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更新日令和4(2022)年12月12日

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柏市教育委員会令和4年第9回定例会会議録

1.日時

令和4年9月29日(木曜日)

  • 開会午後2時00分
  • 閉会午後3時06分

2.場所

沼南庁舎501会議室(沼南庁舎5階)

3.出席した教育長及び委員

  • 教育長 田牧 徹
  • 教育長職務代理者 牧田 謙太郎
  • 委員 森 秀夫
  • 委員 氏田 青津子

4.教育長及び委員並びに傍聴人以外の出席者

生涯学習部

  • 教育総務課長 新井 賢蔵
  • 生涯学習課長 沖本 雅樹
  • 中央公民館長 相川 章代
  • 文化課長 田口 大
  • 図書館長 坂口 園子

学校教育部

  • 学校教育部長 三浦 邦彦
  • 学校教育部理事 原田 明廣
  • 学校教育部次長兼学校教育課長 松澤 元
  • 学校教育部次長兼学校保健課長 中村 泰幸
  • 学校財務室長 染谷 由恵
  • 教職員課長 福島 紀和
  • 教職員課統括リーダー 桑原 市郎
  • 教育施設課長 古谷 正人
  • 指導課長 並木 孝樹
  • ICT推進室長 齊藤 清一
  • 児童生徒課長兼少年補導センター所長 藤崎 英明
  • 市立柏高等学校事務長 西村 光彦
  • 教育研究所長 中田 敦子
  • 教育研究所長副主幹 大木 航太

事務局

  • 教育総務課統括リーダー 浦上 義史
  • 教育総務課副主幹 佐藤 香
  • 教育総務課副主幹 澤畑 光伸
  • 教育総務課主査 風間 翼

5.傍聴に関する説明

田牧教育長

傍聴の確認を行います。地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条第7項の規定により、会議は原則公開となっております。
本日は、傍聴希望者が2名いらっしゃいますので、柏市教育委員会会議傍聴規則第1条の2第2項の規定に基づき報告いたします。なお、傍聴の方は、受付時に御確認いただいた傍聴要領に従い、傍聴していただきますようお願いいたします。

6.開会宣言

田牧教育長

ただいまから、教育委員会令和4年第9回定例会を開会いたします。

7.前回会議録の承認

田牧教育長

まず初めに、前回の会議録ですが、御承認いただけますでしょうか。

令和4年第8回定例会会議録について全委員異議なく承認した。

8.教育長報告

報告

教育総務課長

教育長報告は、全部で10件ございます。
まず初めに、アの「柏市文化財保存活用地域計画シンポジウム「柏の歴史文化を活かす」について」を文化課長から御報告申し上げます。

文化課長

去る8月21日日曜日に、柏市文化財保存活用地域計画の策定に係るシンポジウムを開催いたしましたので、概要について御報告いたします。
開催日時が、8月21日日曜日、午後1時半から4時半までの3時間。アミュゼ柏1階のプラザで開催いたしました。参加者は、合計95名。これは、文化財の関係団体の皆様28名のほかに一般参加者が32名の皆様に参加を頂いております。そのほか、オンライン視聴として23名の皆様の視聴を頂きました。
内容につきましては、千葉大学名誉教授の赤坂先生による基調講演のほか、計画の概要説明、団体活動の発表交流会と合わせまして、逆井囃子として地区団体の皆様と記念公演を行ったところでございます。
コロナの関係で、人数がかなり限られた中での開催とはなりましたが、活発な意見交換、交流等が見られまして、今年度計画の策定をいたしまして、来年度の文化庁の認定を目指しまして、今、作業を進めているところでございます。

学校教育部長

次に、イの「文部科学大臣に対する高等学校における部活動の在り方に係る要望について」、ウの「令和4年度中学校総合体育大会の結果について」、エの「第74回東葛飾地方中学校駅伝競走大会について」、オの「令和4年度柏市小学校陸上競技大会について」及びカの「令和4年度柏市小・中学校音楽発表会について」を指導課長から御報告申し上げます。

