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更新日2021年3月21日
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令和2年1月30日(木曜日)
開会 午後2時
閉会 午後3時8分
沼南庁舎 501会議室(沼南庁舎5階)
教育長 河嶌 貞
教育長職務代理者 牧田 謙太郎
委員 森 秀夫
委員 深田 恒子
委員 氏田 青津子
生涯学習部長 小貫 省三
教育総務課長 石田 清
生涯学習課長 髙村 光
中央公民館長 坂口 園子
文化課長 吉田 敬
図書館長 橋本 賢一郎
学校教育部長 増子 健司
学校教育部理事 高橋 裕之
学校教育課長 松澤 元
学校財務室長 関根 江里子
教職員課長 杉浦 毅
学校施設課長 浅野 晃
学校保健課長 中村 泰幸
学校給食センター所長 平塚 知彦
指導課長 逆井 俊彦
児童生徒課長兼少年補導センター所長 加藤 定浩
市立柏高等学校長 富樫 明子
教育研究所長 佐々木 昌文
教育総務課統括リーダー 渡会 美保
教育総務課主査 関谷 正行
教育総務課主事 矢代 知里
河嶌教育長
傍聴の確認を行います。地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条第7項の規定により、会議は原則公開となっております。
本日は、傍聴希望者がいらっしゃいませんので、柏市教育委員会会議傍聴規則第1条の2第2項の規定に基づき報告いたします。
河嶌教育長
ただいまから、教育委員会令和2年第1回定例会を開会いたします。
令和元年第12回定例会会議録について全委員異議なく承認した。
生涯学習部長
教育長報告は、全部で6件でございます。
まず初めに、アの「市議会令和元年第4回定例会について」を、私と学校教育部長から御報告申し上げます。
市議会令和元年第4回定例会は、令和元年11月29日に開会し、12月18日に閉会しました。私からは、市議会定例会におけます質疑並びに一般質問のうち、生涯学習部所管分について主な内容を3点御報告申し上げます。
1点目は、文化行政についてでございます。柏市民コンサートが今年度で終了することになった理由、また、柏市芸術文化振興計画において「市民の芸術文化活動を支援する」とあるが、柏市民コンサートについて、具体的にどのような支援を行ってきたのかとの質問がございました。これに対しまして、本事業については、市の役割として近隣センターの優先借用による練習会場の確保を行ってきたが、その確保が困難となり、柏市民コンサート実行委員会からも20年の活動を一つの区切りとして、今回を最終公演にしたいとの判断がされ、事業終了となったこと、また、市の役割としては、事業周知宣伝の実施、練習会場やコンサート会場の確保、コンサート会場の基本使用料の支援を行ってきたことを私から答弁いたしました。
2点目でございます。柏市の歴史についてです。
来年は柏の生んだ偉大な宗教家山崎弁栄の没後100年を迎えることになるが、柏市は弁栄上人の顕彰事業を行う考えはあるか。柏市の顕彰事業で、講演会などを行い、超在一神的汎神論、これは弁栄上人の思想ということでございますが、について取り上げてほしいとの質問がありました。これに対しまして、今回の没後100年を機に、弁栄上人の存在や業績等を知ってもらうだけでなく、深い思想やその哲学に触れる機会も提供し、地元柏への興味・関心の醸成につなげていきたいと考えていること、講演会等の開催に当たっては、専門性や宗教性の観点から行政として開催することはやや難しい面もあることから、より地域に密着した顕彰の形として、出生地の鷲野谷地区に弁栄上人も取り上げた地元の歴史・伝統文化財を紹介する説明板の設置、図書館本館に関連著書の紹介スペースの設置、郷土資料展示室での企画展の開催をすること、郷土資料展示室では、弁栄上人がアコーディオンを弾きながら生き方を説いたという逸話にちなんで、アコーディオン・コンサートも検討していることを私から答弁いたしました。
3点目は、図書館のあり方についてでございます。
まず、視察や研修で吸収したことを、どのように図書館事業に生かす方向で取り組んでいるのかとの質問がございました。これに対しまして、昨年度、柏市図書館のあり方を策定したが、その際、議員からお話のあった「あかし市民図書館」や岡山県の「瀬戸内市民図書館」などを始め、多くの図書館の視察を担当職員により行い、それらを参考に「あり方」を策定したこと、今年度は「あり方」を具現化していくに当たり、「学び」や「市民協働」に力を入れている塩尻市や岐阜市の図書館を見学するとともに、図書館における「学び」の可能性を広げていくために、帝京大学や同志社大学などの大学図書館の視察も行い、これらの視察を踏まえ、子ども司書が作成した本の帯を展示するとともに、実際にこれらを本に付けて貸し出す「おびコレ2019」を行うなど、幾つか事業化を図ったことを私から答弁いたしました。
次に、図書館のあり方の具現化とは、具体的にどのようなことかとの質問に対しまして、今年度から3年を目処として、あり方の実現に取り組んでおり、今年度は子どもの学びの支援として、小学生を対象に化学をテーマとし、考える力や、工夫する力などを養うことを目的とした「マンデー・ライブラリー・ラボ」を開催したり、市民連携として、市民団体主催の「サイエンスサタデー」に図書館として参加し、そこでブックトークを開催し、市民団体とのつながりを育んだことを私から答弁いたしました。
