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更新日2022年12月8日
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令和4年10月31日(月曜日)
沼南庁舎501会議室(沼南庁舎5階)
田牧教育長
傍聴の確認を行います。地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条第7項の規定により、会議は原則公開となっております。
本日は、傍聴希望者がいらっしゃいませんので、柏市教育委員会会議傍聴規則第1条の2第2項の規定に基づき報告いたします。
田牧教育長
ただいまから、教育委員会令和4年第10回定例会を開会いたします。
令和4年第9回定例会会議録について全委員異議なく承認した。
生涯学習部長
教育長報告は、全部で2件ございます。
まず初めに、アの「市議会令和4年第3回定例会について」を、私と学校教育部理事から御報告させていただきます。
市議会令和4年第3回定例会は、令和4年9月2日に開会し、9月22日に閉会いたしました。私からは、市議会定例会における質疑並びに一般質問のうち、生涯学習部に関係する内容について、主な内容を抜粋して3点ほど御報告させていただきます。
1点目は、若者支援政策・居場所づくりについてでございます。
中高生の居場所づくりは、本市全体の子ども施策、教育施策、地域活動などと連携しながら、広く全地域に充実していくべきである。また、本市はこども部と教育委員会に分散している子ども・若者の居場所づくりの事業を1つの部署にまとめ、総合的に全地域に広げていくべきではないかとの御質問がございました。
これに対しまして、これまで居場所づくりについては、児童センターなど主に未就学児から小学生までを対象として進められてきたこと、一方、中高生を含む若者の居場所として、学習スペースを提供する形でパレット柏などもあるが、多様なニーズを満たすことができる居場所の整備としては、十分ではないと認識していること、若者支援施策は、福祉や教育、地域づくり等分野横断的な連携が求められるため、先進市の組織体制等を調査・研究するとともに、課題を把握し、柔軟かつ機動的に対応することができるよう、体制整備を含め、検討を進めていくことを市長から答弁させていただいております。
2点目は、文化財保存活用地域計画についてでございます。
柏市で既に作成している文化財保存活用地域計画の趣旨と効果について示してほしいとの御質問がございました。
これに対しまして、文化財保存活用地域計画の趣旨は、観光立国という戦略の中で、従来の「保存優先」から「活用」へシフトし、「保存」と「活用」の両輪で文化財の保全を進めていこうとするもので、活用の主体は市民団体などを想定していること、地域全体で、多くの関係者と協働で文化財の「保存」と「活用」を進めることにより、文化財を活かしたまちづくりや観光・地域振興につなげ、これらの活動が市民の郷土愛の醸成につながっていくことが、計画が目指す効果であることを私からは答弁させていただいております。
3点目、図書館を活用したまちづくりについてでございます。
公共図書館は、様々な自治体で交流や賑わいのキーテナントとして、駅前整備や再開発などにおいて活用されている事例が多い。本市では、平成30年度末に「柏市図書館のあり方」をまとめたが、施設整備に関しては踏み込んだ議論もされていない。老朽化したハードのリニューアルとともに、本市に合った図書館のあり方の両面について、市民を巻き込んだ議論をすべきであるが、市長の考え方を示してほしいとの御質問がございました。
これに対しまして、本市では、平成30年度末に策定した「柏市図書館のあり方」を基本方針に据え、取り組んできたこと、現状、図書館は単に本を貸し出すだけの場所ではなく、「学び」や「交流」など何らかの形で地域づくりに関わっていくことは、これからの図書館の役割と認識していること、柏市公共施設等総合管理計画「個別施設再編方針」では、図書館本館は改修となっているが、「あり方」策定後に再度検討することになっていたこと、「あり方」策定から4年が経過しようとしていることから、単にハードのリニューアルだけの議論ではなく、今後、将来的な図書館の方向性について、まずは図書館協議会などで、調査・研究していくことが望ましいと考えていることを市長から答弁させていただいております。
学校教育部理事
続きまして、私からは、学校教育部所管の質問と答弁のうち、4点ほど、私から御報告申し上げます。
