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令和6年度第3回地域協議会の開催状況

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開催日時

令和6年11月26日(火曜日)午前10時から正午
※これまでに、総務分科会を3回、施設分科会を2回開催しました

開催場所

柏市立柏中学校3階 視聴覚室

住所:柏市明原4丁目1-1

出席者

委員

荒井委員、富田谷委員、田中委員、宮内委員、稲生委員、伊藤委員、関口委員、河北委員、吉田委員、三浦委員、竹村委員、鈴木委員、大坂委員、竹内委員(計14名)

(石井委員、長委員、長妻委員、関根委員、石原委員、冨高委員 6名欠席)

事務局

田牧教育長、原田教育総務部長、松澤教育総務部次長兼教育政策課長、田村教育政策課副参事、柳澤教育政策課副主幹、平川教育政策課主事、古谷教育施設課長、大滝教育施設課副参事、糸川教育施設課副主幹 (計9名)

会議の概要

  1. 開会
  2. 教育長あいさつ
  3. 総務分科会報告
  4. 協議
  5. その他
  6. 閉会

総務分科会報告

これまでの総務分科会での意見交換の状況について報告を行い、地域協議会としての学校統合のあり方に関する意見集約案を

「条件付きながら、学校統合による義務教育学校の設置に賛成する」

と示した。

また、学校統合等に賛成するための具体的な「条件」やその条件を満たすための「具体策」の案などについて、詳細な説明があった。

さらに、これらの条件が認容される範囲によっては、学校統合等に関する地域協議会の意見は、「賛成」ではなく「容認」や「慎重に継続検討」などとならざるを得ない場合があるとの言及もあった。

 

 

意見集約案に関する質疑応答・意見交換

(委員)

意見集約案は、これまでの議論で出た意見をまとめたものか

(副座長)

そのとおり。これに加え、地域協議会として「条件付き賛成」という案をもって、それぞれの保護者や地域等所属先で説明を行い、意見聴取したことを反映させていきたい。

 

(委員)

条件としてはこれでよい。2週間前に、柏中付近で事故があった。交通量が多いという地域の交通事情を考慮した安全対策が必要。

 

(委員)

スクールバスの運行について、具体的な検討状況を提示した方がよいのではないか。

(事務局)

スクールバスについては今後検討していくべき部分もありますが、運用については柔軟に行っていく考えです。今後、対象学年や希望する児童数、バスの停留所などの詳細を検討していきます。

 

(委員)

「誰一人取り残さない学校教育」を進めていくうえで、不登校や特別支援教育への配慮はもちろんだが、学力が高い子どもへの対応も必要である。飛び級なども含め、どのようなことが検討できるか。

(事務局)

一人一台端末を活用して発展的な学習に取り組んだり、苦手な子どもに教え合いをさせたりすることで、学習が得意な子どもたちへの支援を行っています。飛び級については、制度上困難なことも多いと思いますが取扱いを確認します。

 

(委員)

学区外就学制度を使った場合、中学校段階から義務教育学校へ就学することは可能か。

(事務局)

学区内に住む児童生徒であれば、中学校段階から就学することも問題ありません。

 

 

グループワーク

Aグループ

  • 不登校児童生徒への対応は大切。義務教育学校として、校内支援センターの設置や個別支援教員の配置など、前期課程にも手厚い対応が図りやすくなるのがよい。
  • 協働的な学びや習熟度別学習など、質の高い学びを実現できるとよい。
  • 小中学校間の関わりとして、中学生による小学校低学年児童への読み聞かせや、部活による交流が図れるとよい。
  • 職員室が1つになることで、小中学校間で情報共有がしやすくなり、柔軟な対応やきめ細やかな対応がとりやすくなる。
  • 中学生のボランティアが盛んに行われているので、地域との協働として継続してほしい。
  • 地域ルームは土日も地域に開放できるとよい
  • それぞれの子どもたちが活躍できる学校にしてほしい

 

Bグループ

  • 学校としての魅力を高める取り組みは、どれもよいことなので実現できることを望む。
  • 少人数指導のよさと、小規模校のよさには違いがあるのでは、との意見もあった。
  • 現在の柏中学校の生徒に加えて1,000人近くの児童が一度に増加するが、通学路の混雑が予想され、安全面で不安。
  • 安全確保のため、登下校の時間をずらす、校門を多く開放するとよい。

 

Cグループ

  • 将来、増築などで校庭が狭くならないよう配慮した計画としてほしい。
  • 全校での合唱祭など、1~9年生の縦のつながりを充実させた行事の設定ができるとよい。
  • 学習が得意な子どもへの対応として、上の学年の授業を受けられるようにするなど、上位の子どもをより伸ばすような枠組みや工夫を導入できるとよい。
  • 教職員にとっても魅力のある学校にするための具体策を考えていけるとよい。

 

意見集約に向けて

  1. 地域協議会としての学校統合に関する意見集約案「条件付きながら、学校統合による義務教育学校の設置に賛成する」に、本日議論していただいた具体策を追加し、中間の意見集約案とする。
  2. 中間の意見集約案としてまとめたものをもとに、地域協議会委員が主体となり、地域住民や保護者等に説明を行い、意見聴取をしていく。(第4回総務分科会までに)
  3. 地域住民や保護者等の意見を踏まえ、地域協議会としての意見集約(最終案)として取りまとめていく。

その他意見

  • 地域協議会で掲げた条件や前提について、実現していくことが重要。具体策の実現を担保するためにも、その取組方法や枠組みについて学校運営協議会等で確認していくのも一つの案となる。
  • 1~9年生の縦割り活動を充実させていくことも大きな魅力となる。
  • 「誰一人取り残さない学校教育」と「できる子どもをより向上させる工夫」の両立を図っていく必要がある。

お問い合わせ先

所属課室:教育総務部教育政策課

柏市大島田48番地1(沼南庁舎3階)

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