更新日令和4(2022)年10月24日

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令和4年度第1回柏市健康福祉審議会高齢者健康福祉専門分科会会議録

1.開催日時

令和4年7月21日(木曜日)午前10時~正午

2.開催場所

柏地域医療連携センター1階研修室

3.出席者

委員(敬称略)

須田仁、中山宙久、井部泰子、狩野宏樹、﨏久美子、平野清、堀田きみ、山名恵子、渡部昭(以上9名)

事務局等

保健福祉部長(高橋 裕之)

保健福祉部理事(吉田 みどり)

福祉政策課長(橋本 圭司)

福祉総務課長(虻川 純子)

地域医療推進課長(梅澤 貴義)

高齢者支援課長(宮本 さなえ)

地域包括支援課長(恒岡 真由美)

法人指導課長(渡邊 浩司)

障害福祉課長(渡辺 清一)

生活支援課長(矢部 裕美子)

柏市社会福祉協議会事務局長(山下 嘉人)

4.配布資料

事前配布資料

資料1-1 第8期柏市高齢者いきいきプラン21の実績について(令和3年度 取り組み編)―総括版―(PDF:232KB)(別ウィンドウで開きます)

資料1-2 第8期柏市高齢者いきいきプラン21の実績について(令和3年度 取り組み編)―全体版―(PDF:636KB)(別ウィンドウで開きます)

資料2 第8期高齢者いきいきプラン21の実績について(令和3年度 サービスの事業量等編)(PDF:981KB)(別ウィンドウで開きます)

資料3 第9期柏市高齢者いきいきプラン21の方向性について(PDF:1,112KB)(別ウィンドウで開きます)

資料4 会議次第(PDF:56KB)(別ウィンドウで開きます)

当日配布資料

当日資料1 委員名簿(PDF:82KB)(別ウィンドウで開きます)

当日資料2 柏市重層的支援体制整備事業(事業概要)(PDF:3,422KB)(別ウィンドウで開きます)

5.議事(概要)

(1)第8期柏市高齢者いきいきプラン21の実績について(令和3年度 取り組み編)

(高齢者支援課、福祉政策課、地域包括支援課、地域医療推進課から、資料1-1及び1-2「第8期柏市高齢者いきいきプラン21の実績について」に沿って説明。)

(平野委員)

新型コロナウイルス感染症は収束が見えず、まだ続くと思われる。ICTの強化について事務局の考えを伺いたい。

(事務局)

コロナ禍にあって注目されているので、それぞれの関係部署や本支所等でもオンライン導入をしてICT化を図っている。今後も引き続き市としてきちっと取り組んでいきたい。

(渡部委員)

福祉の総合相談窓口について、福祉以外の複合化した相談が増えているとあるが、どういった例があるか、また数は多いのか伺いたい。

(事務局)

住宅や就労の問題、経済的な事情等の相談が増えている。令和3年度の数字では相談件数が合計2万件近く、相談者数は通算すると4,400人の方にお越しいただいている。

(2)第8期柏市高齢者いきいきプラン21の実績について(令和3年度 サービスの事業量等編)

(高齢者支援課から、資料2「第8期柏市高齢者いきいきプラン21の実績について」に沿って説明。)

(平野委員)

認定者数について、増えているか。

(事務局)

増えている状況にあると思われる。令和3年度に関しては、特に要支援1の方が増えなかった理由として、今までは、介護保険の更新申請をする際にご申請ください、というだけであった案内を令和3年度からは、更新申請をする際に、介護サービスが必要となりました際に改めてご申請くださいというような方式の案内に変えております。また、新型コロナウイルスの影響もあり、あまり増えなかった理由かと考えております。今後については、また伸びていくのではないかと考えています。

(堀田委員)

施設の施設名や事業所について市民には区別がつきにくいので、分かりやすくどこかに入れておくといいのではないかと思う。

(事務局)

記載について検討させていただきたい。

(須田会長)

次期計画策定について、令和2年~5年度の実績を基に策定するため、コロナ感染下での利用控え等イレギュラーな部分を考慮した上で検討していきたい。

(事務局)