指導課長

イの文部科学省要望活動についてです。
9月5日に柏市長が文部科学大臣に対し、高等学校における部活動に関わる要望を実施いたしました。柏市長からは、平成30年12月に発生した柏市立柏高等学校における転落死事故の要因に挙げられている部活動の過密スケジュール緩和に向け、アドバイザリーボードを設置し、具体的な改善策を検討している旨の市の現状に関する説明がありました。また、現行の国のガイドラインは、中学校と高等学校が同じ活動基準を用いることから、地域差が生じやすいものになっているのではないかとの考えを申し上げておりました。
具体的要望は、ガイドラインを高等学校の実態に応じた内容に見直す点と令和4年度中にガイドラインの作成をすることの2点でございます。
永岡大臣からは、地域や学校の特性は様々であり、全てにガイドラインが適用されるものではなく、学校と各自治体、教育委員会が相談して指針やガイドラインを策定することが望ましいとの御回答がありました。
続きまして、ウ、令和4年度中学校総合体育大会の結果についてです。令和4年7月9日から24日まで開催いたしました第43回柏市中学校総合体育大会は第76回千葉県中学校総合体育大会の予選も兼ねております。昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症対策として、一部入場制限を設けたものの、最後の大会となる3年生の保護者の皆様には御参観いただくことができました。
相撲競技、陸上競技、水泳競技が全国大会に出場し、相撲の団体戦では、柏二中が全国優勝するなど、立派な成績を残しております。大会の結果の詳細につきましては、添付資料のとおりとなります。
続きまして、エ、第74回東葛飾地方中学校駅伝競走大会についてです。令和4年10月15日に第74回東葛飾地方駅伝競走大会が開催されます。新型コロナウイルス感染対策の影響で、令和2年度並びに令和3年度の大会が中止となったため、3年ぶりの実施となります。
出場する生徒については、大会の参加経験がなく、全選手が初出場となります。柏市からは、千葉県立東葛飾中学校を含む全21校が参加予定です。開閉会式の中止や、中継所等に参集する人数を制限する等感染対策を講じた上で従前どおり、松戸市民劇場前から野田市総合公園陸上競技場までの全10区間公道を使用して、競技が行われます。
本年度は総合体育大会において、全国大会で活躍した選手がおり、柏市の中学校の上位進出が期待されております。
続きまして、オ、令和4年度柏市小学校陸上競技大会についてです。令和4年10月12日に県立柏の葉公園総合競技場において、柏市小学校陸上競技大会が開催されます。午前9時から、男女それぞれ7種目の競技が実施される予定です。昨年、一昨年と2年間中止となっておりましたので、参加児童のほとんどが本格的な競技場を使用して行われる大会に初めて出場することとなります。
メインスタンドとバックスタンドで児童と保護者の動線を分け、参観者を出場選手の保護者に限定するなど感染対策を講じた上で、保護者の皆様にも協議の様子を御覧いただく予定です。
続きまして、カ、柏市小・中学校音楽発表会についてです。第53回柏市小・中学校音楽発表会ですが、10月18日から21日までの4日間にわたり、柏市民文化会館で行われます。
柏市立小・中学校63校と県立東葛飾中学校と芝浦工大柏中学校が参加し、各学校が日頃の音楽活動を発表し鑑賞し合う行事となります。コロナ禍の影響を受け、2年間実施されていない行事になりますが、今年度は、午前、午後の入替制とし、児童生徒は午前か午後の半日に参加、保護者の参観なしという形で実施されます。

学校教育部長

次にキの「柏市の「いじめ」の状況について(令和4年度1学期)」及びクの「令和4年度匿名いじめ相談・報告アプリ「STANDBY」の中間報告について」を児童生徒課長から御報告申し上げます。

