたします。

調査期間は小中高等学校ともに4月1日から7月18日です。いじめを認知している学校数は小学校42校、中学校21校、高等学校1校と全ての学校になります。

1学期のいじめ認知件数についてですが、小学校1、678件、中学校313件、高等学校13件となっております。

解消件数については、小学校13件で解消率0.8パーセント、中学校27件で解消率8.6パーセント、高等学校0件で解消率0パーセントでございます。

態様と要因についてですが、今年度現時点において児童生徒の生命または身体の安全が脅かされるような重大事態は発生しておりません。

認知件数については昨年度と比較し、小学校は減少、中学校及び高等学校は若干の増加がありました。令和2年度から年々増加傾向となっておりましたが、近年はおおむね横ばいの状況です。

いじめの解消率は、1学期末の段階ではほぼ未解消となっております。これは解消の条件が「心身に苦痛を感じていない」状態が3か月続いていること、この期間が問題となっているためです。

いじめの態様については、「冷やかしやからかい」など言葉によるいじめがおよそ半数を占めております。また「ひどくぶつかられたり、叩かれたり、蹴られたりする」といった暴力行為に該当するものは小学校で減少しました。「金品」に該当するものについては筆記用具等の学用品が大半を占めております。各学校で発達支持的生徒指導の充実により、いじめの未然防止や暴力行為の減少につながるように働きかけてまいります。

心配されるいじめ事案に対しては、教職員、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーやスクールロイヤー、関係機関、家庭、地域が連携、協働し、学校基盤としたチームによる生徒指導体制で効果的対応がなされるよう周知してまいります。

続きまして、エの「令和7年度匿名相談・報告アプリ「STANDBY」の中間報告について」申し上げます。

小学校5・6年生、中学校全学年、市立柏高等学校全学年を対象とし、実施しております。

今年度の中間報告の内容ですが、相談件数は令和7年8月31日現在で658件となっております。内訳についてですが、小学校5・6年合わせて431件、中学校全学年が224件、市立柏高等学校が3件となっております。

相談内容及び直近3か年の相談件数は9ページの表のとおりとなっております。なお、令和7年度については8月31日時点の集計になります。

当初いじめの報告相談ということでスタートいたしましたが、相談内容は多岐にわたり広く子どもたちの悩みに寄り添う形に変化しております。

以上になります。

学校教育部長

教育長報告は以上でございます。

質疑等

田牧教育長

ありがとうございました。

それでは、順次質疑を行います。
初めに、アの「令和7年度夏休み子ども教室について」に御質問がありましたらお願いいたします。

氏田委員

この夏休み子ども教室ですが、73の講座を行っているというのは本当にすごいことだと思います。子どもたちも多岐にわたって参加できるので、幸せな催しだと思います。

その中で気になったことですが、多分私の記憶では、昨年は応募者数が約6、000件だったと思います。6、000件ってすごいと思ったのは、柏市の小学校の児童数が大体2万人だったと思います。その内の6、000人が応募するってすごいことだと思った記憶がありましたが、今年は応募の仕方がいわゆる端末を使ってメール等や、それから近隣センター等で紙チラシもやったということなので、応募者は増えるかと思いましたが、去年より約2、000件ほど減っており、これはどういうふうに分析していますか。

また、応募者数が4、000人を超えており、講座定員が1、600のところ、実際に参加したのが1、100人と500人くらい少ないということについて、これをどういうふうに捉えて今後に生かそうとしているのかちょっとお聞かせください。

生涯学習課長

まず、応募者が2、000人ほど減少した理由ですが、事業の周知に関しまして、昨年度までは学校を通じて全家庭に紙媒体でチラシを配布しておりましたが、今年度は試行的にsigfyとGIGA端末の配信に変更しておりまして、このことが結果として応募者の減少につながったのではないかと考えております。どうしても紙のチラシを全家庭に配付ということになると、業務上の負担ですとか、あとはスケジュール的な部分でかなりタイトになってくるというところで何らか改善ができないかというところで今回試行的に配信に変更してみたところです。ただ、現実にこうして2、000人ほど応募者が減っているということもございますので、この辺りは別の方法、例えばsigfyやGIGA配信をするにしても何かと併用する形を取ったり、何らか改善ができないかというところを考えていきたいと思っております。