これまでは高齢者人口が増加していくことでサービス利用者や給付費も増えていくという想定で推計していたが、新型コロナウイルスの影響によって想定どおりに進んでいないことを痛感している。ただ、令和3年度の終わり頃から、新規認定申請者数なども増えてきていますので、今年度の動きを特に注視していく必要があると考えている。他市の状況や国の助言など情報収集をしながら取り組んでいきたい。

(3)第9期柏市高齢者いきいきプラン21の方向性について

(高齢者支援課から、資料3「第9期柏市高齢者いきいきプラン21の方向性について」に沿って説明。)

(平野委員)

資料3、4ページの医療サービス関係者という表現について、医療はサービスではないという考えの方もあるので書き方をもう少し工夫した方が良い。

(渡部委員)

サービスの基盤等について事業所の数などを考えるときはバランスが重要ではないか。例えば高齢者の住まいを考えると特養やグループホーム、サ高住、有料老人ホームなどになると思うが市民の方が利用するときのバランスが非常にアンバランスである。柏市の20ぐらいの小圏域で1つしかないところもある。利便性やアクセス、土地の問題もあるだろうが、計画の中で少し考えていただきたい。

(事務局)

市で公募をして数量をコントールできるサービスと、コントロールできない民間主導でされるサービスそれぞれあり、特に有料、サ高住などは交通の便のよいところにつくられる傾向がある。特養に関しては土地の確保であるとかさまざまな事情で調整区域に建てられることが多いが、公募をするときには高齢者人口が多く、今後、利用者が増えるところにできていただくのが本来は一番よいことから、特養のような大規模なものを圏域を指定して募集する難しさがある。定期巡回や小規模多機能については土地の問題などそれほど影響がないサービスなので、募集の際には圏域なども考慮したいとは考えている。

(堀田委員)

資料3の4ページ、生活支援については担い手の問題を考えると厳しい状況になるかと思う。地域で生活支援サービスを整えていくという意識で地域づくりを進めていくことが条件になると思うので、重層的な支援システムをつくりましょうというだけではなく、どうやったらつくれるかということを考えていかなければいけない。そこのところを入れていただきたい。

(事務局)

ご指摘のとおりだと感じる。9期の計画策定に当たっては実際にプロの介護職員の人材不足は深刻な状況にあり、地域で活動される方も共働きがスタンダードになってきているため日中、地域で活動できる若い人はほとんどいない時代に入ってくる。またこれまで地域で活動し支えてきてくださった方々の高齢化という切実な事情もある。非常に難しい課題ではあるが、9期計画では触れなければならないと感じている。元気な高齢者の方の中で、地域に目を向けたいという方も少なからずいらっしゃるという実態もあるので、そこをどう誘導していくか、その辺りも具体的に踏み込んで9期では表していきたい。またさまざまなご意見をいただきたい。

(須田会長)

2040年を目指してとなると、2040年のときによりよい形になっているようにする。そのために、今2023、2024年にどうしていったらいいのか逆算すると、予防していくという視点が必要になる。また、福祉分野だけではなく、横断的に考えていったほうがよい。

2040年には団塊ジュニア世代が高齢者になり、現在65歳の前期高齢者が後期高齢者になるため、そこに焦点を当てて今から何をやっていくか、やっていくのがいいのか、事前に手を打つということを打ち出したほうがいいのかと思う。

(事務局)

ご指摘のとおり、福祉だけではなく住宅政策の部門等と横断的な対応が必要だということは感じている。今年度始まった重層的支援のほうで具体に取り組み、いきいきプランにもしっかり具体に表していかなくてはいけないと感じている。

6.報告事項

重層的支援体制整備事業について

(福祉政策課から、資料4「令和4年度から柏市重層的支援体制整備事業が始まります」に沿って説明。)

(渡部委員)

相談の中でやはり住居問題がたくさんあるので、何かお手伝いできないかということで取り組んでいるが、皆さんのご協力を得ながら一層取り組んでいきたいと思っている。

7.傍聴

傍聴人数

0名

8.次回開催日程

令和4年10月6日(木曜日)開催予定

お問い合わせ先

所属課室:健康医療部高齢者支援課 計画調整担当

柏市柏5丁目10番1号(本庁舎別館2階)

電話番号:

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