児童生徒課長

令和4年度市立小・中・高等学校における1学期いじめ状況調査の集計結果がまとまりましたので、御報告いたします。
調査期間は、令和4年4月1日から7月20日までの1学期の期間です。いじめを認知した学校数は、市内小学校42校、中学校21校、高等学校1校の全ての学校でいじめの認知がありました。認知件数は、小学校が1,748件、中学校が266件、高等学校が7件となっております。解消件数は、小学校が138件、中学校が32件、高等学校が1件、解消率としましては、小学校が7.9パーセント、中学校が12.0パーセント、高等学校が14.3パーセントとなります。
いじめの態様と要因ですが、まず、令和3年度に発生したいじめ事案に関しまして、柏市いじめ重大事態調査検証委員会を設置し、いじめに係る重大事態についての調査及び検証を行うこととなりましたことを御報告いたします。これにつきましては、9月26日に第1回の検証委員会を実施いたしました。認知件数につきましては、小・中学校ともに昨年度と比較すると、若干の増加が見られます。また、新型コロナウイルス感染症予防対策として、2か月間の休校を実施した令和2年度と比べますと増加はありますが、令和元年度と比較すると減少しております。
いじめの解消率は、昨年度に比べ小・中ともに高くなりました。いじめ解消の定義は「被害者に対する心理的又は物理的な影響が止んでいる状態が3か月継続していること」とありますが、今年度の結果から、月1回実施のアンケートや日常的な教育相談の機会を積極的に活用し、早期発見、早期対応そして解決している件数の増加によるものと考えております。
態様で言いますと、いじめの初期段階である「冷やかしやからかい」など言葉によるいじめがおよそ半数を占めております。また、「軽くぶつかられたり、遊ぶふりをして叩かれたり、蹴られたりする。」「ひどくぶつかられたり、叩かれたり、蹴られたりする。」といった暴力行為に該当するものに若干の増加が見られました。
特に増加率として高いものに、「パソコンや携帯電話等で、誹謗中傷や嫌なことをされる。」それから「嫌なことや恥ずかしいこと、危険なことをされたり、させられたりする。」の2点があります。
児童生徒の生活の一部となっているSNSやネットをツールとしたいじめが増加傾向にあります。使い方に慣れる前に、様々な機関(教育委員会、少年補導センター、警察、人権擁護委員、民間団体等)から保護者を含めた情報モラル教育が必要であると考えます。
また、ネットいじめと現実のいじめは表裏一体の関係にあるため、教育相談や日常の児童生徒の観察についても引き続き力を入れて対応するよう、外部の専門機関とも連携しながら、教育委員会から各学校への指導・支援をしてまいります。
また、「嫌なことや恥ずかしいこと、危険なことをされたり、させられたりする。」については、「嫌な虫を見せられた。授業中話しかけられて困る。筆箱を勝手に開けられた。」等の相談内容がございます。新型コロナウイルス感染症予防のため、マスクを着用していることにより、相手の言動の真意まで読み取れないこと、コミュニケーション不足で共通認識が図れないことが要因となり、勘違い等が起きている可能性もあります。ただ、ささいなことについてもアンケート等に意思表示し報告することで、エスカレートする前の早期解決につながっていると考えられます。
今後の対応でございますが、これまでの調査・分析の結果から、いじめについて認知件数が「多い学校」・「少ない学校」の態様の内訳に大きな差は見られませんでした。そして、いじめの態様の中でも比較的程度の軽い「冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、嫌なことを言われる。」「仲間はずれ、集団による無視をされる。」の認知数が多いということは、いじめがエスカレートする前に早期発見・早期解決ができているのではないかと思われます。
また、中学校では、「脱いじめ傍観者教育」及び「SOSの出し方教育」として、市立の全中学校1年生を対象に授業を実施いたしました。今後も、各学校に指導主事等を派遣し、積極的にいじめ防止やネットモラルに関する授業を実施してまいります。
また、匿名相談アプリ「STANDBY」や心の健康観察「シャボテンログ」等のICTを活用し、相談しやすい環境づくりとともに、いじめ防止及び早期発見・早期対応に取り組めるよう各学校に支援してまいります。
今後の予定としましては、第2回のいじめ問題対策連絡協議会を10月4日に開催する予定でございます。
続きまして、令和4年度匿名いじめ相談・報告アプリ「STANDBY」の中間報告を申し上げます。
匿名相談・報告アプリ「STANDBY」は、平成29年度の中学校全学年への導入後、令和2年度に小学校6年生、令和4年度に市立柏高等学校全学年を追加し、対象を拡大してまいりました。
今年度の中間報告の詳細ですが、相談件数は令和4年8月31日現在で、231件ございました。内容内訳は、小学6年生が37件、中学校全学年が185件、市立柏高等学校全学年が9件となります。
当初、いじめの報告相談ということでスタートいたしましたが、相談内容は多岐にわたりまして、広く子どもたちの悩みに寄り添う形に変化してきております。成果としまして、相談内容によっては、学校と教育委員会が連携することで、早期対応が可能となっており、事案の重大化を防ぐことができている。「脱いじめ傍観者教育」をテーマとして中学校1年生を対象に傍観者に視点を当てた授業の中でアプリの紹介を行い、いじめ解決に向けた取組を行いました。授業実施後、「友達がいじめられている」等、いじめに関する相談内容が複数あり、脱傍観者意識の向上と見られる様子がうかがえました。
課題としましては、多様な相談内容に対応できる相談従事者を今後、育成、若しくは新たに設置していく必要性があるのではないか。また、緊急性を伴う内容等24時間対応の必要性及びその対応の在り方、身近な大人(教職員等)につながる相談機能の充実、児童生徒の人権意識を高め、互いに相談できる環境や教材の開発等が挙げられると考えております。

学校教育部長

次に、ケの「令和4年度全国学力・学習状況調査の結果について」及びコの「令和4年度柏市学力・学習状況調査の実施内容変更について」を教育研究所長から御報告申し上げます。

教育研究所長

令和4年度の全国学力・学習状況調査における柏市の調査結果の概要について御説明申し上げます。
調査日は令和4年4月19日、対象は小学校6年生と中学校3年生になります。調査事項は、国語、算数又は数学、そして理科です。国語と算数は毎年実施、理科は平成24年度より3年置きで前回は平成30年度でした。令和2年度は感染状況により、調査そのものが未実施となっておりました。ほかに、学習意欲や生活習慣など子どもや学校に尋ねる質問紙調査も同時に実施しています。
結果の概要は、平均正答率及び標準化得点において、小学校、中学校ともに全国と同等と言えるかと考えます。特徴的な課題として、無回答率が挙げられます。本市は、小学校国語が他教科と比べて無回答問題が全国平均よりも多い傾向があることが分かりました。
調査結果は、学校ごとに違いが見られます。学校ごとの状況を把握し、研修会や指導主事の要請訪問などで各校が取り組む授業改善への指導助言に努めてまいります。詳細は、定例会及び協議会終了後の勉強会にて御説明申し上げます。
続いて、令和4年度柏市学力・学習状況調査の実施内容変更について御説明申し上げます。
柏市学力・学習状況調査は、児童生徒の学力・学習状況を把握し、各学校における学習指導及び生徒指導などの改善並びに教育委員会の施策の検証、授業の改善等に資することを目的に約10年間継続・実施してまいりました。しかしながら、4月に調査し、7月に昨年度の指導の結果が出て8月に分析するというサイクルでは、前年度の学習内容に対する設問になるために、教員に自らの指導力に対する課題意識が生まれにくく、教員自身の指導改善に生かしづらいということが課題となっています。
そこで、令和4年度は実施時期を変更し、11月に調査、2月に結果返却といたしました。これにより、年度内に結果が出るため、教員の関心が高まり、指導改善のサイクルが確立していくと考えます。また、学校が年度内に教育活動の成果と課題を捉えられるようになり、次年度の指導の重点や校内研究の方針を設定する上で、確かなエビデンスとしての活用も期待できるというふうに考えております。

