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更新日令和5(2023)年6月1日

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柏市教育委員会令和5年第4回定例会会議録

1.日時

令和5年4月25日(火曜日)

  • 開会 午後2時00分
  • 閉会 午後3時16分

2.場所

沼南庁舎501会議室(沼南庁舎5階)

3.出席した教育長及び委員

  • 教育長 田牧 徹
  • 教育長職務代理者 牧田 謙太郎
  • 委員 森 秀夫
  • 委員 氏田 青津子
  • 委員 渡部 麻有

4.教育長及び委員並びに傍聴人以外の出席者

教育総務部

  • 教育総務部長 原田 明廣
  • 教育総務部次長兼教育政策課長 松澤 元
  • 教育総務部次長兼学校給食課長 中村 泰幸
  • 教育総務課長 籠 希世子
  • 教育施設課長 古谷 正人
  • 学校給食センター所長 佐藤 克己

生涯学習部

  • 生涯学習部長 宮島 浩二
  • 生涯学習課長 沖本 雅樹
  • 中央公民館長 牧野 共子
  • 文化課長 田口 大
  • 図書館長 坂口 園子

学校教育部

  • 学校教育部長 三浦 邦彦
  • 学校教育部上席技監 依田 紀彦
  • 学校教育課副参事 早川 明博
  • 学校財務室長 染谷 由恵
  • 教職員課長 福島 紀和
  • 指導課長 中田 敦子
  • ICT推進室長 齊藤 清一
  • 児童生徒課長兼少年補導センター所長 石井 剛範
  • 市立柏高等学校事務長 幕内 直人
  • 教育研究所長 金岡 幸江

事務局

  • 教育総務課副参事 浦上 義史
  • 教育総務課副主幹 佐藤 香
  • 教育総務課主事 矢代 知里
  • 教育総務課主事 青木 麻奈美

5.異動職員紹介

教育総務課長

 本日は、今年度最初の定例教育委員会議となります。
 4月1日付けの人事異動や組織変更により、事務局側の出席者に変更がございましたので、開会に先立ち、組織の機構順に紹介をさせていただきます。
(教育総務部長、生涯学習部長及び学校教育部長から異動職員紹介)

6.傍聴に関する説明

田牧教育長

 次に、傍聴の確認を行います。
 地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条第7項の規定により、会議は原則公開となっております。
 本日は、傍聴希望者がいらっしゃいませんので、柏市教育委員会会議傍聴規則第1条の2第2項の規定に基づき報告いたします。
 なお、会議中に傍聴の希望があった場合は、随時入室していただくことにしたいと思いますが、いかがでしょうか。

(全委員了承)

田牧教育長

 それでは、随時入室していただくことにいたします。

7.開会宣言

田牧教育長

 ただいまから、教育委員会令和5年第4回定例会を開会いたします。

8.前回会議録の承認

令和5年第3回定例会会議録について全委員異議なく承認した。

9.教育長報告

報告

教育総務部長

 教育長報告は、全部で7件ございます。
 まずはじめに、アの「市議会令和5年第1回定例会について」を、私と生涯学習部長、学校教育部長から御報告申し上げます。
 市議会令和5年第1回定例会は、令和5年2月24日に開会し、3月20日に閉会しました。
 私からは、市議会定例会における質疑並びに一般質問のうち、教育総務部に関係する内容について、主な内容を、抜粋して3点御報告申し上げます。
 1点目は、新しい学校のあり方についてです。
 方針策定において、どの子にも行き届いた教育を基本とした学校改革を希望するが、柏市教育委員会はどう考えるか、との質問がありました。
 これに対しまして、小中学校では社会性や規範意識も身に付けられるよう、個別最適な学びが必要であると認識していること、今日的な教育課題等を踏まえ令和5・6年度の2か年で策定に取り組んでいくことを教育長から答弁しております。
 2点目は、校舎リノベーションについてです。
 土小学校校舎長寿命化における事業費は、新築と比較して7割程度の事業費であるとの説明だが、資材価格の高騰などにより事業費の増加が見込まれる。
 計画の見通しを尋ねる、との質問がありました。
 これに対しまして、長寿命化改良工事は建替工事と比較し約3~4割のコストダウンになること、補助金についても補助対象の範囲が広く、歳入歳出両面において有利であること、また、教育課題に対応した施設づくりの観点からも様々な議論・検討を重ね、時代にふさわしい校舎リノベーションを図るべきであること、今後も柏市立学校施設個別施設計画に沿い事業を進めるほか、「新しい学校のあり方」の基本方針にも同計画を反映すべく、適宜改定を加えながら計画的・現実的な取組を進めていく方針とすることを私から答弁しております。
 3点目は、学校給食についてです。
 自校方式維持に向けた学校現場の確認が8月に終了した。
 学校給食施設の整備案は、どのような形で報告されるのか、との質問がありました。
 これに対しまして、各学校現場の調査結果を踏まえ、課題や優先順位を整理していること、実現性について学校関係者と検証し、学校給食施設整備計画としてまとめ、令和5年10月前を目途に公表していきたいことを私から答弁しております。
 また、これらの成果をベースに今後どのような自校方式の給食室を目指していくのか、との質問がありました。
 これに対しまして、学校給食衛生管理基準への適合と労働環境の改善を図りつつ、学校給食を活用した食育も、より一層推進したいこと、施設の整備に当たっては、「安全で衛生的な給食室、働きやすい給食室、豊かな五感を育む見える給食室」の3つの視点を基本コンセプトとし、進めていくことを私から答弁しております。
 また、どのようなスケジュール感で給食室の整備を進めるのか、との質問がありました。
 これに対しまして、年間に2~3校ずつ整備していきたいこと、緊急性が高いものは、優先的に工事を進めること、「新しい学校のあり方」の方向性が決まった際は、改めて整備計画を見直すことを私から答弁しております。

