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更新日令和8(2026)年2月24日

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柏中学校区での義務教育学校設置を目指して

タイトル5

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概要

柏市教育委員会では、子どもたちにとってよりよい教育環境を確保し、これからの時代に求められる質の高い教育を実現を目指し、令和12年4月開校に向けて、柏中学校区における義務教育学校の設置を進めています。

柏中学校の敷地内に新たに前期課程(小学校)校舎を整備し、柏中学校、柏第一小学校、旭東小学校が1つとなった「義務教育学校」として開校することを目指すものです。

動画・リーフレットをご用意しています。ぜひご覧ください。

義務教育学校の計画に至った経緯

学校現場では今、

  • 小学校から中学校への進学にあたって生じる学習面や学校生活上の大きな変化
  • 小学校段階から増加傾向にある不登校
  • それぞれの特性を持つ子どもなど、多様な教育的ニーズに対応した取組
  • 学校の役割の多様化・複雑化

など、様々な状況への対応が求められています。

それらに対して、義務教育9年間を見通した切れ目ない指導・支援を組織的に行うために、全国的にも小中一貫教育の導入が進められており、柏市においても令和7年3月に策定された「柏市未来につなぐ魅力ある学校づくり基本方針」において、全市的な小中一貫教育を推進していくとしたところです。

今回は、柏第一小学校の老朽化による建て替えと併せて、旭東小学校も含めた施設一体型の義務教育学校を整備することで、小中一貫教育をより効果的に行うとともに、子どもたちにとっての教育環境と教育効果をより高めていきたいと考えています。

義務教育学校で期待されるメリット

市教育委員会では、これまでに柏中学校区と同規模の義務教育学校への視察を重ねてきました。

視察によって得られた一番大きなメリットとしては、1年生から9年生までの様々な発達段階の子どもたちが日常的に交流することで、幅広い人間関係が構築され社会性が育まれることが挙げられます。

下級生は、上級生の姿を見て憧れの念を抱くとともに、目指すべき目標とすることができます。また、上級生は、下級生にとって手本となる存在となるよう責任のある行動を心がけるとともに、思いやりの心を育むことができます。

義務教育9年間の系統性・連続性に配慮しながら、小・中学校という枠組みを超えた教育を行うことで、学習面・生活面の向上が期待されるほか、夢や目標を持って、より充実した学校生活を送ることができるようになります。

そのほかにも、以下のようなメリットがあります。

  1. 9年間を見通した柔軟なカリキュラムによる特色ある教育活動や、小学校段階からの教科担任制の導入や小中学校教員の相互乗り入れ授業により、専門的できめ細かな学習指導を行うことで、学習意欲の向上が期待できる。
  2. 多くの教員が配置され、子どもたちの安心につながる。小学校と中学校の教員による、組織的・横断的できめ細やかな指導、切れ目のない支援が行える。
  3. 小学校から中学校への進学時に体験する学習面、生活面の大きな変化(いわゆる小中ギャップ)の解消・緩和が期待できる。

義務教育学校の学区(通学区域)

現時点での計画では、柏中学校の学区と同じ区域にする予定です。

柏中学校区から他校への学区外就学には、可能な限り柔軟に対応します。

地域と協働した学校づくり

(1)地域協議会

地域協議会イメージ図

幅広い視点でより良い学校づくりを検討していくため、保護者や地域住民も交え、柏第一小学校、旭東小学校、柏中学校の学校運営協議会委員を中心とした「地域協議会」を令和6年9月に設置しました。

本協議会では、多種多様な事柄を取り扱うことから、テーマごとに分科会を設置し、意見交換を行っています。

令和6年度は、学校のあり方やコンセプトなどソフト面を取り扱う「総務分科会」と、学校の施設整備といったハード面を取り扱う「施設分科会」の2つの分科会に分かれて、検討を行いました。