続きまして、実際の参加者が定員より500人近く少なかった理由ですが、大きく2点の要因があると考えております。

1点目はキャンセルの多さでして、事前にキャンセルは極力避けていただくように周知をしておりますが、体調不良などでキャンセルが発生した講座が多くございました。

2点目の要因としましては、講座ごとに応募者のばらつきが大きかったことが上げられるかと思います。

人気の高い講座では、資料の1ページにもありますとおり、10倍前後の応募倍率のものが複数ございましたが、一方で定員に満たないために二次募集という形で再度の募集を行いまして、それでも定員に達しないというような講座も多くございました。こうしたことから引き続き講座数や募集定員の拡充に努めるということは当然ですが、講座ごとの申込み人数の平準化を図れるような対応も検討したいと考えております。

いずれにいたしましても、一人でも多くの子どもたちの参加機会の拡充につながるように、来年度に向けてしっかりと事業の見直しを行っていきたいと思います。

以上です。

氏田委員

ありがとうございました。

今年は紙媒体で各小学校に出さなかったということが大きいという形ですね。それでも4、000件の自主的な申込みがあったという捉え方でよろしいですか。

生涯学習課長

おっしゃるとおりです。

氏田委員

それから講座のばらつき、これはもう本当に仕方ないというか、人気のある講座とそうでないところが出るのは当然のことかと思いますので、そこら辺もこれから気をつけてというか、何か工夫をしていただければと思います。

一番はやはり応募数がこれだけあるということは、これだけやってみようという子どもたちが多いということなので、この姿勢に応えられるような仕組みをつくっていただければありがたいかと思いますので、よろしくお願いいたします。

田牧教育長

ほかに御質問ございますか。

なければ、続きましてイの「令和7年度中学校総合体育大会の結果について」に御質問がありましたらお願いいたします。

森委員

2点お伺いします。

バレーボールで「sky angel」と書いてあるチーム、中学校名ではないと思うのですが、これはどういうチームなのか教えていただきたいということと、あと相撲で、大相撲で優勝した力士が市のほうにも挨拶にきていただきましたけど、その力士さんはこの相撲クラブ御出身なのでしょうか。

学校教育部長

御質問ありがとうございます。

まずsky angelですが、部活動の地域移行・地域展開に伴いまして、地域クラブとして発足したクラブになっております。種目によって若干の温度差はありますが、地域クラブ単位で中体連の大会に出られるようになったというところの結果の一つでございます。

もう1点、相撲クラブに関してですが、こちらも中学生の相撲クラブということになりますので、新たに部活動の地域展開とともに立ち上がったクラブになります。一つ前の場所で優勝しました力士さんに関しましては、柏相撲少年団という小学生を中心に見ていたスポーツ少年団の出身であり、こちらのクラブとの関係は基本的にはございません。

以上でございます。

森委員

ありがとうございます。

このsky angelですが、チームはいろいろな中学校からの出身者が参加しているということですよね。そういったチームが優勝しても問題ないというか、記録として残るということですか。

学校教育部長

そのとおりでございます。

基本的に地域移行のクラブチームとして立ち上がったものが地域を限定したりということはございませんので、集まった子どもたちで戦ってということになりますので、もしかしたら優秀な選手たちが集まってくるという状況もあるかとは思いますが、特にそれによって出場を拒まれるとかそういったようなことはないというような状況です。

森委員

ありがとうございます。

田牧教育長

ほかにございますか。

なければ、続きましてウの「柏市の「いじめ」の状況について(令和7年度1学期)」に関しまして御質問がありましたらお願いいたします。

渡部委員

いじめの調査で、認知したいじめについてですが、いじめられた側の対応というか、その子に話を聞いたり、それ以外の加害者が限定されたいじめについての対応について、小さいものから大きいものまでいろいろあると思いますが、その中でその子自身がその子には言わないでとか言われたりするいじめも多数あると思いますが、その加害者と言われてしまった子が限定されたときの対応というのはどのような感じでされているものなのでしょうか。

児童生徒課長

いじめの加害者と言われる児童生徒の対応としましては、まず丁寧な事実確認を行った後に、いじめ問題に対しての指導を行います。併せてその児童生徒が抱えている問題を見つけて解決するように助言等を行い、保護者への報告指導と支援の協力依頼を行います。

また、内容によりましては柏市の少年補導センターの生徒指導アドバイザーや千葉県警察本部東葛地区少年センターの少年補導専門員等と連携をして対応に当たっております。

以上です。

渡部委員

ありがとうございます。

いじめの対応の区分で、冷やかしやからかいが一番多いのは、やっている子自身は多分いじめだと思っていなくて、軽い気持ちでやっている子がほとんどだと思いますので、小さいいじめの時点で、そう感じているということを伝えてあげる。それを一人一人にやっていくことは大変だと思いますが、そういう指導というのも大切だと思いますので、よろしくお願いします。