生涯学習部長

 私からは、市議会定例会における一般質問のうち、生涯学習部に関係する内容について、主な内容を抜粋して4点御報告申し上げます。
 1点目は中高生世代の居場所についてです。
 (仮称)子ども・子育て支援複合施設における「中高生世代の居場所事業」の利用者の地域やニーズの想定と、その根拠を示してほしいこと、また、中高生世代の居場所づくりという課題に対する今後の取組と、施設の運営についてはどのように考えているか、との質問がありました。
これに対しまして、施設の対象となる地域は、柏駅を利用する高校生や、柏中や柏二中などおおむね駅から半径2キロメートル圏内の学校に通学する中学生などが主な対象者になると想定しているが、駅前以外の他地域への展開についても、地域特性を踏まえて検討していく考えであること、当事者である中高生等のニーズを的確に捉えて施策に反映するため、意見を収集し検討していくこと、今回の事業の実施過程で得られる効果や課題などを踏まえ、今後の事業展開に関する方向性の検討を行い、居場所事業を含めた若者支援の全体像をしっかりと捉え、整理した上で、施策としてまとめていきたいと考えていること、過ごし方やルールなど運営については、当事者である中高生等によって決められるのが理想であると考えていることを私から答弁しております。
 2点目は近隣センターについてです。
 公民館事業のアウトリーチ型で展開することについて、近隣センターを核として地域で進めていくことも考えられるが、具体的な検討等はあるか。
 また、リニューアル後の報告書に挙げられている「ハブ機能」の取組や今後の事業見通しなどについて示してほしい、との質問がありました。
 これに対しまして、令和3年度に地域の居場所として心和む場所をつくりたいという地域課題に取り組むため、酒井根近隣センターの環境整備を想定したガーデニング講座を実施し、令和4年度はその講座参加者が自主的に活動を続けていくための支援となるフォローアップ講座を実施したこと、来年度は、様々な角度からの手法を模索していくとともに、事業参加者の活躍の場を地域課題解決と結びつけられるような連携体制の構築を検討することを私から答弁しております。
 3点目は文化財についてです。
 柏市文化財整理室のスペースの不足という課題に対する今後の展開と、考古学にとどまらない美術、歴史民俗、文献史学、自然史等の学芸員の配置と、総合的な博物館の整備についての見解を示してほしい、との質問がありました。
 これに対しまして、文化財整理室については、今後、十分な収蔵量の確保とともに活用しやすい保存環境を検討する中で、柏市の特長を捉えた博物館の設置を含めて現状では具体な予定はないが、様々な機会を逃すことのないよう、研究を怠らずに準備をしていく必要があると考えていること、この場合は現在の考古学系の学芸員だけでなく、幅広い分野の専門的な知識も必要となるので、併せて考えていくことを私から答弁しております。
 また、文化財保護法の改正に伴い、資料に直接触れる機会の創出について考えを示してほしい、との質問がありました。
 これに対しまして、文化財所有者や関係団体と連携して文化財に触れる機会の創出については、文化財の活用強化として柏市文化財保存活用地域計画に位置付けていること、今後も連携事業の強化や多様な資源と連携するなど文化財を活用した事業を検討していくことを私から答弁しております。
 さらに、委託による発掘調査は、直営より経費がかかり、職員が直接現場に出る機会が減少するが、どのように考えているか、との質問がありました。
 これに対しまして、直営による発掘調査は市の職員が地域の埋蔵文化財に関する情報を得る重要な機会であるため、効率的な発掘調査体制と併せて専門職員の育成についても検討していくことを私から答弁しております。
 4点目は図書館の電子書籍貸出しサービスについてです。
 電子図書館がスタートしたが、その間の利用状況と、紙の書籍の貸出しが減少するといった影響はあったか、との質問がありました。
 これに対しまして、電子図書館サービスの利用状況は、サービス開始から約1か月の貸出回数は5,065回で、1日あたり平均約180回の貸出しとなっていること、特に児童書の貸出しが好調であり、電子図書全体に占める割合は約10%程度であるのに対して、貸出し回数では約50%となっていること、紙の図書とは別に、電子書籍の貸出枠を設けていることもあり、現在のところ、紙の図書の貸出冊数が減るなどの影響は出ていないことから、引き続き紙の図書と電子書籍のそれぞれの特長を活かし、利用状況の分析も進めながら図書館サービスの充実に努めていくことを私から答弁しております。