また、レファレンスについて、どのように考え、取り組んでいるかとの質問に対しまして、レファレンスサービスを充実させていくためには、柏市の地域資料の収集保存をしっかりと行っていくとともに、担当職員の知識・経験を蓄積していくことが不可欠であると考え、定期的に「レファレンス業務報告会」を職場内で実施し、事例の共有や研究を進めていることを私から答弁いたしました。
生涯学習部所管分については、以上でございます。
学校教育部長
続きまして、学校教育部から大きく3点御報告申し上げます。
1点目としましては、就学援助についてです。内容としましては、4つの御質問がございました。
まず、1つ目としましては、就学援助の充実について、クラブ活動費、生徒会費の費目追加を求めるとの質問に対しまして、クラブ活動費及び生徒会費の費目追加については、全庁的に子どもの貧困対策に取り組んでいる中、就学援助制度は重要な施策の一つであると認識している。また、教育委員会としても、就学援助制度全体としてのより良い支給を目指し、援助が必要な時期や援助内容の精査、財源の安定的確保や支給方法等の整理など、あるべき形の研究を継続的に行っているところであるため、援助費目の追加についても引き続き検討を進めると答弁をさせていただいております。
2つ目としましては、就学援助受給者が宿泊を伴う修学旅行・林間学校を欠席している状況を残念に思うが、当該行事を欠席した児童生徒の人数と欠席の理由について伺うという質問がございました。それに対しまして、昨年度の小学校の修学旅行では、就学援助受給者の307人中3人が欠席で、林間学校では324人中3人が欠席であった。中学校の修学旅行では、399人中22人が欠席で、林間学校では364人中11人が欠席であり、小学校と中学校合わせて39人が欠席の状況であった。個々の欠席については、学校現場において対応しているところであり、教育委員会としてその原因を統計的に調査分析はしていないが、疾病などのほかにも日常的に通学に困難を抱えている児童生徒が含まれていることも推測されると答弁をさせていただいております。
3つ目としましては、入学準備金のさらなる前倒し支給ができると考えるがいかがかとの質問に対しまして、中学校の制服購入に当たり、取扱店によっては、早期購入又は団体購入によって割引等を受けられる場合があり、教育委員会による入学準備金の支給時期との兼ね合いから、保護者の一時負担が支障となり、その恩恵を受けられないケースがある状況については、質問の際に改めて認識したところである。教育委員会としては、支給時期のさらなる前倒しについて、先進自治体の取組も研究しつつ、本来必要とされる時期での支給の実現に向けて、現行の手順等の見直しなど、改善策を検討していくと答弁をさせていただいております。
4つ目としましては、各通知について、子どもを介した配付とせず、保護者への直接配付としてほしいがどうかという質問に対しまして、現在、就学援助の認定後の保護者宛ての通知文書及び認定後の各通知については、事務処理上、現行の体制で最も早く通知できるとの観点から、学校から児童生徒を通じて行っているところであり、その際は、個人情報に配慮すべく、封書に入れ個別に渡すなど、細心の注意を払いながら配付を心掛けている。就学援助の認定通知書等の学校を通じた配付に対しては、制度を利用される方が、より安心して受け取れる配付方法について、研究を進める必要があると考える。また、学校現場における事務の負担軽減の観点からも、教育委員会として実現に向けた体制をしっかりと構築していくべきであると認識している。今後、個別発送の実現に向けて、認定や支給に遅延が生じることのないよう手順等を十分考慮しながら、最善な方法を検討していくと答えさせていただいております。
大きな質問の2点目としましては、働き方改革、変形労働時間制についてですが、大きく3つの御質問がございました。
1つ目が、学校における働き方改革について、柏市が行っている人的支援や具体的な取組について聞きたいという質問に対しまして、市は学校に対し、さまざまな目的に応じた人的支援を積極的に行っている。こうした人的支援が結果的には、教員の負担軽減にもつながっている。また、市は、一般社団法人日本教員多忙化対策委員会と協定を結び、働き方改革に係る学校への出張サポートやアンケート結果の分析等を協力して行っている。ほかにも、音声ガイダンス機能付きの電話機を全小中学校に設置した。これによって、放課後の時間が確保されて、授業準備等に時間が確保できるようになった。今後も、学校における働き方改革が積極的、計画的に行われるよう、校長会等と連携し、授業準備時間の確保、児童生徒と向き合う時間の確保、教員の超過勤務時間の削減を進められるよう、学校への支援を継続していくと答えさせていただいております。
2つ目としましては、令和元年6月に校長会で行った働き方改革に係るアンケートの結果について、このアンケートに答えた教員の思いをどう受け止めているのか、また、アンケートの結果から、改善したいと考える業務の中で、今、市教委ができることは何かとの質問に対しまして、アンケートについては、市教委も結果を把握しており、現場の率直な思いと改善したいと考えている業務を知ることができた。改めて教員が児童生徒と向き合う時間を確保したいという強い思いを受け止めた。市は、出退勤システムを改良し、自分自身で超過勤務時間を把握するとともに、管理職も超過勤務者を把握しやすくなった。また、各種作品展の出品事務等に負担を感じている教員が多い。よって、柏市独自でスクール・サポート・スタッフを配置することを検討している。働き方改革を進めていく上で、教職員の意識改革が必要である。学校でできる改善策は学校で行えるよう、会議や研修を行っている。また、管理職研修会でも、業務改善策の研修を行い、意識改革を進めている。負担に感じている業務は、各課にまたがっていて、各課担当者で集まり、実態と課題を共有した。今後も負担軽減策について校長会、教頭会と連携しながら対応していくと答えております。