1点目は、教員不足・未配置解消についてです。
教員不足・未配置解消の課題にどのように対応していくのか。また、市の会計年度任用職員から県費職員への切替えができる職員を市独自で、年間を通じて数名採用することはできないのかという質問につきまして、県教育委員会に対しましては、新規採用教職員の確保による正規職員の確保や授業のみや兼務の発令等、柔軟性を持った講師の雇用形態への転換の2点について、強く要望していること、また、市で採用している教員免許を保有する会計年度任用職員に対しては、既に県の臨時的任用講師への任用替えをお願いし、実施した講師も複数いるが、それでも思うに進まない現状があるため、引き続き市の会計年度任用職員に任用替えの交渉を行い、教員不足・未配置解消に対応していきたいと答弁をいたしました。
2点目、部活動地域移行については、複数の議員から質問がありました。
子どもや地域にはどのようなメリットが生まれるのかという質問に対しましては、少子化により学校がこれまでどおり部活動指導を担うことが難しい現状の中で、部活動移行により、子ども、学校、地域それぞれに、これまでにないメリットが生じると想定していること、子どもは学校に設置されている部活動に限らず、興味に基づいて活動を選択することができ、専門家による指導の充実化が見込まれること、学校は、授業等の教育課程内の業務に充てられる時間が増加し、地域は、指導者、指導者補助、ボランティアスタッフなど、競技等の経験の有無に関わらず、地域の活動として関わることができること、また、スポーツ・文化団体を新たに立ち上げることも可能であると見込まれると答弁をいたしました。
本市として部活動地域移行をどのように進めていくのかという質問に対しましては、地域部活動に関して、最大で6、000人程度の中学生が参加すると見込んでおり、既存の団体で全ての受入れは困難であると考えているため、新たな団体を立ち上げる必要がある。併せて、全体を統括する役割を担う推進協会等を今年度中に立ち上げる予定であると答弁をいたしました。
3点目、学年担任制につきましては、柏市立土小学校で今年度から実施されている学年担任制の効果はどうなのかという質問がありました。
導入のメリットとしては、子どもの良さや課題を多くの教員で見出すことができる点や、複数の教員で多面的、多角的に様子を見取り、きめ細やかな指導を行うことができる点であると考えること、一方で、学年の発達段階によっては、学級担任との限定された強いつながりや信頼関係の下で、より効果的な指導が行われるなど学級担任制の方が適している場合もある。また、学習環境の調整や、行事の在り方など、様々な面で難しさが出てくるなどのデメリットも予想されるため、導入に関しては、学校の規模や実態に応じて、学校長の判断になる。より良い効果の見られた実践事例は、本市で共有・周知し、メリットの拡大、デメリットの縮小に努めていくと答弁をいたしました。
4点目、学校給食の無償化についてです。
千葉県は、令和5年1月から扶養の第3子以降の学校給食費無償化を開始し、市町村が無償化に取り組む場合は、必要額の2分の1を補助することを公表した。柏市でも速やかに実施していただけないか。また、実施した場合の事業費は幾らになるかという質問がありました。
学校給食費の無償化については、2分の1の財源を継続的に確保できることから、本市も千葉県と足並みをそろえた内容で、速やかに無償化に取り組み、令和5年1月から事業開始に向けて、準備を進めていきたいこと、事業費は年間で約1億9、000万円のうち、本市の負担は約9、500万円を見込んでおり、12月補正予算案に必要な予算を計上すること、学校給食費の無償化は、子どもが多い世帯に対する経済的負担を軽減するもので、子育て支援において、大変重要な事業であるため、一時的な対応ではなく、継続的に取り組んでいきたいと答弁をいたしました。
生涯学習部長
続きまして、市議会令和4年第4回定例会の会期日程について御報告をいたします。
日程についてですが、招集日が11月25日金曜日、議案等採決が12月14日水曜日の会期となっております。
教育長報告アについては以上でございます。
学校教育部理事
次にイの「第2回柏市いじめ問題対策連絡協議会について」を児童生徒課長から御報告申し上げます。
児童生徒課長
第2回柏市いじめ問題対策連絡協議会について御報告いたします。