学校教育部長

 続きまして、私からは、学校教育部所管の質問と答弁のうち、4点ご報告申し上げます。
 初めに、市立柏高校についてです。
 市立柏高校の将来像について、市はどのように描いているのか、また、市立柏高校の地域連携を推進するためにも、現在行われている教育活動の中から、地域と協働し、地域に貢献しやすいものを、市教委としてもさらに後押しすべきではないか、という質問について、市立柏高校について第三次教育計画では「柏で育てる 柏を支える 市立柏高校」と将来像を定めた。
 同校は地域の人材を育成するという点で、重要である。
 部活動以外のメニューにおいても注目されるよう、様々な取組を充実させたい。
 地域連携においては、以前から、地域の子どもたちとの交流や国際交流を行ってきた。
 そのような機会を復活、充実させれば、小中学生・高校生・市にとってもメリットがあり、このことが地域連携に資するものと考える。
 また、市立柏高校の第三次教育計画、そして新しい部活動の在り方などを周知する機会にもなる。
 教育委員会としても、市立柏高校における地域協働や地域貢献は全般的に推進すべきと考えている。
 同校の教職員が柏市への理解を深めるという意味でも、コロナ後は、身近なところから積極的に取り組んでいくよう、助言を行っていきたい、と答弁しました。
 次に、部活動の地域移行についてです。
 小学生の市内陸上競技会や市内音楽会が令和5年度より希望学校のみ参加、令和6年度からは廃止になると聞いているが、小学生の部活動の地域移行に関しての方策を聞きたい、という質問に対しては、柏市主催行事である「小学校陸上競技大会」並びに「小中学校音楽発表会」については、発足時の目的を果たすことが他の教育活動でも可能であると判断し、令和5年度は任意参加、令和6年度以降は実施しない方針を決定した。
 令和6年度以降の小学校における特設クラブ活動の実施に関しては、これまで同様に学校の判断にて実施される予定である。
 柏市教育委員会としては、学校で実施される特設クラブ活動に指導者を配置する事業を継続しつつ、中学生対象に進めている部活動の地域移行の整備が整い次第、小学生も参加できるよう調整を進めていく予定である。
 大会や発表会等の成果発表の場についても、地域移行後の状況を踏まえて、各地域で実施できるよう検討を進めていく、と答弁しております。
 続いて、不登校保護者への支援についてです。
 学校や教育支援センターにおいて、不登校児童生徒の保護者を対象とした保護者会を実施してはどうか、との質問に対し、不登校児童生徒の保護者を対象として、これまでひまわりの会を開催している。
 今年度、保護者との座談会を行ったところ、好評であった。
 来年度はセンターで実施していきたいと考えている。
 学校主催の保護者の会については、すでに実施している学校もあるため、学校の担当者研修会などで紹介していきたい、と答弁しております。
 最後に、スクールロイヤーについてです。
 スクールロイヤーはどのような基準で選任するのか、との質問に対し、スクールロイヤーは、学校現場を取り巻く問題に対して、法的側面から学校や教育委員会へ助言や指導を行うことで「子どもの最善の利益」が実現することを目的としている。
 スクールロイヤーの選任については、千葉県弁護士会から「子どもの権利委員会」や「法教育委員会」等、教育関係に精通した1、2名を推薦いただく予定である、と答弁しております。

教育総務部長

 次に、イの「教育委員会事務局及び教育機関の職員数について」を、教育総務課長から御報告申し上げます。

教育総務課長

 令和5年4月1日付けの教育委員会事務局及び教育機関の職員定数は282人となり、加配を含めますと、前年比1人増の290人となっております。
 初めに令和5年度の組織改編を踏まえました各部の職員数の増減についてです。
 資料の「教育委員会事務局・教育機関 職員数比較表」を御覧ください。
 新設した教育総務部に82人の職員を配置し、生涯学習部は11人減の55人、学校教育部は70人減の153人となっております。
 次に、各部署の職員数の増減の主な要因についてです。
 「1 教育総務部」の教育総務課は育児休業(以下、育休と言います)取得職員の復職により加配が解消となり、2人減となりました。
 新設された教育政策課は4人が配置されています。
 教育施設課は育休対応のため1人増となっています。
 また、学校給食課は学校保健課を改編し、学校保健業務を学校教育課に移管したことにより、6人減となっております。
 「2 生涯学習部」は教育総務課が教育総務部に移ったことによる減の他には、各所属の職員数に変動はございません。
 次に、「3 学校教育部」の学校教育課は業務の一部を教育政策課に移管し3人減になりましたが、学校保健業務を取り込み6人増と田中北小学校開校準備が終了したことによる1人減と併せ、最終的に学校教育課は2人増となっています。
 続きまして、児童生徒課は医療的ケア体制の強化及び育休対応により2人増、市立高校は育休対応の加配解消により1人減となっております。

生涯学習部長

 次に、ウの「柏市文化財保存活用地域計画の作成について」を、文化課長から御報告申し上げます。

文化課長

 令和元年度に着手した、柏市文化財保存活用地域計画の作成が令和5年3月末で完了いたしました。
 現在、計画案を文化庁に提出済みであり、今後、関係省庁の協議を経て、令和5年7月を目途に国の文化審議会への諮問、答申を経て、今年度上半期中には認定を受ける予定です。
 この計画の目的は、柏市の歴史文化を市民と共有することで、郷土への愛着と誇りを醸成するとともに、観光や商業、農業などの振興と連携し、文化財を活かしたまちづくりの推進を図ります。
 また、行政や関係機関・団体が連携しながら、地域住民が主体となって、地域の文化財を保存・活用していく仕組みづくりを推進します。
 令和元年度から計画作成に着手しましたが、令和2年度のコロナ禍による作業中断を経て、昨年度末に計画案が完成しました。
 先ほど申し上げた通り、現在、計画案を文化庁に提出済みであり、関係省庁への意見照会の結果を受け修正の後、認定申請を行い、国の文化審議会の諮問・答申を経て認定を受ける予定です。
 なお、令和4年12月時点で、全国で96市町村が認定を受けており、千葉県内では、銚子市、我孫子市、富里市、鎌ケ谷市、香取市の5市が認定を受けています。