3つ目としましては、教員への変形労働時間制導入について、市教委は、夏季休業中を閑散期と捉えているのか。また、教員への変形労働時間制導入は、長時間労働の解消や改善につながると思うか。そして、国の教職員給与特別措置法の改正を県が条例化した場合、柏市は導入するのかという質問に対しまして、夏季休業中とはいえ、教職員は、研修や部活動指導、個人面談等があり、閑散期とは捉えていない。変形労働時間制の導入と長時間労働の解消や改善との関係性は、今のところ明らかになっていないと考える。しかし、長時間労働については、学校ごとに実態を把握しており、引き続き指導していく。教職員給与特別措置法の改正は、前述のとおり、学校現場の実態に合っていない所もあり、国や県の動向確認や他市との情報交換を通して対応の準備を進めていくとお答えさせていただいております。
質問の大きな3点目としましては、外国人児童生徒への支援についてでございます。外国人児童生徒の就学に関する柏市の現状と取組状況についての質問に対し、外国人児童生徒への就学の案内については、市民生活部との連携の下で転居・転入の届出の際に、就学希望の有無を確認しているところであり、柏市立小・中学校への就学を希望される場合は、指定校の入学通知書を交付することにより行っている。さらに、就学年齢に達する前年の外国人児童生徒については、英語・中国語・韓国語・スペイン語の合計4か国語での簡易な就学案内を同封した入学通知書を個別に送付していると答えております。
また、今後増加が見込まれる外国人児童生徒に対し、日本語支援の拡充や外国人の保護者の不安感への対応、児童生徒の居場所づくりについてはどのように対応していくのかとの質問に対しまして、市の広報紙、ホームページを活用し、引き続き指導者の増員を図るとともに、待遇面として、謝金の増額の検討を進めている。各学校では、外国人保護者のために、多言語対応配布物の工夫がなされている。また、進路指導についても、「日本語を母語としない親と子どものための進路ガイダンス」の機会を活用し、高校入試制度の説明に努めている。さらに、学校で行われる人権教育、道徳教育、国際理解教育で児童生徒の理解を深めたり、担任による学級の人間関係への配慮を行ったりすることで、外国人児童生徒の居場所づくりに努めていると答えております。
学校教育部の所管分については、以上です。
生涯学習部長
続きまして、市議会令和2年第1回定例会の会期日程につきまして、御報告いたします。日程についてでございますが、招集日が2月21日金曜日で、議案等採決が3月17日火曜日の会期となっております。日程の詳細につきましては、資料のとおりでございます。
次に、イの「令和2年柏市新成人のつどいについて」を、生涯学習課長から御報告申し上げます。
生涯学習課長
1月13日成人の日に、市民文化会館において令和2年柏市新成人のつどいを開催いたしました。教育委員の皆様におかれましては、御多忙にもかかわらず御臨席くださいましてありがとうございました。
今年の新成人の参加者数は、合計2、846名で参加率は、65.3パーセントでした。ちなみに昨年の参加率が、65.2パーセントでしたので、ほぼ同じ参加率となっています。
柏市の成人式は例年3部制で実施していますが、各部それぞれに異なる雰囲気での式典となりました。なお、今年も着付け直しボランティアや、警備ボランティアの方々に御協力をいただくとともに、不測の事態に備え、柏警察にも御支援をいただきました。
生涯学習部長
次に、ウの「講演会「地域と共に歩む学校づくり」について」を、中央公民館長から御報告申し上げます。
中央公民館長
令和2年1月24日金曜日に、講演会「地域と共に歩む学校づくり」を柏市立柏第六小学校の多目的室をお借りしまして開催いたしました。講師は、東京大学大学院教育研究科教授の牧野先生をお招きして、地域と学校が抱えるさまざまな課題について専門的な視点からお話をいただきました。参加者は、柏第三中学校、柏第六小学校、柏第七小学校の3校合同連絡協議会の関係者、それから豊四季台地域ふるさと協議会役員及び教育委員会関係者を含めまして36名の参加がございました。
講演会を通じて、地域と学校が相互に学び、連携協働して支え合い、住み良いまちづくりを目指すきっかけにつながりました。
生涯学習部長
次に、エの「こども図書館クリスマスイベントについて」を、図書館長から御報告申し上げます。
図書館長
こども図書館では、ボランティアの方に御協力いただきながら、毎日読み聞かせなどのイベントを行っているところですが、12月はクリスマスに合わせて外部の方に御協力いただき、3つのイベントを開催いたしました。
まず1つ目ですが、12月22日に「クリスマスのおはなし会」を開催いたしました。これは、ふだんからこども図書館で活躍いただいております読み聞かせボランティアの皆様による読み聞かせや紙芝居、パネルシアターなどでございます。