質疑等

田牧教育長

まず初めに、アの「柏市文化財保存活用地域計画シンポジウム「柏の歴史文化を活かす」について」に、御質問がありましたらお願いいたします。
よろしいですか。
ないようですので、続いてイの「文部科学大臣に対する高等学校における部活動の在り方に係る要望について」に、御質問がありましたらお願いいたします。

牧田委員

このときは、教育長は御出席にならなかったのですか。

田牧教育長

私は行っておりません。

牧田委員

市長が出て、議員が出て、後、学校教育部、ほとんどが教育委員会関係者で結局、市サイドの話なのか、教育委員会サイドの話なのか、その辺の整理というのはされているのですかね。

指導課長

その辺の整理ということについては、特に検討しているというわけではございません。

牧田委員

要するに、教育委員会の専権事項なのか、それとも市長がやっても大丈夫なのかと。要するに教育委員会というのは結局、政治的中立性を保たないといけないということが大前提だと思いますので、こういう要望に関して市長からやっていいのかどうか、あるいはそこに一定の政党に属する議員は同行していいのかどうかということは本来きちんと考えなければいけない問題なのかなと思いますので、政治的な問題にしてしまうと本当に、この先いろいろ立ち行かなくなると思います。
今一つ、この教育委員会を独立して、子どものためにいろいろ活動するという視点から物事を考えていく場だと思っていますので、この特に党派性が問われる場合とか行動は慎重にすべきかなと思いました。今後、法令等も含めて、私も何か違和感があって何だろうなと思ったのですけれども、ちょっと先ほどそういうことかと納得したところもあるので、いろいろ精査していただければ助かります。お願いいたします。

田牧教育長

ほかにありますか。よろしいでしょうか。
ないようですので、続いてウの「令和4年度中学校総合体育大会の結果について」に、御質問がありましたらお願いいたします。
ないようですので、続いてエの「第74回東葛飾地方中学校駅伝競走大会について」に、御質問がありましたらお願いいたします。よろしいでしょうか。
ないようですので、続いてオの「令和4年度柏市小学校陸上競技大会について」に、御質問がありましたらお願いいたします。
ないようですので、続きまして、カの「令和4年度柏市小・中学校音楽発表会について」に、御質問がありましたらお願いいたします。

牧田委員

特に、合唱とか吹奏楽等々は、集団でやると飛沫感染するとかいろいろ御指摘があったことかと思いますけれども、何かこの会を開催するに当たって、ステージ上の感染対策等々配慮されている点があれば御紹介いただければと思います。

指導課長

先ほどあったように、今まで1日参観していたものを午前と午後に分けてやるとか入替えについて消毒等必ずやるだとか健康観察も含めて、そういうのは今までどおり、あるいは今まで以上にしているというところでございます。

田牧教育長

ほかに御質問ございますでしょうか。
ないようでしたら、続きまして、キの「柏市の「いじめ」の状況について(令和4年度1学期)」に、御質問がありましたらお願いいたします。

森委員

いじめの中で、増加率として高いものの中に、パソコンや携帯電話等で誹謗中傷や嫌なことをされるとあります。この中のパソコンなのですけれども、GIGAスクールで配付されているパソコンが、この増加している中に含まれているのかどうか分かっていれば、ちょっと分かる範囲で教えていただければと思います。よろしくお願いします。

児童生徒課長

年度当初、小学校からその学校で配られたパソコンの中でのトラブルについて、報告を頂いた件がございました。そちらについての対応もしてございます。

森委員

ちなみに、何件ぐらいあったかどうかって把握されていますでしょうか。

児童生徒課長

今、私が把握しているのは1件。その1件だけでございます。

森委員

ありがとうございます。

田牧教育長

ほかに御質問ありますでしょうか。

牧田委員

感想に近いことなのですけれども、なかなか嫌なことをされてそれが大人の世界であればささいなことなのだけど、非常に重く受け止めてしまうと。それは、マスクでなかなか嫌がっているのかどうかというか相手の顔が見られないのではないかという御指摘もありまして、なるほど、そうだな、やはり、このみんな市民全員が、ほぼ全員がマスクをしているというあまり今までなかったような生活が始まって、子どもたちに改めてすごいいろんな影響が出ているなというのを感じました。本当に、このマスクをして表情が読めないというところから工夫して相手の気持ちを聞いて、確認したり、あるいは嫌なことがきちんと嫌だからやめてほしいといってやめてほしいといったから何か変な目で見るということがないというようなこの寄り添う意見を伝えるとか言葉によるコミュニケーションを大事にする指導とかが必要かと思いますので、本当に現場の先生たちもマスクをしながらで大変だとは思うのですけれども、その辺御配慮いただければなと思いました。