学校教育部長

 次に、エの「児童生徒数及び教職員数について」を、教職員課長から御報告申し上げます。

教職員課長

 1の柏市立小中学校の児童・生徒数については、小学校は58人減、中学校は78人増となっております。
 また、学級数は小学校で20クラス増加、中学校は2クラスの減となっております。
 特に目立つ点といたしましては、特別支援学級が小学校で20クラス、20人の増加となっております。
 2の柏市立小中学校の教職員数については、全体の教職員数ですが、小学校は9人増、中学校は13人増となっております。
 3の市立柏高等学校の生徒数についてです。
 普通科の生徒数は2人増、スポーツ科は1人減、学級数は同数となっております。
 4の市立柏高等学校の職員数については、1人減となっております。

学校教育部長

 次に、オの「市立柏高等学校部活動の対応について」を、教職員課長から御報告申し上げます。

教職員課長

 (1)令和4年3月25日に柏市いじめ重大事態調査検証委員会から報告された、調査報告書の中で示された提言についての対応になります。
 教育委員会では、調査報告書の提言等に対応を検討するため、関係分野の専門家から委員を7人選出し、御意見を伺い、客観的な視点で検証し、より適切な対応を図るために、アドバイザリーボードを設置しました。
 令和4年5月21日に第1回を行い、検討を重ね、最終回の第5回を3月25日に行い、提言等への対応を取りまとめました。
 その中で、本校に対する提言や柏市に対する提言で、部活動に関わる内容も多くあり、会議の中でも部活動の活動方針を含め、様々な点において検討を進めて参りました。
 表の右側の内容の欄に、指摘された内容があり、矢印で示されたのがその回答になります。
 また、そのアドバイザリーボードの意見を踏まえて新たに改訂された市立柏高校の「部活動の活動方針」が資料に掲載されています。
 4月1日からはこの活動方針でスタートしています。
 今後も継続して市教委と学校が協力しながら、生徒の学校生活の充実と安全・安心につながる活動になるように改善を進めてまいります。

学校教育部長

 次に、カの「学校における新型コロナウイルス感染症への対応について」を、学校教育課から御報告申し上げます。

学校教育課副参事

 まず全体的な国県の対応です。昨年度4月に千葉県から教育活動の制限緩和の通知がありました。
 5月には国からマスク着用の考え方が示されました。
 7月には濃厚接触者の待期期間の見直し(7日から5日)、9月には陽性者の療養機関の見直し(10日から7日)がありました。
 12月には給食昼食時の黙食の見直しがありました。
 3月13日にはマスクの着用が個人の判断となりました。
 7月から9月はコロナウィルス感染症の第7波、12月はコロナウィルス感染症の第8波のピークの時期でもありました。
 資料の陽性者数の状況をご覧いただけると、7月から9月、11月から1月の陽性者数が多くなっていることが分かります。
 その後、3月には減少していましたが4月になり感染者が全国的にも増加していますが柏市内小中学校も同様に少しずつ増加している状況でございます。
 今後も注意が必要である思われます。
 4月18日の途中経過ではありますが、小学校児童20人、職員5人、中学校生徒14人、職員7人、高校は生徒、職員ともに0人、合計児童生徒34人、職員12人となっています。
 資料の下段の表「学級閉鎖状況」をご覧ください。
 昨年は休校はありませんでした。
 学年閉鎖は小学校2学年、中学校2学年、柏高校ではありませんでした。
 一番下の表はインフルエンザの学級閉鎖の状況となっております。
 続きまして、新型コロナ対策補助金です。
 コロナ禍における日々の感染対策、児童生徒の学びを保障するため補助金を活用し学校に交付しました。
 交付金額は、小学校、6,450万円、中学校で3,240万円、市立柏高等学校で270万円で総額で9,945万円の金額を交付しました。
 感染対策品としましては、消毒液や非接触型体温計、アクリルパネルなどを購入いたしました。
 学習保障の面では、ドリル、ホワイトボード、ウェブカメラといった教育活動を継続するための物品を購入しました。
 続きまして、物価高騰による学校給食への影響を緩和するために、自校式の小学校に7,058万4千円、中学校に3,927万7千円合わせ1億986万千円を交付しました。
 学校給食センターでは小学校873万8千円、中学校656万円あわせて1,529万8千円を交付しました。
 なお給食関係については当初交付金の活用を見込んでいましたが、最終的には、一般財源となりました。
 次に、「職員の多忙化の状況と改善について」です。
 教職員課ではコロナ後を見据えた業務改善、メンタルヘルス啓発に向けた取り組みとしてコロナによる制限が緩和された中での各学校の働き方改革について調査をしました。
 その結果、様々な面で働き方改革につながる取り組みが行われてきたことが分かりました。
 各学校において本当に必要な教育活動を検討し直す動きも広がってきたと言えます。働き方改革やメンタルヘルス向上のための好事例はモーラルアップ代表者会議において市内全校の出席者同士で共有するとともに、クラウドを活用した資料提供などを通して、市内各校の取組に温度差が生まれないようにしております。