次に、2つ目ですが、12月25日に「中学生・高校生のおにいさんおねえさんによる音楽とおはなしの会」を開催いたしました。これは二松学舎大学附属柏中学校・高等学校吹奏楽部の生徒さんたちによる楽器を使った劇と、その後、楽器を実際に子どもたちに触ってもらうというものでございます。
最後に3つ目ですが、12月26日に「こども図書館で土器拓本しおりを作ろう!」を開催いたしました。こちらは、文化課による実際に発掘された土器の破片を使って拓本を行い、しおりを作るというものでございます。いずれのイベントもたくさんの親子連れの方々に参加いただき、延べ500人弱の方々に御参加いただきました。なお、当日の様子を資料に掲載しておりますので御覧いただければと思います。
学校教育部長
次に、オの「第23回図書館を使った調べる学習コンクール全国審査の結果について」を、指導課長から御報告申し上げます。
指導課長
調べる学習コンクールは、子どもたちが発見した課題を公共図書館や学校図書館を使って調べた作品を発表するコンクールであり、柏市が参加するのは今年で3回目となります。
コンクールの概要につきましては、今年度は全国から11万6、554点の応募があり、本市の作品はそのうちの663点でした。1次審査は学校内の校内審査、2次審査は柏市内の審査でございます。続く3次審査である全国審査には、2次審査である柏市図書館を使った調べる学習コンクールにおいて入選した小学校2年生から6年生の10作品を推薦しました。その結果、奨励賞に3名、佳作に7名が入賞しました。
学校教育部長
次に、カの「令和元年度「2学期いじめの状況調査」について」を、児童生徒課長から御報告申し上げます。
児童生徒課長
令和元年度市内小中学校における2学期のいじめ状況調査の集計結果がまとまりましたので御報告いたします。
2学期のいじめ認知件数でございますが、小学校では、3、152件(昨年度比795件増)、中学校では、598件(昨年度比53件増)となっており、昨年度と比較しまして、小中学校ともに増加しております。小中学校全体の解消率でございますが、全体として2パーセント上昇し87.5パーセントとなっております。詳細につきましては、資料のとおりでございます。
この増加したいじめの態様としましては、小中学校ともに、「冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、いやなことを言われる」と訴えている案件が多く報告され、ささいなことがいじめへと発展していることがうかがえます。小学校では、全ての態様が増加しておりまして、特に「仲間はずれ、集団による無視をされる」の増加(昨年度比130件増)が見られ、中学校では、「いやなことや恥ずかしいこと、危険なことをされたり、させられたり」の増加(昨年度比10件増)が見られます。深刻ないじめへと発展しないよう、校内体制を整備して組織的に対応していく必要があります。今後も、必要に応じて生徒指導アドバイザー、担当指導主事が各学校を訪問いたしまして、未解決事案等の聴き取り及び指導助言をするとともに、いじめ防止授業の実施、いじめ相談アプリ「ストップイット」を活用するなど、それぞれの案件を精査しながら、学校の取組を支援してまいります。
令和元年度いじめ問題への柏市としての取組につきましては、資料の4(1)から(5)のとおりになっております。いずれにしましても、このいじめの問題に関しましては、何度も言わせていただいているのですが、全ての関係者がその兆候をいち早く把握しまして、迅速に対応する必要があります。また、いじめ問題を隠さずに、学校、教育委員会と家庭、地域が連携して対処をしていくことが重要だと考えております。
学校教育部長
教育長報告は、以上です。
河嶌教育長
まず初めに、アの「市議会令和元年第4回定例会について」に、御質問がありましたらお願いいたします。
氏田委員
外国人児童生徒への支援について質問させていただきます。外国籍の子どもの就学というのは、就学希望の有無が基本になっているかと思います。柏市では、英語、中国語、韓国語、スペイン語対象の子どもたちに対して、それぞれどのぐらいの就学の送付をしているのでしょうか。また、就学を希望しない児童生徒はどのぐらいいるのでしょうか。
学校教育課長
今、追加で資料を入れさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
今年度5月1日現在の数字でございますが、まず、柏市におきまして、就学年齢に達した外国籍の子どもの住民登録者数といたしましては、5月1日時点で364人おりました。こちらは、全就学年齢人口の約1パーセントとなっております。こちらの資料には記載しておりませんが、5年前の当時点と比較しますと、そのときの人数は243人という形でしたので、人数としては、増えているということになります。
また、この364人のうち299人が市内の市立小中学校に在籍をしております。また、12人が不就学ということで、どこにも通われていないという実態をつかんでおります。
次に、実際の学校現場レベルのお話になりますけれども、外国籍のお子さんでもいわゆる日本語がしゃべれる方もいらっしゃれば、日本語支援が必要な方もいらっしゃるのですけれども、日本語支援が必要な児童生徒といたしましては、全体では85人おります。中国、フィリピン、パキスタン籍が上位となっております。外国籍の児童生徒の在籍数の上位校といたしましては、資料に記載のとおりでございます。