田牧教育長

ほかに御質問ありますか。

なければ、続きましてエの「令和7年度匿名相談・報告アプリ「STANDBY」の中間報告について」に御質問ございましたらお願いします。

森委員

例年質問させていただいていますが、9ページの相談内容の中で、教員の指導に関する相談というところがありますが、この具体的なところで特に気になるような相談というのはありますか。

児童生徒課長

やはり教員に言われたこと、指導されたことに納得できないということになります。学校の授業、部活動に関する教員の指導に関する不満というところの相談がかなり多い状況にあります。

 以上です。

森委員

ありがとうございます。

教員の指導についての相談があったということは、該当校なり、該当教員かどうか別にしても、こんな相談があるので対応してくださいみたいなことというのは職員のほうへ周知というか、連絡みたいなことは行っているのですか。

児童生徒課

必ず学校には連絡を入れるようにしております。

森委員

といってもなかなか減っていかない実態もあるということですね。繰り返しのお願いになりますが、そういうことのないように周知と管理職への指導の徹底をよろしくお願いします。

原委員

調査期間ですけれども、7月18日までを一つの区切りにされていますが、夏休み期間も含めて次の調査期間になるという理解でよろしいですか。

児童生徒課長

今回の調査には夏休み期間は含めておりません。

以上でございます。

原委員

 分かりました。

田牧教育長

ほかに御質問ございますか。

氏田委員

このSTANDBY、始まって9年目になるのでしょうか。

去年から5年生も加わって、この匿名相談の報告アプリが非常に子どもたちの身近になってきたのではないかという感じを受けます。その中で相談件数が658件、この中の約半分は5年生になっていると思いますが、この5年生の相談件数というのはどういう内容で、どういうような対応をしているのかというのが一点。

また、相談内容の中で、いつの時代も多いのが家族関係に関する相談、これが友人関係に次いでいつも多いという感じを受けております。匿名アプリなので、この家族関係に関する相談のときにどういうような対応の仕方、それから家族との連携というのをどう対応しているのか教えてください。

児童生徒課長

まず1つ目の5年生の質問に対してです。

毎日、内容について確認していますと、5年生から多くあるのが、まず友人に関すること、家族のこと、あと学校生活についての相談が多くあります。

対応としましては、軽微なものについては相談員の相談のみで終わることがほとんどですが、例えば希死念慮があったり、虐待が疑われるような重い案件については教育委員会から学校に報告し、質問した児童が分かれば聞き取り等も含めて対応をしてもらっているところです。

続いて、家族関係に関する相談と家庭との連携とのことですが、家庭との直接的な連携は特に行っておりません。連携が特に質問だと思われる相談、先ほどお話ししました重い案件については、教育委員会と学校とで連携を図ってスクールソーシャルワーカーを活用するなど、各学校での対応をお願いしているところです。

匿名のためなかなか難しいのですが、重い案件に関しては学校に連絡する、学校のほうが先に子どもを特定をしていたりですとか、気になる子がいるということで声をかけてもらったりすることがあります。あとは分からない場合にはですが、学年集会及び学級で心配なことがないか呼びかけを行ったり、アンケートを実施したりなどの対応をしているところです。

以上です。

氏田委員

ありがとうございます。

この虐待を疑われるような重い案件ということが大体年にどのくらいありますか。

児童生徒課長

この相談アプリでは、そんなに多くはありません。

ただ親に何かをやって叩かれるとか、そういう相談というのは結構多いです。

以上になります。

氏田委員

それを教育委員会で判断して学校に知らせた方がいいと思えば、学校に知らせてという形になっているということですか。

児童生徒課長

大体がそうなっていますが、相談の内容によっては子どもに相談員のほうが誰か周りに相談できる人はいないかということで担任の先生や保健の先生や、またカウンセラーに相談してみるのはどうかということでアドバイスをして大体がその相談内容で収まっているのが現状です。

 以上です。

氏田委員

ありがとうございます。

変な言い方ですけれども、子どもたちにとって気軽に相談できるアプリだと思いますし、それが有効に働くような形でこれからも続いていければいいと感じますので、子どもたちにとって学校や自分の生活が安心安全に生活できるという思いが少しでも一人一人の子どもに持っていただければいいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

田牧教育長

ほかに御質問ございますか。

原委員

この成果の(1)にも書かれているとおり、相談の内容によっては情報共有を図る必要性もあると思いますが、他方で匿名とはいえ、生活の相談になりますので、口外禁止・守秘義務の確保というものも必要になってくるかと思いますが、その辺りの切り分けであったり、工夫がもしあるようであれば教えてください。