令和7年度は、モデル校として学校の魅力を高めていくためのより良い教育について意見交換を行う「学校運営分科会」と、通学路の危険箇所の確認など通学の安全について取り扱う「通学安全分科会」に分かれて検討を進めています。

地域協議会で話し合われた内容は、「地域協議会だより」として発行し、関係3校の保護者、柏中学校区の地域住民に周知するとともに、柏市ホームページで公開しています。

(2)説明会・意見交換会

説明会(終了)

令和6年2月から令和6年6月にかけて、対面・オンライン含め、計19回の説明会を開催いたしました。

 出前講座型意見交換会(随時受付中)

より良い学校づくりに向けて、保護者・地域の皆様からより多くのご意見を伺う機会として、要請に応じて実施する「出前講座型の意見交換会」を令和6年11月より受け付けています。
新たな学校に関する疑問や不安なことを解消する機会としても、ご活用ください。

1.対象

  • 柏中学校、柏第一小学校、旭東小学校に在籍する児童生徒の保護者
  • 柏中学校区にお住まいの未就学児童の保護者
  • 地域関係者

1回あたり5人~20人程度
(5人に満たない場合や20人を越える場合にはご相談ください)

2.会場

申込みされたかたのご希望に応じて、柏市役所や近隣センター等で調整します。

3.申込み方法

指定のフォーム(Logoフォーム)より申込みしてください。
申込み受付後、担当者から電話またはメールで連絡し、日時などを調整させていただきます。

申込みフォーム(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開きます)を開く
(注意)「InternetExplorer」ではうまく表示されないことがあります。

ご意見・ご質問

ご意見・ご質問の受付

設置検討に関する不安なことや疑問点などについて、皆様の声をお寄せください。

  • 返信のご希望がない場合
    意見・質問受付フォーム(外部サイトへリンク)で受け付けています。回答は集約の上、柏市ホームページ上で公開します。
  • 返信のご希望がある場合
    個別のご相談やご要望がある関係者のかたは、柏市教育委員会教育政策課(kyoikuseisaku@city.kashiwa.chiba.jp)宛てに、氏名を記載の上、メールを送信してください。返信にはお時間を要する場合があります。

これまでに寄せられたご意見・ご質問

説明会や意見・質問受付フォームでお寄せいただいたご意見やご質問をまとめています。
いただいたご意見等を参考とし、引き続き、より良い学校の設置に向けて取り組んでいきます。

主なQ&A

小学校と中学校が1つの学校になるとはどういうことですか?

小学校と中学校を1つの学校として、「義務教育学校」の設置を検討します。前期課程6年間、後期課程3年間が設定されます。

通学距離が伸びて、通学時の危険が増すのでは?
スクールバスの運用は限定的で、解決にならないのでは?

通学路の安全確保は、市教育委員会としても大変重要と認識しています。

一つの義務教育学校とすることで今よりも通学距離が近くなる児童がいる一方、遠くなる児童も発生します。

それら通学距離が延伸する場合の対策の一つとしてスクールバスの運行を検討していますが、実際の運用にあたっては、児童や保護者の個々の事情も踏まえて、できる限り柔軟に運用したいと考えています。

スクールバスだけでなく、ソフト・ハードの両面から必要な対策を検討・実施する考えです。

開校時の子どもの数はどの程度ですか?

小・中学校の児童生徒合わせて1,400人程度を見込んでいます。

その分、教員も配置されますので、児童生徒一人ひとりに対応できるようになっています。

規模が大きくなると、校舎・校庭・体育館などを制限なく、のびのびと使えなくなってしまうのでは?

義務教育学校を設置する柏中学校の敷地面積は、約4万平方メートルと市内で最も広いため、その広大な敷地を活かし、校舎、体育館、グラウンド等を新たに整備することで良好な教育環境を確保します。

中学受験を考えていますが、影響はありますか?

小学校段階の学習内容は、他の市立小学校と同様に前期課程(1~6年)で取り扱う予定ですので、私立等の中学校への進学や他行への転校に伴う影響はありません。

老朽化している柏第一小学校は現地建替えはできないのですか?