続きまして、御質問にもありました、入学通知書の件でございます。令和2年度の入学通知書として発送している数でございまして、外国籍の方が世帯主となっている家庭に送らせていただいている数は、小学校は81通、中学校は62通でございます。こちらも前年に比べて微増となっています。その際に、外国籍の方が保護者でございますので、柏市は、現在4か国語の入学通知の案内を付けております。スペイン語、韓国語、英語、中国語の4か国語で入れさせていただいておりまして、内容的には、入学を希望する場合、希望をしない場合ということで、特に、希望しない場合は、その理由についてこちらにお知らせくださいというような内容になっております。
氏田委員
ありがとうございました。思ったよりも、かなり多いので本当に対応が大変だなというのが実感です。よろしくお願いいたします。
森委員
確認したいのですが、不就学の12名というのは、特に理由とかは分かったでしょうか。
学校教育課長
理由については、個々あるのですけれども、多いのは、やはり帰国予定が近いであったりというのがほぼほぼ多い理由になってくると思います。
牧田委員
実際に学校に来た、入学した後の対応について、かなり現場の学校では、言葉の壁でもしかしたら苦労されていると思いますが、何か工夫点とかがあればお聞かせください。
学校教育課長
私の方で、現場の先生に聞いている範囲でのお答えになってしまうのですけれども、やはり、日常の会話として使う言葉が第一言語が英語とかでない場合は、先生方もなかなかコミュニケーションが取れないので、最近は、タブレットのアプリや、翻訳専用の機械があったりしますので、特に外国籍の児童生徒が多い小学校、中学校に関しては、そういうのを入れて先生が少しコミュニケーションを取る工夫をされているという話は聞いたことはございます。
牧田委員
タブレットや翻訳機は、教育委員会の方で準備するものですか。それとも、学校ごとで予算を取って購入しているのか、あるいは、個々の先生が御自分のスマホやタブレットで対応されているのか、何か分かりますか。
学校教育課長
私の聞いている範囲では、学校予算で用意されていたり、個人のものを使われているケースもあるかと思います。特に、現時点で、教育委員会からお配りしているというものはございません。
牧田委員
やっぱり一定数見込まれると思いますし、その子が卒業したら、また次というように、多分使えると思いますので、外国籍のお子さん対応に、やっぱり予算を割いてあげたらいいかなと思います。現場の学校任せだと、結局、個々の担任の先生たちにしわ寄せがいくかと思いますので御検討ください。
指導課長
そのほかの支援としまして、日本語の指導者派遣ということで、該当児童生徒に対して、週に1、2度、1時間から2時間取り出して個別支援を行うような、そういう体制も取ってもらっております。
河嶌教育長
続いて、イの「令和2年柏市新成人のつどいについて」に、御質問がありましたらお願いします。
牧田委員
せっかくの機会なので、感想も含めて申し上げたいと思いますが、過去数年、このつどいに出席いたしておりまして、新成人の方が実行委員としていろいろ企画をされて、とても充実した会だと思っております。ただ、いかんせん式典のところで、市長がお話をされているところで、なかなか新成人の参加者がざわざわしながら半分聞いていたり聞いていなかったりというような形で、およそ式典としての体をなしてないんじゃないかというのが、出席した感想です。そういうところからすると、非常に残念だなというのがまず一つあります。テレビとかで、メディアとかで例えば、被災された方たちが故郷のほかの場所で成人式を迎えましたということで報道されているときに、非常にカメラが入っているからかもしれませんけども、抱負を語っていらっしゃったりして、本当に成人になるんだなという自覚が画面を通じても伝わってくるような場面もあるのを見ると、柏市のこの新成人のつどいの、特に式典のところは非常に自覚を欠いているという形で残念だと言わざるを得ないだろうと思っています。
これは、私だけの捉え方かちょっとわかりませんので、もしほかの委員さんもせっかくの機会ですので、何かきたんのない御意見を伺って、この新成人のつどいをもう少し成人の方たちが本当に自覚を持って参加されるようなぴりっとした集まりができないかなと。そして、成人として、これから柏のまちを一緒につくっていくという、その一つのターニングポイントにできるような催しに何か近づけられないかなと思って半分感想ですけれども申し上げました。もしほかの委員さんからも何か感想が聞けたらなと思っております。
河嶌教育長
いかがでしょうか。
氏田委員
私も、初めて柏市の成人式に参加させていただきまして、ちょっとびっくりいたしました。今どきの20歳というのは、こういう自覚なのかなというのが率直な感想でした。内容的にも、これは新成人のつどい実行委員会と教育委員会が主催でやっているのですよね。そうしたら、45分というこの式典について、実行委員会と教育委員会とで、この日に至るまでどのぐらいの話合いがあったのかなというのが、率直な感想です。
深田委員
私も、今回で2回目なのですが、比較するのは、昨年の成人式と比較することしかできないのですけれども、昨年よりざわざわしていたかなという感じはありました。ただ、新成人の実行委員の方たちが、何か月も前からいろいろ集まって、企画してやっていることはとてもいいことなのではないかなとは思いましたが、そこにもう少し教育委員会の方も関わって、出してもいいのかなと思います。皆さんがこうやって式を挙げられることは、こういう人たちのおかげがあるんですよというような、何かそういったものがあったら良かったのかなと思いました。
森委員