児童生徒課長

併せて、現在児童生徒課では、特別支援教育も所管しているのですが、マスクに限らず、例えば、お子さんの発達の課題の中で、相手に対してストレートに物事を言ってしまったりとかそういったことが原因になるといったようなことも起きてございます。
また、福祉的な支援が必要なお子さんであったり今まではどちらかというと現象に目が行っていたのですけれども、その裏にあるものについて我々としてはできるだけ把握をして支援していきたいというような、今、方向性に変わってきておりますので、今委員からありました御指摘も踏まえて、ここをまた進めてまいりたいと考えております。

田牧教育長

ほかに御質問ございますか。
ないようですので、続いてクの「令和4年度匿名いじめ相談・報告アプリ「STANDBY」の中間報告について」に、御質問がありましたらお願いいたします。

森委員

この、新しくまた改善された取組で成果が上がっているようですごい良いことだなと考えております。ただ、課題の中で、相談従事者の必要性と24時間対応の必要性と大人につながる相談機能の充実、体制を充実させたいということが見えてくるのですけれども、こういった課題を改善するために、具体的に現在考えられている取組、方向性がありましたら、お教えいただければと思います。

児童生徒課長

まず当初、こちらのアプリに関しては、いじめの報告・相談というところで始まったのですけれども、資料にもお示ししましたとおり、家族間の問題であったりとか友人関係のトラブルであったり様々な教職員の指導も含めて、様々な内容に多岐にわたってきているというところで、これを教育委員会の指導主事だけで対応していっていいのだろうかというのが今、課内での議論となっております。
他市の状況等の確認をいたしますと、いわゆる心理の専門家等に外注していく、外の業者に外注していくといったような取組をされているという市町村もあるようですので、そういった先進事例等も確認をしながら、今後、改善を検討していきたいと。
また、今は夜間については、勤務時間を過ぎた場合には、自動のアラートが、メッセージが送られる形になるのですけれども、やはり、例えば生死に関わるようなメッセージがあった場合には、24時間で対応していくことが必要かなと考えておりますので、そういったことも含めて外の団体と連携していくということを今後、検討していきたいと考えております。

森委員

職員の方たちの働き方改革につながる動きだと思いますので、外注ということをまず積極的に考えていただければありがたいと思います。よろしくお願いいたします。

田牧教育長

ほかにございますか。
なければ続いてケの「令和4年度全国学力・学習状況調査の結果について」に、御質問がありましたらお願いいたします。

氏田委員

この学力・学習状況調査等については、おおむね全国平均かとは思われますが、ただ、本当に基礎、基本の部分だろうと思いますが、国語においての各領域、それから算数、理科における領域の知識・技能の低さがちょっと気になるところです。多分、算数は、今の研究教科にはなっているかと思いますけれども、これをどのように分析をして、これから改善しようとしているのか教えていただければと思います。

教育研究所長

御指摘いただきましたところお答えできればと思います。
まず、国語の各領域なのですが、問題に当たってみますと、どういうものかといいますと、提示された条件どおりに自分の根拠をはっきりさせるですとか、複数の条件に合うように回答を自分で記述をしていく、そういった問題になっております。そういったところに課題が見られるということが分かりました。
また、算数や理科についてですが、こちらはやはり単元によって、内容によって、やはり定着度が低かったなという様子が分かってまいりました。
これらの課題をやはり解決していくには、それぞれの現場で狙いを明確にした授業改善、こちらが必要になると考えております。
柏市では、実はもう一つ柏市学力・学習状況調査も実施してまいります。この二つの調査結果をともに考察を進めて、そして現場には研修会、それから授業改善などを学校と教育委員会が連携しながら進められるように教育研究所が先頭に立って、子どもたちが学ぶ、学び続ける力を育成するという形で進めていければと考えております。

氏田委員

今求められている学力って、思考力であったり表現力だったりするかと思うのですが、一番の基礎になるのはやはり、基本となる知識・技能が、そこが伸びないとなかなか難しいことだろうと。それから、常日頃、いわゆる記述のところに問題があるということは、やはり一筆をもって書くという作業というか、学習も非常に大切になってくるのではないかと思いますので、ふだんの授業がそのようになされることを願います。
よろしくお願いします。

教育研究所長

学校と一緒に検討して、実践してまいります。

田牧教育長

ほかにどうでしょうか。

牧田委員

今、例えば中学校に国語の記述がなかなかポイントが低いという話があったのですけれども、同じ受験をしたときの受験者層の小学校時代の成績であるとか、あるいは市の学力調査により出た同じ母集団は、どういう経緯をたどってきたかってことは分析はされているのですか。

教育研究所長

経年変化については、データが残っておりますので、そちらをやっていくことが可能です。学校の要望に応じて、自分の学校に来ている小学校のときの子どもたちの結果を知りたいというような要望があると研究所ではそのデータを示して学校がそれを見て、やはりこの年代ぐらいから落ち込んでいるから、そこに戻って学習を進めていこうであるとか学校が自分たちの目的に合うようにこのデータを活用しているというようなところが現状かというのを考えます。