教育総務部長

 最後に、キの「令和4年度事業実施状況について」を、担当所属長から御報告申し上げます。

生涯学習課長

 (ア)柏市青少年センター利用状況について、ご報告いたします。
 資料に、令和4年度の青少年センターの利用者合計数を記載しておりますが、昨年度の人数は38,960人となっております。
 この数字は、前年度と比べて、1,589人の増ですが、38,000人から39,000人は、ほぼコロナ禍前の 来館者数に近い数字であり、当センターの活動が、コロナ前の状況に戻ってきたことによるものであると推察されます。
 なお、当青少年センターについては、(仮称)柏市子ども・若者総合支援センターに建て替わるため、今年の9月末をもって休館となる予定です。

中央公民館長

 (イ)令和4年度中央公民館利用状況につきまして、御報告申し上げます。
 開館日数につきましては353日、利用件数の合計は11,120件、利用人数の合計は102,110人となっております。
 令和3年度と比較しますと、利用件数、利用人数ともに、倍近くの増となっております。
 これは、新型コロナウィルスの規制や自粛緩和による利用増が最大の理由ですが、併せて、昨年度より開始された2階の総合福祉センターとの一体的利用に伴い、今まで主に2階の貸し部屋を利用されていた団体の方が、部屋数や部屋の種類が多い中央公民館も利用するようになったこともやや影響しているのではと考えています。

文化課長

 (ウ)柏市郷土資料展示室利用状況についてです。
 昨年度の郷土資料展示室については、9月下旬から3月中旬までLED照明工事のため休室となっており、見学者数が2,350人となりました。見学者数をコロナ禍前の状態に戻すためにも、今年度は、積極的に企画展を行なっていこうと考えています。
 次に、(エ)旧手賀教会堂見学者数についてです。
 昨年度は、見学者数が2,169人でありリニューアル後の見学者数が伸び悩んでいます。
 そのような中、1月から3月にかけて、農政課と連携した「農の魅力発見ツアー」が開催され、15回、272人の参加者に見学いただきました。
 見学者数の増加を目指すためにも、今年度は、行政だけでなく関係団体と連携しながら、このようなツアーを実施していきたいと思います。
 続いて、(オ)柏市民ギャラリー利用状況についてです。
 昨年度の市民ギャラリー入場者は、52,264人となっており、コロナ禍前の令和元年度の60%程度となっています。
 市民ギャラリーの利用については、コロナ禍の影響が依然残っていますが、コロナ禍前の状況を目指して、今年度もパレット柏の指定管理事業者と連携しながら、事業をすすめてまいります。

図書館長

 続きまして、(カ)の図書貸出状況について、御報告申し上げます。
 令和4年度の図書貸出状況ですが、一般書の貸出総数は、97万3,921冊、児童書の貸出総数は78万1,209冊、合計で175万5,130冊でした。
 令和3年度が総数181万3,164冊でしたので、前年度比5万8,034冊、約3%の減少となりましたが、貸出冊数の多い田中分館が令和4年7月21日から12月2日まで休館したことが影響していると捉えております。

指導課長

 (キ)要請訪問の状況について、ご説明申し上げます。
 令和4年度は、小学校849件、中学校441件、合計で1,290件の要請がありました。
 小学校は、英語が前年度より減っております。令和3年度は、全校を巡回訪問したため多くなっておりました。
 中学校は、道徳、特別支援に関する要請が増えました。
 合計で令和3年度より減っておりますが、コロナ禍を経てパーソナルサポートによる要請が減り、全体研修会などが復活しているためと考えられます。

児童生徒課長

 (ク)学校安全に関しまして、令和4年度交通事故・不審者被害通報等件数についてご報告いたします。
 まず、児童生徒の交通事故件数につきましては、小学校27件、中学校が11件の合計38件となっております。
 前年度から12件減となりました。
 また、自転車に関する事故も7件減となりました。
 引き続き、児童生徒の交通安全に関する意識の高揚を図るとともに、具体的な場面を想定した交通安全指導を実践してまいります。
 次に、不審者等被害通報件数につきましては、小学校が49件、中学校が14件の合計63件となっております。前年度から30件減となりました。
 次に、侵入・器物損壊事案等件数でございますが、小学校1件、中学校は0件であり、前年度と同じ件数でございました。
 次に、交通事故以外の児童生徒の校内外事故件数でございますが、小学校26件、中学校20件の合計46件で、前年度から13件増でございました。
 なお、命に関わるような重大な事故は発生しておりません。
 続きまして、(ケ)令和4年度教育相談実施状況について、ご報告いたします。
 まず、教育支援室のカウンセラーによる教育相談の件数ですが、電話相談が688件、来室相談が1,004件の合計1,692件でございました。
 相談内容で多いものは「自分の性格に関すること」「不登校」「学業」「集団不適応」となっており、例年と同様の傾向となっております。
 不登校支援機関である、きぼうの園・学習相談室における相談件数は、電話相談が1,957件、来室相談が1,100件、家庭訪問が682件の合計3,739件でございました。
 令和3年度と比べますと、家庭訪問は減少しておりますが、電話相談・来室相談が増加しております。
 学校種別に見ると、中学校・高校において昨年度より電話や来室による相談が増加しましたが、小学校においてはすべての相談形態が前年度より増加しました。
 次に、就学相談件数に関しましては、合計2,106件で、令和3年度より305件増加しております。
 新規の件数も356件となり、こちらも前年度より42件増加しております。
 次に、特別支援巡回相談件数ですが、合計506件で前年度より90件増加しております。
 指導主事による巡回が多くなっております。