感想になってしまうのであれなんですが、私もほかの市の状況をテレビ等でしか見て分からないので、目立ってニュースに出るような市町村と比べると、まあ、こんなものなのかなというそんな部分もあるのですけれども、ただ、市長が話をされているときに、やっぱり聞く耳を持つという、そういった部分も必要ではあるかなと思いますね。本当に多分、1対1で成人の方と話をすれば、分かってもらえるような子たちが多分大半を占めるのではないかと思いますので、そういった雰囲気をつくるというのも、この委員会なのか、私たちの側の問題なのか、何か検討はしていく必要もあるのかなと思います。
河嶌教育長
いろいろな意見が出ましたけど、担当課長から何かございますか。
生涯学習課長
いただいた御意見について、次回の成人式の実行委員会を立ち上げる前にいろいろ検討しまして、どこまで御意見を反映できるかというのは、今お約束できないのですけれども、重く受け止めさせていただきたいと思います。ありがとうございます。
牧田委員
今の年代の方の悪口ばかりでも暮れてしまうと思いますけれども、翻っていきますと、私がこの柏市の成人式に出席したときにも、やっぱりかなりざわついて、前の方には、羽織はかまを着た同級生の連中が舞台に上がろうとしたり、かなり荒れていた時代ではありました。せっかくテレビでよく御顔を見る外国の英会話を教えてらっしゃる方が、お祝いの言葉をお話ししているところに、悪ふざけするような連中がいまして、真面目にせっかく来たのにという気持ちがかなりそがれました。今回も、成人になった方には、中には本当にいろいろな御苦労をされてようやく成人になって、それでこれからというお気持ちで人の話をちゃんと聞くという方がおそらく大半だと思いますけれども、やっぱりそういう人たちの気持ちにも答えていきたいなと思っていまして、なかなか正解のない問題だとは思っていますけれども、何かいい知恵があれば次に生かしてもらいたいなと思っております。よろしくお願いします。
河嶌教育長
続いて、ウの「講演会「地域と共に歩む学校づくり」について」に、御質問がありましたらお願いします。
続いて、エの「こども図書館クリスマスイベントについて」に、御質問がありましたらお願いします。
続いて、オの「第23回図書館を使った調べる学習コンクール全国審査の結果について」に、御質問がありましたらお願いします。
続いて、カの「令和元年度「2学期いじめの状況調査」について」に、御質問がありましたらお願いします。
深田委員
2学期の件数ですけれども、小中学校とも増加ということで、重く受け止めなければいけないのかなと思います。この調査の方法というのを、改めましてお聞きしたいと思います。あと、調査をした後の流れというか、各学校で回収した後の流れ等をお聞きしたいと思います。
児童生徒課長
毎学期、いじめ状況調査を全校対象に実施していますが、その方法と、調査の対応ということでお答えしたいと思います。
教育委員会からは、6月、11月、2月に、このいじめの状況調査用紙を各学校に配付しておりまして、調査を行っております。配付後、生徒指導主任の連絡協議会を開催しまして、このいじめ状況調査の調査方法につきまして、留意事項等説明を行って各学校にて調査を実施してもらっております。このほか、どの学校においても、このいじめ状況調査は年3回なんですが、生活アンケートという形でいじめについての調査をどの学校も毎月実施しているという状況を付け加えさせていただきます。この調査結果を教育委員会に上げていただきまして、先ほども、私の方でいじめの状況調査の御説明をさせていただいたのですけれども、この上がってきました案件に対して気になるところを、必要に応じて生徒指導アドバイザー又は担当の指導主事が各学校訪問をして未解決事案等の聴き取りですとか、指導助言をしております。そして、場合によっては、いじめ防止の授業を実施しております。それぞれの案件を精査しながら、その学校の取組を支援しているというところでございます。
長くなりますが、併せてこのいじめ調査におきましては、調査項目の中に学校として児童生徒の生命又は身体の安全が脅かされるような重大な事態に至るおそれがあると考える件数と、具体的内容を事案ごとに記述してもらっております。いじめ調査を定期的に行っておりますが、重大案件ほど、このアンケート結果に表れなかったり、見過ごされる可能性というのがありますので、重大事案のセーフティネットとして相談の窓口、ストップイットですとか、いじめeメール相談ですとか、そういう相談の窓口の周知と情報共有、何より子どもたちが気軽に相談できる環境をさらに整備していければということで、それはとても大事だと考えております。
また、長期欠席の報告書も同時に毎月各学校から報告していただいておるのですが、その欠席の理由の報告の一つに、いじめという項目があります。30日以上の欠席をした場合でも、その報告を上げていただいております。それから、家庭内でのDVですとかいじめ被害等については、この調査もそうなのですが、学校から直接児童生徒課の方に報告をいただいて、そういう相談も寄せられているという状況です。
児童相談所又は家児相と連携を図りまして、問題の解決に図っていっております。福祉的な問題がそこにある場合には、スクールソーシャルワーカーが関係機関とのネットワークを生かして、対応しておるという状況でございます。
氏田委員