牧田委員

数年前に、前任の秋山市長とお話したときには、かなりのそういうデータが蓄積されて、ここの子たちは一体どこでつまずいたのかということまで分かって、そうすると最終的には、当該教員の教え方を少し改善すべきなのではないかということがあったと思いますので、学校からの要望というよりもこちらからいろいろアウトリーチで提案していって、結局、割を食ってしまうのは子どもたちですから、そこが取りこぼしのないように、たまたまその先生に当たって、ずっと国語が嫌いになったのだということは、なるべく避けた方がいいと思いますので、柏の子たちがみんな勉強が得意になるといって育っていくということを期待しますから、その辺も積極的に活用していただければなと思っております。

教育研究所長

承知いたしました。どうもありがとうございます。

田牧教育長

ほかに御質問ございますでしょうか。
ないようですので、続いてコの「令和4年度柏市学力・学習状況調査の実施内容変更について」に、御質問がありましたらお願いいたします。

氏田委員

柏市の学力・学習状況調査の時期の変更、これは、4月になっていたことが前倒しでやられるということですけれども、今年度の学習内容の成果と課題を年度内に確認して、適切な復習ができるとの説明がありましたけれども、実際、4月から10月までの6か月間、これだけの履修で対象教科の学力を計れるかというのは、非常にちょっと疑問があります。
社会科だったり理科はなおさらのことというのは、全国学力状況調査の中で、理科のところの内容で粒子を柱とする学習かな。そこが非常に落ちているというような結果が出ておりますけれども、そうしたときにこの6か月間の中で、こうした学力は測れるのかどうかというのは非常に疑問を持つところです。それが一つ。
それから、テスト期間が11月7日から12月2日までの1か月間としたのは、この時期を特定しなかったこの一か月間という幅を持たせたのはどういう意味があるのかということ。
それから、柏市内の教科書を使っての学習ですけれども、これは、10月までの学習で問題文を作成していくというのは、柏市が独自で作成してやっていくものなのかどうか。この3点について、よろしくお願いいたします。

教育研究所長

3点頂きましたので、お答えできればと思います。
まず1点目なのですが、委員のおっしゃるとおり、実は子どもサイドで見ると10月以降の内容に関する成果と課題を把握することは今現状かなわない状況となっております。ただ、柏市学力・学習状況調査の目的を各教員が授業の成果を見取り、授業改善に生かすというところで考えたとしたら、子どもたちに身につけさせたい資質能力という観点で、各教員が10月までの学習の成果を年度内に振り返るということを今回は優先をした次第です。教員自身が自分の授業力の向上、それから前回受け持っている子どもたちのみならず、次の年以降に受け持つ子どもたちの学力向上に、自分の授業力向上を寄与していくのだという、そういった思いを持ってもらうための取組として今回このような改定をしたという次第になっております。
2点目のテスト期間が1か月近くあるというところなのですが、まずは、学校のそれぞれの行事、それから授業の計画などがあると思いますので、受験日を学校が選択できるようにいたしました。また、現状、コロナの影響で突発的に学級閉鎖などをするような可能性が今までよりも増えております。そういったものへも対応できるようにということで、複数日数を設定したものになっております。
3点目なのですが、今年度はこちらの範囲で、株式会社ベネッセコーポレーションの総合学力調査というものを使用することになっております。

氏田委員

ということは、この柏市の学力・学習状況調査というのは、子どもサイドではなく指導者サイドに重きを置いてやっていく考え方でよろしいですね。

教育研究所長

重きを置くというか、今までにやはり、教員一人一人の授業力向上、授業改善というところの視点がちょっと足りなかったので、そちらの視点を持てるようにということで、今回このような形にしました。もちろん、子どもたち一人一人の学力向上に資するようにしておりますので、今まで以上に、こちら、業者にこちらが依頼しているのですけれども、一人一人の振り返りシートというのを充実させまして、子どもたちは年度内に自分の調査結果を手に取ることができます。そちらには、現状とそれから、これからどんな取組をしたらいいかというアドバイスが乗っているようなそういった振り返りシートにしておりますので、子どもたちへの支援をもちろん合わせて行っていこうと考えております。

氏田委員

今、子どもたちのサイドから見ると、何のためにこれをやるのか。後、自分がどういう結果だったのか、これからどうしたらいいのかというところが一番問題になるかと思いますので、そこら辺を本当に充実させていただければと。
後、当然の話ですが、授業改善というのは非常に大切なところだと思います。一人一人の先生の、やはり私は学校というところは、一人一人にいかに学力をちゃんと付けてあげられるところが大切だと思いますので、それはやはり一人一人の教えてくださる先生の力が大きいと思いますので、その辺が改善していければ本当にいいのかなというようには思います。よろしくお願いしたいと思います。
また、テスト内容がベネッセコーポレーションですか。そこに頼むということは、全国の平均点とかそういうのもはっきりしてくるということですよね。そうすると、小学1年生から中学3年生までの柏市の一人一人の子どもたちの学力がどのぐらいあるかというのが把握できるということですね。

教育研究所長

ベネッセコーポレーションには、同じ時期、同じ範囲で実施する自治体がほかにもありますので、それで全国の正答率を出していただき、それと柏市は比較検討することができる。そういう状態になっております。

氏田委員

今年初めてだと思いますけれども、これから本当に子どもたちにとって、それから一人一人の先生たちにとって指導改善ができるようなやり方になっていければと思いますので、ちょっと注視させていただきたいと思います。