いじめ防止対策推進法第14条第1項及び柏市いじめ問題対策連絡協議会条例に基づきまして、10月4日火曜日に第2回柏市いじめ問題対策連絡協議会を対面とオンラインを併用した形で開催いたしました。児童相談所、法務局、警察等関係機関の代表、医師、弁護士、臨床心理士等の専門家、人権擁護委員、教育委員、学校関係者にいじめの未然防止の取組や、早期発見・早期対応に対する御意見をそれぞれ専門的な知見から頂き、取組の実効性を高めていくものでございます。
主な報告内容といたしましては、令和4年度第1学期のいじめ状況調査の結果といじめ防止の取組について、柏市いじめ防止基本方針の改訂について、いじめ重大事態について、これは非公式にて、進捗状況をお知らせいたしました。
委員の皆様からは、様々な御意見・御質問を頂きました。主なものにつきましては、資料を御参照いただければと思います。
今後の対応といたしましては、いじめの未解消について、解消の定義に沿って、各学校からも報告されておりますが、継続的な支援に向けて取り組めるよう周知をしてまいります。
「STANDBY」につきましては、報告件数が大幅に増加し、現在のところ効果的に機能していると考えています。今後は、相談業務が効果的に機能するよう、提供方法や相談体制を整えてまいります。また、利用したい児童生徒が活用できるよう検証・改善を行ってまいりたいと思います。
いじめ防止基本方針の改訂に向けては、最新の生徒指導提要、これは文科省から出されたものですけれども、さらに専門的な知見、学校現場の事態を踏まえたものとなるよう、策定を進めてまいります。
「シャボテンログ」につきましても、今回の導入校から、効果検証を行い、次年度へつなげていきたいと考えております。
以上でございます。
生涯学習部長
教育長報告は以上でございます。
田牧教育長
まず初めに、アの「市議会令和4年度第3回定例会について」に、御質問がありましたらお願いいたします。
渡部委員
質問ではないのですが、私の意見を述べさせていただきたいと思います。
若者支援対策・居場所づくりについてです。私、実際に3人の子どもを育てて感じることですが、中学生以降になると学習や友人関係、進路、家庭のこと、いろいろな悩みや問題が増えてきています。けれど、その悩みをうまく発散できず、孤独を感じて自分の居場所がないと悩む子も多いと思います。そうなると、SNSにそれを求めて事件に巻き込まれたり柏ではありませんが、犯罪を犯してしまったりというニュースを目にするようになりました。
居場所とは、特定の場所というだけでなく安心感や自尊感などを得られる空間だと思います。そのような空間、例えば学習できるスペースだけではなく、子どもたちが興味を持つような漫画や雑誌などが置いてあったり、ネット環境を整えて、パソコンなどを使えるスペースがあったり、子どもの興味のありそうなイベントを開催していたり、その空間があることで、今の子どもたちに不足しがちな人との関わりを持てるような居場所づくりを進めていっていただければと願っています。
田牧教育長
今、御意見ですけれども、もし回答があれば。
生涯学習課長
それでは、若者の支援対策と居場所についてお答えをします。
今、御意見を頂戴いたしまして、内閣府が行った調査で、令和元年度「子供・若者の意識に関する調査」があるのですけど、こちらの調査では、やはり居場所の数が多いほど、自己肯定感とか充実感等が高まるという結果が出ております。このような意味からも、家庭や学校のほかに、緩やかな見守りの中で、安全・安心に自分らしくいられる第3の居場所、いわゆるサードプレイス等で、必要性を私どもが認識をしているところです。
今後、若者の居場所づくりを含めた若者支援政策について、まず課題とかニーズ等の把握に努めていきたいと考えております。
氏田委員
学年担任制について、意見とそれから質問をさせていただきたいと思います。
この学年担任制、これが複数の目で子どもを見守り、指導に生かすことができるということ、それから、学級間の指導の差がなく、均等化を図ることができるということ。それから、教員同士がより連携することにより、様々な課題に対応できることなど、効果は大変大きいと思われます。ただ、責任の所在やあるいは保護者との関わり方、あと、書類の記載等の問題など本当にまだ考慮すべき点も非常に多いかと思いますので、この先進校を検証しながら、十分に進めていただければ有り難いなと思います。
それと、この学年担任制がチームとして機能するには、やはり教員が必要になってくると思います。今でさえまだ、教員が本当に足りない事態になっておりますので、この教育の確保というか、そこら辺がどういうふうに考えられているのかちょっとお聞かせ願いたいと思います。
指導課長
御意見ありがとうございました。
