ここから本文です。

令和7年度第3回地域協議会の開催状況

  •  

開催日時

令和7年9月26日(金曜日)午前9時30分から午後0時20分

開催場所

柏市立柏中学校3階 視聴覚室

住所:柏市明原4丁目1-1

出席者

委員

荒井委員、富田谷委員、田中委員、宮内委員、石井委員、稲生委員、関口委員、河北委員、光井委員、三浦委員、竹村委員、吉田委員、大坂委員、西中委員、石原委員、冨高委員、竹内委員(20名中17名出席)

事務局

松澤教育総務部次長兼教育政策課長、黒澤教育政策課統括リーダー、柳澤教育政策課副主幹、武田教育政策課主任、加藤教育専門アドバイザー、滝児童生徒課長、齋藤児童生徒課統括リーダー、成島児童生徒課副主幹(計8名)

会議の概要

  1. 開会
  2. 前回振り返り
  3. 柏中学校区3校合同教職員研修報告
  4. 学校教育の在り方について
  5. 有明西学園視察にあたっての確認
  6. 分科会での意見交換
    (学校運営分科会)開催なし
    (通学安全分科会)スクールバス走行ルートの確認、スクールバスに関する意見の再整理
  7. その他
  8. 閉会

前回振り返り

令和7年度第2回地域協議会における各分科会での意見交換の概要について確認した。

学校運営分科会では、モデル校としての魅力を高めていくため、先進事例を基に意見交換を行った。子どもたちにとって質の高い学びやより良い教育環境を確保していくことの重要性について改めて確認した。

通学安全分科会では、第1回地域協議会での通学路調査で挙げられた危険箇所への具体的対応について意見交換を行った。

柏中学校区3校合同教職員研修報告

8月21日(金曜日)に柏中学校、柏第一小学校、旭東小学校3校の教職員による合同研修会が開催された。

テーマごとに各部会で意見交換された義務教育学校開校に向けての今後の方向性や取組について、事務局より報告を行った。

これまでの市教育委員会による視察報告

地域協議会委員からの要望を受け、市教育委員会がこれまでに行った比較的規模の大きい義務教育学校及び小中一貫校への視察について、概要を報告した。

質疑応答

(委員):視察した学校では、日課表に関して4-3-2制をどのように運用しているのか。また、施設一体型で授業時間が異なるが、チャイムはどうしているのか。

(事務局):小中9年間を柔軟に区切ることができることは、義務教育学校の大きなメリットの一つであり、各学校において柔軟に運用しています。5年生以上で教科担任制を導入し、50分授業としている学校や、全学年45分授業としている学校もあります。チャイムについては、授業時間がずれている学校においては、前期課程・後期課程の連携を図りやすくするため、要所で時間を揃えてチャイムを鳴らしているところもあります。乗入授業を実施するにあたっては、ある程度時間を揃える必要があると考えています。

(委員):有明西学園における「適度なギャップ」とは。

(事務局):江東区では学区選択制をとっているため、後期課程から編入してくる生徒がいること、後期課程から導入される学用品があるといった適度な段差を指しています。

(委員):入学式や卒業式はどうなるのか。

(事務局):義務教育学校においては、6年生から7年生へは進級扱いになるため、卒業式・入学式はない。一方、前期課程と後期課程の節目となり、保護者からの要望も多いため、「進級式」といった名称で式典を行う学校もある。

(委員):6年生で卒業という概念がないと、中学受験はどうなるのか。

(事務局):前期課程修了が小学校卒業と同様の扱いとなる。転出入や受験に関して、義務教育学校になることでの不利益はない。

(委員):6年生は一つの区切りとなる。卒業式、入学式に代わるものがあるとよいのでは。

(委員):規模が大きくなると、学校運営上の小回りが利かなくなる。柏中学校区で手本としていく学校はあるのか。

(事務局):教職員の共通理解については、ICTを効果的に活用して意思疎通を図っていく。有明西学園においては、学校規模も同様となっており、学校運営上も参考にすべき点が多いと考えている。

(委員):東京都の学校では副校長が4名配置となるが、柏中学校区義務教育学校ではどうなるのか。

(事務局):柏中学校区義務教育学校では、校長、副校長、教頭2名が配置される想定。東京都では、教頭ではなく副校長が配置されており、規模によっては管理職の増置がある自治体もあるとのこと。他自治体においては、柏市と同様の配置が多い。

(委員):品川区と江東区では後期課程の人数の割合が大きく異なるが、理由はなぜか。

(事務局):地域、学校ごとに学年ごとの人数が異なることや、私学思考の割合が異なることが背景にあると考えられる。

有明西学園視察にあたっての確認

地域協議会委員による視察を予定している江東区立有明西学園に関して、児童生徒数、開校までの経緯、小中一貫教育等の特色ある教育課程について、事務局より説明を行った。

分科会での意見交換

学校運営分科会

開催なし

通学安全分科会

現時点で想定しているスクールバス運行ルート案を実際に走行し、ルート案を始めとしたスクールバスの運用に関して意見交換を行った。

柏第一小学校方面

ルート1

 

旭東小方面

ルート2

 

運行ルートに関する意見交換

(委員):旭東小学校を停留所とすると、小学校から徒歩で通う児童とバスで通う児童が混在してしまうため、配慮が必要と考える。吉野沢のセブンイレブンなど、利用者に近い場所に停留所を設定できるとよいのでは。

(委員):本日の調査でも、呼塚交差点の渋滞が激しかった。朝夕に限らず到着時刻が読めないため、呼塚交差点を通さないルートの方が望ましいのでは。

(委員):柏一小方面は、市役所を停留所と想定しているが、ハート柏などより利用者に近い場所を確保できるとよいのでは。

(委員):ハート柏の第2、第3駐車場などを候補地とできるとよい。中央体育館側、国道6号線側それぞれに在住する児童がいるため、どちらからも集まりやすい場所にする必要がある。

(委員):今後の検討において、以下の視点があるとよい。

  • 対象が2kmとされているが、希望に応じて柔軟に選択できる要件の整理
  • 危険が想定される箇所を回避するための利用の可否
  • 利用人数が上回った際に対応できるような台数、便数の用意

(委員):バスの大きさによっては、幼稚園の送迎バスが停留しているところを見かけたこともあるので、イオン前のT字路の支線道路になる通りを停留所とすることも可能であると考える。前述のセブンイレブンは、朝の時間帯は利用者の出入りが多く、停留所とするには危険もあるのでは。

(委員):近年の気候変動により、特に下校時は、非常に暑い中を下校している。利用の自由度を上げてもらえると、子どもの通学の安全につながるのでは。運用に関しては、開校後も適宜見直していく必要がある。

(委員):停留所について、候補地のどこに停車するのか、具体的に詰めていく必要がある。また、乗降に関して大人が見守りを行うのであれば、見守りボランティア等も必要になってくるのでは。さらに、渋滞時の遅延への対応等も検討していく必要がある。

(委員):対象となる児童の中にも、利用しない家庭も出てくると想定される。利用人数については今後精査していく必要がある。

その他質疑応答

(委員):旭東小から旭小に学区外就学をしている子どもは、中学校段階から柏中学校区義務教育学校への編入は可能か。

(事務局):柏中学校区の通学区域内に在住していれば可能。

お問い合わせ先

所属課室:教育総務部教育政策課

柏市大島田48番地1(沼南庁舎3階)

電話番号:

お問い合わせフォーム