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令和6年度第2回地域協議会の開催状況

1 開催日時

令和6年10月29日(火曜日)午前10時~正午
※これまでに、総務分科会を2回、施設分科会を2回開催しました

2 開催場所

柏市立柏中学校3階 視聴覚室

住所:柏市明原4丁目1-1

3 出席者

(1) 委員

荒井委員、富田谷委員、田中委員、宮内委員、石井委員、稲生委員、関口委員、吉田委員、竹村委員、鈴木委員、石原委員、竹内委員、大坂委員(計13名)

(長委員、長妻委員、伊藤委員、河北委員、三浦委員、関根委員、冨高委員 7名欠席)

(2) 事務局

原田教育総務部長、松澤教育総務部次長兼教育政策課長、田村教育政策課副参事、柳澤教育政策課副主幹、平川教育政策課主事、古谷教育施設課長、大滝教育施設課副参事、糸川教育施設課副主幹、竹内教育施設課主任 (計9名)

4 会議の概要

  1.  開会
  2. 各分科会より報告
    • 総務分科会より
    • 施設分科会より
  3. 協議
  4. その他
  5. 閉会

5 意見交換(グループワーク)

Aグループ

  • 通学路の安全、通学区域、将来の児童生徒数の増加について、不安がある。
  • 地域協議会だけでなく、当事者である保護者、子どもの意見も聞いた方がよい。
  • 小学生用の遊具を充実させるなど、余裕を持った施設にしてほしい。
  • 地域住民に対して、地域協議会委員が窓口となり、各地域・団体の意見を聴き取った方がよい。
  • 各校のPTAに対し、地域協議会が説明主体となり、この地域協議会でとりまとめた意見集約の方向性について説明を行っていく。「魅力ある学校」となるように、委員として望むメリットや学校像を市に提言していき、「通わせたくなる学校」を目指していく。
  • 施設分科会で取り扱っていた施設に関する事項については、地域協議会で出された意見がどのように反映されたのか、反映されなかった場合にはどのような理由からなのか、といったことも教育委員会と意見交換を行い確認していく必要がある。

Bグループ

  • この地域協議会に参加し今回の事業について理解を深めてきた委員と、地域や保護者の方との間には温度差がある。
  • デメリットへの具体的な対応を説明できなければ、保護者や地域住民からの納得感は得られないのではないか。
  • 教職員を手厚く配置することや最新のトイレを整備するなど、通いたくなるような学校施設とし魅力を高めていくことが重要。

6 質疑応答・意見

(1)主な質疑応答

(委員)

柏市全体の児童生徒数の推移だけでなく、柏駅西口北地区再開発による中高層マンションの開発状況の見込みも踏まえた柏中学校区の学校での児童生徒数の推計が知りたい。

(事務局)

西口北地区再開発については動向は注視していますが、現時点では具体的な建設時期や戸数等を把握していません。市教育委員会としても、引き続き情報収集に努め、開発による影響も考慮して校舎等の学校施設は整備していく考えでおります。

柏中学校区の児童生徒推計については、現在当該学区内に住んでいる未就学児の数から算出すると今後の児童生徒数はおおむね横ばい傾向であり、各学校別にお伝えすると、柏第一小学校と柏中学校で微増、旭東小学校で微減と推計しています。

 

(委員)

義務教育学校でのメリットが中心に説明があったが、文部科学省が示していることは本当に実現できるのか。大規模になったらどんなことが起こるのか説明してほしい。

(事務局)

市教育委員会ではこれまでに、文部科学省による調査報告だけでなく、教育委員会として、市内、市外問わず、比較的規模の大きな学校の視察を行ってきました。それら学校への視察を通じて得られた情報については、メリットだけでなく課題についてもその対策とあわせてお伝えしています。

 

(委員)

地域から受ける相談の中には、旭東小学校を統合するメリットが感じられないという相談が多い。丁寧な説明を進めていく必要がある。

(事務局)

小中ギャップの緩和や施設整備の面からも、将来の旭東小学校にとってのより良い教育環境を考えると、このたびの義務教育学校の中に含めることが望ましいと考え、これまで説明してきました。疑問や不安については、今後、出前講座型の意見交換会を実施し対応する考えです。地域からそれら意見交換会を求めるお声が上がった場合には、教育委員会まで連絡するようにお伝えいただければ幸いです。個別に日程等を調整した上で丁寧な説明・意見聴取を行っていきます。

 

(委員)

柏中学校敷地内にプレハブを建てて柏第一小学校のみ移転することは検討しなかったのか。

(事務局)

一時移転する案についても検討しましたが、仮設校舎とは言え、子どもの教育環境を考えるとコストを抑えて簡素な造りにすることはできず相当のコストを要することや通学路が一時的に変更となることのほか、小中一貫教育を効果的に進めより良い教育を行うためには、施設一体型の義務教育学校の設置へ向けて検討を進めていくことが望ましいという結論に至ったものです。

 

(委員)

地域として統合に反対したら後戻りはできるのか。

(事務局)

一部不安に感じる声があるのは承知していますが、逆に、旭東小学校の保護者や地域住民の中には義務教育学校に期待する方々もおり、市教育委員会にもそのご意見は届いています。不安を抱いている方に時間をかけて説明していき、不安を解消していくことが望ましいと考えています。11月からは要望に応じて「出前講座型の意見交換会」を開き、丁寧に意見聴取と情報共有を進めていく考えです。

 

(委員)

柏中学校区だけではなく、全市的な計画はどのように進んでいるのか。

(事務局)

令和5、6年度の2カ年をかけて策定を進めている「柏市未来につなぐ魅力ある学校づくり基本方針」において将来の望ましい学校のあり方について幅広く審議を進めています。

 

(2)意見

  • 学校統合するのであれば、みんなが通いたくなる魅力ある学校ができるとうれしい。そのような魅力が見えてくるように進めていきたい。
  • 旭東小学校には、小さい学校としての良さがある。小規模な学校であっても柏中学校に進学してから活躍している子どもたちもいる。
  • 不安を抱いている保護者に対して、どのように不安を取り除き賛成してもらえるかが大切。これまでに説明している小中ギャップの緩和や施設面のメリットだけでなく、保護者が納得感を感じる魅力を高める方策について、地域協議会で考えていく必要があるのではないか。

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所属課室:教育総務部教育政策課

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