教員の定数は基本的に決まっており、学年担任制による特別な配置等は実際にはありません。学年担任制を実施するに当たっては、教職員の定数及びクラス数によって様々な形で行うことは可能ですが、時間割の調整や特別教室の割り振り等の課題があります。先ほど申し上げましたとおり、教職員の定数は規定とおりとなりますので、各学校の実態に合わせて工夫して取り組むことが必要となります。
氏田委員
ありがとうございます。私今日、大津ケ丘一小で授業を見させていただきましたが、本当に柏市はいろんな形で、教諭という形じゃなく、学級支援員とかITC支援員とかそれから、低学年の支援員とかそういう形でも学級に入れる、指導に当たっているというのは本当にとても子どもにとって素晴らしいことだなと思います。ただ、こういう学年担任制を取り入れていくとするなら、やはりそういうところの指導力の確保を、それが必要ではないかなとも思いましてちょっと質問させていただきました。
よろしくお願いいたしたいと思います。
渡部委員
部活動地域移行について質問させていただきます。
私の娘の通う中学校では、特定の部活しかなくて、自分の興味のある部活がないと仕方なく他の部活に入部していたり部活に入らない子もいるようです。けれど、地域に移行することで、職員の負担も少なくなり部活動の種類も多様になるのではないかと期待します。
大津ケ丘中学校で行った活動内容アンケートで、一定の成果を得ることができたということでしたが、実際にどのような成果が出たのか気になりました。お願いします。
指導課長
活動充実をより一層図るために、参加者の満足度について昨年の8月と12月に研究校の地域部活動に参加した生徒と保護者を対象にアンケートを実施いたしました。アンケートの結果、活動内容が良好であると回答した割合は54.5パーセントから65.3パーセントに増加しました。また、今後休日の活動については、地域での活動を望むと回答した割合が、25.5パーセントから57.1パーセントと約2倍に増加いたしました。活動予定の周知や欠席連絡等、全てオンラインにて実施したことや専門的な指導が可能な指導者を配置することができたため、一定の成果を得ることができたと認識しております。
牧田委員
部活動の地域移行なのですけれども、部活を多分、少子化が進んで、チームプレイなんかは一つの学校では成立しないということが現実に起きていると思っていまして、部活動を地域移行にして、子どもたちがスポーツに触れる、あるいは仲間を作るというのは、必要な状況になっているかと思っているのですけれども、一方でそうすると、部活に専門のバスケットとか野球とかをやらない子たちがなかなか気軽に運動できなくなるというそういう懸念もありまして、もう少し緩いような部活と言いますか、他県では、そういうことも何か取り組んでいるというように聞いておりまして、放課後に特定のスポーツというよりもむしろ体を動かすというようなことを主眼にしているというところもあるようなので、何かその辺で柏市として考えていることというのはありますか。
指導課長
御意見ありがとうございます。
今、土日の部活動の地域移行が先行して行われます。それの後に、平日の部活動の地域移行も進んでいきます。これは、令和7年度から始まるのですけれども、その平日の活動が今おっしゃったような特定のスポーツではなくて、体を鍛えるためのスポーツクラブ、あるいはレクリエーション的なもの、さっきおっしゃっていた緩いというような形のスポーツ系の運動クラブという形が望ましいと思っております。それを通して、体をふだん動かして、土日に専門的な指導を受けるということが理想的な形だと認識しております。
牧田委員
緩いというのもなかなか運動が苦手な子たちは緩いほうが良いだろうし、後は、運動が得意な子でも言ってみればオールラウンドにふだん触れ合わないスポーツもやってみて、総合的に何か体を動かすというのは必要かと思っていますので、その方向でも検討していただければと思います。
田牧教育長
ほかに御質問ありますでしょうか。ないようですので、続いてイの「第2回柏市いじめ問題対策連絡協議会について」について、御質問ありましたらお願いいたします。
渡部委員
STANDBYの相談件数が大幅に増加して効果的に機能しているということでした。それは、メールのやり取りがうまくいって、悩みの解決ができた例が多かったということでしょうか。また、もし緊急性のある子どもからのSOSがあった場合、そのメールの本人を特定してすぐ対応することというのは可能なことなのでしょうか。
児童生徒課長