田牧教育長

ほかに御質問ありますか。

牧田委員

今の氏田委員の御指摘に関連してなのですけれども、これは結局、子どもたちに自分の答案とか問題とか模範解答等は配っているのですかね。

教育研究所長

配れるようになります。

牧田委員

今年度から配れるようになったということですか。それは一つ、すごく良いことだと思いますので、分かりました。これからもずっとそういう扱いになるということですよね。

教育研究所長

そうですね。

牧田委員

分かりました。ありがとうございます。

田牧教育長

ほかにありますか。

森委員

ちょっと、氏田委員の質問と被る部分があるのですが、調査日、県の全国学力・学習状況調査の指定日ですね。1日だけしか指定がされていないのですが、それが、これだけ感染症のことを踏まえてということですが、1か月間にわたってしまうと例えば、11月7日に実施した学校と12月2日に実施した学校とでは、結構な時間差が出て、例えば塾で勉強やっている子は学校間格差とかというのが出てくるのではないかなと思いますので、できるだけこの調査日をもう少し限定していただいた方がよろしいのではないかなと思います。それが1点目です。
2点目が、全国学力・学習状況調査の中で評価の観点で、知識、技能、思考判断・表現というのは評価されるのですが、主体的に学習に取り組む態度というのは評価しにくい部分であると思うのですね。先ほど来言われているように、児童生徒にフィードバックもされるということですので、その際にフィードバックでこういったところを勉強した方がいいとかって多分、そういったところでコメントとして出されるのだと思いますが、具体的な例えば掛け算であれ割り算であれば、こういった問題を例えば、なんかちょっと付随して付けてやって、解決できるかとか前向きに取り組めるような教材であるとかというのがあれば、その主体的に学習に取り組む態度が養われる可能性が高くなっていくのかなと思いますので、あまり課題を増やせということではないのですが、そういったところも業者の方と検討していただくのもあってもよろしいのかなと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上です。

教育研究所長

調査日については、ちょっと今年度初めてということなので現場の様子も確認しながら変えていければと思います。また、振り返りシートは業者と相談しながらカスタマイズすることができますので、今、頂いた意見も含めて向上・改善させていただければと思っております。

田牧教育長

ほかに御質問ございますでしょうか。よろしいでしょうか。

9.議事

田牧教育長

本日は、5件の議案審議を予定しておりますが、このうち、議案第1号、議案第2号及び議案第3号はそれぞれ柏市教育委員会に勤務する職員、会計年度任用職員及び市立高等学校の教育職員における、いずれも男性の育児参加休暇に関するものであることから、当該3議案につきましては一括して審議したいと思いますが、いかがでしょうか。

(全委員了承)

田牧教育長

それでは、当該3議案については、一括して審議をいたします。

議案第1号柏市教育委員会職員勤務時間規則の一部を改正する規則の制定について

議案第2号柏市教育委員会会計年度任用職員勤務時間等規則の一部を改正する規則の制定について

議案第3号柏市立高等学校教育職員勤務時間規則の一部を改正する規則の制定について

説明

教育総務課長

議案第1号、2号、3号ともに男性の育児参加休暇が出産後8週までしか取得できなかったのが、出産後1年というように取得可能な期間が延ばされるという改正でして、例えば、議案第1号ですと、新旧対照表を御覧いただくと、改正前は、下線が後8週と、これは当該出産の日後8週という意味ですが、出産後8週だったのが出産の日以後1年と。なので、取得できる日数は、最大5日のままですが、期間が延ばされるものでございます。議案第1号、2号、3号いずれも改正内容は同趣旨です。ちなみに、1号が我々のような教育委員会職員。そして、2号が会計年度職員。3号が市立柏高等学校の教育職員を対象とするものなので、3号に分かれているものでございます。こちらについては、昨年の12月にこの教育委員会議に付議をした各種有給休暇制度の創設等々の流れの一環でございまして、国は妊娠、出産、育児等々仕事の両立支援と掲げて、各種服務を改正しております。この内容については、国も同じ改正をしておりまして、議案第1号、第2号、第3号ともに10月1日から施行しますが、国も10月1日の施行でございます。

質疑等

なし

採決結果

全員賛成可決

議案第4号柏市立小学校及び中学校管理規則の一部を改正する規則の制定について

説明

学校教育部長

議案第4号は、市立の小学校及び中学校における学年始め休業日及び事務職員に係る職務を改めたいので提案するものでございます。
詳細につきましては、教職員課長から御説明申し上げます。