少年補導センター所長

 続きまして、(コ) 少年補導センター活動状況についてご報告いたします。
 少年相談につきましては、83件と前年度より69件相談件数が減少しました。
 相談者別では、学校からの相談や学校への対応についてが多くございました。
 相談内容は「非行」に関するものが多く割合を占めております。
 次に、やまびこ電話相談の状況です。
 相談件数は147件と、前年度より59件減となっております。
 相談者別で見ますと、男子からは「性」に関する相談が74件と多くあり、女子からは「交友」「家庭・親子関係」「子育て・しつけ」の各相談が4件ありました。
 続いて、STANDBY(スタンドバイ)アプリの相談状況です。
 相談件数は391件で、前年度より290件増加しました。
 相談内容は、「家族や家庭生活」「友人関係」「学校生活」に関する相談が多くございました。
 最後に、サイバーパトロールの実施状況に関してですが、不適切な書き込みや個人情報公開等により学校に通報した件数は3件ございました。
 今後も引き続き、学校と連携し、重大事案発生の未然防止に努めてまいります。

教育総務部長

 教育長報告は、以上です。

質疑等

田牧教育長

 まず初めに、アの「市議会令和5年第1回定例会について」に、御質問がありましたらお願いいたします。

渡部委員 

 (4)居場所についてですが、答弁の中に、駅前以外の地域への展開について検討していくとありました。
 柏市では、豊四季台児童センターで日時を決め、「中高生のじかん」として、解放している事を知りました。
 先着20名とありましたが、利用状況はどの程度なのでしょうか。
 また、他の県では、各地域にある児童センターを活用して、今17時で閉まってしまうところを、17時以降は中高生の為の時間として解放し集える場として利用している所もあるようでした。
 そのように活用し居場所作りに生かしていく事などは、可能なのでしょうか。
 まだ検討段階だとは思いますが、他地域への展開を現時点でどのように考えているのか、御質問させて頂きたいです。

生涯学習課長

 まず、豊四季台児童センターにおける「中高生のじかん」ですが、この事業は、通常は小学生しか利用できない当該施設を、毎週土曜日と日曜日の13時から16時には、中学生から18歳までの若者が当該施設を遊びや勉強など、自由に過ごせる時間として利用できるようになっています。
 費用は無料であり、人数は先着20人までが利用できます。
 次に、利用状況ですが、現状では1回当たり5人程度となっています。
 また、同事業は、しこだ児童センター(毎週土曜日 9時30分~16時30分 定員15人)でも同様に行われ、活用度合はもう少し少ない状況です。
 次に、各地域にある児童センターを、17時以降に中高生の居場所として利用できないかとの御質問ですが、当課でも、近隣センターを含め、いくつか居場所として活用できるところはないかと探しているところであり、この件については、引き続き、検討を進めてまいります。
 最後の御質問は、今の児童センターの話に通じるところもありますが、本市における居場所事業の他地域への展開についての御質問にお答えします。
 市としましても、他地域へ展開する必要性は十分感じているところであり、このように答弁したところです。
 また、近隣の松戸市では、駅中のビルなど数か所に中高生の居場所を展開するなど、先進的な自治体も身近にあります。
 市としては、当面は、現在進めている柏駅前の子ども・子育て支援複合施設や、令和5年9月に閉館予定の青少年センター取り壊し後にできる、「(仮称)柏市子ども・若者総合支援センター」施設内での居場所事業を中心に進めていく予定ですが、現在、これらの施設内容を検討するにあたり、中高生世代の方や附属機関から、様々な御意見を頂戴しているところです。
 いずれにしても、「中高生世代の居場所」に関する今後の取組については、今回の事業の実施過程で得られる効果や課題などを踏まえ、居場所事業を含めた全体像をしっかりととらえた上で、今後の事業展開に関する方向性の検討を行い、また、この中で、地域特性を踏まえた他地域への展開についても、合わせて検討してまいりたいと考えております。

森委員

 今の居場所の話に関連して、今度できる複合施設の人数はどれくらいを想定していますでしょうか。

生涯学習課長

 今回の複合施設と同規模である、松戸市の「ひがまつテラス内の青少年プラザ」では、土日になると1日あたり170~180人程度の来館者があります。
 柏の複合施設も、ここまで行くかわかりませんが、できる限りこのような数字に近づけたいと考えております。

田牧教育長

 続いて、イの「教育委員会事務局及び教育機関の職員数について」に、御質問がありましたらお願いいたします。
 続いて、ウの「柏市文化財保存活用地域計画の作成について」に、御質問がありましたらお願いいたします。
 続いて、エの「児童生徒数及び教職員数について」に、御質問がありましたらお願いいたします。