まず、STANDBYの効果ということですけれども、相談者とチャットによるやり取り、これをかなり回数を多くやり取りをしてまいります。そういった中で「解決しました」とか「ありがとうございます」といった感謝の言葉だったり「このメールのやり取りで非常に元気が出たので、頑張ってみます」と。あるいは「周りの人に相談してみます」といったような前向きな言葉をもらうケースがあります。そういったことから解決に向けての手がかりへつながったと思われるケースは多々ございます。
また、次に緊急性のある相談についてという御質問ですけれども、相談者の学校名と学年についてまでしか我々は把握ができません。本人を特定するということは、このSTANDBYの中ではできません。ただし、その相談の内容によって緊急性があると判断した場合には、その当該校にすぐに情報提供を行いまして、場合によっては学校で「それは恐らくあの子だな」というような形で特定できることもございますし、特定できない場合には、より一層注意をして子どもたちを見てもらうというようなことから連携して対応に当たっていくところでございます。
田牧教育長
教育長報告は、以上で終わりになります。
生涯学習部長
議案第1号は、教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況に係る点検及び評価について報告書を作成し、市議会令和4年第4回定例会に提出するとともに公表しようとするものでございます。
議案の詳細につきましては、教育総務課長から御説明させていただきます。
教育総務課長
この議案は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条第1項の規定に基づきまして地域住民に対する説明責任また本市教育行政の充実を図るため、柏市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況に関する点検評価の結果を報告書として作成し、市議会に提供するものでございます。
今回の点検評価は、令和3年度の事務を対象とするものでございます。基本的な報告書の作成方法ですが、まず事務局内、各課・室、各機関に点検評価を依頼し、その報告書を中間報告書として作成しました。
そしてこの中間報告書に対して、学識経験者より意見を聴取いたしました。学識経験者の意見でございますが、御二方、開智国際大学教育学部教育学科の寺本妙子教授及び聖徳大学大学院の南部昌敏教授からお忙しい中、貴重な御意見を頂きました。この場をもって御礼申し上げます。
また、教育委員の皆様にも御一読いただき、御意見を頂きました。厚く御礼申し上げます。
最後になりますが、この議案につきましては議決後、市議会第4回定例会に報告書を提出するとともにホームページで公表をさせていただく予定でございます。
御審議のほどよろしくお願いいたします。
なし
全員賛成可決
次回定例会予定
教育委員会令和4年第11回定例会
日時:令和4年11月24日木曜日
開会:午後2時00分
場所:沼南庁舎501会議室
田牧教育長
続いて、来月の行事予定についてよろしくお願いします。
生涯学習部長
生涯学習部からは、御手元の行事予定表11月12、13日に両日にわたって行われます、第2回目になりますラコルタ柏フェスティバルについて、中央公民館長から説明させていただきます。
中央公民館長
ラコルタ柏フェスティバルについて御説明いたします。
今年は第2回ラコルタ柏フェスティバルとして11月12、13日の土日の2日間にわたって開催する予定です。
当館はリニューアル前まで、1、2階が福祉関係、3から5階は公民館ということで、全く別々に事業を行っていたところなのですが、昨年4月のリニューアルオープンを機会に、館の一体的な運用を見据えて福祉分野と教育分野の交流を意識して取り組んできているところで、このフェスティバルについてもそこを意識して準備をしているところです。
また、このフェスティバルの運営については、実行委員会というのを組織しまして、参加団体は全て実行委員となって参加していただくということで、市民の参画も見据えて取り組んでいくところです。今年度につきましては、昨年度に引き続き実行委員会を運営の主体としているのですが、その運営について見直しをしまして、より市民が主体となったフェスティバルの運営を今後も持続可能にしていくことを目指して取り組んでいるところです。