いじめの状況調査について、いじめの認知がどの学校でも増加しているというのは、この調査結果というのは、ある意味ではいじめに対して、各学校が本当に真摯に取り組んでいるんだなという結果であるとも言えるかなと思っております。ただ、その態様を見ると、冷やかし、からかい、仲間はずれ、集団による無視などの増加が見られるということを考えると、学級経営あるいは生徒指導上にも問題が、その指導力にも問題があるのかなと推察されるのですけれども、いかがでしょうか。
児童生徒課長
委員御指摘のとおり、学級経営、生徒指導などの指導力の向上が大切であると認識しております。その取組としまして、学級経営力の向上につきましては、児童生徒課として学級がうまく機能しない状況調査を年に2回実施しております。各学校の学級の様子について把握するように努めているところでございます。学級経営が厳しい状況にある学校につきましては、児童生徒課の指導主事が訪問し、現状把握した上で指導助言を行って、必要に応じて元校長経験者である、先ほどもありましたように、生徒指導アドバイザーを派遣しまして、担任を支援しております。また、この生徒指導アドバイザーという名称なんですが、実は、次年度学級経営アドバイザーに変更予定です。より一層学級経営の向上に特化した支援を行っていこうと思っております。
その次に生徒指導力の向上につきましてでございますが、生徒指導主任連絡協議会や学校警察連絡協議会、これを年に4回開催しております。この協議会におきまして、各学校の生徒指導主任に参加してもらいまして、研修の場を設けて、この生徒指導力の向上を目指して取り組んでおります。いずれにしましても、このからかい等の増加を考えますと、この学級経営、それから生徒指導などの指導力の向上がさらに大切になってきますので、それに向けていじめ防止の取組をさらに推進してまいりたいと考えております。
氏田委員
ありがとうございます。今、学級がうまく機能しない状況調査を年に2回ほどしているというお話がありましたけれども、変な言い方ですけれども、自分の学級経営がうまく機能しないというように捉えている場合は、例えばうまく改善できてくるかと思うのですけれども、この状況調査というのは、どのくらいの件数が上がってくるものでしょうか。
児童生徒課長
数なんですけれども、市内63校ありますが、ほぼ全校にわたってこの報告は上がってきます。1校当たり大体3学級から4学級は上がってきていますが、中身を精査して学校とのヒアリングをいたしますと、そんな重大な学級ではないというところもあります。ただ、てこ入れをしなくてはいけないというところもありますので、原因を究明をして、時には、指導課と教職員課と連携を取って状況を改善すべく対応しているところでございます。
氏田委員
ありがとうございました。教職員が若くなってきていると思いますので、学級経営は非常に大切な所かと思います。よろしくお願いしたいと思います。
河嶌教育長
それでは、これで教育長報告を終わります。
学校教育部長
議案第1号は、学校運営協議会の委員の定数を改めたいので提案するものでございます。
詳細につきましては、指導課長から御説明申し上げます。
指導課長
今回の規則改正は、第4条第2項の学校運営協議会の委員の定数を変更するものでございます。本規則は、コミュニティスクールの推進を図るため、平成31年4月1日に施行し、西原小・中学校と柏の葉小・中学校をモデル校として、学校運営協議会を設置したところでございます。令和2年度中には、21校がコミュニティスクールとなることを予定しているところでございますが、それぞれの学校を取り巻く環境はさまざまであり、当初想定していた中学校区での学校運営協議会の設置が必ずしも最適であるとは限らず、学校単独での設置、あるいは2校、3校、4校合同での設置も可能とするために、協議会委員の定数を一律15人以内としていたものを、1校の場合10人、2校の場合15人、3校の場合22人、4校以上の場合29人と改めるものです。委員の定数の根拠としましては、会長、推進委員それぞれ1名の合計2名、加えて各学校から校長1名、保護者1、2名、地域住民等5、6名、この想定を基本に算出をしております。
以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
なし
全員賛成可決
次回定例会予定
教育委員会 令和2年第2回定例会
日時 令和2年2月20日(木曜日)
開会 午後2時
場所 沼南庁舎501会議室
河嶌教育長
続いて、来月の行事予定についてお願いします。
生涯学習部長
それでは、まず生涯学習部所管分からでございます。
2月6日の家庭教育支援事業研修、2月28日の弁栄展、16日の第1回交流型講演会、この3つの行事につきまして、それぞれの所属長から詳細について御説明を申し上げます。
生涯学習課長
柏市PTA連絡協議会主催事業として、家庭教育支援事業研修を開催いたします。開催日は、2月6日木曜日です。家庭教育支援事業研修は、毎年実施しているものですが、今年は講演会形式としまして、講師に一般社団法人障がい者起業・就労支援協会理事の三角幸三氏をお招きいたします。三角氏は、家庭教育支援のほか、学校支援、人権教育、地域づくりなど数多くの教育関係の活動や、内閣府の地域活性化伝道師として全国各地で講演会など、さまざまな活動をされています。
今回の講演テーマは、「PTAと学校の連携による子育て支援の推進」ということで、サブタイトルが「みんなの子育て広場」の充実をめざしてというものです。研修会の参加者は、市内の校長、教頭やPTAの役員など約130名を予定しています。
図書館長