氏田委員

 児童数が減ってきていることに比べ、学級数は増えてきていることの状況を教えてください。
 また、教職員数はあまり増えていませんが、今現在、産休、育休、療休、また、定数内欠補は、どのくらいあるのでしょうか。

教職員課長 

 特別支援学級は8人で1クラスとなっておりまして、児童は減っているが、特別支援学級は増えております。

氏田委員

 教職員の人員確保について教えてもらいたいです。

教職員課長

 千葉県では、昨年の新規採用教職員の中で、200人以上辞退者が出ました。
 柏市だけでなく、県、教育委員会全体で働き方について考えなくてはいけないと考えています。

田牧教育長

 続いて、オの「市立柏高等学校部活動の対応について」に、御質問がありましたらお願いいたします。
 続いて、カの「学校における新型コロナウイルス感染症への対応について」に、御質問がありましたらお願いいたします。
 続いて、キの「令和4年度事業実施状況について」に、御質問がありましたらお願いいたします。

氏田委員

 (ク)学校安全について質問いたします。
 交通事故等、それぞれの項目で減少していることは、喜ばしいことですが、事故は、0が目標だと思います。
 交通事故は、いつ、どこで、どのような事故が起こっているのでしょうか。
 また、自転車ヘルメットの着用努力についての指導等を教えてください。
 (4)の校内外の事故件数が増えているようですが、どのような事故なのでしょうか。
 また、その対応を教えてください。

児童生徒課長

 令和4年度の交通事故の傾向についてお答えします。
 交通事故(全38件)の時間帯としては登校時の事故は数件(6件)で、下校時や放課後(32件)が大半です。
 場所は丁字路での衝突が多く、小学生だと自転車での事故が多い(20件)状況です。
 対策としては小学生には交通安全教室、中学生にはスタントマンによるスケアードストレート教室を行い、交通ルールの徹底や事故の怖さを知ってもらう機会を作っています。
 自転車ヘルメットの推奨については従来から周知しているところですが、今年の4月から着用努力義務となることについても各校に通知し、児童生徒に周知していただくよう依頼しています。
 (4)の校内外の事故(全46件)の傾向ですが、休み時間(10件)の鬼ごっこ中の事故や、授業中(9件)の過呼吸や体調不良などがあるものの、大半は体育や部活中(19件)の事故です。
 対応としては、異変を感じたらすぐに養護教諭や管理職、保護者に連絡を取れる体制を構築し、すぐに救急要請をとるようにしています。

牧田委員

 ヘルメットの着用が努力義務となっていることについて、高校の状況はどうでしょうか。


市立柏高等学校事務長

 努力義務ということでガイドラインで示されているとおり、推奨という形で保護者含め周知をしております。

牧田委員

 努力義務ではなく、義務化すべきではないでしょうか。

市立柏高等学校事務長

 義務化については、生徒指導部長も含め検討していきますが、市立柏高校だけでなく、小中学校含め柏市として今後の方向性について検討していきたいと考えております。

牧田委員

 実際にヘルメットを着用している生徒はどのくらいいるのでしょうか。

市立柏高等学校事務長

 目視で確認した限りですが、ほとんどの生徒が着用しておりません。

森委員

 (ク)学校安全についての資料に、市立柏高校のデータが含まれていないため、今後は含めるようにしてほしいです。

児童生徒課長

 今後市立柏高校のデータも含めるよう努めてまいります。

田牧教育長

 ほかに、御質問ございますでしょうか。
 それでは、これで教育長報告を終わります。

10.議事

議案第1号柏市教育支援委員会委員の委嘱について

説明

学校教育部長

 議案第1号は、柏市教育支援委員会委員の委嘱についてでございまして、柏市教育支援委員会委員に欠員が生じたため、後任者として新たに委員を委嘱しようとするものです。
 議案の詳細につきましては、児童生徒課長から御説明申し上げます。

児童生徒課長

 柏市教育支援委員会は、柏市附属機関設置条例に基づく附属機関で、障害等のある児童生徒等の適切な就学についての審査及び判定並びに継続的な教育の支援についての助言に関する事務を行う機関です。
 委員の数は14人以内で、学識経験者、医師、千葉県立特別支援学校の教育職員、市立小学校及び市立中学校の教育職員並びに児童福祉施設等の職員の中から、教育委員会が委嘱することとされています。
 今回委嘱する補欠委員の氏名等につきましては、資料を御覧ください。
 今回補欠委員として委嘱する委員は4人で、その内訳は、医師1人、千葉県立の特別支援学校の教育職員が2人、児童福祉施設等の関係機関の職員が1人で、いずれも前任者の異動等により、新たに委員を委嘱するものです。
 任期は前任者の残任期間で、令和5年5月1日から令和6年4月30日までとなります。
 以上、御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。

質疑等

なし

採決結果

全員賛成可決

議案第2号柏市少年補導センター運営協議会委員の委嘱について

説明

学校教育部長

 議案第2号は、柏市少年補導センター運営協議会委員の委嘱についてでございまして、柏市少年補導センター運営協議会委員の任期満了に伴い、新たに委員を委嘱しようとするものです。
 議案の詳細につきましては、少年補導センター所長から御説明申し上げます。