内容については、御手元のパンフレットのとおりなのですけれども、新型コロナウイルスの感染防止対策などにも努めながら、実行委員会が決定しました「笑顔広がる、知らない世界を発見、傍観者から主役へ」というテーマに基づきまして、ラコルタ柏で活動する団体やサークルの日頃の活動の成果の発表ですとか来館者に向けた体験講座、全館をめぐる勧誘企画などを実施する予定です。参加団体には、単なる発表とか報告ではなくて、活動の体験などを積極的に行いまして、活動のPRや参加者との交流を意識した内容としていただくようにお願いしております。様々な企画が用意されておりますので、皆様にもぜひ御越しいただきますようにお願いいたします。
学校教育部長
では学校教育部からは、指導課、児童生徒課、教育研究所よりそれぞれ説明させていただきます。
指導課長
令和4年度第49回柏市小中学校技術家庭科作品展について申し上げます。
実施日につきましては、令和4年11月5日土曜日と11月6日日曜日の2日間でございます。時間は両日ともに9時半から16時まで。会場はさわやか千葉県民プラザ2階回廊ギャラリーを予定しています。
内容につきましては、通常級、特別支援学級の作品を合わせて小中約700点の展示を行います。作品には、作品カードを作者が記入し張りつけて、作品の紹介や説明を加えます。コロナの感染対策を行い、保護者は通常どおり参観することができます。
児童生徒課長
私からは、いじめ防止サミットKASHIWAについて説明させていただきます。
この行事は、柏市児童虐待及びいじめ防止条例第22条に基づき、いじめ防止啓発月間の取組の1つとして開催いたします。今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止に留意しながら、11月26日の土曜日の午前中に沼南庁舎5階大会議室にて、参集による対面形式で実施する予定でございます。
市内中学校21校より、1校当たり第2学年の生徒2名、引率職員1名、オブザーバーとして柏市PTA連絡協議会より推薦された代表者、教育委員会より教育長、学校教育部長、児童生徒課指導主事、また現在調整中でありますが、外部講師としまして、スタンドバイ株式会社代表取締役、谷山大三郎氏の参加も予定しております。
いじめをなくすためには、子どもたちが自らいじめについて考え、自らの手で解決に向けて取り組んでいくことが効果的であるのと同時に、保護者、地域の理解と支援が必要と考えております。このことを踏まえて、市内の中学生及びPTAの代表者が一堂に会し、いじめ防止の取組の中核となるリーダーを育成するとともに、柏市内での多様な取組の実施を一層推進してまいりたいと考えております。
当日の内容としましては、事前アンケートをもとにいじめと人権を考えるプロジェクト「CHANGERS」という漫画教材を使用し、いじめについて考え、活発に議論されることを目指しております。
教育研究所長
私からは、11月7日月曜日の欄にあります、柏市学力・学習状況調査の進捗状況をお伝えいたします。
去る10月7日に各校担当者への実施説明会を実施いたしました。今週各校に問題用紙が届く予定となっており、11月7日から12月2日までの期間に各校にて実施する予定です。
また、生活学習の意識調査は1人1台のタブレット端末を活用して、市が作成した調査内容にて実施する予定です。調査終了後は、2月上旬に結果が出る予定となっております。
児童生徒が、自らの学びを振り返るとともに、各学校は自校の実態に関する分析を進め、来年度の授業改善に役立ててまいります。同時に教育委員会としましては、市全体、あるいは各校における傾向を捉え、来年度に向けての施策の見直しを進めてまいる予定です。
田牧教育長
月間行事予定について、何か御質問はございますでしょうか。
氏田委員
1つ、柏市の学力・学習状況調査の中で、意識調査はタブレットで行うとありましたけれども、これは学年は全ての学年なのですか。
教育研究所長
小学校1年生から中学校3年生まで行います。
氏田委員
分かりました。ありがとうございます。
田牧教育長
ほかにどうでしょうか。よろしいですか。
それでは、何かほかに事務局のほうからありますでしょうか。
教育総務課統括リーダー
令和4年第4回臨時会の日程について、御説明をいたします。11月17日、この日の午前中に総合教育会議を予定しておりますけれども、13時15分から臨時会を予定しております。
田牧教育長
その他に何かございますか。
田牧教育長
それでは以上をもちまして、全ての日程を終了といたします。
閉会とします。
ありがとうございました。
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