現地での建替えの場合、新校舎の完成までに「仮設校舎の整備⇒引越し⇒既存校舎の取壊し」を複数回繰り返す必要があります。

その間グラウンド使用不可、運動会の実施困難、授業中の振動・騒音など、およそ5年以上教育活動に支障をきたしてしまいます。

そのタイミングで通う子どもたちの教育環境のためにも最善策となるのが今回の計画です。

2校の小学校の跡地はどのように活用しますか?
避難所や地域住民の居場所がなくなってしまうのでは?

義務教育学校を設置する柏中学校の敷地には、新たに体育館を設置し、一定の避難所機能を確保していきます。

跡地については現時点では決まっていませんが、地域コミュニティや防災機能としての役割も考慮しながら、公共的な施設として、柏市及び地域にとってよりよい活用案を検討します。

今後、説明会などを開催する予定はありますか?

令和6年2月から6月にかけて対面やオンラインでの説明会を開催しました。
説明会等でいただいたご意見やご質問は、「これまでに寄せられたご意見・ご質問」からご覧ください。

また、保護者や地域のかたからより多くの意見を伺う機会として、令和6年11月より「出前講座型の意見交換会」を受け付けています。
今後につきましても、引き続き機会を捉えて意見聴取・情報発信に努めていきます。

義務教育学校に関する先進校への視察などの調査は、どのように進めていますか?

市教育委員会では、学校規模に関係なく、比較的規模の大きな義務教育学校・小中一貫校も含めて視察を行い、それぞれの成果や課題、その課題への対応策等について調査研究を進めています。

(これまでに視察した比較的規模の大きな義務教育学校・小中一貫校の例)

令和4年度

  • つくば市立春日学園

令和5年度

  • 八王子市立いずみの森義務教育学校
  • 品川区立豊葉の杜学園

令和6年度

  • 王寺町立王寺南義務教育学校
  • 王寺町立王寺北義務教育学校
  • 江東区立有明西学園
  • 品川区立品川学園
  • 戸田市立戸田東小中学校

令和7年度

  • 瀬戸SOLAN学園
  • 瀬戸市立にじの丘学園
  • 江東区立有明西学園(地域協議会による視察)

規模の大きな学校になると、教職員一人当たりが対応する子どもの人数が増え、教職員の負担が増えるのでは?
また、児童一人一人に合わせた丁寧な支援や指導が受けられなくなり、不登校の子どもが増えたり、特別支援学級の子どもに適切に対応できなくなるのでは?

1クラスあたりの児童数の上限は、学校規模の大小に関わらず、関係法令で35人と定められており、
教員数は学級数に見合った人数が配置されますので、教職員の負担が増えることにはつながりません。

また、不登校は学校の規模とは関係するものではありません。

一定規模以上の学校には、追加で教職員が配置されるため、一人の校長のリーダーシップのもと、
一つの教職員集団として組織的に連携しながら学校運営を行うことで、教職員の負担軽減とあわせて、特別支援学級の児童生徒も含めて、きめ細やかな指導を行います。

柏第一小学校の移転新設のみを行い、柏中学校や旭東小学校を現在のまま存続させる選択肢や、施設分離型の小中一貫校にすることで3校の学校名や歴史を残すという選択肢について、これまでどのように検討してきましたか?

柏第一小学校だけを柏中学校の敷地に移転新設し、旭東小学校は現校地のままとした場合、
旭東小学校の児童が柏中学校へ進学する際に、今よりも大きなギャップを感じることが想定されます。

その点も含め教育委員会内部において、「子どもの教育環境が最優先」の視点のもとで検討を重ねた結果、
小中一貫教育の効果を最大限に発揮するためには、物理的な距離のない施設一体型の義務教育学校の設置が最も望ましいと考えたところです。

お問い合わせ先

所属課室:教育総務部教育政策課

柏市大島田48番地1(沼南庁舎3階)

電話番号:

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