2月16日に開催予定の講演会につきまして、御説明させていただきます。柏市の図書館といたしまして、柏市の地域資料をしっかりと収集して、保管して提供していくこと、これが図書館としては重要な役割であって、これは、行政だけでできるものではなく、市民の皆様や、さまざまな団体の方々に御協力いただきながら取り組んでいかなければならないというところでございます。そこで、2月16日日曜日の14時から、パレット柏にて、「地域の記憶を未来につなぐために、いま出来ること」と題しまして、東京大学大学院特任准教授の福島幸宏先生をお招きして地域資料のアーカイブ等について御講演いただくことを考えております。この福島幸宏先生なんですけれども、よくNHKのブラタモリ等にも出ている先生でございます。その後、講演後にお越しいただいた参加者の皆様に交流会として、地域資料をどのように工夫し、活用していくかについて話し合っていただくという交流型の講演会を開催いたします。なお、こちらにつきましては、会費等無料でお越しいただいた方先着順ということで実施することを予定しております。
文化課長
2月28日から郷土資料展示室で開催いたします新たな企画展、弁栄展について御説明させていただきます。こちらは、現在行っております第25回の芹沢銈介作品展の後、23回目の柏の歴史企画展として開催させていただくのが弁栄展になります。先ほどの市議会令和元年度第4回定例会について、生涯学習部長から御報告させていただきました、山崎弁栄没後100年の顕彰事業としても位置付けて展示を行うものです。柏市の鷲野谷出身の高僧でありまして、仏教の宗派のみならず、キリスト教等、他の宗教との垣根も越えた宗教観をお持ちの方で、絵画や書、音楽などの芸術性や、西洋哲学、自然科学など、その他いろいろな学問にも精通された方です。米粒に南無阿弥陀仏と書いて講和を聞きに来た信者に配ったお話や、左右両手で同時に違う文字を書いたという、そんな才能のお持ちの方、そういう柏ゆかりの偉大な人物として、市民に分かりやすく伝えていけるよう考えているところです。
学校教育部長
学校教育部所管分につきましては、3つ御紹介をさせていただきたいと思います。
まず、1つ目が明日1月31日金曜日から2月3日月曜日まで開催をいたします、花と太陽と希望の作品展でございます。2つ目が、2月14日金曜日に実施されます教職員教育実践記録表彰式についてでございます。そして、3つ目が2月19日水曜日に実施されます、学びづくりフロンティアプロジェクト全体会議についてでございます。詳細につきましては、各所属長から御説明申し上げます。
児童生徒課長
第39回花と太陽と希望の作品展は、1月31日金曜日から2月3日の月曜日の午前10時から午後6時まで、ただし3日月曜日は午後2時までの開催となっております。会場でございますが、柏市民ギャラリーです。柏地区特別支援教育研究連盟及び柏地区特別支援学級設置校校長会の主催により開催するものでございます。この作品展は、柏市の特別支援学級で学ぶ児童生徒の作品を発表する場を設定することによりまして、児童生徒の意欲を高めるとともに、特別支援学級への理解を深め、作品への展示を通して交流して理解と協力を広げる目的で行われるものでございます。児童生徒の絵画、工芸、習字等の作品を展示しまして、一般に公開いたします。
また、出品する児童生徒は、学級ごと、若しくは保護者と見学をいたします。特別支援学級の在籍児童生徒数でございますが、約850名います。この3日間で、一般参加者でございますが、800名を見込んでいます。ちなみに昨年は、約1、000名から1、200名が参加しているということです。
教育研究所長
2月14日金曜日に沼南庁舎大会議室で実施いたします柏市教職員教育実践記録表彰式について御説明します。
この事業は、柏市教職員の実践を広く募集し、優れた教育実践を広め、柏市教育の質の向上に資することを目的としております。今回が53回目となります。
現在、柏市教職員より39点の実践記録が提出され、委員会各課の審査を経て、聖徳大学大学院の南部教授の外部審査を踏まえて、特選4点、入選5点、佳作5点が選ばれ、当日表彰いたします。表彰式後には、外部審査委員である聖徳大学大学院の南部昌敏教授より記念講演をしていただく予定になっております。教育委員会の皆様には、改めて御案内をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
次に、2月19日水曜日に同じく沼南庁舎大会議室で実施いたします、学びづくりフロンティアプロジェクト全体会議について御説明します。
この会議は、教育委員会全課の協力事業である学びづくりフロンティアプロジェクトの実施による学校における効果と課題を把握し、今後のプロジェクトに生かせるよう情報の共有を図ることを目的としております。
会議には、今年度終了の第4次プロジェクト校である柏第二中学校区と酒井根中学校区の小中学校と、次年度終了の第5次プロジェクト校である手賀中学校区と柏中学校区の小中学校の校長及び関係職員が参加して、各プロジェクト校における令和元年度の評価、具体的には、目指す子ども像の実現に向けた取組の効果、課題、来年度に向けた取組などについて報告が行われます。
河嶌教育長
月間行事予定について、何か御質問等はございますか。
そのほかに何かございますか。
河嶌教育長
それでは以上をもちまして、全ての日程を終了といたします。
閉会とします。
ありがとうございました。
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