少年補導センター所長

 柏市少年補導センター運営協議会は、柏市少年補導センターの適切な運営を図るために、柏市少年補導センター設置条例に基づき設置された附属機関です。
 委員の定数は15人で、関係機関及び関係団体の代表者並びに少年の補導に関し学識経験のある者のうちから、教育委員会が委嘱することとなっています。
 委嘱する委員の氏名等につきましては、資料を御覧ください。
 今回委嘱する委員15人のうち,関係機関の代表者は5人で、再任が1人、新任が4人です。
 関係団体の代表者は5人で、すべて再任の委員です。
 学識経験者は5人で、再任が3人、新任が2人です。
 この度、新規に委嘱しようとする方のうち、関係機関の代表者4人は人事異動又は会長の改選に伴うものです。
 学識経験者2人について、田口明美氏は柏市民生委員児童委員協議会長の推薦があったことから、押味富士子氏は民生委員児童委員の経歴から委員として委嘱するものです。
 任期は、令和5年5月1日から令和7年4月30日までの2年間となります。
 以上、御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。

質疑等

なし

採決結果

全員賛成可決

 

11.協議

次回教育委員会定例会の開催日程について

次回定例会予定

 

日時:令和5年5月25日木曜日

開会:午後2時00分

場所:沼南庁舎501会議室

12.その他

月間行事予定

田牧教育長

 続いて、来月の行事予定についてお願いします。

教育総務部長

 教育総務部からは、「総合教育会議」について御説明いたします。
 教育総務課長から御説明申し上げます。

教育総務課長

 5月29日14時から16時まで、総合教育会議を市役所本庁会議室で行います。
 テーマは調整中ですが、次回5月25日の定例会にて、そのテーマについての勉強会を行う予定ですのであわせてよろしくお願いいたします。

生涯学習部長

 生涯学習部からは、「柏市中高生世代モニターミーティング」について、御報告いたします。
 生涯学習課長から御説明申し上げます。

生涯学習課長

 それでは、生涯学習部における月間行事予定の5月13日と28日に記載してある「柏市中高生世代モニターミーティング」について、御報告いたします。
 また、月間行事予定表とは別に、皆様のお手元に配付してある「放課後や休日に自由に過ごせる居場所を求めている人へ! 中高生世代モニターを募集します!」の資料と合わせて御覧ください。
 このモニター制度は、令和5年第1回臨時会の時にもお話しさせていただいた、旧そごう別館内に開設予定である「(仮称)柏市子ども・子育て支援複合施設」に関するもので、当館施設の5階に開設予定の「中高生世代の居場所事業」に関するものです。
 この、中高生の居場所施設を、どのようなコンセプトで作り、どのような機能にするのか、モニター制度を活用して、直接、中高生世代と市で意見交換しながら、居場所としての施設の様々な仕様について検討を進めていくものです。
 なお、当モニターの対象者は、令和5年4月に市内在住の中学1年生から高校3年生世代の方で、任期は令和5年4月から1年間となっております。
 また、別添資料には、2年間と記載してありますが、現在のところ1年を任期としております。
 また、資料では、募集人数について10人と記載してありますが、本日現在で21人の方に御登録いただいております。
 活動も、月1~2回程度予定しており、ちなみに、第1回会議はすでに4月23日の日曜日に開催いたしました。
 この時には、17人が参加し、活発な意見交換がなされたところです。
 次回以降のモニターミーティングは、松戸市にある青少年の居場所施設「ひがまつテラス内の青少年プラザ」への視察や、今後予定される居場所施設のコンセプト検討など、居場所整備の実現に向けて中高生と一緒に考えていきたいと思います。

学校教育部長

 学校教育部からは、「新刊展示会」について指導課長から、「いじめ問題対策連絡協議会」について児童生徒課長から御説明申し上げます。

指導課長

 新刊展示会について御説明申し上げます。各学校の管理職や司書教諭を始めとする教職員及び学校図書館指導員等を対象に、今年度の図書の購入計画作成の情報提供の場として開催するものでございます。
 初日の22日は午後、中日の23日は、9時30分から夕方5時まで、最終日の24日は9時30分から12時30分まで、ひまわりプラザ(沼南近隣センター)で開催いたします。
 今年度の新刊本、課題図書、学校図書館指導員が選んだお薦めの本などを、約10、000冊展示する予定でございます。

児童生徒課長

 5月30日火曜日、沼南庁舎大会議室にて、「第1回いじめ問題対策連絡協議会」を開催いたします。
 医師、弁護士、大学教授、教育委員、学校、警察、児童相談所、法務局、人権擁護委員、臨床心理士などの方々に委員を務めていただきます。
 今回は、令和4年度生活実態調査集計結果について、柏市のいじめの状況と未然防止・早期対応の取組について、報告及び協議を行う予定です。
 委員の方々から忌憚のない御意見をいただき、今後の柏市のいじめ防止の発展に努めてまいりたいと考えております。

田牧教育長

 月間行事予定について、何か御質問等ございますでしょうか。
 そのほかに何かございますか。

13.閉会宣言

田牧教育長

 それでは以上をもちまして、全ての日程を終了といたします。

 閉会とします。

 ありがとうございました。

お問い合わせ先

所属課室:教育総務部教育総務課

柏市大島田48番地1(沼南庁舎3階)

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