教職員課長

議案第4号柏市立小学校及び中学校管理規則の一部を改正する規則の制定について、2点説明させていただきます。
まず1点目、事務職員等の職及び職務の規則第4条についてでございます。
今までは、副主査においては、担任事務を処理する。主事においては、事務に従事するとなっておりましたが、副主査、主事ともに改正後は、担任事務をつかさどると変更させていただきたいと考えます。
理由といたしましては、平成28年1月に「次世代の学校・地域」創生プランが文部科学省より発表され、学校の組織としての力を挙げること、チーム学校ですね。それと、教職員の負担軽減や業務改善が呼び掛けられております。事務職員にもその専門性をより生かしていただき、学校運営に強く参画しておられるようにすることから、従事するからつかさどるに変更させていただきたいと考えております。
続きまして2点目、休業日に対しての第19条の2第1号でございます。改正前は、学年始め休業として、4月1日から同月4日までとなっております。これを改正後は学年始め休業4月1日から同月4日(当該期間中に日曜日又は土曜日がある場合にあっては、同月5日)までと改正させていただきたいと考えております。
理由といたしましては、学年がスタートするに当たって来年度は特になのですけれども、1日、2日が土曜日と日曜日ということで、特に異動されてくる先生方は3日からそして5日が始業式となりますと、今様々な準備をする期間がちょっと足りないのではないかということで例年の課題になっていたのですけれども、今回このようにしっかりと準備をして、子どもたちを迎え入れる学年をスタートさせたいということからこのように改正させていただければと考えております。

質疑等

氏田委員

二つほどお願いいたしたいと思います。一つは、今この説明で大体分かったのですけれども、この管理規則の一部を改正する経緯はどうなのかなというものを思っていたのですが、一つは組織としてのレベルアップを図るということですね。もう一つは働き方あるいは専門性を生かしていくということでよろしいですかね。
後もう一つなんですが、いわゆる処理する、従事するそれからつかさどるというのは非常に大きな変化だと私は思います。というのは、つかさどるとなるといわゆる管理するまで入るのですよね。そしたらこの担任事務をつかさどるという内容をどこまでつかさどるのか、それをちょっと教えていただきたいと思います。

教職員課長

まずどこまでということは、教育委員会からここまでやってくれということは事務職員等にも細かくは求めておりません。事務職員の方々も経験年数や能力の差がございますので、学校の中できちんと校長を先頭に立って、チーム学校、学校をよりよく回るような形をするために何をどうやってもらうのかと。私がいた前任校などでは、今まで校務部外等に事務は参加していなかったのですけれども、庶務部長などを事務に務めていただいて学年会計の集め方とか処理の仕方とかそんなのも意見を頂くという形も取っておりました。そのような形で学校の運営に参画してもらって、専門性を生かしてよりチーム学校を強めていければという考えでおります。

氏田委員

今、担任事務といったときに、児童生徒に関わること、それから学力に関わること、後、学級事務そのものに関わることと考えていったときに、いわゆるそこまではいかないのだろうとは思いますが、いわゆる児童生徒に関係すること、それから教科内容に関係するということではなく、その学校事務の専門性をどれだけ生かして担任事務に関われるかということの理解でよろしいですか。

教職員課長

そのとおりでございます。

氏田委員

分かりました。ありがとうございます。

田牧教育長

ほかにどうでしょうか。よろしいですか。
それでは、議案第4号について御承認いただけますでしょうか。

採決結果

全員賛成可決

議案第5号柏市いじめ重大事態調査検証委員会規則の一部を改正する規則の制定について

説明

学校教育部長

議案第5号は、柏市附属機関設置条例の改正に伴い、委員会の名称を改めたいので提案するものでございます。
詳細につきましては、児童生徒課長から御説明申し上げます。

児童生徒課長

前回の議案で、附属機関、柏市いじめ重大事態調査検証委員会の名称が、柏市いじめ重大事態等調査検証委員会と名前が変更となりましたので、それに合わせて委員会規則も名称を変更して「等」を加えるといったものでございます。

質疑等

なし

採決結果

全員賛成可決

10.協議

次回教育委員会定例会の開催日程について

次回定例会予定

教育委員会令和4年第10回定例会

日時:令和4年10月31日月曜日

開会:開会午後1時30分

場所:沼南庁舎501会議室

11.その他

月間行事予定

田牧教育長

続いて、来月の行事予定についてよろしくお願いします。

教育総務課長

まず、生涯学習部から御説明させていただきます。
1点のみ8日、第69回柏市文化祭がございます。生涯学習部は以上でございます。

学校教育部長

学校教育部から10月4日に予定されております、第2回柏市いじめ問題対策連絡協議会について、児童生徒課長から御説明させていただきます。

児童生徒課長

10月4日火曜日、沼南庁舎大会議室におきまして、第2回のいじめ問題対策連絡協議会を開催いたします。本協議会は、新型コロナウイルス感染症対策としまして、出席方法を対面形式とオンライン形式を選択して出席していただく形としております。
今回は、1学期のいじめ状況調査の結果といじめ防止の取組について、柏市いじめ防止基本方針が3年たちましたので、改定するものにつきまして、そして、令和3年度に発生したいじめ重大事態についての3点報告・協議をいたします。委員の方々から、きたんのない御意見を頂きまして今後の柏市のいじめ防止の発展に努めてまいりたいと考えております。

田牧教育長

月間行事予定について何か御質問はありますでしょうか。よろしいでしょうか。その他に何かございますか。

12.閉会宣言

田牧教育長

それでは以上をもちまして、全ての日程を終了といたします。
閉会といたします。
ありがとうございました。

お問い合わせ先

所属課室:教育総務部教育総務課

柏市大島田48番地1(沼南庁舎3階)

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