児童生徒課

やはり全てを学校に連絡するわけではなく、教育委員会のほうで何か対応策を考えて、相談員のほうにこういう回答でお願いしますとお願いする場合もございます。

ただ、命に関わることですとか、重大な虐待が疑われる案件については躊躇なく学校と連携を取るようにしております。

 以上です。

原委員

ありがとうございます。

田牧教育長

ほかにございますか。

渡部委員

使い方の質問ですが、匿名アプリなので、匿名で投稿すると思いますが、それをどのようにしてこの子がこの学校だとか、どう特定するのですか。何か入力するところがほかにあるのですか。

児童生徒課長

ここに現物がありますが、QRコードを読み込んで、アプリに行くのですが、各学校・学年にアクセスコードというのが割り振られておりまして、それを入力しないと相談ができないという形になっております。そのアクセスコードを入力するとどこ学校の何年生というところまでは分かるようになっております。

 以上です。

渡部委員

ということはその子には分からないけれども、そのコードを入力しないとそこには入れないので分かりますということですね。ありがとうございます。

田牧教育長

ほかにございますか。

なければ、以上で教育長報告を終わります。

9.協議

次回教育委員会定例会の開催日程について

次回定例会予定

  • 日時:令和7年10月30日 木曜日
  • 開会:午後2時00分
  • 場所:沼南庁舎501会議室

10.その他

月間行事予定

田牧教育長

続いて、来月の行事予定についてお願いします。

教育総務部次長兼教育政策課長

教育総務部からは、10月9日に予定しております第2回教育政策審議会ついて御説明させていただきます。

今年度の教育政策審議会は、次年度からの計画期間となる第3次柏市教育振興計画の策定を審議テーマとしているところでございます。

10月9日開催の審議会では、8月に開催いたしました第1回会議に引き続き、今年度までを計画期間とする現行計画の評価、また教育振興計画全体の施策体系について御審議いただくほか、施策全体にひもづく個別の取組、また評価指標について御審議いただきます。

教育委員の皆様におかれましては、10月30日に開催いたします教育委員会協議会においてこの第2回審議会での審議を踏まえた教育振興計画に対する協議をお願いしたいと考えております。

私からは以上となります。

生涯学習部長

続きまして生涯学習部ですが、生涯学習部からは特に御紹介する行事はございません。

ただ、10月19日日曜日に市内中学生ビブリオバトル(知的書評合戦)をパレット柏のオープンスペースをお借りして実施いたしますので、もしお近くにおいでの際にはのぞいていただけたらと思います。

以上です。

学校教育部長

続きまして、学校教育部でございます。

東葛飾教育事務所長学校訪問についてを教職員課長から、KMGs(兼指導室訪問)についてを指導課長から御説明申し上げます。

教職員課長 

10月14日より東葛飾教育事務所長学校訪問が始まります。これは東葛飾教育事務所の所長をはじめ、教育事務所の総務課、管理課、指導室の課長及び担当職員が東葛管内の6市の公立小中学校を訪問するものです。

訪問の目的は学務整理簿や学校日誌、指導要録等の諸評簿の点検や教職員の給与等の事務処理が適正に行われているかの確認、また学校施設設備の安全状況の確認や授業の様子をみて学校の運営に関する指導・助言を行います。その訪問の際に教育長をはじめ、担当課である教職員課が同行いたします。

この訪問は各学校3年に1度行われ、今年度の柏市の学校への訪問が10月14日から始まって7日間で小学校15校、中学校6校の計21校への訪問があります。

以上です。

指導課長

続きまして、10月21日に行われるKMGs、柏市未来につなぐ魅力ある学校づくりについて御説明いたします。

10月21日に柏中学校区3校の教職員が一堂に柏一小に集まりまして、研修会を実施します。昨年度まで実施していましたMMG、みんなでつくる魅力ある学校づくりに代わる取組になります。こちらは指導室訪問を兼ねており、東葛飾教育事務所が来校されます。当日は小学校3クラスが授業を展開し、小中ともに参観後、教育課程や学力向上、生徒指導など13の部会に分かれて小中の教職員同士で協議を行います。小中一貫教育に向けて中学校区で目指す児童生徒像に向けての実践をどのように行っていくか共有する予定です。

以上です。

田牧教育長

ありがとうございました。

月間行事予定について、何か御質問ございますでしょうか。

よろしいですか。

そのほか、何か追加等、事務局のほうからありましたら、お願いいたします。

11.閉会宣言

田牧教育長

それでは以上をもちまして、全ての日程を終了といたします。

閉会とします。

ありがとうございました。

お問い合わせ先

所属課室:教育総務部教育総務課

柏市大島田48番地1(沼南庁舎3階)

電話番号:

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